オネムの映画鑑賞メモ

2019年素晴らしいドラマのような1年になりますように!

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ブーリン家の姉妹

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ブーリン家の姉妹(2008)
THE OTHER BOLEYN GIRL


《愛は、分けられない。
最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。
世界を変えた華麗で激しい愛の物語。》


イギリスの歴史は興味深いですね。
この物語は、歴史上大スキャンダルを起こしたヘンリー8世にかかわった、ブーリン家の姉妹にフォーカスを当てているので、やや小規模な歴史物語という印象を受けましたが、
出演俳優が豪華で、演技も素晴らしかったです。


ヨーロッパの歴史を大きく揺り動かした一大スキャンダルとして知られるイングランド国王ヘンリー8世の結婚、世継ぎ問題を背景に、エリザベス1世の母となったアン・ブーリンとその妹メアリーが辿る愛憎渦巻く数奇な運命を描く歴史劇。新興貴族ブーリン家の野望のため王室へと送り込まれた美しく対照的な姉妹が、ヘンリー8世の寵愛を巡って確執を深めていくさまをドラマティックに綴る。出演は姉アン役にナタリー・ポートマン、妹メアリー役にスカーレット・ヨハンソン、ヘンリー8世役にエリック・バナ。フィリッパ・グレゴリーの同名小説を「クィーン」のピーター・モーガンが脚色、俳優としても活躍するジャスティン・チャドウィックが劇場用映画の初監督に挑んだ。
 16世紀、イングランド。国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦りを感じていた。そこに目を付けた新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。ところが、ヘンリーが見初めたのは、商家の息子と結婚したばかりの次女メアリーだった。ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。先に嫁いだ上に、王の愛人の座まで横取りされてしまったアンは、次第にメアリーに対して嫉妬と憎しみを抱き始めるが…。


王位継承者に男子をというのは、王となって王妃や愛人にたくさん子を産ませ、血族を増やすためですね。女王だと、どうしても生める子供の数に限りがありますから。
どうも、男尊女卑の元凶のような考え方でいやなのですが、そんな世の中、女性のほうも男性の社会的地位や権力にひかれて結ばれようとする。どっちも、どっちの駆け引きにお家や親族が策謀をめぐらし、この作品のアンとメアリーのような数奇な運命をたどる人もでてきたのですね。

イメージ 3ヘンリー8世は、大柄だったので、エリック・バナが演じたのでしょうが、実際、残っている甲冑のアノ部分も大きかったそうで、精力絶倫王だったようでございます。

一度はフランスに追いやられ、戻ってきたアンは、王を思いのままに自分の虜にし、自分と結婚したいなら・・・と王をじらし、国の立場を大きく変えてしまうほどのことをさせるんですねー!
女王を追い払い、自分がその地位に着くためには、離婚できる状況にしなくてはならない、ということで、結果、王がしたことといったら、歴史に残るようなことだったのですね。

1:ローマ・カトリックから破門される
2:プロテスタントのイギリス国教会を作る
3:最初の妻、キャサリンと離婚
4:当時のイギリス一の知識人、トーマス・モアを斬首刑にする

そして、男子を産むためにアンは必死になります。

そこから、アン(ナタリー・ポートマン)、アンの弟(ジム・スタージェス)、メアリー(スカーレット・ヨハンセン)の運命はくるっていきます。

話を戻して、ブーリン姉妹の父親である、サー・トーマス・ブーリン、情けない系男性を申し分なく演じたのはマーク・ライランス。妻の弟ノーフォーク公爵(デヴィッド・モリッシー)の言うがままに、娘たちを王の愛人に差し出してしまいます。

格落ちの結婚を愛のためにしたという妻がクリスティン・スコット・トーマスで、彼女は女として、妻として、母親としての苦しみや腹立ちを素晴らしい演技で、魅せてくれました!

彼女の弟がもとはといえば、アンを王の愛人にという策謀を持ちかけてきたことから、この家族の悲劇が始まっていくわけですが、アンが生んだ女児は、後にエリザベス1世となるわけで、「エリザベス」や「エリザベス ゴールデン・エイジ」へとつながっていくので、見直してみると面白いかもしれません。

最初の女王キャサリンを演じていたのは「テシス」のアナ・トレントでした。すごく年取っているように見えて、だれだかわかりませんでした。この女王もかなりな強気な方だったみたいですね。

アンと弟のことを、ノーフォーク公爵に告げ口しに行くジェイン・パーカー役が、「つぐない」で、事件の発端となる少女ローラを演じたジュノー・テンプル。劣等感のある屈折した表情でした。

「エリザベス」を見たときのような、高揚感はなかったですが、この時代の歴史を詳しく知りたいと思わせるに十分な題材の作品でした。


監督: ジャスティン・チャドウィック
製作: アリソン・オーウェン
原作: フィリッパ・グレゴリー
『ブーリン家の姉妹』(集英社刊)
脚本: ピーター・モーガン
衣装デザイン: サンディ・パウエル
音楽: ポール・カンテロン
出演: ナタリー・ポートマン アン・ブーリン
スカーレット・ヨハンソン メアリー・ブーリン
エリック・バナ ヘンリー8世
デヴィッド・モリッシー トーマス・ハワード(ノーフォーク公爵)
クリスティン・スコット・トーマス レディ・エリザベス・ブーリン
マーク・ライランス トーマス・ブーリン卿
ジム・スタージェス ジョージ・ブーリン
ベネディクト・カンバーバッチ ウィリアム・ケアリー
オリヴァー・コールマン ヘンリー・パーシー
アナ・トレント キャサリン・オブ・アラゴン
エディ・レッドメイン ウィリアム・スタフォード
ジュノー・テンプル ジェーン・パーカー
トム・コックス
マイケル・スマイリー
イアン・ミッチェル
アンドリュー・ガーフィールド
ビル・ウォーリス

 

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じゅりさん☆ブーリン姉妹に焦点を絞った意図がわかる作品でした。逆にヘンリー8世のことをもっと詳しく描いてほしかった方には物足りなかったかもしれませんが、女の駆け引き、面白かったです。
気管支炎長引いてます。お気遣いありがとうございます。

2008/10/31(金) 午後 9:49 オネム 返信する

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カルトーシュさん☆ヘンリー8世をめぐる話は面白そうなので、時間が出来たら、私も本を読んでみたいと思います。今回、配役が女優陣の方が有名どころだったので、男優の評価がもう一つなのもよく読みますが、私は、大変満足でした。
TBありがとうございます。

2008/10/31(金) 午後 9:58 オネム 返信する

あはは、ヘンリー8世の肖像も載せて下さったのですね!
最後は美食による「かっけ」で死んでしまうんですよね。
主演2人の美しさ、そして熟女2人の迫力がたまらなかったです。
TBお返しさせて下さいね。

2008/10/31(金) 午後 10:55 [ リリー ] 返信する

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リリーさん☆女の世界のドロドロものは自分に火の粉がふってかからなければ、見ている分には面白いですよね。ヘンリー8世はかっけで死んでしまうんですか!?肖像ではかなりお太りになってますよねー。
TBありがとうございます。

2008/10/31(金) 午後 11:07 オネム 返信する

歴史には疎いので、これを観れば物知りになれそうですね!
ヘンリー8世、名前は知ってますが、こういう方だったんですね!!
この作品は、女同士の駆け引きが楽しめそうですね☆

2008/11/1(土) 午後 2:13 ゴルバチョフ剛 返信する

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ブーキーさん☆忙しい男性はこういう女性のドロドロ劇を見る時間が惜しいと思うかも知れませんが、歴史の側面を垣間見られるので、世界史の課外授業のようでおもしろいっす!

2008/11/1(土) 午後 6:48 オネム 返信する

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姉妹の確執に焦点を当ててるので確かにこじんまりした作品になってる印象はありましたが、当時の歴史がわかり易かったです。
あのお母さんの存在は救いでしたね。
TBお返しさせてもらいますね。

2008/11/2(日) 午前 9:48 くみょん 返信する

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おぉ〜、歴史スキャンダルですか。 興味深い題材です〜。
キャストも魅力です。 DVDになるかもですが、観てみたい一作です! ^^

2008/11/2(日) 午後 4:17 サムソン 返信する

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歴史モノは料理の仕方でいかようにも面白く作れますね。今回は、大奥にたとえられていましたが、女性は政略結婚の道具に使われる運命にありながらも、それなりの思惑があって興味深く観られました。
TBありがとうございます。

2008/11/2(日) 午後 10:33 オネム 返信する

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サムソンさん☆DVDでも十分楽しめると思いますので、出たらぜひご覧くださいね。女の本音見せてもらえますわよ〜!

2008/11/2(日) 午後 10:35 オネム 返信する

これも観たいと思ってますが、劇場へは行けそうにないんですよ…
エリック・バナも出てるんですね!好きです、彼♪
内容も歴史に疎い私にはお勉強になりそうなので、DVDが出たら、じっくり観てみたいと思ってます♪

2008/11/7(金) 午前 1:43 R*alph 返信する

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ラルフさん☆これはDVDでも十分楽しめるんじゃないかと思います。
劇場鑑賞作品としては、ブーリン姉妹に焦点を当てて、ヘンリー8世の歴史的な部分が大幅に省略されているので、割と小粒な作品のイメージですから。ごゆっくり〜♪

2008/11/7(金) 午前 1:50 オネム 返信する

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英国の歴史に疎いですが、この愛憎劇は悲惨でしたね。

2009/4/5(日) 午後 2:14 mossan 返信する

絶対的権力者に娘を差し出して一族の栄達を謀った・・というのは、世界中同じなんですね。
この時代に「愛を優先させた」と仰るお母様が毅然として素敵でした。
王の寵愛を受ける事を目的として「就活」や「婚活」のように勤しむ姿はスリル満点でしたが、歴史物語で結末を知っているだけに観ているのがちょっと辛かったです。
コチラからもTBさせていただきますね。

2009/4/8(水) 午前 9:23 [ kom*mo*in*y ] 返信する

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りんずさん☆そうですね、愛を優先させた・・・といっていた彼女ですが、歴史上では彼女もヘンリー8世の寵愛を受けた女性ではなかったかな・・・。夫、ふがいない描かれ方でしたが、それがまた、マーク・ライランスの風貌にぴったりで、満足でした。
TBありがとうございます。

2009/4/8(水) 午後 2:01 オネム 返信する

悲しい愛憎劇でしたね。。。
歴史好きな私には大満足な作品でした。
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンも豪華だった。
ヘンリー8世、こ奴!!
エリック・バナでは、いい男過ぎですね(^^)

2009/8/10(月) 午後 11:30 sei 返信する

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seiさん☆歴史モノは衣装や調度品が素晴らしくてそれだけでも鑑賞の価値があるといつも思います。
エリック・バナは、やはりいい人のイメージが強くて、ヘンリー8世の既成のイメージとちょっとちがったかも・・・

2009/8/16(日) 午後 6:08 オネム 返信する

待ちに待って、ようやく観ました。
いや〜。面白かったです。
この時代は好きですし、キャストも良くて見入ってしまいました。
どこの国でも、悲しい女たちが国を作ったんですね。
TBお返しさせてくださいね☆

2010/1/29(金) 午後 9:26 なぎ 返信する

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なぎさん☆イギリスの歴史物は面白いですよね。衣装や調度品もうっとり見られるし。露と消えた命、多かったのでしょうね。
TBありがとうございます。

2010/1/30(土) 午前 0:08 オネム 返信する

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mossanさん☆レス付け忘れていました。すみません。
歴史物は重厚な感じがして好きです。
キャストも良かったです。

2010/1/30(土) 午前 0:09 オネム 返信する

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