オネムの映画鑑賞メモ

2019年素晴らしいドラマのような1年になりますように!

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レスラー

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レスラー(2008)
THE WRESTLER


上映時間 109分
製作国 アメリカ
ジャンル ドラマ
映倫 R-15

《人生は過酷である、ゆえに美しい。》


ミッキー・ロークが、かつて栄光のスポットライトを浴びた人気プロレスラーの孤独な後半生を、自らの波瀾万丈の俳優人生と重ね合わせて哀愁いっぱいに熱演し賞賛された感動の人生ドラマ。

共演にマリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド。

監督は「レクイエム・フォー・ドリーム」「ファウンテン 永遠につづく愛」のダーレン・アロノフスキー。
 
ランディ・ロビンソンは80年代に大活躍したプロレスラー。しかしそんな栄光も今は昔、それでも彼は老体に鞭打ちながら小さな地方興行に出場して細々と現役を続ける不器用な男。

ひとたびリングを降りれば、トレーラーハウスに一人で住み、スーパーマーケットのアルバイトで糊口を凌ぐ孤独な日々。

そんなある日、長年のステロイド常用がたたって心臓発作で倒れたランディは、ついに引退を余儀なくされる。

急に戸惑いと不安で心細くなったランディは、馴染みの年増ストリッパー、キャシディに心の安らぎを求めたり、長らく疎遠となっていた娘ステファニーとも連絡を取り修復を図ろうとするのだが…。

allcinemaより


わたしの住む地域ではお盆に遅れて公開されたので、観ることが出来ました。

まだ美しかった頃から、ミッキー・ロークのファンだったんです、実は〜〜^_^;

レスリング自体はあまり興味はなくて、タイガーマスクという漫画が面白かったくらいしか、レスリングについては何も知らないのですが、ショーとして、彼らはあんなふうに、痛々しい努力をしているわけなんですね。

わたしは、怖いものも痛いものもわりと平気でみられるのですが、あそこまで、ショーアップするために打ち合わせをして、体を痛めつける仕事なんですね。

サーヴィス精神旺盛な自虐的レスラーたちの生活の裏側を見ながらも、
映画を観終わって最初に口をついて出たのが、『こんな風体になっても、ミッキー・ロークってなんかかわいいよね。』でした。
一緒に観た妹も『目元が全然変わってなくて、かわいい』と、ちょっと普通の人の反応とは違う感想かもしれませんが、わたしたちが思ったのはまずそこでした。

作品は、冒頭、ランディの後姿を追って、表情を映し出しません。
ロークは背中で過去の栄光から遠ざかったレスラーの哀愁をにじませていましたが、そこには、落ちぶれたとか、今は貧しいとか、そういう哀れさはあまり感じなかったんです。

今出来ることをしている、いやいやではなく、痛めた体に鞭打ちながらも前向きに生きている男の姿が尊厳を忘れていないように映りました。

心臓発作が起こってからは、娘のステファニーとの関係を修復させようと試みたり、ストリップダンサーのキャシディにこころのよりどころを求めていったり、引退を考えて、生活を変えようとするのですが、なかなか、思うようには回っていかないのです。

引退できなければどうするか。

男として、彼の居場所はソコしかない!

彼の決意と神々しくさえみえる勇士に感動して、最後は涙してしまいました。

劇場鑑賞できて、良かったと思います。
多分今年年末の作品選考では上位に入ると思います。

作品にも、ミッキー・ロークにも拍手です!
ブルース・スプリングスティーンの主題歌もしみましたね。

それに、忘れてはいけません、マリサ・トメイの体当たり演技も素晴らしかったです。
きれいな体なんだけれど、どこか年齢から来る疲れがあいまって、そこには子供を守っていく母親の生き様が、レスラーとはまた別の物語としてそんざいしているように感じました。

いい作品だったと思います。


【クレジット】
監督: ダーレン・アロノフスキー
製作: スコット・フランクリン
ダーレン・アロノフスキー
脚本: ロバート・シーゲル
撮影: マリス・アルベルチ
プロダクションデ
ザイン: ティム・グライムス
衣装デザイン: エイミー・ウェストコット
編集: アンドリュー・ワイスブラム
音楽: クリント・マンセル
音楽監修: ジム・ブラック
ゲイブ・ヒルファー
主題歌: ブルース・スプリングスティーン
出演: ミッキー・ローク ランディ・ロビンソン
マリサ・トメイ キャシディ
エヴァン・レイチェル・ウッド ステファニー
マーク・マーゴリス
トッド・バリー
ワス・スティーヴンス
ジュダ・フリードランダー
アーネスト・ミラー
ディラン・サマーズ


 

閉じる コメント(35)

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choroさん☆おおやはり最後涙でしたか!
ミッキー・ロークでよかったですね、この役。ニコラス・ケイジでもそれなりの作品にはなったでしょうが、やはり、ミッキーの生き様があって、さらに深みを増したような気がしますね。

2009/8/19(水) 午後 8:11 オネム

おー、観ましたかー♪
しかも今年の上位ってか!フフフッ、だよねー。
ТBさせてね☆

2009/8/19(水) 午後 11:22 butti

東京では小さな劇場でロングラン、私、8月になってようやく観ましたが、もう最高ですね、ミッキー・ローク。
ランディとミッキーに自分まで重ねて、ジーンとなりました。

2009/8/20(木) 午後 9:06 [ 鉄砲弥八 ]

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ブッチさん☆監督も前作がボロクソでしたから、ミッキーとともに大復活ですね。わたしはちょくちょくミッキーの作品は観ていたので、そこまで底辺に落ちていたという印象はなかったですが、それでもあっぱれな復活で、喜んでいます。
TBありがとうございます。

2009/8/22(土) 午後 3:41 オネム

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弥八さん☆男性にはさらにウケそうですね。ああ、ご自身も重ねちゃったんですね。わたしは、ミッキーがボロクソ言われているときもずっとファンだったので、今回の作品の感動はかなりなものでした。

2009/8/22(土) 午後 3:43 オネム

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ドンキュメンタリータッチな演出が良かったですね。
あと、キリストを彷彿させる演出も。

>わたしの住む地域ではお盆に遅れて公開されたので、観ることが出来ました。

名作にもかかわらず、公開規模が小さいのは泣けますね。

2009/8/27(木) 午前 0:27 [ Agent Orange ]

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Agent_Orange さん☆メル・ギブソンの「パッション」からの引用もあったりして、確かにキリストを彷彿とさせるものがあったのかもしれませんね。ミニシアター系作品は評判になったものがあとから来ると言うのが地方の悲しさでございます〜。

2009/8/27(木) 午後 8:44 オネム

私も密かにミッキーファンだったので、
彼の復活、再びスクリーンで観ることができるということはとても嬉しいです。
が、上映が1週間程度しかなかった為に観ることができなくてとても残念。
でも、よかったです。オネムさんが言われるように尊厳を忘れていないレスラー像なのですね。いずれ、きっと観ようと思います。

2009/9/2(水) 午前 8:40 hazakura

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SHIGEさん☆そうですかー。納得です。グッときますわね。
ミッキー・ロークはいい演技してました。彼をこの役に抜擢した監督さんもエライ!と思います。

2009/9/2(水) 午後 5:15 オネム

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はざくらさん☆おお、ミッキーの隠れファンだったのですね!
いい味出てましたよ。なにか、惨めな感じは受けなかったんですよね、私は。
DVD出たらぜひご鑑賞ください。

2009/9/2(水) 午後 5:17 オネム

遅くなりましたが劇場公開間に合いました♪
低予算になったとか、色々聞いていましたが、ここまで凄い作品だとは観るまで正直思っていなかったので、大きな衝撃を受けました。。
不器用ということは純粋でもある、という意味もあるのでしょうね。
最後は私も涙、涙でございました。
トラバさせて下さいませ。

2009/10/4(日) 午後 9:08 恋

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恋さん☆おお、まだ劇場公開しているところあったんですね!良かったです♪ミッキー・ローク良かったですよね。これからも渋い作品に出続けて欲しいです。
TBありがとうございます。

2009/10/5(月) 午後 4:49 オネム

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ミッキー・ロークの執念のようなものがこの映画から伝わってきました。

2010/1/21(木) 午後 10:42 mossan

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mossanさん☆ミッキー・ローク復活ですよねー。
本気の演技、感動しました。

2010/1/23(土) 午後 4:10 オネム

最後にリングに向かうシーンは、痛々しくもあり、けれど勇ましく、こんな生き様もあるんだ!!と、じーんときました。
ミッキー・ロークが演じたことに大きな意味のある作品でしたね。
彼の代名詞というべき作品になるかも知れないですね^^
TB,お返しさせて下さい☆

2010/5/5(水) 午後 8:36 A☆co

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Acoさん☆人生、成功したり、お金儲けたりしなくても、こんな風に燃焼するのもいいかもしれませんね。紆余曲折があっても、ある意味幸せにも思えます。
TBありがとうございます。

2010/5/5(水) 午後 11:49 オネム

娘の母親が出てこなくて、子連れのシングルマザー(同じく身体を張った仕事をしている)を絡ませた演出は良かったと思います。
ランディは基本的にはどこか許せちゃうキャラなので、孤独感をあまり味わうことなく生きてきたのではないかと思います。
惣菜売り場でも楽しく上手くやっていたように見えました。

引退時期って難しいです。
限界まで現役を続ける方もいれば、
あっさり引退してしまう方もいます。
どちらがどうとは言えないのですが、
自分が歳をとるごとにボロボロになってもストイックに現役を続けるアスリートを応援したくなる気持ちが強くなります。

生き様をみせていただきました。

2011/2/24(木) 午前 9:51 リンネル

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リンネルさん☆男としての生き様を考えさせられますよね。
退き時って、難しいです、ホント。
惣菜売り場のシーンも面白かったです。

2011/2/24(木) 午後 1:22 オネム

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はじめまして

友達とDVDでみました。レスラー人生もピークを過ぎ、娘とは絶縁状態、ステロイドの影響で心臓は弱っているありさまの中年レスラー ランディー。

娘さんとの約束すっぽかすのは さすがにマズイよ〜(´Ц`)

自分には「この場所しかない」不器用な生き方しかできないランディーは やはり 悲しい男です。

>まだ美しかった頃から、ミッキー・ロークのファンだったんです、実は〜〜^_^;
と、いうことは 同じローク主演で'88年に「ホームボーイ」を知っていますね。アメリカを渡り歩く流れ者のボクサーのジョニーのストーリー。

「レスラー」のランディとは また ちがった不器用さが「ホームボーイ」のジョニーにはありました。

同じローク主演で ふたつの作品の ふたとおりの不器用な男を比べるのも悪くなかったです。

2011/11/28(月) 午前 1:32 [ zebra ]

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zebraさん☆はじめまして。ミッキーロークの「ホームボーイ」は、ちょっと見た記憶がないです。ミッキーロークは、また今いろんな作品で観ることができて、嬉しく思います。「レスラー」は彼の代表作になるのでしょうね。

2011/12/1(木) 午後 8:33 オネム

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