オネムの映画鑑賞メモ

2019年素晴らしいドラマのような1年になりますように!

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ザ・ファイター

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ザ・ファイター(2010)

THE FIGHTER

メディア映画
上映時間116分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ギャガ)
初公開年月2011/03/26
ジャンルドラマ/伝記/スポーツ
映倫PG12
頂点へ。
 
解説
「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグが自ら製作・主演を務め、実在のアイルランド系ボクサー、ミッキー・ウォードの波瀾のボクシング人生を映画化した伝記ドラマ。
 
ミッキー・ウォードとその兄でかつての名ボクサー、ディッキー・エクランドが数々の挫折を乗り越え、二人三脚で再起を目指す中で家族の絆を取り戻していく姿を、迫真のボクシング・シーンとともに綴る。
 
ディッキー・エクランド役は「ダークナイト」のクリスチャン・ベイル。
共演に、メリッサ・レオ、エイミー・アダムス。
監督は「スリー・キングス」「ハッカビーズ」のデヴィッド・O・ラッセル。
アカデミー賞では、クリスチャン・ベイルとメリッサ・レオが本作での熱演でみごと助演賞部門のダブル受賞を果たした。
 
アメリカ、マサチューセッツ州。低所得者の労働者階級が暮らす寂れた街、ローウェル。兄ディッキーは、一度は天才ボクサーとしてスポットライトを浴びたもののドラッグで身を持ち崩してしまい、今ではあのシュガー・レイ・レナードからダウンを奪ったというかつての栄光にしがみつくだけの荒んだ日々を送っていた。
 
一方、対照的な性格の弟ミッキーもボクサーとして活躍するが、自分勝手な兄とマネージャーでありながらマッチメイクに無頓着な母アリスに振り回され連敗続き。ミッキーの新たな恋人シャーリーンは、悪影響ばかりの家族から離れるべきだとミッキーを説得するが…。
 
感想
オスカー助演男優賞・助演女優賞のW受賞ということで、その演技を確かめたいので観たかった作品です。
 
エンドロールで映し出されたディックとミッキーご本人を見ると、ディック役のクリスチャン・ベイルがなりきりの熱演だったのはよくわかりました。後頭部の毛を抜いたり、歯まで抜いた口元、しゃべり方がそっくりだったし、ベイルにしてみれば、減量などは当然のことのように思えますが、ここまで実物に近づけるための努力をするベイルってちょっとMじゃないかと思ったり^_^;・・・
 
メリッサ・レオの母親役も堂に入ったものでした。
 
でも、意外にも私は、話題の二人もさることながら、控えめにボクサーで弟のミッキーを演じていたマーク・ウォルバーグがいい味出していたなと思いました。
 
ただ、映画作品として好きかどうかというと、微妙でした。
 
個人的な理由ではありますが、私は、あまりにも濃い家族関係を描いた作品が苦手なので、最初のほうはかなりイライラする展開でした。
 
母アリスや兄ディックに支配されていると言っても過言ではないミッキーの態度が、31歳にもなってありえないとい従順さだと思ったし、シャーリーンが恋人になって、ミッキーの家族が彼のボクサーとしての妨げになっているという発言は、客観的にみて、正しいことではあるのだけれど、結局のところ、家族の次に、ミッキーに影響を及ぼし、支配する立場になったわけで、私には、ミッキーの自立心がかけているのがどうにも不満でした。
 
実話に基づいているということなので、ミッキーはそういう家族思いで、恋人思いで、忍耐強い、健気な性格の人だったのでしょうが、ここで描かれる人間像は、わたしには、とうてい魅力的とは思えませんでした。
 
生活や知的レベル、地域性などが、影響を及ぼしたのでしょうが、まあ、自己中の私にとっては、ミッキーの従順さはイラつくばかりでした。
 
ただ、それでも、最終的にディックとミッキーの信頼関係が再確認されるところでは、理屈を超えた家族愛を感じましたし、ディックの更生もじわっとしみてくるものがありました。
 
スポーツは大好きなので、最後のボクシングシーンは、かなり、入れ込んで観てしまいました。
 
このドラマのような経過があって、身勝手な母親アリスも薬中だったディックも変化したのは、この家族にとって良かったことなのでしょう。
 
私にとっては、作品全体としては、拍手喝采・大絶賛というものではなく、涙が出るほどのカタルシスもありませんでした。
ここら辺は微妙に、見る人によって感じ方は違う作品だと思うので、とても感動する人もいるかもしれません。
 
クリスチャン・ベイルは、バットマンより演じていてきっと幸せだっただろうなと思います。
役者魂を発揮できる役です。
メリッサ・レオも遅咲きながら、ここ2年で映画のほうでもブレイクして、ドラマ時代からのファンとしては嬉しく思います。
 
上手くまとまっていた作品ではあるかなと思います。
 
で、正直なところ、演技だけでみると、オスカーの助演男優賞は、私だったら、「英国王のスピーチ」のジェフリー・ラッシュに僅差で差し上げたいと思います。もちろんベイルも優劣つけがたく素晴らしかったですが。。。
 

閉じる コメント(14)

確かにこのクリスチャン・ベイルはスゲェ〜って思いますけれど…やり過ぎかなって…とも思います。そこまでするのは凄いけど…演技の域を超えている。確かにMかも??? 作品としてはオネムさんの言うとおりでまとまっている作品でしたね。目新しくはないけれど。

2011/5/23(月) 午前 0:39 花信風

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シュガー・レイ・レナードと同世代ボクサーだったんだね。
ダウンシーンだけは日本のニュースでも放映されたかな?
他にアーロン、ハグラー、ハーンズ、デュランに比べても超地味みたい。天才つーのが微妙だが、無名にチカほど映画ネタになる。
エイミー・アダムスは変わらず可愛いかな。。。。

2011/5/23(月) 午前 7:50 [ esu**i123 ]

なるほどなるほど。僕も期待の割りに今年のベストシネマに入るほどの満足度は得られませんでした。主人公のタイプは違えどどこか『レイジング・ブル』を思い出しながら観ていましたが人間関係での距離感に『レイジング・ブル』のような上手さがあったら印象も違ったような気がします。ま、悪い映画ではなかったですよね。

2011/5/23(月) 午前 8:29 butti

なんだかとっても鋭いレビューですね〜そうそうって何度もうなずいちゃいました(笑)
このクリスチャン・ベイルはなりきりでしたね〜
ただ個性があるだけになりきりやすい面もあったかも?って気もしないでもなかったですが。
なんともアメリカの家族って感じで日本人からみるとちょっと違和感があったよううな?なかなか共感しにくかったかもですね。
おっしゃるように最終的に二人の信頼関係が再確認された時は感動しました〜TBお願いいたします。

2011/5/23(月) 午前 9:41 ひかり

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花信風さん☆ベイルはやりすぎでか〜^_^;
>目新しくはないけれど。
そうですね、目新しさのあるストーリー展開ではありませんでしたね。でもこれが実話なんですね。

2011/5/23(月) 午後 10:01 オネム

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esupaiさん☆私はボクサーの名前は全然わかりませんでした。知っていたらもっと面白かったでしょうね。
あら〜、エイミー・アダムス見たいなタイプお好きなのねー。

2011/5/23(月) 午後 10:02 オネム

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ブッチさん☆期待が大きすぎるとちょっとつらいもんがありますねぇ。恥ずかしながら「レイジング・ブル」を見たことがないのです。
そのうち押さえたいと思います。デニーロですよね。

2011/5/23(月) 午後 10:04 オネム

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ひかりさん☆ミッキーが強くなっていくきっかけが、ディックのアドバイスの言葉だったというところから、やはり、二人の関係に感動するものがありましたね。ボクシングシーンも好きでしたよ〜。
TBありがとうございます。

2011/5/23(月) 午後 10:06 オネム

助演男優賞に水を差すようですが、C・ベイルってチョット苦手なんです。はは〜〜、頑張ってらっしゃいますね、見たいな感じで。DVDでいいかな〜(爆)

2011/5/24(火) 午前 0:00 アンダンテ

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ベイルのキレた役に圧倒された作品でした。マシニストもそうでしたが。入れ込み方が凄いですよね。元に戻るのかな(笑)
>自己中の私にとって〜かなりイラついた感じが伝わってきました(笑)怖いよonemuさん!(笑)こちらからもTBお願いします。

2011/5/24(火) 午後 0:50 dance

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アンダンテさん☆ベイル苦手ですか。好みは色々ですから、私も皆さん絶賛されている俳優さんが苦手なこともあります。^_^;
これはDVDでもいいかもしれません。ご覧になったら感想楽しみにしています。

2011/5/27(金) 午後 10:39 オネム

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danceさん☆ベイルは入魂の演技だったんですね。演技だけでなく外見から入る人ですよね。家族関係はねぇ。。。イラつきましたわ(笑)
TBありがとうございます。

2011/5/27(金) 午後 10:41 オネム

あの強いお母さんに育てられたら、あんな両極端な子どもになっちゃうのかもなぁと言う気もしました。
お父さんは、とてもおとなしい人なのにね〜。
それぞれ、ちゃんとした大人になって、今は、幸せそうでしたね。

2011/6/20(月) 午後 10:11 kuu

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kuuさん☆子供って母親の影響は思いのほか強く受けていますよね。
父親はほんとまともでした。
なんか、最近実物のミッキーが怪我したとかニュースで読みましたが。

2011/6/27(月) 午後 11:49 オネム

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