|
解説&ストーリー
巨匠クリント・イーストウッドが「グラン・トリノ」以来となる監督・主演で贈る実録犯罪ドラマ。
大量の麻薬の運び屋として逮捕されたのは、著名な園芸家でもあった孤独な老人だったという前代未聞の実話をモチーフに、仕事一筋だった主人公が、思いがけずメキシコの麻薬組織に雇われ、運び屋という危険な犯罪に手を染めたことで、いつしか自らの人生と改めて向き合わざるを得なくなるさまを、長年顧みてこなかった家族との関係とともに、ユーモラスなタッチを織り交ぜ描き出す。
共演はブラッドリー・クーパー、アンディ・ガルシア、ダイアン・ウィースト。
退役軍人のアール・ストーンはデイリリーというユリの栽培に情熱を燃やし、園芸の世界では一目置かれる存在だったが、その代償として家族をないがしろにしてしまい、90歳になろうとする今は家族との間に埋めがたい溝を抱え、孤独な日々を送っていた。やがて農園の経営も行き詰まり途方暮れるアール。そんな時、“車の運転をするだけで大金がもらえる”という仕事を紹介される。最初は荷物の中身を知らずに運んでいたアールだったが、ほどなくそれが大量のドラッグであることに気づく。それでも90歳の老人が疑われることはほとんどなく、順調に仕事をこなしていくアールだったが…。 (allcinemaより)
感想
十年以上前なんですね。「グラン・トリノ」。
久々にスクリーンでイーストウッドの姿がみられただけでも嬉しかったです。
何が嬉しいかって、顔と身長は似てないけれど、いつみても父を思い出すからです。
父は88歳までは生きなかったのですが、このイーストウッドの皴皺の腕の細さや
体つきが、やっぱり父を思い出させてくれました。
セリフにはユーモアのあるものが多かったし、全体的に重くならない作風で
軽妙な感じすらしました。
だから気楽に観られました。
デイリリーの品評会当時のイーストウッドは、だいぶ皮膚を釣り上げてなのか、
数年の年齢差を出すために、若作りしていました。
でも年をとっても女性に対する茶目っ気のある態度や言葉など、爺さんになっても
多分結構モテていた自分の父親と共通するところがあり、なにか見ていて楽しくなりました。
麻薬の運び屋が主人公となると、もっと暗かったり危機感があったりする作風にもなりそうだけれど、運んでいるのが予想もしないほどの高齢者ということで、
悪事に加担しているという罪悪感もそれほど描かれず、飄々としているタタと呼ばれるアール爺さんの存在感がよかったです。
それと、老人といっても、このくらいの年になると、すごく頑迷になったり、よぼよぼしたりするものですが、前に無茶苦茶な感想を書いた「ネブラスカ」みたいに、老人に対する嫌悪感も催さず、本当は老人が主役の作品は好みではないのですが(すみません老人偏見!)、アール爺さんの場合、まだ意思をもって(悪いことをしているのだけれど)ちゃんと『生きている感』が好ましかったです。
ブラッドリー・クーパー演じるDEA捜査官とのかかわりと、最後に収束してく形も自然で、私はあの最後は予想していなかったけれど、まあ、いいかぁ〜な感じで見終われました。
一応裁判になったら、私ならトコトン罪が軽くなるよに頑張る性格なので、
ちょっと気が抜けてしまいましたが。。。
私は「グラン・トリノ」がイーストウッドの人生の締め〆の作品だと思っていたので、これはちょっとオマケみたな軽さを感じました。
ある意味、こういう重さのない作風で救われたというか。。。
イーストウッドの老いを目の当たりにして、作品自体も老人臭がしたら、きっと顔しかめて劇場を後にしただろうけれど、リラックスして観終われたのが幸いでした。
そして、イーストウッドの老けかたより、あの美しかったアンディ・ガルシアが、
ま〜るくなっちゃっていた姿の方がショックでした。
ちょっとコミカルな演出で、楽しかったです。
⁂
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー





は〜い、全くオネムさんの仰る通りです。僕のパパは実は”全艦発進せよっ!”って映画に出てたジェフ・チャンドラーって人に似てたんですよ、((´∀`))。
2019/3/12(火) 午後 4:59
いみじくも妻が言ったようにそと面が良いというか見栄っ張りのええかっこしいだったのがよく分かりました
そのあたり上手いですよね。はい、クリントじゃなく勿論 アールが。ストーリー展開やエピソード、巧かったですね。
痩せ型のジィだと皆、似た雰囲気になるのでしょうか。父は170cm位でしたが剣道3段(多分)で、顔の皺加減はそっくり
TBさせてくださいね。
2019/3/12(火) 午後 6:07
> guch63さん
ジェフ・チャンドラーを検索してみましたが、お父さまは超ハンサムだったのですね!
久々のイーストウッドを観られてそれだけでも嬉しかったです。
TBありがとうございます。
2019/3/12(火) 午後 7:09
> アンダンテさん
家族のことを後回しにしたのは後悔するところでしょうね。アール爺さん。
監督としては、毎回うまいなと思わせられます。
序章の無駄のない描写など長々せずに良いと思いましたし、かなりテンポよく進みましたね。
ああ、アンダンテさんのお父さまのことも彷彿とさせるのですね、イーストウッド!
TBありがとうございます。
2019/3/12(火) 午後 7:12
『グラン・トリノ』のイーストウッドは役もかっこよかったですが、これはヨボヨボっぷりと身勝手さが…。
ブラッドリー・クーパーは、FBIじゃなくてDEAですよ。(コッソリ)
TBありがとうございます。こちらからもTBさせてくださいね。
2019/3/12(火) 午後 8:18
アンディ・ガルシア・・・わかりませんでした。
いつ出てくるのかと・・・汗
イーストウッドは老け演技をしていたんじゃなかったんですね、88歳で老け演技ってすごいな、なんて思ったのですが。
デイリリー品評会でのイーストウッドは素敵でした。
TBお願いいたします。
2019/3/12(火) 午後 8:34
> spooky1999さん
DEAでしたね。
お知らせありがとうございます。
直しておきました。
TBありがとうございます。
2019/3/12(火) 午後 8:51
> じゃむとまるこさん
アンディ・ガルシアはアール爺さんを邸宅に招待したボスでしたが、初めは、ガルシアに似た別人かと思いました。
イーストウッド監督作って、序盤抑えて抑えて、最後にバーンとかっこいいとこを持ってくる作品が多いと思っていたのですが、今回はちょっと違っていたかも。
TBありがとうございます。
2019/3/12(火) 午後 8:56
ハハ、似てるのは皺加減です
あとはあんなに格好良くないです
2019/3/12(火) 午後 9:25
↑ハハ、、書き忘れました。似てたのは髪の毛と輪郭でした、、((´∀`))。あとはあんなに格好良くない、、でした。
2019/3/12(火) 午後 9:41
> アンダンテさん
皺加減、同じくです。
若い頃は筋肉質だったのに、骨と皮だけになりますね、年取りますね。
2019/3/12(火) 午後 9:50
> guch63さん
輪郭カッコいいです〜
髪も〜
お嬢さんやお孫さんの可愛らしさを見ても、想像がつきますよ♫
2019/3/12(火) 午後 9:51
これで主演はもう終わりでしょうか?
監督は続けるような雰囲気ですが…。
記事にしたらトラバさせて下さいね。
2019/3/13(水) 午前 7:46
> チャコティ副長さん
また老人が主役というのもそうそうないと思いますし、主演は最後かしら。
まだ監督を続けられるのですね。
しかし、88歳で、この元気とクリアな頭脳は、ほんと、羨ましいです。
2019/3/13(水) 午前 8:00
脇役の配置が絶妙でした、
役ではやんちゃな感じですが、こういう爺さんになりたいですね。
記事にしたらTBに伺います。
2019/3/13(水) 午前 11:54
> atts1964さん
ひさびさにマイケル・ペーニャの顔も見られて、嬉しかったです。
ファーミガ妹は、若いですね。歳離れているのかな、だいぶ…
トラバお待ちしています。
2019/3/13(水) 午後 3:57
こんにちは(^^♪
そうそう!アンディ・ガルシアの変わりっぷりにトホホ・・・だったのを
自分の感想に書き忘れてました。(≧∀≦)ノノノ☆☆☆
イーストウッド、俳優として健在ですね♪
デカ臭もガンマン臭も消してのほほんとした爺ぃぷりが良かった。
TBさせてください♪
2019/3/15(金) 午前 10:51
> 風森湛さん
男性って年取ってもそれなりの魅力があって、女性より得してる気がします。
アンディ・ガルシアはちょっとダイエットしないと、ポンポコリンになってしまいそう〜〜
トラバありがとうございます。
2019/3/15(金) 午後 3:23