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お悩み天国,治勲の爆笑人生相談室,趙治勲
週刊碁連載の趙治勲の人生相談コーナー(?笑)をまとめた本.個人的なイメージとしては,若いころは負けたら勢いで死んでしまいかねない勝負師,それでいてエンターテイナーでサービス精神満載などがある.昔のNHKの解説で完全に女流の応援解説で,爆笑した覚えがある.また,最近の対局ではぼさぼさの髪を振り乱し,ハンカチを口にくわえてとてもテレビに出る格好ではない格好で激しい対局を繰り広げている.そんな,ヘアースタイルの謎からハンカチの謎まで解き明かされる,明らかに人生相談ではないが,勝負師の哲学が微妙に参考になる,趙治勲語録.具体的な囲碁の相談は1つしかありません(笑).小林光一先生は嫌いだと明言しています(笑).
人体探究の歴史,笹山雄一
人体の各器官についてその発見の歴史や最新の知見について記述している本であるが,社会,文化など多岐にわたるうんちく満載の弩級の本.どの本だったか忘れたが,うんちく満載という紹介がされており,気になっていたが,これほどまでのうんちくネタの仕込み具合とは思わなかった.また,それでいて嫌味でなく,次々にページをめくらせる筆致を兼ね備えている.本年度のベスト10,いや数本の指に入るぐらいに気に入った.腎臓の章では,EPOについての詳細な記述があり,ドーピング問題についても非常によくわかった.歴史的なことだけでなく,最新の『ネイチャー』に載るぐらいの話題についても言及していて,博覧強記に舌を巻く.
量子力学,リチャード・ファインマン
有名なファインマンの物理学シリーズの量子力学.カルテックの新入生に,物理に関する興味を失わせないということを目的として行われた講義ノートで,極力,数式を排除しながら物理のエッセンスを伝えていることで非常に有名なシリーズだが,量子力学は読んだことがなかったので,ファインマンがどのように量子力学を紹介しているか非常に興味があった.ある程度,天下り式に記述して,ブラ・ケット演算子を中心に非常にうまくまとめていて恐れ入った.
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今日は天気が持ちそうなので,三浦半島周回.先週末は台風で出られなかったので今月初出走.
8時前ぐらいに出発.
結構久しぶりなので,脚はよく回るし,信号のタイミングが本日絶妙に良く,ペースがあがる.追い風にも相俟って,結構飛ばしていたが,横須賀の手前でぶち抜かれる.信号待ちでちょっと話をしたら,横須賀の公園で待ち合わせしているが遅れそうなので飛ばしているとのこと.ちょっとついていきましたが,全くダメ.
行きはノンストップで城ケ島まで.サイコンを確認しなかったが,結構アベも上がっていたはず.
いつもならこの辺りで産直の野菜を買って,折り畳みリュックに収納して重し代わりにするのですが,この時期,産直はどこも閉まっていて,三浦の野菜は端境期.
初声のコンビニで休憩.
18日は電力中央研究所が一般公開のようですね.
大楠山,湘南国際村もいやいやながら登って帰る.
107km
久しぶりで疲れた.
あすは,出勤+台風.
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午前中は,高校の説明会.
なかなか,趣向を凝らしていて,学生が主体となって活動していて,頼もしい.
帰りに新杉田の駅を歩いているとJAMSTECの一般公開のチラシを配っている.急きょ,行くことに.
掘削船「ちきゅう」関連の展示が一番の興味で,いろいろな話をきけてためになった.もう一世代前という感じになったが,地球シミュレーターの見学も.残念ながら内部への見学は抽選漏れ.
簡易的な実験もデモでいろいろやっていて面白かった.
ロスビー波の生成メカニズムの実験やら,付加体の簡易実験,岩盤破砕の亀裂進展実験など,子供向けに解説しているが内容は非常に高度.
エアロゾルの温暖化寄与度の最新の知見や,JAMSTECらしくない,宇宙プラズマの話も非常にためになった.
お土産にえびの飼育セットを持ち帰る.本当は子供を連れて行きたかった.
帰りにJAMSTECから家までラン.
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午前中,本郷台にて所要.
根岸線の本郷台駅付近は,第1海軍燃料廠の跡地で,戦後,長らく接収されており(大船PX),昭和40年代になって変換,根岸線の開通もこのころなんですね.知らなかった.
帰りはトレラン.
栄区と鎌倉市の境になっている尾根に行き当たりばったりでトレイルを探す.
公田小学校の方に入ると,上郷公田線の新設に取り掛かっているような微妙な工事がスタートしているが,完成はかなり先になりそうな感じ.
最初の住宅地の上の公田町西公園辺りから取りつきを探すがなし.公田小学校を過ぎて,住宅街の湘南ハイツの案内図を見ていると,たまたま居合わせた方がトレイルへの入り方を教えていただけた.取りつきは民家の後ろに回り込むように会って非常にわかりにくい.教えてもらえなければ発見できなかっただろう.
トレイルは非常にはっきりしていて,市境の杭がかなりある.途中に分岐があり,鎌倉湖の方に降りる道があったが,天園方面に行くにはこちらを選んだ方がよかったかもしれない.実際には市境を進みました.ゴルフ場にぶち当たってしばらくコース脇を進むが,桂台南2丁目で住宅街におろされる.この間のトレイルはかなりきれいで走りやすい道でした.
ロードを下り,環状4号を横切り,庄戸5丁目からふたたびトレイルへ.こちはら普段走っている道.2時過ぎに帰宅.正味,2時間走ぐらいでした.
写真は今年かっていたカブトムシ.9月上旬に死ぬ前に山に返しました.
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チャーリーパーカーの技法,濱瀬 元彦
副題でインプロヴィゼーションの構造分析とあるように,チャーリー・パーカーの奏法の独自性を厳密な採譜に基づいて非常に多角的な側面から論じた本.ジャズにおけるモダン・ジャズが理屈の上で,どのような革新だったのかが,楽譜とともにまとめられている.
メディアが震えた, 丹羽 美之, 藤田 真文
東日本大震災においてメディアはメディアでありつつ,被災者でもあった.新聞テレビラジオなどのメディアが,被災現場と全国的なメディアネットワークの中でどのように報道を続けようとしたのかを同時代的に学術的に取りまとめた記録書.
生存者0,安生正
「このミス大賞」受賞作.パニックエンターテインメント.何を書いてもネタバレになりそうだが,「アウトブレイク」のようなパンデミックものでありながら,キャラ設定が,最近に挑戦する細菌学者という設定かと思い気やそうでもなく,物語はあらぬ方向へと流動する.多少,解消されない謎も残るが,これは次回作への伏線でしょうか(笑).エンターテインメントしていい作品.
三匹のおっさん,有川浩
「図書館戦争」は今一つ設定になじめないが,「県庁おもてなし課」は非常に面白かった.この作品も後者のテイストが強くて,非常に楽しく読めた.定年した還暦おっさん3人組が勝手に地域の自警団(正義の味方)となり,諸悪に立ち向かう.その諸悪は非常にどこでもあるような典型的な詐欺や動物虐待などを扱っているが,シリアスにならないレベルでさらっと身近な問題的をしている.主人公はおっさんながら,高校生の視点にも感情移入できるようにキャラ設定されており,相互の目線を書き切る筆力が職人芸.これほど物語的には平凡な話を水戸黄門ばりの爽快感に引き上げる力量に踊らされる.
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