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小寒から立春の前日まで *太字は冬の季語
(Face Book 「一日一句」から)
★ それは目出度いのか、目出度くないのか・・・(笑)
しし肉を食らひ淑気(しゅくき)に風立てり
* 淑気・・・新しい年を迎え、天地山河いたるところに
瑞祥の気が満ちていること。
★ 息子家族が正月に帰省したとき
孫娘があつ子さん(我が老妻のこと―笑)と一緒に
摘んだのだろう。
門口に摘みし若菜の置かれあり
★ 一昨日は寒の入り。
暖冬とはいえ、朝晩の寒さは厳しくなってきた。
げん骨のやうに寝(い)ねたり寒の犬
* 寒の犬・・・寒中の犬のこと。冬の季語。
★ ここが暖かいとは思えないんだけど・・・
どかぬかよ凍蝶(いててふ)蛇口に止まりゐし
* 凍蝶・・・寒さのため凍てついたようになる蝶のこと。
冬の季語。
★ 轆轤で器を成形するとき、
まず陶土の塊に水をかけ「土殺し」
とう作業をする。
寒の水そそぎ陶土を殺したり
* 寒の水・・・寒中の水はその冷たさ極まった様子から、
神秘的な力があると信じられている。冬の季語。
★ こんな日は、数十年前、
まだうら若き橋由紀夫と吉永小百合がドゥエットした
『寒い朝』って唄を、僕は思い出しちゃうんだよね(笑)
見上ぐれば鈍色(にびいろ)の空冬萌へり
* 冬萌・・・冬に木の芽や草の芽が萌え出しているさま。
★ 今年初めて舞った。
風花や浮かんで消ゆる恥多し
★ 何だか全てに粘性が増し、
スローモーにみえる。
雨垂れの粘りて重き寒の雨
★ 河川敷で、懐かしい光景を目にした。
豆のごと駆けづる子らや凧(いかのぼり)
* 凧(いかのぼり)・・・春の季語だが新春も。
★ 山の静寂を破る物音は、
いつでも正体不明。
冬の山ふいに音して消へにけり
★ 人の湯上りもこんなかなぁ(笑)
湯豆腐の角まろみつつ光るなり
★ 命の造形?
モザイクに砕けし空や枯木立
★ あそこにも人の営みが・・・
冬ざれや煙り立つみゆ遠き野に
★ 昨日の土砂降りで、
大気にはまだ水蒸気が残っているみたいだ。
ま黒なる雲に浮かびし冬の虹
★ 満天の星空。
片口は片口として生まれる。
片口の口を創りし寒夜かな
★ 猛烈な北西風。
ここが海の傍だったことを思い知らされる。
べつとうや明るき空にかかる月
* べっとう・・・東京湾から東海道にかけて
漁村でいう北または北西、北東の強風。
冬の季語。
★ 昨日は大寒。
久しぶりに町営温泉へ出かけた。
大寒や湯船の中の猿子猿
★ おお、さぶさぶ。
時も止まっているようだぜ(笑)
凍てし陽の版画のやうに留まりて
★ 空気の中に兆しがある。
いづくにや雪の香ぞする夕間暮
★ コントラストが秀逸。
シグナルの青しむかうの冬茜
★ 全てに光が廻り込む。
枝枝を溶かし顕はる冬日かな
★ 日差しには春・・・
杣道(そまみち)に往く人のあり冬菫
* 杣道・・・杣人(そまびと)しか通らないような、
細くてけわしい山道。
★ 江戸川の淵を川口へ向け遡上中。
この道は、産まれたばかりの孫に会いに行く道。
河づらにタワー映せり寒の月
★ 瞬間瞬間、形がかわる。
器の誕生はアナログなんだなぁ。
挽くままに幻化(げんけ)の器日脚伸ぶ
* 幻化・・・仏語。幻と化。幻はまぼろし、
化は仏・菩薩 (ぼさつ) の神通力による変化 (へんげ) 。
実体のない事物、また、すべての事物には実体のないことのたとえ。
★ 風を見るにはこれしかないだろうな。
節東風(せつごち)の姿うつしつ煙り去(い)ね
* 節東風・・・ 陰暦12月ごろに吹く東風。
冬の季語。
★ とても太刀打ちできん(笑)
白菜の剥いて真つさら知りにけり
★ 地面はちょっと寒さが和らぐ?
畠土のもくもく太る寒の雨
★ でしょ(笑)
寒卵筋肉質でありにけり
★ 今日は節分
父さんの鬼が程よし節分会
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2016年02月19日
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