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【水も滴る……(笑)】
薪窯というのは実に乱暴なもので、
いわば、釉薬を窯の中にばらまきながら
焼成しているようなものだ。
窯の中で薪が燃え、灰となって器にかかる。
この灰のアルカリ分と器の長石分が反応して
ソーダガラスというものに変化する。
もちろん窯内は1300度近い高温だから
ガラスは融けて飴状態になっている。
だからあっちこっちにべたべたとくっつく。
またあるところでは溜って玉のようになる。
窯出ししたばかりの器は、
難破船から引き揚げたお宝みたいにがさがさ(笑)
それをグラインダーやルーターや砥石で磨き、
水洗いしてようやく完成する。
この手間が窯詰以上に神経を使う。
まっ、そのおかげで、
「水も滴るいい男」になればいいんだけど……(笑)
信楽の面白さは、もともとが真っ白い土なので
焼きあがりのバリエーション幅が広くなることだ。
多彩な色調は同じ陶土のものとは思えない。
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2018年11月30日
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