窯ぐれ日記

こともなき世を面白く・・・

焼き物屋

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秋の窯焚きに向け


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最終クールの器たち           壊れてしまったので作り直している壺


秋の窯焚き(11月中旬を予定している)に向け
大物作りは佳境に入っている。
ところが、ところがだ……
湿度が高くてなかなか乾かないとぼやいていた矢先、
あと少しで仕上がる壺に水が回って壊れてしまった。
ああ、悔やんでも悔やみきれない。
乾かしている途中に壊れるなんて、
30年作陶を続けてきて初めての事。
それだけ高温多湿なんだろう。

来年のオリンピックが思いやられる。
「オリンピック汗戦」になるだろうなきっと。
競技する選手たちも最悪なコンディションで、
心配は募る。
まっ、
スポーツはライブで観ないようにしている僕は、大丈夫。
(なんせ、興奮のあまり高い血圧の血管が
破裂しそうになる―笑)
涼しい室内で、手ごろな(いや、「N国」に言わせれば、
無謀な視聴料なんだとか―笑)TV観て楽しもうっと。
もちろん、キンキンに冷えたビール付きね。
 
※ ついでに視聴料について一言。
あれは、スポンサーが国民ということでしょ。
国営でもなく、民営でもない
国民に開かれた偏向のない報道をする義務がある。
だから、批判するとしたら施政者に偏った報道を
することに対してであり、
視聴料、払う払わないじゃないような気がする。
もし払わないとすれば、
国営になってしまう危険性もあるしね。
今だって、かなりふらふらしている。
みんな払って、
大儀(報道の倫理)を貫抜いてもらおう!(笑)
 


されど音楽


【されど音楽】

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牛にモーツァルトの曲を聴かせると
乳の出が良くなるとか、
植物の場合、育ちがうながされるとか言うけれど、
かなり「眉唾」に思っていた。
ところが、我が家の愛犬・トムや
猫たちも、かみさんがピアノの練習を始めると、
集まってきてはくつろいでいる様子。
音楽というものには不思議な力があるのかもしれない。
 
かくいう僕自身も、
たびたびそんな体験をしたことがある。
たいていそれは、TVドラマとか映画でのこと。
単なるBGMとしてではなく、
音楽がテーマそのものを奏でていたことを
後になって思い知らされることが多い。
その中でもとっておきな場面を二つ。
 
一つは、三十数年前に観たTVドラマ。
とにかく映像美が秀逸だった。
どこまでも広がる純白の雪原。
黒々とした針葉樹の林がアクセントを付け、
その梢から零れ落ちる雪片の煌めき。
そんな風景に包まれて、
静かに静かに、ドラマは進行していく。
登場する、ちょっとミステリアスなヒロイン。
彼女を抱くように終始流れれ続ける音楽。
悲しくもなく、嬉しくもなく、
何だか喜怒哀楽を超越したような異界からの響き……
それがマーラーの四番――「大いなる喜びへの賛歌」と
出合ったはじめだった。
それからは「大いなる喜びへの賛歌」を聴くたびに、
あのびょうびょうとした雪原がよみがえってくる。
 

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もう一つは、
つい最近アマゾンの無料動画で観た
映画「オーケストラ」
(制作・フランス、2009年)
まっ、この頃流行りの山あり、谷あり、
それでも最後はみんなで
力を合わせ成功させちゃう、
スポコン風筋書きかと、
たかをくくっていたけれど、
全然違った。
とうぜん、
オーケストラという集団を扱うのだから、
人間模様がベースにはなるけれど、
底流はもっと深く、
ブレジネフ政権下(ソビエト)の
反ユダヤ主義という
悲劇が発端となり流れている。
たださすがフランス映画、

この重く湿った題材をコミカルに描きあげ、
爽やかささえにじませる。
かつてボリショイ楽団の首席指揮者だった
アンドレ―・フィリポフの人間味がいい。
消滅した楽団復活のシンボル的存在、
アンヌ=マリー・ジャケの健気さもいい。
何より全編を通じ響きあうチャイコフスキーの
バイオリン協奏曲。
時に繊細に、時に華麗に、時に雄々しく、
物語のテーマを奏で続ける。
そして、僕らは知る。
何の救済にもならない茶番の政治や、
野蛮な欲望をむき出しにする経済が、
どのくらい人々をないがしろにしようとも、
「美」は、
いつも励まし、支え、寄り添ってくれると……
 
ということで、ミーハーな僕は、
すっかりバイオリン協奏曲の虜となってしまった。
って、もちろんアンヌ=マリー・ジャケを演じた
女優、メラニー・ロランにも「ホの字」
ただ惜しむらく、
その憧れも「こんな娘が持てたらいいなぁ」
となっちゃうのは、年のせい?(笑)




 
【この湿り気、お魚になった気分だぜ(笑)】

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相変わらずの高温多湿で、
陶土がなかなか乾かない。
最終クールも遅々として進まず、
仕方ないので
陶画を並行して進めることにした。
新しい技法、貼り付け紋に挑戦してみた。
藁を敷くと緋色が特別鮮やかに出る
陶土を張り付けたので、
焼き上がりが楽しみ。


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      貼り付け紋

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梅干す候

【梅干す候】
 
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迷いに迷った挙句、今日から梅を干すことにした。
湿度はたかいものの、昨日より雲が少なく、
太陽のさす時間はあるみたいだ。
さてこれから、三日三晩、
いや、天気の具合では四日から五日天日干しして、
今年の梅干しは完成する。
どんな味に仕上がるか楽しみ。
 
 

 
【セカンド・クールようやくエンド】

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浸食裂紋花器

 
雨のためにいやになるくらい長引いた
セカンド・クールが、ようやく終いを迎えた。
今回は、褶曲裂紋、浸食裂紋、波状裂紋、
それぞれに納得できる成形方法が、
見つけられたような気がする。
明日から、いよいよ最終クールの始まり。


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           褶曲裂紋扁壺

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                                             波状裂紋花器










待ちに待った夏休み


【待ちに待った夏休み】
 
――ゆうま君のつぶやき――
 
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夏休みになるちょっと前、
じいじの家へ遊びに行った。
連休の時植えた野菜たちが
大きくなっていて、
びっくりしちゃった。
キュウリやナスを収穫したよ。










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それにじいじが切った竹を運ぶお手伝い。
野菜の支柱にするんだって。

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いくとは、遊んでばかりだからいいよな。
でも、じいじから「さすがお兄ちゃん」
なぁんて言われちゃうと、ついね……
じいじって、ずるい(笑)












――さきちゃんのつぶやき――
 
722日、あつこさんに「子供オーケストラ」へ
連れて行ってもらった。
去年は弘前に帰るのとぶつかって
行くことが出来なかったから、初めての体験。
それに、かほちゃん、ゆうま君と
久しぶりに会えてうきうき。
演奏が始まると、ゆうま君がそわそわしだした。
「なんだこれ」なんて呟いたり、……
で、「静かにしなよ」って、かほちゃんと注意してた。
だけどあたしも心の中では、
「なんだこれ」だったんだ。
よっぽどびっくりした楽しい体験だったんだろう。
ゆうま君は最後まで「CD買うんだ」って、騒いでた(笑)
 

――かほちゃんのつぶやき――
 
昨日の音楽会は楽しかったな。
三人でオーケストラ聴いたり、バレーを観たり、
質問コーナーで手を挙げたり……
でも、お泊りはあたしの家族だけだったから
ちょっとつまらない。
遊び相手はじいじ。トランプのスピード10回戦ね。
「勝った方の言うことを何でも聞く」って約束で始めた。
結果は、73敗であたしの圧勝。
そしたら、「明日またやってじいじが勝ったら、
言うことを聞くってこと、チャラにしようね」
って、じいじが言うの。
じいじって、ずるい(笑)

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【何んとか終盤】
 
セカンド・クールの作品たちも
仕上げの段階に入った。
今回は長雨のせいで、
すっかりペースを乱されてしまった。
ただそのおかげで、
いろいろなイメージと遊ぶことができた。
果たしてそれが吉と出るか、凶と出るか……


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【恨み雨part 1

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飽き飽きするくらい雨が続いて、
仕事の方は
陶土の渇きが悪くスピードダウン。
セカンド・クールはなかなか進展しない。
今回はどんなドラマ仕立てになるか、
楽しみもあったのに、
ぐずぐずしていると余計な脚色が入り
お釈迦にしてしまうかもしれない。

くわばら、くわばら(笑)
キャラクターは、前回に似たのもいれば
新しいタイプも登場する。
できれば『雨の訪問者』(1970年、フランス映画)のような
スリリングなエンディングになるといいんだけど(笑)
 
 

【恨み雨part 2

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この長雨で野菜の生育が極端に悪い。
中には根腐れで枯れてきてしまったものもある。
ダンゴムシやカメムシも大量に発生して、
伸び盛りの茎から汁を吸い取ってしまう。
こんな状況だと、
無農薬、有機栽培は四苦八苦しちゃうのだ。
竹酢液を頻繁にまいてもさほど効果なし。
早く来い来い、暑い夏。
って、ほどほどの(笑)
 
 

【こちらは順調】

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六月に仕込んだ、
梅酒、枇杷酒、苗代イチゴ酒は
順調に熟成されている。
梅と枇杷は一年後、
苗代イチゴは半年後から
飲めるようになるだろう。
 



【谷川俊太郎の世界を描く――展】

先週の陶芸教室でのこと、
塾長のA氏が思わず漏らした言葉がある。
「自然には勝てないなぁ」
紫陽花の葉っぱで木の葉皿を作っていた時の事だ。
自然の葉脈が生み出す模様に思わず感嘆してしまったのだろう。
以前、彼が某大手家電メーカーの
粋を集めた技術畑を歩いてきたことを想えば、
この言葉は重たい。

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実は同じ響きの詩と、昨日銀座で出合った。
今ギャラリー・ゴトウで開催されている
「谷川俊太郎の世界を描く展」(会期・74日〜713日)
毎年恒例となった俊太郎氏の詩と絵画のコラボレーション展だ。
今回は特にこの展覧会のために書き下ろした詩が
いつまでも心の深くで通奏低音のように響いている。
――絵の内と外――と題された詩は、
「絵の中の花は枯れている」といった激しい言葉で始まり、
額縁の中の花と、外に咲く花は違うと締めくくられる。
何んとも、もの作りには急所を突かれたような詩なのだ。
くわばら、くわばら(笑)
もちろんこれは、
自然界に存在する花のように鮮明には描けない。
なんてぇことを言ってるんじゃない。
 
僕らがものを表現しようとしてまず最初にやることは
理念の世界に降りて行って「花」のイデアと出会う。
そのことを、かつてマラルメはこんな風に表現している。
 
――私が花! と言う。
すると、私の声が、いかなる輪郭をも
その中に払拭し去ってしまう忘却の彼方に、
我々が日ごろ慣れ親しんでいる
花とはまったく別の何かとして、
どの花束にも不在の
馥郁たる花のイデーそのものが、
音楽的にたち現われてくる――
 
その場所で僕らは、自分の中にある
この花と共鳴する響きのイデアをさがし出し、
現実界へと結実させなければならない。
これが何ともしんどい。
それが花ではなく、饅頭になっても
鉛筆になってもかまわないけれど、
問題なのは、
上っ面なのにこだわり過ぎたり、
未熟なのに巧妙だったり……
ライプニッツの「単子論」が言うように、
自然界の創造主と比べ、
人間の表象力は広さも深さもたりない。
けっきょくは、虚飾に逃げ込んでしまう。
しかしだからこそ僕らはまた、
今少しこだわり過ぎぬよう、巧妙過ぎぬよう、
表現し続けられるのかもしれない。

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そういった意味で『絵の内と外』は、
ジャムセッションみたいな
緊張と興奮をもたらしている。
この言の葉は
もの作り全てへの「檄」であると同時に
俊太郎氏自身への
自戒と自省のように聴こえる。
これからも表現し続けるために……
 

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ぜひ、ご高覧ください。

 
 

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