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(Marilyn Monroe、1926年6月1日〜1962年8月5日)
「マリリン・モンロー最後の告白」では、どんどん追い込まれ壊れていくマリリンが語られています。
語っているのは、元地方検事ジョン・マイナー。
1960年以降、マリリンは精神分析医ラルフ・グリーンソンにセラピーを受けていました。毎日のように彼と面談し、彼女のすべてを医師に話したと言います。
結局、彼とも一線を越えてしまうことになるのですが。
マリリン・モンローはずっと、ノーマ・ジーン(マリリンの本名)とマリリン・モンローの狭間で苦しみ続けていました。
映画に出演することは苦痛であり、マリリン・モンローという仮面、大スターを演じることもまた、大いなる苦痛であったようです。
「写真撮影だけならOK、セリフを言う必要がないから・・・」
このころオールヌードでの撮影もしていました。
有名なプールの中の写真ですね。
セックスシンボルとして一世を風靡したマリリンは、本当の自分と作られた
イメージとのギャップに苦しみ続けたのでした。
割り切って、うまく人生を渡っていくことができなかったのは、彼女の純粋さの所以でしょうか?
マリリンは、ずっと父性、父のように愛してくれる男を求め続けましたが、誰もそんな彼女を満たすことはできなかったようです。
最後の夫、作家のアーサー・ミラーとも、「荒馬と女」を撮り終えた後、離婚しています。ミラーと出会ったとき、これでマリリン・モンローから解放されると思ったそうです。
でも結局、同じことの繰り返し・・・
<写真は最後の夫、作家アーサー・ミラーと・・・>
有名な話ですが、ケネディ大統領とその弟、ロバート・ケネディとも不倫関係にありました。マリリンは、父性を求め、すがるような思いで遍歴を重ねて行ったのでしょうか。
お酒、薬、セラピーのおかげでどうにか持ちこたえていたようです。
死の少し前、持ちこたえられず病院に入院しました。
その時頼ったのは、2度目の夫で野球選手のジョー・ディマジオでした。
彼は呼ばれるとすぐ駆けつけています。
自殺願望が強かったことは知られていましたが(自殺未遂もあった)、彼女の死にはいろいろな説が浮上しています。
自殺説、過剰な薬接種での事故死説、そして、殺人説まで・・・
根拠は、薬を飲んだグラスがない、すべてを書き綴っていた赤い手帳が消えていたこと・・・
動機は、やはり現役大統領とのスキャンダル、マリリンはシナトラを通してマフィアがらみだったことから、FBIが懸念して別れさせられていたのですが、当時はこのスキャンダルは明るみ出ておらず、闇に葬り去ろうとされたのでは・・・
どれが事実であったとしても、マリリンは自らを追い込み、苦しみ、もがいていたことは変わりません。
語り手は言っています、ノーマ・ジーンがマリリンを殺したのでしょうか・・
多くの大スターたちが現実と虚像のギャップに、苦しみ喘いでいたことでしょうが、マリリンはついに、乗り越えることができず逝ってしまいました。
わたしたちは、大スターであることや、優雅な大邸宅での暮らしに憧れてしまいます。でも、マリリンはちっとも幸せでなく、あの屈託のない笑顔の下に強い苦悩を隠していたのですね。
ノーマ・ジーンとして生きたかったマリリン・・でもすでに遅く、マリリン・モンローという虚像は、どうしようもないほど大きくなり過ぎていたのでしょう。
夜空の星のような特別な女優たち、例え輝くのをやめてもその光は、わたしたちのもとに届き続ける・・
と語り手は言いました。
最後にロロからこの言葉を引用して終わりといたします
自分自身は見えない・・
鏡に写る自分になりきるしかない・・ ジャック・リゴー
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「ブーリン...





