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ヒトの皮膚から万能細胞 京大チーム成功
11月21日5時46分配信 産経新聞

 ヒトの皮膚細胞から、あらゆる細胞に分化できる「万能細胞」を作ることに、京都大再生医科学研究所の山中伸弥教授らが初めて成功した。ヒトの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)とほぼ同等の能力があり、受精卵を使わないため倫理的な問題も回避できる。患者の皮膚から移植用の臓器を作れる可能性があり、拒絶反応のない新たな再生医療の実現に道を開く画期的な成果だ。20日の米科学誌「セル」(電子版)に発表した。

 ES細胞は神経や筋肉、臓器などあらゆる細胞や組織に分化させることができ、再生医療への応用が注目されてきた。しかし、生命の萌芽(ほうが)である受精卵や卵子を壊して作るため、倫理的な問題が実用化研究に立ちはだかる厚い壁だった。

 受精卵などの生殖細胞ではなく、皮膚などの体細胞からES細胞と同じ性質を持つ万能細胞を作る研究で先陣を切ったのが、山中教授らの京大チーム。昨年、マウスの皮膚細胞に、万能性に関係する4つの遺伝子を導入して万能細胞の作成に成功。ヒトの細胞での実現に向けて、激しい国際競争が展開された。

 山中教授らは、マウスで成功した技術を応用して成人の皮膚細胞に同じ4つの遺伝子を導入し、ヒトの万能細胞を作ることに成功。「人工多能性幹細胞」(iPS細胞)と改めて命名した。タンパク質を作る主要な遺伝子が、ヒトES細胞とほぼ一致し、肝臓や心筋、神経、筋肉など約10種類の細胞に分化できることを確認した。

 米ウィスコンシン大などの研究チームも20日の米科学誌「サイエンス」(電子版)に、胎児などの皮膚から作った類似の万能細胞を発表した。

 今回の成果は、脊髄(せきずい)損傷や糖尿病、心臓病など多くの病気で再生医療への応用が期待される。患者と同じ遺伝子を持つ臓器細胞を作れるため、薬の効き目や副作用の診断などにも役立つ。
 山中教授は「再生医療というマラソンのゴールが見えてきた。10年以内に実現できるだろう。今後は研究体制の充実と適切なルールづくりが必要だ」と話している。
                   ◇
 中内啓光・東大医科学研究所教授(幹細胞生物学)の話 「(体細胞クローン羊の)ドリーに匹敵する非常にすばらしい世界的な研究業績だ。ES細胞の倫理的、技術的な問題をクリアでき、理想的な再生医療の実現につながる。腫瘍(しゅよう)の可能性など安全性が課題だが、実用化までに10年もかからないだろう。今後は何らかの研究指針が必要かもしれないが、ES細胞のような厳しいルールはいらないと思う」


 今回、京都大チームが「万能細胞」を作り出すことに成功したことは、ノーベル賞の受賞に値する画期的な成果です。この「万能細胞」は、これまでの研究の主力であった「ES細胞」と異なり、人の受精卵を使わずに済むために倫理上の問題が無く、自分の皮膚などを培養して使うことから拒絶反応を起こす危険も無い、まさにいいコトずくめの技術を言えます。山中教授以下京都大チームに敬意を表します。
 ES細胞と言えば、2年前の11月、某捏造大国の研究者による研究成果の捏造が発覚しました。


黄禹錫博士のES細胞国際特許、すべて「不適正」
2007年8月8日11時11分配信 YONHAP NEWS

【ソウル8日聯合】論文ねつ造などでソウル大学教授の地位を追われた黄禹錫(ファン・ウソク)博士が出願していた体細胞複製胚性幹細胞(ES細胞)に関する特許について、世界知的所有権機関(WIPO)が8日にウェブサイトを通じ、「全面不適正」との見方を示した意見書を公開した。
 この特許出願は、ねつ造発覚で掲載が撤回された2005年のサイエンス誌論文の内容を根拠としたもの。2006年に出願しているが、現在までに実際に特許登録した国はない。一時は300兆ウォンの経済価値があるとされた黄博士の特許だが、まったく認定されない可能性が高まった。

 報告書は、特許出願に記されたES細胞の作製方法に関する説明が、41の請求項を十分裏付けるものではないと指摘しており、またこのES細胞が「特許手続上の微生物の寄託の国際的承認に関するブダペスト条約」に従い寄託されていないとも指摘した。

 この報告書は、大韓民国特許庁が特許協力条約(PCT)上の国際調査当局として昨年5月17日に作成し、WIPOと今回の特許出願を担当していた国内代理人に送付したとされる。

 特許庁関係者によると、この報告書は予備調査であり、特許登録の可否は出願を受け付けた国が個別に決定するものだという。各国の審査官が参考にすると思われるが、報告書の内容そのものが特許登録の可否を直接決定するものではないと説明した。しかし、ある特許専門家は「特許出願の根拠となった論文がねつ造であり、ES細胞も存在しなかったことが明らかになっている以上、常識として特許登録はありえないのでは」と話している。 
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 黄禹錫教授は2004年に、ヒトクローン胚からES細胞を作りだすことに世界で初めて成功したと発表しました。とたんに、韓国社会は熱狂し、同教授を英雄に祭り上げてしまいました。同教授には
・「最高科学者」「韓国国家イメージ広報大使」「誇らしい韓国人大賞」認定
・研究費として年間30億ウォンの支援
・24時間体制の警備
・「黄禹錫バイオ臓器研究センター」設立
・大韓航空のファーストクラスに10年間乗り放題
・巨大銅像の建立
などの特典が与えられました。韓国人は黄教授を賞賛し、彼を題材にした「道徳」の副読本・絵本などが作られ、韓国人初の自然科学部門ノーベル賞受賞の期待が高まりました。
 しかし、黄教授の「卵子」不法入手問題や捏造疑惑を韓国文化放送テレビの情報番組が報じると、韓国国民は憤激し、同番組のスポンサー商品の不買運動、同テレビの視聴拒否運動などを展開し、情報番組を放送中止に追い込んでしまいました。中には、抗議の焼身自殺を遂げる者まで現れる始末でした。しかし、情報番組の報道は事実であり、韓国国民の憤激は根拠の無いもの言わざるを得ません。

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 韓国人は、日本人がノーベル賞を受賞する度に激しい劣等感や焦燥感に苛まれ、「日本に追いつき、追い越せ」とばかりにノーベル賞に対しては異常ともとれる執着を見せます。それが韓国人の間では、ノーベル賞の“受賞”自体が目的となり、研究成果の発展やその真偽には全く興味が無いという、「本末転倒」な論調がまかり通っている現実です。

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 ここで奇妙な現実に気づかされます。韓国社会では、韓国人の名誉になることであれば、たとえ捏造であってもそれを妨げてはいけないという空気が常にあります。韓国マスコミも当然捏造が多いし、2年前の例のように、韓国社会のあまりに行き過ぎた“捏造容認主義”を批判する例などは極稀なケースです。この事実は、実は我が国と対極をなしています。
 つまり韓国社会では、捏造の要求は常に国民の側にあり、韓国マスコミは韓国人全体が欲するままの報道を続けているのです。対して日本社会では、国民の側には捏造や歪曲を好む空気など無いのに、マスコミが意図的に捏造を行っています。この日本マスコミの捏造はむしろ韓国人の要求に沿った形で報道されることが少なくありません。マスコミが捏造を行っても、従順な日本人はマスコミ報道を妄信して、彼らマスコミを批判することは決してありません。
 結論づければ、捏造報道を喜び、真実を嫌うのが韓国人。韓国寄りの捏造報道に無批判な日本人ということになりましょうか。
 

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