早大前でチベット支援者・警官がもみ合い 5月8日19時37分配信 オーマイニュース 5月8日、早稲田大学(東京都新宿区)で来日中の胡錦濤・中国国家主席による講演が行われた。会場の大隈講堂前では午後1時ごろ、すでにチベット旗を掲げた学生や一般市民らがつめかけており、それらを排除しようとする警官隊ともみあいになった。 ■早大生の呼びかけに数百人が集合 早稲田大学生ら有志で作る「FREE TIBET IN WASEDA」の呼びかけで集まった学生らは、飯島秀行代表(早稲田大学1年生)によれば200人ほど。しかし実際には、チベット旗を掲げた中高年や、野次馬らしき学生らも含めて、それ以上の数の人々が大隈講堂前のロータリーに終結した。 午後1時、集まった人々はチベット旗は掲げてはいたものの、ところどころで少数が「フリー・チベット!」と声を上げる程度で、全体的に落ち着いた状態だった。ところが午後1時半すぎ、警官らが大隈講堂正面付近の人々を一斉に排除をはじめたことで、もみ合いに。その際、チベット旗を持った女性が「警官に太ももを蹴られた! 『こいつムカつく!』と言われた」(女性) 叫んでいる場面もあった。 ■「シナ人は福田をつれて帰れ!」 警官による路上の「整理」が終わり、一時は落ち着いたかに思えたが、今度は数十人ほどの中国人グループが中国旗を掲げて群集の中に乱入。「中国がんばれ!」「ワン・チャイナ!」などと連呼。これに対して、中国を非難するプラカードとチベット旗を掲げた日本人らしき一群が詰め寄るなど、一時騒然となった。 この日本人グループは警官によって中国人グループと引き離されたが、やがて拡声器などを使って中国人グループに向かって「シナ人は福田をつれて帰れ!」などと叫ぶ一団も登場。一方、チベット旗を掲げた数百人の人々は、拡声器集団と数十メートル離れた場所で、大隈講堂に向かって「フリーチベット!」「チベットに自由を!」「宗教の自由を!」などと叫び続け、少なくとも3種類の集団が混在する抗議集会となった。 この騒ぎの中、胡主席の講演は午後3時から大隈講堂内で始まり午後4時ごろに終了したが、チベット支援者らは4時半を過ぎても「フリーチベット!」を叫び続け、日の丸などを掲げた集団は中国人グループを非難し続けた。 ■「けが人がなくてよかった」と早大生 集会を呼びかけた「FREE TIBET IN WASEDA」の飯島秀行代表は、中国人グループを非難していたグループと自分たちは無関係だとした上で、今回の集会の趣旨をこう語った。 「けが人が1人も出なかったことがよかったです。有志団体の学生が個人による平和的なデモとしてやらせていただきました。(胡主席が)大学に来るということで、現役の学生として主張すべきことは主張しなければ始まらないと考えました。早稲田での胡主席の講演に賛成とは言えませんが、ヒステリックに反対するだけでは意味がない。早稲田の学生がチベット問題に無関心ではないことをアピールできればと思いました」 (記者:藤倉 善郎/エムプロ)
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2008年05月09日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




