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ある休日の朝。磯野家ではカツオ君とワカメちゃんの運動会ために朝から忙しかったのです…そんな時に隣家の作家・伊佐坂氏が庭ごしに磯野氏に声をかけてきて… 伊佐坂氏:「磯野さん!お早うございます」 磯野氏:「これは伊佐坂先生、こんな時間に珍しいですなぁ」 伊佐坂氏:「はて、今日は休日なのにお忙しそうですね?」 伊佐坂氏:「そうですか。それでは手短に話しましょう…磯野さん!ノムのこと聞きましたか?」 磯野氏:「いやぁ、まだ今日のニュースは何も見ておりまんで…何かあったのですか?」 伊佐坂氏:「驚かないでくださいよ。ノムが自殺したんですよ」 磯野氏:「な、何ですと!ノムが自殺…」 伊佐坂氏:「ええ、自宅の裏山から転落して亡くなったそうです。その後遺書が見つかったと報道がありまして…」 磯野氏:「とてもそんなふうには見えませんでしたなぁ…一体何が理由なんですか?」 伊佐坂氏:「収賄です。不正献金ですな」 磯野氏:「えっ、収賄?一体どんな連中が賄賂を送ったんでしょうな?」 伊佐坂氏:「農協だとか聞いてましたが…」 磯野氏:「農協?ミズノだとかZETTならまだ解りますが…」 伊佐坂氏:「…?…たしか夫人が金品を受け取ったとも聞いてますが…」 磯野氏:「すると、エー…何と言いましたっけ…サ、サ…?…あのケバいおかみさんが受け取ったんですな」 伊佐坂:「ケバいとは知りませんでした…」 磯野氏:「そのカネは、どうせまた自分の整形手術にでも使ったんでしょう!」 伊佐坂氏:「そうでしょうなぁ。なんせ夫人だけでなく、本人も整形をしてますから」 磯野氏:「えっ本人も!!あの顔で整形しておったんですか!」 伊佐坂氏:「ええ、本人夫婦だけなく、後援会長とやらまでです。“あの国”では整形なんてごく当たり前のことですし。整形して自民族の醜い心を隠したいのでしょうな」 磯野氏:「えっ!!!ノムはあの国の人間だったんですか!」 伊佐坂氏:「えぇ。だって当然じゃありませんか」 磯野氏:「あ…そうでしたな。ワシとしたことが…うっかりしとりました」(そうか…ノムは在日であったか) 伊佐坂氏:「死んだ人間のことはあまり言いたくないのですが、生前のノムの発言は滅茶苦茶でした…日本の首相の靖国参拝を批判したり、恐れ多くも御皇室を支那のモノマネだと言ったり、日露戦争時に日本が朝鮮から竹島を奪っただのと…はたまた、朝鮮戦争の発生責任は日本にあるとまで言っておりました」 磯野氏:「そ、そんなことまで言っておったのですか…とんでもない輩ですなぁ!」 伊佐坂氏:「また、北朝鮮の核は防衛用だから認めろ、との発言もありましたが、これは事実そうかもしれないのでなんとも言えません。が、どうせ日本が核を持ったら血相かえて批判したのでしょうからとんだダブルスタンダードですな…これだけ“語録”が多い人間も珍しいですな」 磯野氏:「まだまだありますぞ。最近では“マー君神の子、不思議な子”というのもありましたぞ」 伊佐坂氏:(…?…はて?そんなこと言ったかな?“マー君”って、“正君(金正日)”のことかな?)「そういえば、ノムは『太陽政策』の強力な推進者でもありました」 磯野氏:「“大洋”ですかぁ。随分懐かしい名前ですなぁ。それほど“大洋(横浜)”を意識していたとは思えませんでしたが…むしろ“中日”には嫌いな人物が多かったみたいですぞ」 磯野氏:「全くですな!今日のお話を聞いて、ますます確信しました」 伊佐坂氏:「朝のお忙しい時間をこれ以上邪魔するわけにも参りません。話の続きはまた後日ということで…どうも失礼します」 磯野氏:「こりゃ、わざわざお知らせいただいて有難うございました」 磯野氏、家へ駆け込む… 磯野氏:「母さん!カツオはまだいるか?!」 磯野氏:「カツオーッ!ちょっと待ちなさい!」 カツオ君:「どうしたの?そんなに慌てて」 磯野氏:「カツオ!今、お隣の伊佐坂先生から伺ったんだが、楽天の野村監督が自殺したそうだ!」 磯野氏:「どうもサッチーが東北の農協あたりから賄賂をもらっていたのが発覚したらしいんだが、詳しいことは判らん」 カツオ君:「有難う、お父さん!すぐ学校に行って、みんなに知らせてくるよ!」 カツオ君は、この運動会の日の「世紀の大誤報」を理由に、暫くの間、“かもめ第3小の朝日新聞”と学校で揶揄されることになります…本人が忌み嫌っている朝日新聞をあだ名にされるとは、本人の無念や想像に絶するものがあります。他人の不幸を話のネタにしようとした罰が当たったのかもしれません。当分の間、カツオ君が磯野氏と口をきかなかったことは言うまでもありません。
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2009年05月29日
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