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共済掛金不正受給問題による遠藤農林水産大臣の辞任に世間の注目が集まっています。これは遠藤が組合長を務める置賜農業共済組合(米沢市)が、台風に伴う農家の被害に対する災害補償に関して、申請件数を水増しして不正に115万円を不正に受給していたとされる問題です。さらに遠藤大臣は5万円の不正献金があったことも問題視されています。確かにこれは、弁解しようもない不正だと思います。しかし、一国の大臣が僅か115万円とか5万円とかいう僅かな金額でその地位を追われる環境は、むしろこの国の政治システムはマトモに機能している証だともいえます。たとえば中国共産党幹部の不正などでは、経済規模が異なるにもかかわらず、日本円で億単位での賄賂が横行しています。我が国の長いテーマであった「政治とカネ」の問題は少しづつではありますが進歩しているのではないでしょうか?
ですがこんな我が国でも例外があります。小沢一郎です。
[編集] 事務所費問題
2007年1月、自身の資金管理団体「陸山会」が2005年分の政治資金収支報告書に4億円を超える不透明な事務所費を計上していることが発覚した。鳩山幹事長は『(小沢から)「東京都世田谷区内に約3億6500万円相当の土地と建物を購入し、費用を事務所費として計上した」と聞いており「全く問題ない」』と反論した。
自身の資金管理団体が10億円を超す不動産を保有し(小沢個人名義で保有)、またその一部を賃貸運用していることなどが発覚し、物議を醸した。それに対し小沢は1月の衆院代表質問で、これらの「支出の詳細、領収書、関係書類を含め公表する用意がある」とし、同じく事務所費問題を抱える自民党に対し、大臣など責任ある立場の議員に公表を迫った。
2月20日、国会内での記者会見で、東京・世田谷区に約3億7000万円の秘書宿舎を建設し、加えて不動産取引の仲介手数料や登記費用として1100万円を計上したという、2003年〜2005年の事務所費などを公開した。公開に対し「一歩進んだ」と好意的にとらえる社説が多い。一方、10億円は国民の常識からかけ離れているとの批判も残っている。同時に、資金管理団体の小沢名義の資産を個人資産にしないという確認書を公開した。しかし、小沢が亡くなった場合、確認書はただの紙になり遺産として家族に相続されることになる。公正証書として遺言書を残すべきだとの意見を述べる者もある。現在の法律では問題は無いため、政治資金を使った合法的な個人資産形成の錬金術と批判されている。またこれらの書類公開に際しては、報道陣に領収書などの撮影、コピーを許可せず、確認書が作成された日付がごく最近なのではないかとの疑惑は残る。
自由党、民主党からの収入が不動産取得に使用されたため、(個人の資産に)税金を投入したとの批判を受けた。だが、岡田克也から「引き継いだのは小額だった」と一蹴された。海部内閣の幹事長時代、財界から100億円を集めた小沢の手腕や、金竹小と並び称された金丸、竹下の蓄財からすれば税金からの収入以外で小沢が一定の資金を動かせることは想像に難くない。
小沢代表が事務所費を公表した後に事務所費を公表した議員は一人もいない。しかし、小沢代表が公開したのは所有する10億円の個人名義不動産のうち、わずか4割相当に過ぎず、公開したとは言えないとの指摘がある。
フリー百貨辞典ウィキペディア「小沢一郎」より
ウィキペディアの記事を見るまでもなく、小沢一郎の不正な「カネ造り」が明らかになって半年が経ちます。しかし小沢の疑惑を解明しようとするメディアはほぼ皆無です。例外的に週刊現代が追求していたため、その動きを封じるべく小沢は訴訟という手段に出ました。
小沢民主党代表の名誉棄損せず 週刊現代の記事で判決
2007年8月10日(金)16:43
隠し資産としてマンション10戸を所有しているかのような記事を「週刊現代」に書かれ名誉を傷つけられたとして、民主党の小沢一郎代表と同党が、発行元の講談社と執筆者らに6000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、名誉棄損には当たらないと、請求を棄却した。裁判長は「意見の前提となる事実の重要部分は真実で、論評としての域を逸脱しておらず、違法とはいえない」と判断した。
共同ニュース
やはり小沢の裁判戦略は失敗しましたが、大手マスコミは大きく報じることはありませんでした。これは日本のマスコミが、「とにかく政権交代を成し遂げる」という小沢一郎と同じ価値観にとらわれているからです。私は2大政党制が成立することを拒みません。しかしその手段と、何より本当に日本人の利益に叶う政党でなくては、政権交代など百害あって一利なしと断言することができます。
不正の構図
小沢 一郎
小沢チルドレン 小沢チルドレン 小沢チルドレン
自民党議員 自民党議員
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