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セリエA第21節の日曜日のナイトゲームでは、ミランがアルテミオ・フランキでフィオレンティーナ
に1−0の勝利を収めた。ミランの決勝ゴールはパト。先週の日曜日に続いて、パトがミランに3ポイン
トをもたらした。パトは出場6試合で4ゴール目で、サンシーロ以外では初めてのゴール。彼のミランで
の挑戦は最高の形で幕を開けたと言える。
これでミランは、1試合を多く残した状態で4位と4ポイント差。13日にはリボルノとの試合を消化
する。パッツィーニをセンターFWに、ヨルゲンセンを中盤に置いて試合に臨んだフィオレンティーナに
対し、ミランは負傷中のガットゥーゾの代役としてブロッキを起用。ジラルディーノがワントップの形
で、パトはベンチからのスタートとなった。シルビオ・ベルルスコーニ会長とパオロ・ベルルスコーニ副
会長の母親ローザ・ベルルスコーニが亡くなったため、ミランの選手たちは腕に喪章を巻いていた。キッ
クオフ前に捧げられた1分間の黙とうの間には、フィオレンティーナのサポーターからのブーイングも聞
こえてきた。
フィオレンティーナはすぐに攻撃を仕掛け、前半1分にはパッツィーニのシュートをカラッチがセー
ブ。ミランもカウンターで先制点を狙い、カカのパスを受けたジラルディーノがループシュートでフレイ
の意表を突こうとした。パスクアレがはじいてオウンゴールになりかけたボールは、ポストに当たって跳
ね返り、アンブロジーニが飛び込んだがフィオレンティーナのDFが触ってコーナーキックに逃れた。
フィオレンティーナは前半11分に、サンターナのクロスにムトゥがヘディングで合わせたがカラッチ
がストップ。カラッチのゴールは前半15分にも脅かされた。ムトゥの1本目のシュートはポストをたた
き、さらにもう1度ムトゥがヘディングを狙ったが、カラッチが体を投げ出してシュートを防いだ。続い
てジラルディーノが2度のチャンスを迎えたが、シュートはいずれも枠の外へ。前半終了間際には、パッ
ツィーニのシュートがわずかに外れてミランを震え上がらせた。前半はそのまま0−0で終了。
後半の49分には、ネスタのミスパスを拾ったムトゥがペナルティーエリアに向かって抜け出したが、
ネスタがファウルでストップ。FKからムトゥがシュートを放ったが、ネスタに当たってコーナーキック
となった。54分にはフィオレンティーナが良い形の攻撃を見せたが、ムトゥからパッツィーニへのクロ
スもカラッチが飛び出して抑えた。ミランは攻撃の形が作れず、フィオレンティーナの攻撃に苦しめられ
ていた。
66分からセードルフに代わって出場したパトは、70分に失いかけたボールを取り戻し、ボールを受
けたカカがフェイントで相手をかわしてエリア内に侵入したが、シュートはゴールの上へ。72分にはム
トゥのシュートをカラッチがはじいてコーナーに逃れた。74分には、エメルソンが遠い位置からゴール
隅を狙ったがクロスバーの上へ。77分には、カカからの好パスを受けたパトが胸でボールをコントロー
ルし、見事なシュートでフレイを破ってミランが先制した。
パトは終了間際には、足首をねんざしてグラウンドから運び出された。フィオレンティーナは反撃する
ことができず0−1で敗戦。今後も、欧州進出を狙うミランからの追い上げにさらされることになる。
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