曇りのち時々晴れ

福岡をこよなく愛しています。九州・福岡の情報をはじめ、ジャンルにこだわらず、幅広く情報発信していきたいと考えています。

お気に入りの本

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

 本書では、僧侶である著者が、五感を研ぎ澄ませて実感を強めることにより、思考というヴァーチャルなものを乗り越える手だてとして、目・耳・鼻・舌・身の五感に集中しながら暮らす練習を経て、さらには思考を自由に操る練習について教示します。

「要約」
 ふだんは、思考を操れずに多くのことを「考えすぎる」せいで、思考そのものが混乱して、鈍ったものになってしまいがちなのです。考えすぎで思考を錆び付かせるのはやめて、「考えない練習」の時間という充電をすること。その充電を終えた後におこなわれる思考はどこまでもクリアに冴えわたるでしょう。

 私たちは常に、目や耳、鼻、舌、身体そして意識を通じて、さまざまな情報を受け取っています。そうした刺激に反応する、心の衝動エネルギーのうち、大きなものが「心の三つの毒」であるところの「欲」「怒り」「迷い」です。

 目で見え、耳に聞こえる情報に対して「もっとほしい、もっとほしい」と求める心の衝動エネルギーのことを「欲」と呼びます。
 反対に、入ってくる情報に対して「受け入れたくない、見たくない、聞きたくない」と反発する心の衝動エネルギーのことを「怒り」と呼びます。
 そして、目の前のことに飽きて別の刺激を求めるようになる心の衝動エネルギーのことを「迷い」と呼びます。

 仏道における悟りのプロセスとは、瞑想で集中力を高めることによって認識レベルを細かくしてゆき、人間が本来感じている刺激は「苦しみ」の信号しかないのだと悟ることです。
 これは仏教では「一切皆苦」といい「すべては苦痛なのだ」と認識することで、データ変換をストップして心のプログラムを組み替えることと申して良いかと思います。

うつ病の入門編として最適な本です。

ある意味、現在のうつ病に対するオーソドックスな考え方といえるでしょう。

患者に対する接し方なども記載しているので、患者当人だけでなく、周りにうつ病の方がいて、どう接していいかわからないと言った人にもお薦めです。

本書の主なポイント

 ※うつ病は心の風邪のような病気
 ※うつ病とうつ気分とは違うもの
 ※うつ病はある日急に始まり、悪化していく
 ※”いい人”ほどうつ病になりやすい
 ※うつ病は気持ちの問題ではなく脳の中のトラブル
 ※病院や医師を探すのは周囲が積極的に
 ※うつ病でも早期発見・早期治療が大切


北海道の田舎で宇宙開発をしている著者が、あきらめずに努力し続ける大切さを説きます。

「あきらめなければ、状態がほんの少し良くなります。状態がほんの少し良くなるまで、やめずにやり続けることが大切なことです。工夫をし続けるんです。」

私のような凡人にとってみればなかなか難しいことです。

誰か私を助けて!という『受身』でいるよりも、むしろ他人を励ますくらいの『能動性』を身に着けるほうが、結果として、自分が早く元気になる近道です。この本では、これを「メンタル・ギブの法則」と呼んでいます。それは人を励ますこと、人に優しくすること。そして、ときには自分のエネルギーを手渡ししてあげることです。「メンタル・ギブ」によって自分が元気になる方法をこの本では具体的に紹介しています。
読みやすい本で私も一気に読んでしまいました。

 この本は、精神課の産業医である著者が、近年のうつ病増加について、客観的データに基づいて、今までと視点で論じたものです。
 日本におけるうつ病増加のターニングポイントは1999年とこの本では指摘しています。
 そして、その年は、バブル崩壊の年である一方、日本でSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が初めて認可された年であることから、SSRIとうつ病増加の関連性を切り口に分析しています。
 この現象は、日本に限らず、欧米各国等の先進国でも共通しているので、著者はこのSSRI導入後急激にうつ病患者が増加する社会現象を仮に「SSRI現象」と定義しています。
 そして、SSRIが導入されると、どの先進国においてもうつ病患者が右肩上がりに増えることをデータで示し、現在日本で進行しているうつ病患者の増加も、やはりSSRI導入の影響が大きいのではないかと分析しています。
 さらに、SSRIを提供する薬品会社を中心としたうつ病に関する「啓発活動」がうつ病患者そのものを増やし、さらに受診率も増やす相乗効果があると論じています。
 要は、「SSRI現象が起きるとうつ病の受診率は向上する。増えた患者は比較的軽症うつ病が多い。そして受診するしないにかかわらず、自分はうつ病ではないかと考える人も増える。 」ということのようです。
 著者は、最終的に「抗うつ薬のうつ病に対する効果としてエビデンス(薬の効果や副作用を実証する様々な臨床試験のこと)がしっかりしているのは、中等度以上のうつ病の急性期治療と再発予防効果の二つである。 」と結論づけています。

 私自身もSSRIを服用しているうつ病患者の一人です。SSRIを服用することによって病状が改善されたことも身をもって経験しています。
 著者もSSRIそのものを否定しているわけではなく、薬品会社による過度なうつ病プロパガンダに対して警鐘を鳴らしているものだと私は解釈しました。
 私はうつ病の疑いがあるときには、迷わず専門医に相談することを勧めています。そして、うつ病治療には、服薬と休養が不可欠だと考えています。
 しかし、この本で指摘されていることも頭の片隅に置きつつ、薬と付き合っていきたいと考えています。

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
最大10万円分旅行クーポンが当たる!
≪10月31日まで≫今すぐ応募!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事