|
先日、キッチンの収納棚を作りました。 幅、36cm、高さ182cm、奥行き42cm。背が高くて幅の狭い棚です。 最近、物価高で棚ごときでも結構な値段するし・・安ければ中国製で石油系塗料の匂いプンプンだし・・ ということでDIYで作ることに。 材料はSPF1×4材の6フィートを6枚と頂き物の杉板と洋桜の角材です。 SPFはカインズで購入です。 このSPF、そもそもキッチンの収納棚なんぞ作るような材料ではないようで、ゆがんだり、反ったり 割れたりしているものも結構あります。 きれいで棚が真っ直ぐ立つようにしっかり選別しました。 狭い空間に置くので通気性は大切です。 壁や床に出来るだけ密着させず、風が通り易いよう隙間を空けます。 筋交いの代わりに背板を最上段と最下段に入れます。 まあ、棚ですので製作に大して難しいことはありません。 材料をカットしてドリルで下穴を開けた後、スリムコーススレッドで止めるだけです。 きれいなのでストーブで燃やすのをためらっていた杉板もこれで結構使えました。 端材は即、薪ストーブへ直行!廃棄物はほぼゼロです。 棚の製作は子供達も興味津々です。 ちょっと目を離すと・・・ もう子供の遊び場です。 塗装は棚板だけに自然塗料を塗ります。 さあ、できました。 まずまずかな? 頂き物の材料も使ったので材料費は1500円位で済みました。 無垢の木材なので香りも手触りも気持ち良く、この時期には嬉しい吸湿性もあります。 いかにも手作りって感じですが合板や石油系塗料の匂いもない気持ちいい棚が出来ました。
|
DIY
[ リスト | 詳細 ]
|
物置に自動ドアを製作しました。 これでドアを開けても自動的に閉まりますので閉め忘れはありません。 今回は薪棚の間の物置き場所にこのドアを設置です。 ドアにはラティスを角材で補強したものを使用しました。 カラクリは写真をご覧下さい。 重りは重量調整が簡単なPETボトルの水です。 カラクリ部分はドア閉めれば見えないのでテキト−に作っていますが 今のところ結構確実に動作しています。 開けるには人の力が必要ですが電力も配線もモーターもセンサーも不要です。 動作するまでのタイムラグも誤動作で危険な目に合うこともありません。 大きなお世話程に自動化が進んだ現在、ほんの少しの手間をかけるだけで安価である意味
全自動より便利なことが出来るものです。 |
|
さて、前回に続き今回も薪棚です。 今回作るのは1基当たり1.5トンの薪を収納できる薪棚2基です。 今まで作った1号〜3号までは家の壁から10cm程の距離に設置するタイプ。 それゆえ、窓や給湯器を除けた設計が必要でした。 今回は家から離れた菜園と庭の一部に設置するタイプです。 もう窓から3cmは離さなければとか考える必要がなくなり堂々とした設計が出来ました。 反面、雨風は容赦なく薪棚を襲うようになります。薪棚も家から離れるのは大変なのです。 しかも設置する場所は薪棚の幅方向にゆるやかに傾斜しています。 ・大きさは? ・風で倒れないようにするには?、 ・1.5トンの重量をどう支えるか? ・地面が雨で緩まないようにするには? ・木材をどうやって防腐するか? ・屋根の材質は? これら一つ一つを考慮し設計をしてみます。 ・大きさは幅:約3.7m×高さ:約1.85m×奥行き:約0.7mで基礎にはコンクリートブロック10個。 屋根には高耐久のガルバリウム鋼板波板とポリカ波板を併用します。 長尺物の構造材はSPF 2×4材の12フィートをメインに用いました。筋交い(火打ち)等の 1m以下の材料は全て建具屋さんからタダで頂いた赤身の杉や洋桜の端材です。 これは欲を言えば内部造作に用いられるSPFではなく防腐性の高いレッドシダ−やサイプレス等の デッキ材が良いのですが、これを使うと薪棚のコストが跳ね上がります。 作るのは所詮、「薪棚」です。防腐性は塗装で補うことにしました。 耐風はどうか?、屋根は4.1m×0.9mです。そして完成時の重量は1基当り約190kgです。 これなら風で飛ぶことはないでしょう。勘ですがまあ倒れることもないでしょう。 ホームセンターに行き、2×4材12フィートを16本、コンクリートブロック20個、木酢原液2リットルと 白色顔料(酸化チタン)、ステンレス線、波板にかさ釘、コーススレッド各種を購入。ざっと2万円也! そして近所のスーパーで食用ひまわり油を3リットル購入。 まずは2×4材に粗目のサンドペーパーをかけ、木酢液を塗り乾かします。 木酢液にはクレオソート等の天然の防腐成分があります。 なぜ、木材用の防腐剤を塗らないかって? 強烈に臭くて高いからです。 木酢液を塗るときは手袋をしましょう。手につくと皮膚が堅くボロボロになり割れてきます。 もう痛い思いはしたくないです。でもこれなら虫も菌も寄り付かない気がします。 次は建設予定地の整地です。でも、雨が降ればグチャグチャになりました。 地盤は緩まないかな?と心配になり、とうとう暗渠(あんきょ)排水工事をする羽目に。 業者呼べば確実に予算オーバー、幸いにも2度位の傾斜地で溝を掘るときの勾配は取らなくても 良いので自分で施工することに。全長12mの工事です。これで1.5日が吹っ飛びましたが、 周囲の水溜りは消滅し効果は上々でした。 水の心配がなくなったら基礎工事です。砂利を突き固めた上に1基当たり10個のブロックを置き、 水準を合わせます。 水準が合ったらいよいよ木組みです。コーススレッドで止めていくのですが、木と木が合わさる所や 組んだ後から手が届かない所は前もってたっぷり塗装します。 おおまかに薪棚の直方体構造が出来る程度に仮固定したら今度は水準器を柱に当て垂直が出た時点で 14箇所の筋交い(火打ち)を止めます。そしてコーススレッドの打ち増しです。 筋交いが効くと薪棚は劇的にガッシリとしてきます。やっぱ三角形の構造は強い! 後は薪棚を手で揺さぶりながら弱い部分を探し補強です。 薪が入ったときの力のかかり方も想像します。木材も圧縮・引張りにはかなり耐えますが曲げの力は こたえます。モロに荷重が加わる床と基礎の接触部分は入念にチェックし、隙間が空いているときは ヒノキの板切れを噛ませます。床部分は厚さの違う端材を沢山使用していましたので隙間だらけでした。 そして外枠の縦柱にも横方向に薪の圧力がかかり外へ膨らもうとするので筋交い(火打ち)を入れます。 とにかく曲げの力は圧縮か引張りの力で受けます。 剛性を上げるのもキリがないのでホドホドにして、今度は本塗装です。 波板を打ち付ける垂木以外の全ての木材に2度塗装します。浸透系の塗料をとにかくタップリ塗ります。 雨に当たる所は3度塗りします。(ポリカの波板は油系の塗料付着厳禁です。そのうち割れます。) 結局、1基当たり1.5リットルの塗料を使いました。 sniperは塗料もDIYです。ハイリノールのひまわり油に酸化チタンの顔料(白)を混ぜます。 酸化チタンを入れることで紫外線をカット出来、塗料の持ちが良くなります。 (余談ですが酸化チタンは日焼け止めクリームにも使われているそうです。) ひまわり油は一部の市販自然塗料にもブレンドされています。 ひまわり油の特徴は乾燥に半年程かかることです。とんでもなく乾燥が遅いです。 ですがいいこともあります。 塗ってしばらくは液体の状態なので木材にどんどん浸透して行きます。そしてゆっくりと 固まってきますので木が少々削れても撥水力があるかもしれません。そして木の強度も上がるでしょう。 また、塗装に1週間かかろうが塗料の中に刷毛を浸しておけば固まりません。 防虫・防腐性はありませんが薪棚製作には非常に安くて安全で大変便利な塗料かもしれません。 まあ、木酢液もひまわり油も本来塗装用のものではありません。 より確実な効果を期待されるのなら、市販品をご使用くださいね。 塗装が終わったところで、基礎のブロックと薪棚本体をステンレス線で固定します。 ブロックにドリルで穴を開けてステンレス線を通し、薪棚本体に巻き付けます。 これで合計132kgの基礎部分と薪棚が連結されました。もう押しても動きません。 これで波板を葺いてもOKです。波板にドリルで穴を開け、かさ釘で固定します。 (ポリカはあまり強く打ち付けないように!) 屋根工事が終わる頃には塗料も木材に浸透してきたので、ちょっと早いのですが薪の積込みです。 ここはsniper家の戦力が総出動です。 我が家の若い連中も楽しく薪運びを頑張ってくれました。みんなありがとう。 ようやく積込めた約3トンの薪、1基当たり約1.5トンの重量にこの薪棚は耐えられるようです。 積込んでみるまで分からないのが薪棚です。まあこれで一安心です。 完成して気になる所もありました。 棚の奥行きはもう5〜10cm増やしておけば長い薪も積み易かったかもしれません。 また、ブロックの基礎はもう少し多い方が床の強度が上がり、風にも強くなったと思います。 ともあれ、端材やDIYの塗料を利用し、かなり低コストで出来たのではと思います。 低コスト設計も殆ど一人での施工も自分のペースで出来、楽しいものでした。 そしてこれで、かなり余裕を持って薪が保存できるようになるでしょう。
|
|
我が家では薪を薪棚で保管しています。 既に薪棚1〜3号までが稼動中で束数にしておよそ380束、約2トンの薪が保管できます。 おかげさまで今年になって大量の原木が集まり、どうやって薪を保管するか思案していました。 まずはこの薪の量をご覧下さい。 気がつくと我が家は東西南北を薪で囲まれていました。 まずは南。 そして西。 北、よそ様の空き地に置かせてもらっています。 東、山のままです。もう積む暇がありません。 どうやら4〜5tはありそうです。 通りがかりの人からは 「凄い量の薪ですね・・・陶芸家の方ですか?」 と言われることもありました。 とにかく今のままだと2tしか保管出来ないので、もう3t分を保管できる薪棚が必要です。 今回製作している薪棚は自立・移設可能なもので、低コストながら10年程の風雨に耐えられること。 特に風で倒れないようにするのが重要です。 製作は現在進行中なのですが、薪の重量も凄いのでとにかく薪を入れてみるまで完成したか どうかは分かりません。 ということで完成写真は次回ということでご勘弁を。 週末は晴れますように! つづく
|
|
|







