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相見積もりは公共機関でもお勧めしているので当たり前とお考えでしょう。
でも、何度か私のHPでお伝えしているのですがご自分で比較できる基準をお持ちでないと
かえって大きな過ちを犯す危険もあります。
そもそも公共事業の発注にしても談合問題が繰り返し紙面を飾るのは何故なのでしょう。
上記の談合については後日に回す事にします。
きちんと教育を受けた方が担当する事業の発注でも相見積もりで問題が生じます。
まして予備知識や経験の無い一般の方に相見積もりを奨めるのは本来おかしなモノ?
ではないでしょうか?
ただ、昔(といっても20年ほど前まで)は地域の産業はある一定の範囲で限られていました。
そこには必ず何代も続く老舗の業者や職人・商店があってそこが基準となっていました。
家を建てるということは大事業ですし、今のように誰もがマイホームを持つと言う事も
近年のことで、前は貸家や社宅などに住む方が多かったように思います。
家を建てると言う場合は、昔からその地域に住んでいる農家や資産家の方などが何代も前から
付き合いある親方や職人に全てを任せる、また自分達も親から成人していく過程でしつけや
家庭生活の中できちんと職人や商売相手への対応の仕方を学んでいてある程度の目を持って
いるという形で成り立つ契約形態だったので、注文者と請負者が互いの立場を理解しあえる
面が多かったと思います。
限られた地域で互いに生活する者同士間での仕事の依頼や請負の場合には、評判という規範
でもってある程度の了解が得られますが、現在のように隣に住む人の事も知らない世の中に
なってくるとそのような判断基準では上手く事が運ばなくなりますので、さまざまな問題が
生じてくるのでしょう。
それでは新築やリフォームなどの私達一般庶民にとって大金をかけた契約の場合にどうすれば
一番安心して仕事を頼む事ができるのでしょうか?
それはホームドクターのように信頼できる業者を決めておく、見つけるということです。
相見積もりもその手段と思ってください。
相見積もりを仕事を依頼する相手を見定める手段の一つにすぎないとの意識に切り替えます。
そうすると何社かに会い見積もりを依頼する際にご自分がとるべき手段や態度もおのずと
整理が付いたり判って来ると思います。
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以降、続きます。
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