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<雑詠>
>春の陽に 寄せては帰す 波の音よ、君の文読み ざわめく心
<ささゆり>
>梅雨中に 蕾持ちたる ささゆりは お辞儀しており はにかんでおり
>ささゆりを 眺めつ撮りし 君がいて 思い浮かべる 優し眼差し
>倒木の もたれし岩壁 一輪の 薄紅匂う ささゆり揺れて
>人知れず 緑に匂う 百合の花 澄んだ瀬音に 心地よく揺れ
<春彼岸会に伯父を偲んで>
>夏生まれ 名に付けたしと 願うほど 百合愛でし人 飽くまで眠れ
<母>
>柿送る 母の温もり 噛みしめむ、いついつまでも 君は愛し児
>「見て見て」と 言わむばかりに 満開の 撫子愛でる 母の無邪気さ
>えんどうの ご飯が好きな 母が来て 豆の蘊蓄 延々と述べ
>我侭は 母譲りかも トホホだね ドジなところも 面白さもね
>ひそりと山陰に咲ける椿見ゆ 柞葉の母 想う白さよ
<熊本の桜>
>散りぬべき 時を計りて 待つ花の 白雪のごと 妖しく咲けり
>陽光に 白き桜花の 眩しさよ 我ひとり探す 君の面影
>母唄う さくらさくらは いつのこと 小さき手引き 登る坂道
>音も無く 舞い散る花の 悪戯よ 薄紅匂う 君の黒髪
<トリノ五輪>
>耐えざるを 耐えて咲かすは 夢の華、幼心に 残れ五輪華
<雑詠>
>冬の野の 線香花火 山芹よ、想いて侘びし 過ぎ去りし時よ
>冬の夜に ホットチョコ飲み 「星めぐり」 静寂に響く 君のアカペラ
>金色に 輝き透ける 花弁の 甘き匂いよ 蝋梅の花
>ひそりと山陰に咲ける椿見ゆ 柞葉の母 想う白さよ
>種まきて 実り多けれ 豊かなれ 願い叶えよ まんさくの花
>君見るや 雪被く富士 風渡り 真澄の空に 咲き初む桜
>うたかたの ブログの世界 さよならと はじめましての 交差する闇
>たのしき日 思い出せずに 「さよなら」と 伝う心に 降る涙雨
<忘れ貝>
>穏やかな 波の調べに 忘れ貝 拾いて想う 君との出会い
>忘れ貝 拾い集めむ 幾枚も 恋しい君を 忘れむがため
>白浜に 忘れ置かれし さくら貝 君の指先 懐かしむ色
<七夕>
>蓮の葉の 雫集めて 認めし 願いよ届け ふたつの星に
>かささぎの 渡せる橋を 渡り行き 君に逢いたし 夢一夜でも
>夕闇に 風になびきし 短冊の 色とりどりに 煌めき映ゆる
>蓮の葉の 銀の雫を 集め来て 悪戯に書く 恋文もどき
<五竜の滝>
>富士裾野 雪解けの水 流れ来て わかれまた会う 五竜の滝
>夢の橋 紅き欄干 太鼓橋 ふたり並んで 遊ぶ鴨見ゆ
>五竜滝 男と女 分かつとも 流れ下れば 再び出会い
>滝横で 密やかに揺れ 散り行くか 山百合の花 儚き女のごと
<雑詠>
>純白で 嫁ぎし我を 染めあげる 日々の暮らしの 喜怒哀楽よ
>いつまでも ずっといつまでも 見つめてる この天と土 人の歩みを
>夕闇に 浮き立ち匂う 白粉の 真白き花は 遊女のごと
>つり橋を 渡るが如き 我が恋は 揺れれば揺れて 歩みの止まり
>一つのみ 沙羅双樹の 残り咲き ものの哀れを 我に教えし
>透け通る 白き花びら 夏椿 静かな丘に 移ろい散りぬ
>じりじりと 心焦がして カンナ咲く 思いの長けの 熱を孕みて
<山百合>
>魂の 知らず知らずに 引き合いて 何時しか傍に 山百合の花
>魂の 彷徨い求め 君と逢い 燃ゆるがままに 過ぎ行きし刻
>魂の 触れあう二人 暗闇の 嵐の中の 燃ゆる炎よ
>遠ざかる 記憶の彼方 触れあいし 君の面影 埋火のごと
>密やかに 焦がれ燃え尽き 過ぎし日の 君諸共に 土に還らむ
>山百合の 烈火のごとく 匂い咲き 君に宿りて 密やかに散り
<白百合>
>草中に 白百合の咲き 散りゆくを 誰ぞ知るらむ 誰語るらむ
>白好きの 我憎ければ この百合も 君は拒むか 空しき心
>君に無き 宇宙の心で 白百合は 咲き散り行くよ 富士裾野原
<雑詠>
>清流の辺に咲くや 紺碧の海の色した 紫陽花の花
>滝水の さらさら流れ 渓をゆく 戻ることなき 時の旅人
>レンアイを きらきら語る 若き人 青葉の如く 眩しく笑い
>明るくも 危うさ抱く 向日葵の 太陽だけを 見つめて咲きぬ
>笑う時 涙する時 怒る時 寂しい時も 一緒に居たね
>冷静な 君の眼差し 感じつつ 紫陽花の道 ゆっくり歩み
>花あらば 蝶の舞い来て 蜜を吸う、巧みな仕掛け 哀しき運命
<彼岸花>
>野辺に咲く 天上の花 赤々と 燃えて想うは 我恋うる君
>草むらに 曼珠沙華 紅く燃ゆ 忘れられずと 恋募る君
>君抱く 熱情の色 鮮やかに 相思華咲きて 永遠の恋
>彼岸花 燃ゆるがままに 焦がれ咲き 恋し恋しと 君を想う夜(よ)(瀧哲さんのブログへ書き置き)
>君恋し 曼珠沙華 焦がれ燃ゆ (太聖さんのブログへ書き置き)
<はまごうの花>
>はまごうの 砂一面に 咲き乱れ 夕陽は沈む 潮騒の街
>白浜を 君と歩みて 見つけしは 貝の欠片と はまごうの花
>はまごうの 咲き匂う丘 佇めば 果てなく響く 波の音静か
<海辺の夕暮れ>
>何もかも 茜に染めて 海に消ゆ お日様ひとつ、人影ひとつ
>黄昏て 岬に立てば 潮騒の 優しく聴こゆ 小さな漁村
>灯台の 向こうに見ゆる 漁火の きらめき揺れて 恵み待つ岸
>暗闇の 漁火のごと 幽玄に 光り惑わす 汝、悪しき女やも
<茶の花>
>青き海 見渡す山の 畝に咲く 白き茶の花 仄かに香り
>葉隠れに 密かに咲くや 茶の花よ 我が恋う人に 想い伝えむ
<あいことば>
>開くほど 紅い匂う 冬薔薇
>「開けゴマ!」 たぶん駄目だよ 開かないさ 「あいことば」待つ 心の扉
☆〆(σ_σ)\☆
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