手記
文芸的なパラダイム
「パラダイム」とは元は科学史用語で、「語形変化表」と云う意味でしたが、現在はトマス・クーンの著作「科学革命の構造」以降の意味です。
此は自然科学の連続的進歩拡大の歴史ではなく、幾つかの革命の断続史と云う考えの下、
共有している基本的なものの見方、行動規範、等、
を示します。
科学では、天動説から地動説への変化等が、「パラダイム・シフト」と呼ばれています。
自然科学以外でも、社会科学や哲学、ビジネスでも用いられます。
規範、凡例、思想的な枠組み、と云う意味で、今は使われます。
倫理規範も此にあたり、当然、其は、芸術分野でも使えるものです。
芸術では、何を美しいものと位置付けるか、大きな課題となる為、重要ですね。
其の作のパラダイムは何か、此が重要であるのは、確かです。
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文芸の大課題「自殺」
2012/6/8(金) 午前 1:09
別に今に始まった事では無いですが、「自殺」と云うのは大問題です。
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問わない時、其の答えの一つ
2012/5/25(金) 午前 2:22
愛に付いて問わない時、其は身近に、確信となる対象が在る時です。
「私は此の人を愛している、此以上本能的なものが在るだろうか」と云う事です。
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何故「愛学」は無いのか
2012/5/25(金) 午前 0:13
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