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改修工事の依頼が昨年は5件(住宅4、クリニック1)と、際立っていました。


創立26年たっている事から、そろそろ、そういった時期になってきたわけですが
改修工事こそこれからの時代にまともに取り組まねばならないものだと想いました。


日本の住宅の寿命の短さは建築の構造的限界より高度成長経済を優先して来た事
による事が大きな要因と思います。


低成長時代に入り、また地球規模でエネルギー問題や自然環境に配慮しなくてはな
らない現代の中で改修工事はかなり重要な事柄となります。


そのやり方次第で、へたをすれば、却って建築はおろかそこで生活する人までも危
うい事になる事や多くの廃材も問題となります。


改修どころか改悪だってあるということです。


建築工事の中で予算はもっとも重要な項目です。予算を有効に使うことが特に改修工事では大切です。


それには何を目標とした工事かという検討が重要ですが、とりあえず、具合の悪いところを、といったことで、全体の事に想いを馳せる方が少ないので、建築家には相談せず、職人さんが言われるままに事を済ませているケースが一般のようです。


建築家の中には改修設計をまめにこなし、コストパフォーマンスをしっかり発揮して素人では考えの及ばない事まで盛り込んだ案を出す事も充分期待できます、


改修を建築家と楽しみにこなして頂きたいと思います。


工事費の10〜15パーセントの設計監理料は工事を適切にとり行うためには、どうしても必要な経費だということを理解していただきたいと思います。


その効果はまず完成後に充分認められる事と思います。

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