しゃーわせダイアリ

mintさんという人がすごすありふれた日々。

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「最強のふたり」

昨日はレディースデー。新聞や雑誌で評価が高い「最強のふたり」を見に行った。
 
あらすじ
 
車いすで生活している大富豪フィリップは首から下を一切動かすことができない。
 
車いすは電動のスティックを顎で動かすことでかろうじて移動することができる。
 
食事もそして排便も介助が必要、そして欠かせないのが血行をよくするための毎日のマッサージ。
 
富豪(というか貴族の出なのだと思う)なのでお金には困らない。
 
はっきり言って毎日を淡々と過ごすだけの生きるしかばねだ。
 
そこにあることをきっかけにして黒人の青年ドリスが介護者として雇われることになる。
 
物おじせず、ずけずけ物事を言うんだけど嫌みがなくユーモラスな彼が
 
いままでフィリップができなかったこと、あるいはタブーとしてきたこと、
 
例えばスポーツカーに乗ることや夜の散歩、そして恋愛をどんどんとフィリップの生活に取り込んでいく。
 
--------------
 
多分観客はフィリップの立場で映画を見ている。
 
実は私たちだって精神的にはフィリップとあまり変わらない。
 
淡々とルーティンワークをこなすことで過ぎていくだけの硬直した日々。
 
そこにドリスの「乱入」に近い登場が風穴を開ける。
 
飾らず、自分に正直であることや、笑い(フランスならエスプリというのかしら)、そして恋愛。
 
さらには社会的立場は違えども真面目に生きている自分に尊厳を持つこと。
 
生きるってこんなにも明るく清々しくて気持ちがいいことに
 
フィリップの目を通して私たち自身が気づかされ、心が生きているその喜びで満たされる。
 
ドリスは家庭の事情で一度介護者の仕事を辞めることになる。
 
またそれぞれの重い日常に戻る。
 
その転調で改めて私たち自身ももう一度気づかされる。
 
生きていることってそれだけで楽しく、喜びに満ち溢れたものであるんだけど
 
気の合う友人とそれを分かち合うことで更にその喜びが大きく温かく、かけがえのないものになるのだと。
 
おすすめいたします。
 
 
余談
それにしても『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を見た時も思ったんだけど、
 
外国は子供が悪いことをしたらよその子でもきちんと叱るんだな、と。
 
『ものすごく-』は主人公の男の子が平日学校を休んで父親の痕跡をたどるんだけど
 
お店に入ると「今日学校はどうしたんだ?」とお店の人が必ず聞く。
 
今回の映画でもドリスがフィリップの娘の別れた彼を叱り飛ばす。
 
そしてその彼がきちんと叱られたことを受け止めるのだ。(まぁ怖いというのもあるだろうけれど)
 
「社会」といて成り立っているというか。。。
 
海外は大人と子供の境界線がはっきりしていて、大人は大人であるだけで尊敬に値するのだと
 
いうこと(もちろん例外はあるにしても)、だからこそ大人の言うことは聞くべきであるということが
 
きっちりと子供に教え込まれているからだろうか。
 
国それぞれに映画だけでは読み取ることのできない事情はあるとは思うけれども
 
少なくとも大津市のように自殺した子供の人生に大人が誰一人責任を取らないということはないだろうと思った。

閉じる コメント(8)

この映画は観てみたいんですよね。
何とか時間を作って観てこようと思います!!!

2012/9/6(木) 午後 5:20 マサラッキ

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マサラッキさん♪
ぜひぜひご覧になってください。見た人みんな幸せになります。
心が洗われるってこういうことなのかなぁって思いました。
平日なのに映画館も様々な世代の方で一杯でした。
珍しくパンフレットも売り切れてしまっていたので
観られた方はきっと心に残したい思いで購入されたのだと思います。

2012/9/6(木) 午後 7:35 ☆*゜mint゚*☆

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おはよう〜(^^♪
なんかスカッとしそうな映画ね(^^♪
このごろはちょっと映画から遠ざかっていますが、そろそろ行こうかなと思っています。
ナイス!!(^^♪

2012/9/7(金) 午前 9:00 レイ

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う〜ん、良さそうな映画だね。
最近観たい映画が沢山出てきた・・・
直ぐに観に行かないと終わっちゃうんだよね。

それにしても、ホント、大人が子供に注意するのは当然だよね。
ナンだろ・・・子供、小学生?
中学生も子供なんだろうけど、小学生と叱り方は違うかもね。
半分大人?って言う感じ?
子供にも寄るんだよねぇ〜これって。
先ずは、親がしっかり叱れ!!
と思う。

2012/9/9(日) 午前 9:43 [ - ]

レイさん♪
本当にスカッとさわやか〜な映画でした。
私も今度は何を見に行こうかなぁ。。。

2012/9/9(日) 午後 7:06 ☆*゜mint゚*☆

つなみちゃん♪
そうそう、見たいと思ったらすぐ見に行かないと上映回数が減る。
いつの間にかフェイドアウトしてしまう。。。

この映画では高校生だった。
まず、その黒人が「おれに対する態度が悪い」と。
使用人だからといって見くびったようなことを言うなと
フィリップ(親)に言い、親はそれを娘に注意する。
娘の彼氏が娘を振るときに「あばずれ」と言ったことについて
女性にそんなことを言うなと注意し、毎朝クロワッサンを運ばせる。
映画だし、手荒な注意だったりもするんだけどでも理に適ってる。

年齢を超えて自分の意見や立場を明確にするからこそできるのか?
日本では(ヘタレな私は)なあなあで見て見ぬふりをしちゃうし
注意しても「なにあんた?」的な態度を取られそうで怖かったりする。

2012/9/9(日) 午後 7:13 ☆*゜mint゚*☆

僕が子供のころには親のほか近所にも怒ってくれる人がたくさんいました。そんな意味、地域社会の中で心身ともに鍛えられながら子供達は育っていったのだと思います。それに比べて今は、近所づきあいは希薄になりました。子供たちが育っていった土壌が悪くなりつつある・・・だから、昔ではありえなかった事件や出来事が頻発するようになったのでしょう。。

2012/9/9(日) 午後 10:24 [ 山原水鶏 ]

やんばるさん♪
そう、地域で見守る、育てるという雰囲気が希薄になりました。
プライベートという言葉のみ成長しすぎてしまったのでしょうか。
USなどは開拓者時代からの相互扶助精神、あるいは宗教からくるボランティア精神が残っているからか日本よりも地域性が残っているような気がします。それでも銃の乱射事件などが起こるんだけど。。。日本は昔よりも大人の歯止めが利かなくなっているところはありそうです。

2012/9/10(月) 午後 11:19 ☆*゜mint゚*☆


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