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京都・二条屋敷跡から風呂の遺構  信長も入浴?
2010.4.28 23:04

織田信長が造営した屋敷「二条御新造」の浴室とみられる遺構。中央左が炭に覆われたかまど跡=京都市中京区(市埋蔵文化財研究所提供) 織田信長が安土桃山時代に、京都に造営した二条殿御池城(二条屋敷)の風呂の遺構が京都市中京区の発掘現場で見つかり、市埋蔵文化財研究所が28日、発表した。風呂は信長自身も利用した可能性があり、同研究所は二条屋敷の姿を探る貴重な資料としている。

 見つかった風呂遺構は東西約7メートル、南北約6メートルの規模で、大型の竈(かまど)2基と井戸、土間が確認された。そのうち竈1基の周囲には風呂屋(や)形(かた)(浴室建物)を支えたとみられる約10個の礎石があった。竈に鉄製の桶(おけ)を置き、そのうえに簀(す)の子をしいて、湯をわかして、蒸し風呂にしたらしい。

 二条屋敷は、信長が住まいとして現在の京都市中心部に1576年に造営。池と泉の庭園が有名だった二条家の邸宅を利用してつくられたとされ、約120メートル四方の規模を誇った。平成14年の発掘調査では庭園遺構の一部が確認された。

 今回の風呂遺構は、二条屋敷の中では南側、庭園に接するとみられる位置で確認された。同研究所では竈が大きなことなどから、屋敷内の浴室施設の遺構と断定した。

 同研究所は「入浴はぜいたくな楽しみだった。信長も利用したかもしれないが、庭を望み、客人をもてなすために建てられた可能性がある」としている。

 同研究所では出土した資料などを5月1日から同16日まで京都市考古資料館(上京区)で展示する。入場無料。

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