ギャラリィファンタジア

soelは2009年1月26日他界しました。遺作展を同年10月9日〜14日ギャラリー日比谷にて開催いたしました。

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添嶋奈美子(soel:故人)、川原百合子さん、菊池正人さんによる三人展「つながる心」の開催をお知らせいたします。
日時は、遺作展のちょうど一年後にあたります本年10月8日(金)〜13日(水)、場所も前回と同じ東京の日比谷ギャラリーです。
************************************************************
ご挨拶

添嶋奈美子(soel)は昨年1月、他界いたしました。そして、ブログ仲間皆様のご協力のもと、昨年10月に遺作展を開催させていただき、soelの夢をかなえるとともに、その作品を約千人という多くの方にごらんいただくことができました。あらためまして、お礼をのべさせていただきます。

ところで、遺作展以降、soelの作品が増えることはありません。
同じ作品を展示しても、ごらんにきていただける方は少なくなる一方でしょうし、また、作品から受ける印象も弱まっていくでしょう。
このため、遺作展当時は一回限りのものと思っていました。

しかし、ご芳名録に再度の展示をというお言葉を頂戴したり、さらには、何人の方から同趣旨のお手紙をわざわざいただき、心がふらついてきました。

その中で、妻の治療への励ましのため大事な作品をお送りいただいた何人かのsoelのブログ友達を思い出しました。
感情を面に出すことがなかったsoelが、そのたびに満面の笑みをうかべ、いただいた作品について説明をしてくれました。
今度は、このようなお友達と一緒の展示会をもてたらいいのではないか。
そして、はり絵の川原さん、絵画一筋の菊地さんにお声をおかけしたところ、快諾いただき、開催となったものです。

このような三人展ですから、三人に共通の師匠がいるわけでもありませんし、定例の集まりがあったわけでもありません。
手法にしても、アクリル画を中心とする奈美子、はり絵作家の川原さん、そして、今回は油絵を出される菊池さんと異なり、作風も違います。
ほとんどが違う中、ブログでの奈美子の作品という、それだけにより「つながる心」。
個々の作品を超えた「つながり」を感じていただければ幸いです。

皆様のご来廊をお願い申し上げます。

なお、最後になってしまいましたが、治療中、奈美子は多くの方から多くの励ましをいただいきました。お二人よりも自分のほうが三人展にふさわしいと思いになられる方も多数といらっしゃるでしょうが、全ては芸術センスに乏しい夫の勝手な判断ということでお許しお願いします。

                               (添嶋一/soel夫)
*******************************************************
三人展「つながる心」
日時:10月8日(金)〜13日(水)11:00〜17:00(最終日は15:00)
場所: ギャラリー日比谷(東京都千代田区有楽町1-6-5) 
     [http://www.g-hibiya.com/]
出展者:

 
− 添嶋奈美子/soel
   [ギャラリィファンタジア http://blogs.yahoo.co.jp/soel917]
 
 − 川原百合子/はり絵
   [貼り絵・今週の一枚 http://blogs.yahoo.co.jp/eco_harie
  − 菊地正人/masato
   [個蔭のチェスト http://blogs.yahoo.co.jp/masato_kikurin

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ブログ ギャラリィファンタジア について


このブログは平成21年1月に小腸がんのため逝去いたしました妻“Soel”がその作品を多くの方々に見てもらいたく開設したものです。

このブログを開いた直後に、10万人に一人という小腸がんにかかっていることがわかりました。
しかし、妻は、このブログをやめることなく、3年余りの治療生活の間、作品の発表を続けるとともに、各記事のコメント欄をお読みいただければおわかりのように、多くのブログ仲間と親交を深め、交流の輪を広げていきました。
このブログを通じて、ブログ仲間に支えることにより、治療生活が続けられたというほうが正確でしょう。

“Soel”は小さいころから絵を描くことが大好きでした。といって、芸術系の大学に進んだわけではありません。
大学卒業後しばらくしてからデザイナーの専門学校に通い、その後、2年弱デザイン事務所に勤めています。そして、デザイン会社を退社してからもフリーのデザイナーとして活動していました。
この10年程度はフリーの仕事もほとんど止めて、まったくの趣味として絵を描き続けていました。(趣味と書くと、「そんなにいい加減なものではない。真剣なのよ!」と怒られそうですが)

また、“Soel”は生き物、それも小さな・弱い生き物に対して気をかけ、愛していました。
目に障害のある子猫を見て、とてもそのままにしておけず、拾って実家に連れていってご両親に頼み込んで飼ってもらう(我が家には雀がいましたので)。
目も開いていない子スズメがベランダに落ちており、巣もわからない。釣具屋さんで魚釣りの餌とする虫を求めて、我が子のように世話をする(自分のことを雀ではなく人間と思っているような愛らしいスズメになってしまいました)。

このブログで“Soel”の作品やその想いに触れていただければ幸いです。

このブログの構成です。
ギャラリィ [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/712890.html]
中心作品群であるファンタジア・シリーズ37作品が展示されています。原画は、それぞれB2サイズのアクリル画という大作です。原画を写真にとり、パソコンにとりこんで、色味などをさらに調整しています。

原画展 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/785666.html]
パソコンで調整する前の原画を紹介しています。ギャラリィ作品と比較していただければ、最後の最後まで色味などにこだわった“Soel”を知っていただけるかもしれません。

イラストのページ [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/729868.html]
“Soel”の描いたいろいろなイラストです。フリーのデザイナー時代の宝くじ用のイラスト、大好きな猫による猫トランプ(53枚完成させたいと言っていましたが、未完成のままになってしまいました)、初期のイラストなど、いろいろなものが載せられています。

コラボのページ [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1485956.html]
他のブログ仲間の童話に絵をつけてみたり、あるいは“Soel”の絵に文章をつけてもらったり・・・ブログを通していろいろなコラボをやっていました。その一部です。

人物画 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1462180.html]
人物を描いたものです。ほとんどはモデルがいるわけではありません。また、描いた時期も若い頃から病気がわかった後まで様々です。

デッサン [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1509047.html]
女性のデッサン2点。最後の頃、少し体力がなくなりきちんとしたものを書く気力がなくなった頃のものです。人物画に入れても良かったのでしょうが、練習用ということなのか別のカテゴリーにしています。

花鳥画 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1505615.html]
“Soel”は、治療生活を続けながらも、早朝の散歩を日課としていました。これにより毎日生きていることを確認していたようです。この散歩で出会った花々のいくつかを書いたものです。

風景画 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1332638.html]
“Soel”は風景画はあまり描いていませんが、その中から何点かをアップしています。これらの多くは10cm程度のミニュアチュールですがそれを感じさせません。

動画 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1498904.html]
病気がわかった後も、新たにフラッシュなどの動画に挑戦していました。
しかし、自由に使えるというところには至りませんでした・・・

お気に入りアート [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/803310.html]
“Soel”が好んでいた作家たち。どのような作品に影響を受けたのかわかるかもしれません。

その他お気に入り [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1488721.html]
お気に入りと比べると小さなもの達ですが、これらもお気に入りでした。

すずめのページ [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/712909.html]
我が子供のように可愛がっていた3人(3羽ではありません)のすずめ達。チッちゃん、ピヨ、チュン。思い出の写真とエピソードです。

にゃんこのページ [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/733982.html]
実家の猫たち。これも愛していました。

自然と生き物 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1461258.html]
身の回りにいる生き物たち。決して特別なものではない小さな生き物たちを愛していました。

色のおはなし [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1462632.html]
色といっても、やはり小さな生き物の色のことが中心です。

おでかけ日和 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1398887.html]
“Soel”は旅行には関心がありませんでした。ということで、近くの公園や展覧会への「おでかけ」です。

美味しいもの [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1455310.html]
“Soel”は甘いものが大好きでした。見れば一目瞭然です。

思うこと [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1501587.html]
自分の思いを口にすることがほとんどなかった“Soel”です。遠慮深かったのか、それとも私に信頼感がなかったのか。数少ない“Soel”の思いについての文章です。

よもやま話 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1472336.html]
身の回りのいろいろな話。まさしく「よもやま話」です。

健康について [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1471727.html]
小腸がんや腹膜播種の方の参考になればと治療内容をメモしたものです。
あくまでもブログでは患者ではなく“Soel”でいたかったのでしょう。本当に事務的なメモになっています。

転載記事 [http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/folder/1470070.html]
他のブログからの転載記事。恵まれない生き物などへの想いが感じられます。
なお、アップしている画像は
− このブログの名前であり、画集のタイトルにもした「Fantasia」
− ギャラリィで最後にアップした(最後のアップと決めていた)「Happiness」
というファンタジア・シリーズの中でも思い入れが深いであろう2点です。

文責:Soel 夫

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浄華院明譽清薫大姉

浄華院明譽清薫大姉

soelの戒名です。

soelはこのようなプライベートなことは書いてこなかったので、どうしようかと迷っていたのですが、お寺さんがこのブログも見られてつけられた名前なので、紹介させていただきます。

以下、お寺さんからの手紙から抜粋させていただきます。

お戒名は、
浄華院明譽清薫大姉(じょうけいん みょうよ しょうくん だいし)
とおつけしました。

この九文字の戒名は、院号・誉号・戒名・位号の四つからなっています。一般には全体を指して戒名と言いますが、厳密には戒名そのものは二文字です。院号の院は立派な建物のことで、遙か昔はお寺に建物一棟を寄進するほどの徳を積んだ方に差し上げたものと聞きます。今日では、得のある方への敬称としておつけしています。譽号の譽は、念仏の信者を仏様がお誉めくださるの意で、この文字が入ると浄土宗の戒名であることがわかります。

戒名のいわれを説明しますと、「浄華院」は極楽浄土の華を表す清浄華(しょうじょうけ)の意味です。京都にあります浄土宗の大本山清浄華院(京都御所の東側に隣接)も略して浄華院と呼ばれます。
譽号の「明」はブログで拝見した素晴らしい絵の印象、戒名の「清薫」(清らかに薫る)も同様ですが、薫の字は戒名では芳や香と共に人柄を讃えるのに用います。良きお香が、焚き終わった後も長く香りが残るように、去りて後なお残るその方の人柄を慕うときに用いる字です。

一つの戒名の中で、仏徳と人となりを表すわけですが、電話で伺った経歴や話をもとにしておつけしました。

soelにこの戒名にふさわしい徳があったのかどうかは別として、このブログにアップされた絵、そして、それ以上に皆様との交流をお読みいただき、このような戒名をいただくことができたものですので、ご紹介させていただくことにしました。

なお、コメントいただきましても、お返事をきちんと書けるか不安です。この記事はコメント不可とさせていただきます。

soel 夫

追記
soel遺作展(10月9日(金)〜14日(水) @ギャラリー日比谷)、よろしくお願いします。

この記事に

soel夫です。

妻soelは、3年余りの闘病の後、平成21年1月26日に永眠しました。
生前の妻の希望のうち、画集については自費出版により実現しましたが、もう一つの夢の個展はついに実現することができませんでした。
夫は芸術面については知識がありませんが、ギャラリィファンタジアに集まられていた皆様、あるいは、soelのお知り合いの方々のうち、協力をいただける方々に助力をお願いしながら、この夢をかなえたく考えています。
資金的には、妻が残してくれた貯金により十分まかなえますので、その点で迷惑をかけることはいたしません。
ただ、私は芸術の方面には全く知識がなく、その点で、ご協力をいただければ幸いです。

このため、次のブログを作りましたので、ご協力(精神的なご支援を含む)をご検討いただける方はご一読お願いします。
http://blogs.yahoo.co.jp/mice_and_man_s31

よろしくお願いします。

なお、コメントなどは新規ブログの方に書き込み願います。

この記事に

日記などはないため、記憶違いがあるかもしれません。

小腸がんと腹膜播種20081212で、妻soelは、CT検査結果と腫瘍マーカーのみを記載していたが、悪化の兆候は他にもあった。
食後にお腹が鳴ることがあるが、妻soelの場合は、腫瘍により腸が圧迫されているために、その頻度も多く、音も大きめであった。
11月ぐらいからだったか、ほとんどの食後に鳴るようになり、12月に入ってからは、断続的ではあるが1日中鳴るようになっていた。
そして、その頻度は増加しつつあるように感じていた。

12月23日に、おやつで二人で小さなクリスマスケーキを食べたところ、夕食は食欲がないとして食べず。正月にほんの少量の好物の栗の甘露煮を食べた以外は、これが最後の食事となる。

12月24日朝に、腹の膨満感がかなり強くなったとのことで、緩和の病院に行き、レントゲンを受けたところ、腸閉塞が認められるとのことであった。
ただし、吐き気もないことから、完全閉塞ではないとのこと。
完全閉塞でもないので、入院してイレウスを入れて苦しい思いをするほかに、在宅での絶食・高栄養点滴で様子を見ることも可能とのこと。(国立がんセンターから緩和系の病院に移った際に、中心静脈ポートを入れていたおかげ)
とりあえず、自宅で週あけまで様子を見ることにした。

栄養点滴は、900mlを2本。カロリーは1700Kcalと十分であり、一部のビタミンを除くと栄養的には十分。
点滴時間は9時間X2が推奨されたが、精神的なストレスを考えて、7時間X2程度で実施。一日のどこに休み時間を入れるかは、いろいろと試してみる。

12月26日、千葉のクリニックの受診予定日。妻は現状では千葉に行くことは無理と言う。たしかに体力的にはギリギリかもしれない。しかし、気力が弱まっており、体力低下を補いにくく、確かにリスクは高いが、またラストチャンスを逃がす可能性も高いということをお互いに確認した上で、受診延期を決定。
千葉の先生は、延期を了解し、また、治療を受けるつもりになったらいつでも連絡をして欲しいとのこと。

12月27日、腹部の膨満感が強まったことから、入院を覚悟して緩和の病院を受診。
緩和の医師のニュアンスがかなり異なる。まず、入院してもサンドスタチンという薬が使用可能となる程度で在宅と大差がないであろうと言う。
さらに、妻soelが若く、また、これまで、積極的に治療にチャレンジしてきた経緯から、他の病院を紹介するので、バイパス手術(人工肛門)を検討してはどうかと言う。うまくいけば膨満感がなくなり、また、(栄養として吸収されないが)食事も可能になるとのこと。
紹介を希望したところ、ただちに他院に連絡してくれる。他院にて午後から検査を受けることとなる。
残念ながら、CT検査の結果、最初の閉塞部位が胃の直近にあることから、手術不可能との意見。また、閉塞が複数箇所に見られることから、イレウスを入れても改善は見込めないだろうとの判断。
妻soelの気力がさらに弱まったように感じる。

1月1日、歩いて10分弱の実家に新年の挨拶に。これだけでも、かなり疲れた感じ。数日前に手術の可能性を求めて、病院を外来受診した時と比べて、体力的に弱まっている。
なお、おせち料理の中から、一番好物の栗の甘露煮を半粒だけ食べさせる。いつもと違い、それ以上欲しがらない。

1月2日、歩いて10分の神社へ初詣に。最後の外出となってしまう。
この日も栗の甘露煮を半粒。夕方にもう少しと勧めるが食べようとしない。

1月4日、緩和の病院が休日診療当番であったため、受診。夫が有給休暇を続けるわけにもいかないし、入院して閉塞が改善しないか試してみたい旨、希望。
5日(月)から9日(金)まで入院(ただし、夜は外泊許可で自宅)してみることとなる。
私(夫)は、入院しても改善は見込めず「長期」になってしまう旨を、soelのいない場所で告げられ、看護休暇を申請することとし、可能な限り、在宅ですごさせることとする。

6日に千葉の医師に状況及び予定を告げたところ、「『決して勧めるものではないが』、治療の希望があり、体力的な問題だけならば、来週に往診してもよい」という提案。
年末に比べると、体力・気力ともに低下しているので、リスクは一層高まっている。悩んだが、妻soelに黙っていることはできないと考え、「かなりリスクは高く、効果のある可能性は低い」ことを十分に説明し、結論は考えた上で数日後にだして欲しいと告げる。

1月9日に予定通り、退院。往診の件については、両親とも相談し、この日に、往診をお願いすることに決める。

なお、緩和の病院の系列クリニックから週一回の往診・三回の看護師訪問。これに介護保険の認定が下りれば、訪問看護が追加できる。

1月13日、千葉の先生が往診してくれる。イプサベピロン30mg全身投与。また、エベロニムス2mgを隔日で経口投与に。

1月18日に3回程度、軽い嘔吐。
半閉塞なので、口からの水分量を250cc/日と押さえ、一回の飲む量や間隔も注意していたのが、前日から、一日に飲む量が倍程度、一回の量も増える。注意してもきかないと怒っていたら・・・
以降、最後まで嘔吐はなかったので、やはり飲み過ぎだったのだろう。

トイレやシャワーに行くほかはベットから下りようとしないために足腰が弱る。
時々、歩いていてふらつくし、実際に、足がもつれて倒れたりするので、歩くときはできる限り側にいるようにする。また、たまに時刻感覚にくるいが出だす。

それでも、前日(25日)の午前までは、トイレやシャワーは自力でできる。
また、痛みは、腹部に「しぶる」痛みがある程度であり、強いものはない。

1月23日。
点滴が1500ccX1に減量。点滴が1本になり楽になったと喜んでいる。

1月25日。
午前はいつもと変わらない。シャワーも一人で。
午後になって、トイレに行こうとして途中で倒れる。単純な足のもつれとは異なり、意識が薄く、全身脱力状態。ベットに連れて行くと、すぐに普通になる。
しかし、時間が経つごとに、歩かなくとも立ち上がるだけで倒れたり、坐っていても数分で気持ちが悪くなるようになる。
救急車も考慮したが、ベットでは普通の状態であり、また、入院すると退院できない可能性が高いことを考え、躊躇。
翌日の訪問看護で相談して、入院かどうか決めることとする。
多少、腹部の「しぶる」痛みが強いものの、これまでと同じように就寝。

1月26日。
私(夫)が明け方5時に目を覚ましたときには、きれいな寝息が聞こえる。
多少、ウトウトして6時に起きる。洗顔などをしていても、いつもと異なり目を覚まさない。6時半ころ、声をかけるが意識がなく、息も微弱。
訪問看護ステーションに連絡をするが、救急車を呼んでも意味がない状態であるので、できるだけ早く看護師が行くので、そのまま様子を見ていて欲しいとのこと。
両親にも連絡。7時すぎにいらっしゃる。医師をしていらっしゃたお父様によるとかなり微弱な脈がある(しかない)とのこと。
8時に看護師さんが到着。脈などがないことを確認。9時前に医師が来て、最終確認。

1月28日 通夜
1月29日 告別式
soelは派手なことは好まなかったことから、身内だけで行った。

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・ 3年2ヵ月前に見つかったときは、すでに腹膜播種。普通ならば1年程度のところを3年超がんばる。
・ 最初の手術入院を除けば、入院期間は合計で1月程度。抗がん剤の副作用による手足のしびれや鼻血で苦しんだが、ほぼ、普通の日常を送る。例えば、腸閉塞となった最後の一月を除けば、朝に一時間程度の散歩。
・ 最後の一月も、トイレやシャワーは自力でできるなど、大きな衰えは最後までなかった。
・ 痛みも大きなものはなく、極めて安らかな最後であった。
・ 最後の日の前日に救急車で入院させれば、数日程度は長生きできた可能性はある。しかし、本人もそのような生き方は望んでいなかったと感じているし、知らない病院で、ひょっとすると、両親・夫がいない状態で他界する可能性までを考えると、私としては、どちらが良かったか、今でも悩んでいる。
・ なお、soelがやりたかった画集印刷はできたが、個展はやらないままである。多少、落ち着いたら、この夢もかなえてやりたい。(近日中に、協力いただける方をブログで募らせていただくかもしれません。)

(soel 夫 筆)
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soelの遺作展を開催したく考えています。
ご協力を考えていただける方は、
http://blogs.yahoo.co.jp/mice_and_man_s31
に新たなブログを作りましたのでご覧ください。

2009/02/03
soel夫 追記
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10月9日(金)〜14日(水)
ギャラリー日比谷
http://www.g-hibiya.com/index.html
にて開催いたします。
展示内容については、これから決めていきますが、
皆様のご来場をお願いします。

2009/02/25
soel 夫

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