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代表戸締役◆jJEom8Ii3Eの妄言 *代表戸締り役様ブログのコメント欄にて投下された記事集 *equus 様より *>トヨタは安全より利益を優先した−タウンズ米下院監視委員長 *>米フレディマック:10−12月純損失65億ドル、調整後1株2.39ドル ソースは、こちら。 http://www.freddiemac.com/news/archives/investors/2010/2009er-4q09.html "Still, the housing recovery remains fragile, with significant downside risk posed by high unemployment and a potential large wave of foreclosures." うわぁー。 *今回のGreat Financial Crisisに責任を負うべきエコノミストの投票がありまして、金メダルがAlan Greenspan さん、銀メダルがMilton Friedmanさん、銅メダルがLarry Summersさんでした。 http://rwer.wordpress.com/2010/02/22/greenspan-friedman-and-summers-win-dynamite-prize-in-economics/ ところでFriedman さんというとChicagoのManetarismが連想されます。日銀総裁の白川さんもChicagoに留学してマスターを取得しています。実は、支那もChicago留学組が金融政策に強い影響力を持っているという話があります。支那の金融政策、これからどうなるかわかりませんが、Monetarism の影響が強いものになるかも。 *ギリシャが近々10年物国債を発行する予定なんですが、米国の投資家は興味がなさそうです。 http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704188104575083963408504510.html 今年の1月後半に、非常な高利回りで投資家を引きつけて、5年物国債をEUR8bn売ったんですが、2日後に価格が3.5%も下がってしまったのが記憶に新しいと *ギリシャのビデオ3本、 http://www.ft.com/cms/af1f4356-e399-11dc-8799-0000779fd2ac.html?_i_referralObject=14784435&fromSearch=n 最初のが3000年の歴史がある海運業。不況だったのが少し持ち直していると。不況時に支那や朝鮮がコンテナヤードなどに進出してきたと。次の2番目のビデオでは、デモの様子と公務員の問題。前政権が過去5年間、netで75,000人ほど非常に非効率な公務員を増やしたのが大きな問題だそうです。たとえば子供が公立学校ではロクな教育が受けられないので私塾に行くと、そこでは公立学校の先生がお金を取って教えていると。ギリシャの公共セクターは、病院でも学校でも、だいたいこんな感じ。闇経済がGDPの30%とか。 デモを伝えるギリシャのメディア。 http://www.kathimerini.gr/4dcgi/_w_articles_kathremote_1_25/02/2010_325296 機械翻訳では、石や棒の他に、「モロトフカクテル」と出てくるんですが。。。 *スペインも公務員が問題で、なんとか給与水準を下げようとしています。 http://www.elpais.com/articulo/portada/Gobierno/plantea/recortar/subida/salarial/funcionarios/elpepipor/20100225elpepieco_1/Tes/ EUR圏で競争力を維持するためには必要な措置なんですが、労働組合が納得するかどうか。 *エストニアとブルガリアは、前々からEUR圏に加入したくて、経済統計が加入条件を満たすように非常に頑張っていたんですが、ギリシャ問題の影響を受けて、しばらく加入はオアズケ状態になりそうです。 記事はブルガリアに関して。 http://www.nrc.nl/international/Features/article2490535.ece/Bulgaria_feels_victimised_by_Greek_financial_mess メルケルさん、サルコジさん、そしてECBからも、「この話、もう少し待ってくれませんか?」と。 おまけに、先日のS&Pさんに加えてMoody'sさんまでもが「ギリシャを格下げするかも」と。おかげさまで、DOWもS&P 500もNASDAQも下がって始まりました。 *今年、UKで選挙がありますが、UBS の George Magnus さんのチームが警告しています。 http://www.telegraph.co.uk/finance/currency/7307279/Pound-faces-a-savage-reaction-if-deficit-cut-too-aggressively-UBS-warns.html 「次期政権が財政削減をやり過ぎると、税収、UKの格付け、病み上がりで脆弱な銀行セクターと労働市場に対して、非常に悪い影響があり、キャピタルフライトが発生してGBPが通貨危機になる」と。 *>1月米新築住宅販売:年率31万戸−過去最低に落ち込む *CDS のクリアリングハウスへの移行の件、主要投資家が、あまりFedに協力的でないそうです。 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=apYKJ4IXYnoI *ギリシャ問題、 財政赤字の粉飾にデリバティブを使った件、Eurostat が声明を出しています。 http://www.reuters.com/article/idUSLDE61O10W20100225 実は財政赤字の粉飾にデリバティブ以外にも証券化手法を使っていて、Eurostatが2002年にギリシャに対して指示を出していたとのこと。問題のデリバティブ取引に関する資料がギリシャ政府から送付されたが、まだ完全ではないこと。Eurostat の役割についてもハッキリさせています。 財政赤字の削減で緊縮予算を組んだのですが、EUとIMFによると、「まだ十分ではない」とのこと。 http://www.reuters.com/article/idUSLDE61O20P20100225 *UKオワタネタ、 Business Investmentの落ち込みが酷いです。 http://www.statistics.gov.uk/cci/nugget.asp?id=258 2009年Q4のBusiness Investmentは、Q3に比べて5.8%も減少しました。 *今日の7年物米国債の入札は大人気、しかもDirect Bidderが大量購入。 http://www.treasurydirect.gov/instit/annceresult/press/preanre/2010/R_20100225_1.pdf Bid-to-Cover Ratio: $95,420,168,700/$32,000,012,700 = 2.98 Direct Bidder/Total Competitive = 5505680/31964824=0.172 今年になってから頻繁に出現しているmysterious direct bidder、いったい誰なのか。。。「実は支那じゃないか」と言う人もいますが、こればっかりは調べられません。 *ギリシャやスペインのストライキの記事を紹介しましたが、公務員が参加するのが特徴で、実はトンデモナイ公務員天国だったりします。 http://www.cnn.com/2010/WORLD/europe/02/24/greece.protests.analysis/ ギリシャの公務員は税金面で優遇されている上、54歳でリタイア生活が可能。12ヶ月働けば14ヶ月分の給料が出る。 あんまり日本のことは知りませんが、日本にも同様の問題がありませんかね。 *>支那の元は輸出でたんまりと貯めた外貨(ドル)の裏付けがあって >こその価値です。 輸出代金だけだと、あの巨額の外貨準備が説明できないという話があって。。。 暇な人向けの参考リンク: http://www.ft.com/cms/s/0/e9685bc4-9fd2-11dd-a3fa-000077b07658.html http://www.eurointelligence.com/article.581+M5805319877c.0.html http://www.eurointelligence.com/article.581+M5ddb10dbf6c.0.html |
投下コメント集
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代表戸締役◆jJEom8Ii3Eの妄言 *代表戸締り役様ブログのコメント欄にて投下された記事集 *equus 様より *米国では、年初来、金利が徐々に上昇しつつあります。 http://finance.yahoo.com/echarts?s=^IRX#chart11:symbol=^irx;range=ytd;indicator=volume;charttype=line;crosshair=on;ohlcvalues=0;logscale=on;source=undefined 3月末にFedのAgency MBS買い切りオペが終了しますし、先日 discount rate を上げて「正常化」への地ならしを始めたところです。しかし、景気回復が怪しい状況で金利が上昇したりしたら、目もあてられない。 *米国の住宅ローン事情、 underwater つまり negative equity の率が増えています。 First American CoreLogic Q4 2009 Negative Equity Data http://www.loanperformance.com/infocenter/library/Q4_2009_Negative_Equity_Final.pdf Q4末で、11.3m、つまり住宅ローンの24%が underwater でした。あと少しで underwater なのを加えると29%だそうです。 まあ、米国政府が必死で支えているから、この程度で済んでいるという見方もできます。 *Bernankeさんの議会証言、 http://www.federalreserve.gov/newsevents/testimony/bernanke20100224a.htm http://blogs.wsj.com/economics/2010/02/23/another-fed-maneuver-to-digest/ これ、なかなか意義が分かりにくいので、discount rateを引き上げたときのようにメディアで話題になっていませんが、過剰流動性を抜くための準備。 *ギリシャの副首相が、「財政赤字の粉飾では、うちよりイタリアのほうがよっぽど酷い」と。 http://www.nytimes.com/reuters/2010/02/24/business/business-uk-greece-pangalos.html はい? 目*鼻*? *スペインでも財政赤字削減のために緊縮予算を組もうとしているんですが、労働組合が抗議しているそうです。 http://www.elpais.com/articulo/economia/Protesta/guante/blanco/pensiones/elpepueco/20100223elpepueco_1/Tes 年金支給年齢の引き上げに反対とのこと。外から見ていると、EUR圏内での競争力を強化するためには、労働条件をドイツ並にしないといけないと思うんですけどね。共通通貨を使っている以上、自国通貨の切り下げができませんから、それしか道が残されていないと思いますよ。 *イタリアなんですが、ギリシャ問題の飛び火を心配しています。 http://www.lavoce.info/articoli/pagina1001571.html ギリシャの次にポルトガル、その次にはスペインとイタリア。ここまでくると、経済規模が大きすぎてEU内部で救済できない。ユーロよ、さようならぁー。。。 >米国財務省がSupplemental Finance Programをもう一度やるそうです。 >http://blogs.wsj.com/economics/2010/02/23/another-fed-maneuver-to-digest/ と書いたのですが、手厳しい批判をしている人がいます。 まあ、これ分かりにくいんで、一般メディアが騒ぎ立てないと思います。 今年の冬は結構厳しかったですから、それも影響しているはず。ところで、明日、米国北東部に snow stormが来ます。ニューヨークからニューイングランド地方にかけて雪が積もります。買出しに行かなくては。 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aH5hjcqrFWYA&pos=8 NYCで10インチほど降るかもね。空港では遅れやキャンセルが出ます。経済活動にも影響がでます。 とにかく、direct bidderの割合が大きい入札でした。12.8%もありました。indirect bid、つまり外国の公的機関のbidが少なかった分、このmysterious direct bidderが買って行ったと。いったい、だれなんでしょうね。 *ギリシャ問題、 >怖いのは取り付け騒ぎでしょうね。特に国境の概念が薄い欧州圏 >に於いては、安全な他国の銀行に逃げやすい。 http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704188104575083430544125398.html このWSJの記事によると、ギリシャの富裕層は、キプロス、ルクセンブルグ、スイスに資金を移しているそうです。 *米国の住宅市場に関して、 政府系金融機関で住宅ローンを保証しているFHAが危ないのは、このコメント欄でも何度かレポートしましたが、著名エコノミストのDavid Rosenbergさんが言及したので記事になっています。 http://www.businessinsider.com/david-rosenberg-get-ready-for-the-fha-to-go-completely-bust-and-the-housing-market-to-take-the-hit-2010-2 FHAの場合、連邦政府がバックにいますので、本当の意味での破産はありません。まあ、税金で支えることになります。いやだなぁ。 |
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代表戸締役◆jJEom8Ii3Eの妄言 *代表戸締り役様ブログのコメント欄にて投下された記事集 *equus 様より *日本がデフレ脱却の政策をめぐって迷走する様がBloombergで大きく報道されています。 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=annv8eMns7jw どうやら、日銀に「デフレ脱却のための金融政策が充分でない」と圧力をかけた財務相に対して、日銀総裁が「放漫財政では経済が成長軌道に乗らない」と反論している模様。 本当はどっちにも問題があると思います。しかし、できれば、こんな争いが公になる前に、なんとか内輪で結論を出しておいて欲しいんですけど。 *Harvard の Kenneth Rogoff教授、いま東京におられるようで、Bloombergで発言が流れています。 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aaeViPPUVSw4 「銀行システムの危機の後には、国会債務不履行(sovereign default)があった。時期を当てるのは非常に難しいが、今回も数ヶ国がそうなるだろう」とのこと。 あと、日本の財政に関して、out of control と言っています。直後に、三菱UFJの中の人が、「日本人投資家にとっては日本国債はリスクがない。90%が日本国内で所有されているのでキャピタルフライトはない」と、フォローしていますけど。 *ギリシャのアテネの証券取引所、早朝から労働組合に入り口を封鎖されてしまいましたが、なんとか別の場所で取引を開始しているようです。 http://www.businessweek.com/news/2010-02-23/athens-exchange-to-trade-today-defying-protesters-update1-.html ギリシャの労働組合は、公務員の昇級の凍結や退職年齢の引き上げなどに反対して、あしたゼネストをするそうです。外から見ていると、EUR圏内部でのギリシャ経済の競争力回復のために、まずはドイツ並の待遇を受け入れなければいけないのは、当然だと思うんですがね。共通通貨を使う以上、それしか道はないでしょう。 *昨日のコメント欄で、 >BofA のMerrill Lynch 買収時の不正に関するSECとの$150mの >手打ち、Rakoff判事が「いやいやながら」承認しました。 >http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=afDWO7odFB2M とレポートしました。判事の判決文は、こちらで読めます。 http://www.scribd.com/doc/27269855/Rakoff-s-Approval-of-Bank-of-America-S-E-C-Settlement このRakoff判事、本当に心の底から嫌々ながらBofAとSECの手打ちを承認しているんですが、文章表現が笑えます。たとえば最後の頁には、「頭をフリフリしながら承認する」と。 *>まあ日銀にも問題は無かったとは言い切れないけど 私は日銀に問題ありありだと思います。たとえば、去年の10月30日の総裁記者会見要旨。 http://www.boj.or.jp/type/press/kaiken07/kk0911a.pdf 白川さんは、執拗にデフレという言葉を避けています。この記者会見当時は、「日本経済の現状を、絶対にデフレとは認めない」という立場だったと思います。この記者会見要旨を読んで、怒り狂った日本人は私だけではないはず。 推測ですが、デフレを長期間放置する中央銀行など世界の恥ですし、現状がデフレであることを認めてしまうと、過去の日銀の金融政策の間違いを認めることになるので、お役人としては、絶対にデフレを認めるわけにはいかなかったのでしょう。役人組織の防衛のために無謬性神話を維持する必要があり、そのために現状認識が遅れ、対策が遅れ、結局は事態が手遅れになってしまうというのは、日本の役人組織の宿痾。昔も今も、役人というのは、たとえ日本が壊れようと役人組織を維持しようとする連中だと思っています。 *米国各州の2009年最終四半期の税収データが出ました。 http://www.rockinst.org/pdf/government_finance/state_revenue_report/2010-02-23-State_Revenue_Flash.pdf 全体をYear-Over-Yearでみると、まだ減っていますが、地域による違いが大きいです。南西部が18.1%の落ち込みに対して、北東部のNew England地方が0.5%の増収とのこと。 *ギリシャがGoldman Sachsの助けを借りてcross currency swapで財政赤字を粉飾した件、実はEUR圏の他の国も過去10年くらいやっていて、Eurostatも承知していたという話。 http://www.reuters.com/article/newsOne/idUSTRE61L3EB20100222 ドイツも例外ではなく、去年、政府系銀行のKfWがoff-balance でEUR50bnも借金しているとか。EURの初期においては、イタリア、ギリシャ、ポルトガル、ベルギーも似たようなことをやってきたと。 *UKのTelegraph紙がMorgan Stanleyのレポートを記事にしています。 http://www.telegraph.co.uk/finance/newsbysector/banksandfinance/7294624/European-banks-face-showdown-over-1-trillion-of-debt.html 欧州の銀行セクターは、今後2年間でEUR1tr以上もの債務の借り換えが必要になると。一方、多くの国が大量に国債を発行する予定なので、それらと直接に競合することになると。 大丈夫でしょうかね。誰が一番先に借金できなくなるかの競争。 *ギリシャのデフォルトへの道の一里塚かも。 http://www.rte.ie/business/2010/0223/greece.html Fitch がギリシャの4大銀行、National Bank of Greece (NBG)、Alpha Bank (Alpha)、Efg Eurobank Ergasias (Eurobank)、 Piraeus Bank をBBBに格下げしました。 ちなみにこれ、アイルランドのニュースソースです。明日は我が身で、ギリシャが気になるんでしょうか。 *UKのBOE総裁の議会証言、 http://www.bankofengland.co.uk/publications/other/treasurycommittee/ir/tsc100223.pdf ...But this nascent recovery is fragile...And, at home, bank lending to the non-financial sector continues to fall. バブル崩壊後の日本とダブる風景。UK の景気回復は遠いかもね。 *薮の中、 Eurostatは、現在、ギリシャに対して、2001年のcross currency swapの詳細資料を要求しております。要は、「いままで知らなかった」路線。 しかぁーしぃ、 一方でGoldman Sachsの中の人が、「当時、このcross currency swapについて、うちの者がEurostat側と話し合っている。そのときは、特に何も言われなかった」と言い出しております。 http://www.risk.net/risk-magazine/news/1593054/corrigan-goldman-sachs-consulted-eurostat-greece-currency-swaps *米国の消費者の行動に変化。 http://www.marketwatch.com/story/fico-spots-disturbing-trends-in-consumer-credit-behavior-2010-02-23 FICOクレジットスコアが760から789までという信用度の高い層、2009年のデータだと、住宅ローンでデフォルトしたのが0.3%、クレジットカードでデフォルトしたのが0.1%だそうです。FICOの社長さんの話では、前代未聞の現象とのこと。 個人的見解ですが、この高スコア層、社会的信用を大事にする人たちなんですが、同時にゲームのルールを熟知している人たち。住宅ローンの戦略的デフォルトに経済合理性を見出しているのかも。 *あっちこっちでニュースになっている米国のconsumer confidence indexのソース。 http://www.conference-board.org/economics/ConsumerConfidence.cfm 過去10ヶ月で最低だそうです。 *リチャード・クーさんのバランスシート不況の理論、米国の経済ブログで取り上げられることが多くなったと思います。今日も一つ見つけました。 http://bilbo.economicoutlook.net/blog/?p=5345 メインストリームの経済理論からみると「異端」なので、クーさんの理論を受け入れているのは、(私から見て)本当に優秀な人たちばかり。 *怪傑ベアさんのところのFDICから Quarterly Banking Profileが出ています。 http://www2.fdic.gov/qbp/2009dec/qbp.pdf DIFで文書を検索すると、-$20.9bn になっているのが分かります。ネガティブです。まあ、しばらくは業務を続けられるんですけどね。早くなんとかしないと。 |
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代表戸締役◆jJEom8Ii3Eの妄言 *代表戸締り役様ブログのコメント欄にて投下された記事集 *equus 様より *Fedのdiscount rateとfederal fund rateの時系列での変化、 http://www.newyorkfed.org/markets/statistics/dlyrates/fedrate.html 表を見ればわかりますが、2003年、2004年、2005年、2006年と、primary credit rate と federal fund rate には、100bpの差がありました。先般、primary credit rate が0.75%に引き上げられたのですが、歴史的に見れば、federal fund rateとの差が、まだ小さいことが分かると思います。米国の事情を考えれば、あんまり「公定歩合が上がった」といって大騒ぎする必要はないんですけどね。 *Fed の discount window に primary credit と secondary credit があって、その違いは上のコメントのページに注釈があります。それぞれのサイズなんですが、直近の統計によると、 http://www.federalreserve.gov/releases/h41/Current/ primary credit が $14.2bn で、secondary credit が $0.9bn 程度です。 ちなみに、信用危機前はどうだったかというと。。。 2006年2月23日のデータは、こちら。 http://www.federalreserve.gov/releases/h41/20060223/ primary credit と secondary credit を合わせても $100m 以下。 今回のdiscount rate の上昇で、この状況がどのように変わるか、注目されます。 *信用危機の真っ最中の2008年10月30日のdiscount window の利用状況。 http://www.federalreserve.gov/releases/h41/20081030/ primary credit が$111bn程度もあります。 従って、直近のデータのdiscount window の利用状況は、信用危機の真っ最中からみると、かなり(7分の1程度まで)縮小しているものの、信用危機前の状況からは程遠い状況にあると言えると思います。昨日のコメント欄でも書きましたが、けっしてRBS の西岡さんがいうように「形骸化していた」わけでもなく、Credit Suisse の小笠原さんがいうように「役割を終えていた」わけでもないと思いますね。 *トヨタさんなんですがね、稲葉よしみ氏の社内文書で、「フロアマットのリコールを最小限のコストで抑えたことにより、1億ドルもの節約ができた」と主張していると英米のニュースで流れています。 http://www.reuters.com/article/idUSN2117096520100222?type=marketsNews http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703791504575080134240401358.html?mod=googlenews_wsj http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aK_F2tpCuJfQ http://www.ft.com/cms/s/0/70fdac88-1f1b-11df-9584-00144feab49a.html *これが、問題のトヨタの内部文書(とされているもの)。 http://download.gannett.edgesuite.net/detnews/2010/pdf/0220toyota.pdf 一番最後の頁に”Win for Toyota - Safety Group"と題して挙げてある項目の中に、"saved $100M+"とありますね。 英語のニュアンスの問題もあるんです。当局とのリコール交渉を有利にまとめたことを成果として報告したかったのでしょうが、Win for Toyota、そして saved $100M+ と書かれると、まあ、消費者としては、カチンと来る人が多いでしょうな。 ちなみに、米国のブログのコメントなど読むと、「本当は何が起きているのか分かっている」コメントが多いです。GMとChryslerは米国政府が所有していますし、UWA は民主党の地盤ですし、いくら最近のトヨタが日本車の中で問題があったとしても、アメ車が比較にならないことくらい常識でしょう。キシコで作っているアメ車と、米国で作っているトヨタの車、どっちが大事かも。 *ギリシャのCDSの売り手、BNP Paribas さんが、「ギリシャの銀行が売っているらしい」と言っていましたが、信用危機前のAIGも売っていたという噂があります。 frankfurter allgemeine zeitungの記事、 http://www.faz.net/s/Rub645F7F43865344D198A672E313F3D2C3/Doc~EC22CF3FE26F8487A9B4E8E99B0DA384E~ATpl~Ecommon~Scontent.html 最後から2番めの段落の冒頭で、ロンドンの銀行筋の話として、AIGがギリシャのCDSの売り手として名前が上がっていると。 もしAIGがギリシャのCDSを売っていたとして、その相手との契約を解消していない場合、AIGが米国政府の所有物であることから、ギリシャがデフォルトすると米国の納税者に損害が、、、って、うゎ、私も含まれるジャマイカorz *ギリシャ問題で、Der Spiegel の「ギリシャ救済プランが準備されている」報道を、European Commission が否定しました。 http://www.earthtimes.org/articles/show/310582,eu-greece-missed-deadline-on-currency-deals-because-of-strikes.html 本題は、ギリシャ政府とGoldman Sachsのやったcross currency swapの詳細が、ギリシャのストのためにEurostatに期限内に届いていないという話なんですが、報道官が Der Spiegel の報道をついでに否定しています。「その記事、ソースとされたドイツ政府から否定されている。そんな存在しないプランに対してコメントは何もない」と。 *2001年にギリシャがGoldman Sachsとやったcross currency swapの件、 まあ、どうでもよい話なんですが、、、 これをGoldman Sachs側で担当したのは、今年46歳、ギリシャ出身のAntigone Loudiadisさんで、ロンドン在勤。 http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703791504575079743591308292.html http://ftalphaville.ft.com/blog/2010/02/15/149351/how-to-borrow-e1bn-without-adding-your-public-debt-figures/ cross currency swapで使われたのは、JPYによる借金です。 *2001年にギリシャがGoldman Sachsとやったcross currency swapの件、 Goldman Sachs側の説明: http://www2.goldmansachs.com/our-firm/on-the-issues/viewpoint/viewpoint-articles/greece.html 「外債の額を減らしたと言っても、たったのEUR2.367bnで、大したことない」そうです。「他のEUR圏の国もやっているし、合法だった」とも。「実際には、cross currency swapとinterest rate swapの組み合わせだった」と。 *BofA のMerrill Lynch 買収時の不正に関するSECとの$150mの手打ち、Rakoff判事が「いやいやながら」承認しました。 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=afDWO7odFB2M これ以上、一判事の一存で止めるわけにはいかなかったようです。 *今日の米国債入札の結果、 入札でTIPS、つまりインフレ対応30年物米国債の利回りが上昇しました。どうやら、みんな、インフレ怖くないみたいですな。先週発表のあった core CPIが0.1%の減少で、ほんの少しデフレ気味のような。米国が出口戦略をEUに先駆けて実行するとドル高に振れますし、もしもデフレにいくならTIPSを買う意味もなく、普通の米国債の価値が上がるでしょうし。。。。 *Dubaiが、また迷走しています。 http://in.reuters.com/article/businessNews/idINIndia-46363920100222 「Nakheel sukukが危ない」と、匿名を条件に話した人がいると。うーん、なにがどこまで本当なのか。 *米国の商業銀行の貸し出し量の件、 http://research.stlouisfed.org/fred2/series/TOTBKCR これ、St. Louis Fedが定期的に更新しているので、たまにチェックするとよいのですが、グラフで分かるように、信用危機後、順調に貸し出し量が減っています。日本のバブル崩壊後の状況とそっくり。銀行が貸していないというよりも、もう企業が借りていないと思われ。 |
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代表戸締役◆jJEom8Ii3Eの妄言 *代表戸締り役様ブログのコメント欄にて投下された記事集 *equus 様より *>独バイエルン金融センター(ミュンヘン)のウォルフガング・ゲルケ >代表はインタビューで、「ギリシャは財政赤字の統計をごまかしてい >た。合法と言い張ることはできない」と指摘。 Gerkeさんの顔写真の入った該当記事。 http://www.focus.de/finanzen/news/euro/wolfgang-gerke-spitzenoekonom-will-halb-europa-den-euro-nehmen_aid_480283.html 問題の 2001年の cross currency swapですが、「当時は」合法でしたよ。いまは、もう駄目ですけどね。ニュース報道を見る限り、2002年か2003年には、Eurostatは、この cross currency swapのことを認識していた可能性が高いです。ちなみに、昨年11月に、Goldman Sachsが別件で同様の提案をギリシャ政府にした時、政権交代後のギリシャ政府が拒否しています。 データは、こちら。 http://www.treas.gov/tic/mfh.txt 日本が支那を逆転したように見えますが、United Kingdomに分類されている分にオフショアで支那が買っている分が含まれている可能性があります。ticだと、最終的な落ち着き先までわかりませんので、注意が必要。 *Goldman Sachsが2001年にギリシャとやったcross currency swapなんですが、Goldman Sachsは悪くないという話もあります。 http://blogs.reuters.com/felix-salmon/2010/02/16/the-greek-derivatives-arent-goldmans-fault/ 今日は時間がないのでちゃんと読んでいませんが、それなりにリスクも取った商行為なのかもしれません。 |



