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造反つぶしで、話題を独占する小泉自民党。これに対し、思わぬ政権交代選挙でチャンスが回ってきた岡田民主党だが、これまでのところ、ずいぶんスローで、ぬるい対応でしかない。また、実質的な首相選出が、最大の争点だけに岡田党首自身の個人的魅力が重要な要素になる。しかし、もともと、マスコミ対応を苦手にしているだけに、あいかわらずの無味乾燥な役人的口調で、テレビを通じたアピール力が決定的に乏しい。個人的な魅力、人間味を演出する余裕がなく、何も伝わってこないのだ。現代の政党政治型選挙は党首の一対一の決闘でもある。この選挙で民主党が負けるなら、政策、選挙戦術の巧拙以上に、党首個人の魅力、アピール力の差が決め手になりそうだ。感情を操り、大衆に直接訴える能力はリーダーにとって最大の資質だ。 |
real politics
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衆議院選挙の争点は、いつも同じ。政権選択あるいは、実質的な総理大臣の選出だ。候補者や政党の名前を書くだけの選挙に多くの争点を盛り込むことは、もとより不可能。郵政民営化の是か否かという1イシューについて、国民の判断を求めたいというのは小泉首相の希望でしかない。実際のところは、郵政も、靖国も、外交も、財政も、その政治スタイルも、顔かたちの好き嫌いを含めて、小泉か岡田を選ばざるを得ないのである。現在の政党主導の選挙制度では、自民党議員あるいは公明党に投票することは、たとえ、アンチ小泉で地元議員を支援するためであっても小泉首相への信任投票になり、民主党への投票は岡田首相実現へ一票を投じたことになる。 |
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2)衆議院を不信任した参議院 |
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今回の衆議院解散、総選挙にいたる経緯は従来の日本型あるいは自民党政治からは予測のつかないもので、良くも悪くも小泉式ケンカの流儀を見せてもらった。さて、一連の流れについては、いくつか考えさえられるとことがあった。 |
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日本では、大して話題にもなっていなかったが、BBCやCNNではこの週末、カムチャッカ半島東海岸沖で、スクリュに魚網をからませて、動きの取れなくなったロシア海軍の小型潜水艇救出がトップニュースになっていた。5年前には、事故への対応が悪く100名以上の死者を出したこともあり、大きな関心を集めていた。 |




