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私は、京都の人間なんで、お笑いにはうるさい。お笑いの人をピックアップしながら、紹介していきたいと思う。
まずは笑い飯。
『QJ』という雑誌がある。お笑いを初め、各ジャンルの注目者をピックアップして様々な角度から、インタビューをする。タモリ、ダウンタウン、水曜どうでしょう、など、取り上げる視点がいい。
その中で、昨年の9月号の表紙を『笑い飯』が飾っていた。笑い飯は今、BASEよしもとのトップ組として活躍している。ただ、関西でのマスメディアでの露出はまだまだ低く、関西中堅若手が関西大物タレントに拾われる形で出演しているから、なかなか笑い飯の所に出演が来ない。(断ってるのかも知れないけど。)
笑い飯の笑いは、職人芸の雰囲気がある。『分かる人に分かってもらえればそれでいい。』って。自分もそう思っていたが、笑い飯が『笑点』に出たときの漫才を見て考え方が一変した。
昨年笑い飯が出ていた『笑点』。見た人はいるだろうか?
ネタは、宮本武蔵が箸でハエを捕まえる・・・だったが、笑点の客層に合わせて、漫才のスピード、ネタの一部、ツッコミのセリフの量・・・などを変えてきたのだ。笑い飯は途中で怒涛にスピードでボケを連発するが、笑点では一つずつボケに対して、分かり易くツッコミを入れていた。
お客さんはもちろん大爆笑だった。
それを見た時、本当に凄いと思った。笑い飯の漫才のベースはしっかりと残して、お客さんに合わせて漫才をかえる・・・。一見したら『職人は客に媚びたりはしない。』と考える人もいると思うが、自分の笑いの核に絶対の自信があるからこそ、出来ることだし、それを笑い飯がやったところが凄いと思ったし、感動した。
そして、『QJ』の哲夫のコメント。
『笑い飯のコアな笑いを一部の人だけじゃなくて、みんなに受け入れてもらって、楽しんでもらいたい。』
このコメントで、笑点のネタと繋がった気がする。
昨年のM-1あたりから、路線を見失ってる気がしないでもないが、漫才はやっぱり面白いから、復活してもらいたいと思う。
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