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久しぶりのフラメンコだった。アイーダ・ゴメスは前に映画「サロメ」の記事でも紹介した。今回の来日公演ではサロメの公演日もあるのだが、会議等で行けそうにない。「カルメン」だけでも見ようと所沢のアミューへ行った。 よく知られた悲劇の物語だが、フラメンコにはなんだか悲劇の方が似合うようだ。「サロメ」も同様なんだけどね。群舞のあでやかさ、かわいさ、かっこよさは大部前に見たクリスティーナ・オヨス舞踊団に匹敵する。演出といい、個々人のバイラオーラ(ル)の水準の高さといい文句の付け所がない。アイーダゴメス自身は純粋にフラメンコから出発している人ではない。クラシコ・エスパニョールやクラシックバレエを学び、フラメンコを融合させていった。今回も音楽でビゼーのカルメンとフラメンコを巧みに取り混ぜている。 お客さんの入りは満員ではない。お客さんの熱意は拍手で伝わったが、ホールの後方はかなり開いていた。採算大丈夫かなあ、なんてよけいな心配も。フラメンコは歌謡曲やロックスターのようなわけにはいかない。トップクラスのアルティスタでも、アンダルシアに教室を構え、その授業料などで生計を立てている人が多い。フラメンコは結構ハングリー精神がないとやっていけないかも。それでも、日本はスペイン以外でもっともフラメンコ熱が高いところなのである。 アイーダ・ゴメスの日本公演はスタートしたばかり。さてフラメンコを見たことのない方、一度くらいこの機会にトップクラスのアルティスタの公演を見てみませんか?
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