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ダンカンの第一回監督作品である。親が子を殺し、子が親を殺す。まるで日常茶飯事のようにそんなニュースが新聞にのる現代。それは昔からあったことだ。戦国時代、親子の殺し合いなんてそう珍しくはない。でも今は日本は「平和」で「豊か」なはずだ。その皮を一枚剥いでみた現実。見終わってノドがカラカラになった。昨今、こういうふうに一気にその映画の世界に引っ張ってくれる作品にはなかなか出会わない。 ゴルゴ13でも前に子供の臓器提供を組織的な犯罪として行う事件が描かれたことがあった。でもこの映画で本題となるのはそれではなく、親と子の関係、家族、児童虐待だろう。感動のラストは期待しないこと。むしろ戦慄のクライマックスが待っている。こんなことがあるはずない、と思うか。大して変わらないニュースが新聞をにぎわせてるみたいだけどね。 こいつも見終わっていやな思いになる人も多いだろう。こういう映画好きの私はえらいひねくれ者かな。次週のWOWOW放映予定の「誰も知らない」よりさらに辛口の作品である。
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世の中すべてハッピーエンドで終わる訳ないですからね。事実は小説より奇なりという言葉もありますし。
2006/5/20(土) 午前 4:49
金ほしさに子供の臓器(つまり命)を売り飛ばす親と、気づいた子供らの反撃を描いた作品なんですけど、こんな家庭今の日本に山のようにあるとやるせない思いになってしまいます。子供の誘拐・殺人も次々に起こるし、どうしようもないひずみを日本は抱え込んでしまっているように思います。
2006/5/20(土) 午前 6:58 [ BORA ]
最近、実際に起こる事件の方が映画よりも更に惨忍だったりして、映画のストーリーが”作られたもの”とは思えなかったりしますね。いつか逆転してしまうかもしれません。いや、もうしてるのかな・・・
2006/5/22(月) 午前 0:18 [ みーみ みっしぇる ]
決して荒唐無稽ではない感じがしました。少なくともこういう親子が山のように今の社会にはあるわけですから・・。なんだかうんざりもしてきますけど。
2006/5/22(月) 午前 6:00 [ BORA ]