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不当判決糾弾!潰し屋あくも糾弾!中畑も謝罪してヤフウブログから出て行け!

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珍しく、今夜は会議も作業も行くべき集会もないのだ。いや。あくまでテント村の会議で「必ず行く」はずの集会がないだけです。いたるところで集会はあります。私が休んでるだけです。ともかく今週唯一少し気の抜ける夜なのだ。なんて、忙しい人生なのか。もう少し暇をくれ。

それはともかくこの濱マイクテレビドラマ版見ていたか。滅多にドラマは見ないこの私が見ていた近年数少ないドラマ。見ていたのはこれと「トリック」シリーズくらいだったな。永瀬正敏主演の探偵ものだが、あまりに前衛的な手法の作品も多く、視聴率は低迷のまま終了した。

だが、「傷だらけの天使」同様、こういう作品は多分長らく語り継がれると思う。このドラマ以前に映画の三部作がある。この濱マイクシリーズのテーマは「アジアと日本」だったのではないだろうか。(3作目以外は)。そのルーツであろう同じ監督林海象氏と組んだ「アジアンビートシリーズ」を見るとそう思えるのだ。

アジアンビートシリーズは、日本、タイ、シンガポール、マレーシア、台湾、香港のそれぞれの国の新進気鋭の監督がリレーして、永瀬正敏を主人公に撮ったもの。(91年〜93年)急増しつつあった外国人労働者問題を背景にした日本編(林海象監督)が皮切りで、永瀬は国外へ逃亡。日本の戦争責任の問題や麻薬問題など様々な問題を背景に永瀬の妹捜しのアジアの旅が続く。レンタル店でもおいているところは少ないかも知れないが、濱マイクが好きならぜひ見て欲しいと思う。

ところで濱マイクのテレビシリーズの音楽はエゴ・ラッピン。最近、濱マイク(テレビの方)にも出ていたUA〜エゴ・ラッピン〜浅川マキという面白いつながりに遭遇。UAのドラマの中で歌っていた曲はすごく良かったと思う。それと若い人でも意外に浅川マキを好きな人が結構いてうれしいです。

まあ、それはともかく、結構社会派的な側面のある「濱マイク」シリーズ、映画版もテレビ版も(こちらは難解な作品もありますが)ぜひどうぞ。

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右派は北朝鮮の人権問題に「平和団体」などが言及しないという主張をしばしば行う。イラク戦争支持であったり、クルド人難民、ミャンマーやパレスチナ、東チモールでの人権抑圧などにまともに言及しようとしない立場(あるいはそういう抑圧を容認する立場)なら真面目にお相手する必要もないと思っている。

しかし、この問題には明確なスタンスは確かに必要である。前にうちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会の機関紙に掲載したものだが、書評の形で自分なりの考えを述べたいと思う。


書評 鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう) −「楽園」に帰還した私の家族−


辛淑玉著 定価1800円 解放出版社 四六判 288頁 ISBN 4-7592-6217-2

 前半は辛淑玉の半生記。後半は石丸次郎氏に勧められて行った中国・北朝鮮国境付近での脱北者への聞き取り調査の記録である。
 後半部について言うなら、石丸次郎氏の「北朝鮮難民」「北のサラムたち」などの脱北者の聞き取り調査をベースにした著作を読んだ人なら内容は重なる。そう新しい話もないだろう。だが、もしその種の本を読んでない人にはかなりショッキングな内容だと思う。  

 前半に話をうつそう。1965年、北朝鮮に渡った彼女の叔父から毎年届き続けた手紙。助けを求め続けるその手紙に彼女は「もうやめてくれ!私に何ができるというの?」と無視し続ける。その叔父が死んだとき「嬉しかった」「これで何でも語れる」と思ったという。その半生の記録がこれである。

 在日朝鮮人・韓国人への差別については社会運動を行うものにとっては広く知られているし、いろいろな差別撤廃のための運動もある。だが、朝鮮学校生への日本人の差別行為について反対しても、その学校の中で北朝鮮のミニ国家が形成され、本国のミニ版のような抑圧もあったことに想いをはせた人がいただろうか。数年前の映画「GO」の中でも、朝鮮学校で日本語を使っただけで生徒が殴られるシーンがあったが、それは別に特別な話ではなかったようだ。

 辛淑玉は、ジーパンをはいてきただけで「アメリカのものだから」と言う理由で糾弾され、他の生徒から暴行を加えられた。そして一回目の椎間板ヘルニアになる。
 彼女は、日本人からも相当の差別や嫌がらせを彼女は受けている。抵抗し続けるうちにものすごくケンカには強くなったらしい。小学校時代に転校を繰り返すが、新しい学校に行くとクラスで一番えらそうにしている、つまり番長と思われる奴の前に行きいきなり上履きでそいつの頭をたたく。「よろしくな」。この一言で空気が凍り、番長が転校生の女にやられた、と大騒ぎになる。これでしばらくはイジメが来ないそうだ。

 さて、2回目の椎間板ヘルニアは革命キャンプというカリキュラムに「バカじゃないか」と口答えし、拒否したことが発端。個人談話室の中で教師数名に、交互に殴られたためである。いい加減日本で暮らすことがいやになった辛淑玉も何回か北朝鮮行きの決意を固めたことがあった。様々な偶然がそれを阻んだ。

 日本という国が、在日の社会をミニ国家たらしめる差別・抑圧を行ってきたことを考える上で、あるいは北朝鮮問題を考えるためにも、刺激的な半生記だ。是非とも多くの人に読んでもらいたい本である。(テント村 大洞俊之)

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