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本ブログ初のガンダムネタ。実は結構見ている作品がある。ただし古いものばかりで最近のは知らない。 この作品、実はアニメにはなっていなくて小説しかない。でもカテゴリーはアニメにしてしまおう。多分、今後も動画になることはないと思う。ガンダム乗りで「テロリスト」と言えそうな主人公はウィング・ガンダムのヒイロ・ユイ達なんかもそうだが、一応物語はハッピーエンド(?)で、ヒイロ達も生きている。これは、主人公が銃殺刑、それも地球連邦政府側に殺されて終わる唯一の作品。 こういう暗い中身の上、Ξ(クスィー)ガンダムってのがライバルのペーネロペーとともに、かなりややこしい形状をしている。多分、アニメーター泣かせである。描くのが面倒かも。だが、これまで放置されてきたのはこれが理由ではないだろう。作者の富野自身が絶対アニメ化はしない、とか言っているらしいのでこれが一番のネック?でもなんでかね。 ハサウェイはブライト・ノアの息子。しかし、彼はマフティー(反地球連邦組織)に入り政府要人の暗殺などを次々に行ってゆく。腐った連邦政府に鉄槌を、ということである。実はオヤジのブライトは、息子と知らずにとらえたハサウェイを銃殺刑にしてしまうという悲劇の物語である。 ところで、「テロ」とは実はあいまいそのものの言葉。米国の味方をして共産主義にたてついていれば、「自由の戦士」。ところが、逆に歯向かうようになれば「テロリスト」である。この辺はランボー「怒りのアフガン」でも見てから、その後のアフガン戦争の経過をみれば本当に恣意的に使われている言葉だと言うことがよく分かる。 ところでハサウェイは「正義」の側に立っていたのだろうか。小説中ではそんな風な描き方になっているわけだが。しかし、シャアとハサウェイの違いは何なのだろうか。シャアは地球そのものを住めないように(地球人の滅亡だな)しようとしたのだが。これは「テロ」なのか、「正義の戦争」なのか。 はっきり言って、富野由悠季と言う人はよく分からん。鉄腕アトムの脚本などにも多く関わったそうだが、あまり彼の作品に手塚作品の影響らしい感じはない。浦沢直樹なら、大きな影響を受けてると思うのだが。「ガンダム0080」のようにやけに反戦色が強く出た作品もあるにはあるが、これが彼の基調というわけでもなさそうだ。多分、「戦争」「平和」についてこれと言った考え方は持っていない人なんだろう。とにかく面白い作品を作る、これが目標で、戦争はそこでの背景として使われているだけ、そんな気がする。 しかし、結果としてこの「閃光のハサウェイ」、「テロと戦争の時代」に妙に似合う作品になってしまった。富野由悠季死後にでもこいつのアニメ作品を見てみたい気がするが。
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2005年05月26日
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