|
ネムキとは、少女コミック集「眠れない夜の奇妙な話」(朝日ソノラマ)の略称だそうだ。その隔月刊の「ネムキ」に時々掲載されているのがこの百鬼夜行抄である。イマイチコとはずいぶん人を食ったペンネームだけど、水木しげるとはまた違うなかなか味のある妖怪もので、男性の大人でも充分楽しめる。 見えないはずのものが見えてしまう青年の律。死んだ祖父が契約した妖魔「青嵐」に守られながら、様々な怪事件に巻き込まれていく。妖怪、妖魔なんているのだろうか?人間の業の深さが作り出した幻でしかないのじゃないのか。神や悪魔と同様に。しかし、物語が問いかけてくるのは、その「人間の業の深さ」だ。隔月刊だからこそ、マイペースでよく練られたストーリーが可能になる。粗製濫造ではないのだ。 毎回の事件で登場するキャラクターが、その後の別の事件でサブキャラクターとして重要な役回りを演じることがある。ストーリーや人間関係も複雑なものがあるので、よく読んで覚えていないと先が読み切れない。少女漫画らしい美形キャラ満載で、絵もなかなか楽しめます。 眠れない夏の夜、たまにはこんな作品もどうだろうか。(ヤフウのコミックで一部立ち読み可能)
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2006年07月11日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





