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台湾の映画だけどほぼ全編ほぼ日本語。当時公の場では日本語以外禁止されていたから、これは史実に基づいている。やたら日の丸が振られるのも同様だ。日本人の差別意識も描かれる。だが、近藤監督は野球に人種も民族も関係ない、と平等に扱い、それまで一勝もしたことのないチームを甲子園に送り、しかも決勝まで進出させてしまうのだ。 インターナショナルなのだ。むしろ社会運動のインターナショナルがなかなか先が見えにくい状況だから、こういう物語に感動してしまうのかも。だが戦争にもと野球選手だった兵士が行く場面は悲しい。嘉義農林の練習場を訪れた甲子園で闘った若者は実際に戦地でその後亡くなっているし、Kanoの日本人選手だった人々も複数戦死している。暗い時代、もう絶対に戦争も植民地支配もしてはいけないと思わせられる。三時間近い長い映画だが長さを感じさせない。なお主題歌に奄美出身の中孝介君も参加している。 |

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