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月食は、月に地球の影が起きる事によって起こる現象です。すなわち、太陽→地球→月がほぼ一直線上に並んだ時にしか起こらない現象ですから、満月の時にしか起こりません。でも7月30日の満月を観測して下さい。月食にはなりません。太陽→地球→月が一直線に並んでいないからです。月が地球のまわりを回る軌道が、地球が太陽を回る軌道に対して5.2度傾いているので、満月の度に毎回月食にはならないのです。仮に地球の軌道と月の公転軌道が同一平面上にあったなら、新月の度に日食が起こり、満月の度に月食が起こる事になります。下の図に7月30日の満月と地球の影の位置関係の図がありますので、実際に満月を見ながらどの辺りに地球の影があるのか観察してみましょう。 8月28日は、日本全国で久しぶりに皆既月食が観察できます。太陽が沈むとほぼ同時に東の地平線から満月が昇ってきますが、今回の月食では、既に地球の影が月に映り、欠けた状態で昇ってきます。月が本影と呼ばれる影の一番濃い部分にすっかり飲み込まれるのが、午後6時52分です。完全に見えなくなるのではなく、月が赤黒く染まる様子が観察できます。 なぜ赤黒く染まるか、下の図を見て下さい。地球に大気が無ければ影で太陽光が完全に遮られ、完全に見えなくなってしまうはずなのですが、地球には我々が吸っている大気があります。太陽の光は、大気によって屈折し、また分厚い大気を通ってくる間に太陽の光のうち青い光の成分がちらされます。(空が青く見えるのはそういう理由です。)そして残りの赤い光が月面を照らし出すことにより、美しい赤銅色に月が輝きます。ここ地上で見ていても太陽は日没前になると赤くなり、空は夕焼けに染まりますが、あの夕焼けの光が月面にあたってあの様な色に月が染まるのです。 弊社運営サイト
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