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白黒写真に見えますがカラーです。

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-GM1
天体望遠鏡 スコープテック NAGAMITSU 60MAXI 60mmFL1200mmアクロマート屈折式望遠鏡

この下弦の月は、山口県のM氏が撮影した下弦の月の写真です。僅か口径6センチの望遠鏡による撮影です。アンシャープも掛けていないjpeg撮って出しの画像です。もちろんスタックもしていません。弊社の長光の比類なきシャープネスの片鱗をご覧ください。

クリックして拡大して見てください。(ブラウザによっては二度クリックしていただかないとピクセル等倍で表示されません。)
イメージ 1
 先々月の7月に出荷を開始した、弊社の新型望遠鏡の長光は順調に出荷台数を伸ばし、FACEBOOKのグループなど各種SNSで話題となったり、お買い上げ頂いた方のブログに記事や写真がアップされたりしております。

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 また星祭りの会場でも、ご購入頂いたお客様から長光の見え味について想像を超えるものだったという感想や、他の望遠鏡との比較結果をご報告頂いたりしました。

 そもそも長光はなぜ対物レンズの空気面全てに6層のマルチコートを採用したのか、内面の艶消しや遮光環の配置にこれまで以上にこだわったのか理由をお話ししたいと思います。

 対物レンズというものは、F値が大きくなればなるほど各面の曲率は浅くなります。実は曲面が浅くなればなるほど、レンズの空気面における反射が視界のコントラストを下げる大きな要因となります。コントラストを上げるには、各空気面の反射をできるだけ抑える必要があり、レンズ表面に施されるARコートの質が問われるようになるのです。
 
 また、国内国外でF20もの口径比の長焦点アクロマートが作られるのはほぼ40年以上ぶりの事であり、せっかくこのような望遠鏡を企画するのであれば、当時の企画には無かった高品質なマルチコートを施したいというという思いと、小口径ゆえに集光力が限られる中でできるだけ対物レンズで集まった光を無駄にしたくないという考えもありました。もちろんこの6層マルチコートは高価であり、コストアップの要因ではありましたが、試作の段階で、コートなし、モノコート、通常のマルチコートなどを施した上で実施観測で比較検討をしたところ、有意な差があり、EDアポクロマートも含め一般向け天体望遠鏡にはほとんど採用例がない6層マルチコートという高度なARコートを長光の対物レンズに施すことを決定したのです。

また、長光は望遠鏡内部の迷光防止にもこれまで以上に気を使っております。内面の艶消し塗装の塗装方法を変え、対物レンズ側から覗いても、接眼部側から覗いても、内部の反射がより少なくなるように、これまでとは塗装方法を変え、一部は艶消し塗料を手塗りすることまでして筒内の反射を無くしています。

また組み立て時の光軸に関しても、対物レンズのセル部分に修正ネジを付ける事で、組み立て時より一段と正確な調整が可能になっただけでなく、より狂いにくい構造としました。

対物レンズの研磨においては、一段と研磨精度を高め、対物レンズ最周辺部までダレのない高精度な研磨をしました。

長焦点のアクロマートレンズは、アポクロマートより球面収差が少ないこともあり、少し過剰倍率気味であっても、対象物のエッジは崩れません。

光量の豊富な月面は特に見事で、クレーターのエッジは、山脈の急峻な地形の解像感は同口径のアポクロマート鏡筒を完全に凌駕しています。せひみなさんにもF20という長焦点のみせる切れ味鋭い視界を一人でも多くの方に体験頂きたいと思います。

(株)スコープテック 
代表取締役社長 大沼 崇

 

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大沼 崇
大沼 崇
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