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↑2012年の美しいオリオン座流星群の流れ星 神奈川県の三浦半島にて青山さん撮影です。 写真の下、中央やや右寄りの輝星は木星、写真下、やや左の赤い星がおうし座の一等星アルデバラン(距離66光年、赤色巨星で太陽の直径の44倍の大きさ)写真上中央やや右寄りの星の集団が散開星団のすばる(距離443光年) 今月下旬にオリオン座流星群が月明かりのない最高の条件で観察できます。夜半前は上弦の半月が見えていますが、オリオン座が程よい高さに来るころには、西の地平線に没し、夜空は流れ星を見るのに最高の条件となります。できれば、夜空の暗い場所で見て頂きたいのがオリオン座流星群です。もともとの流れ星の数が、暗い星まで見える星空の美しい場所でも、一時間の流れ星の数が、10個からせいぜい20個と少ない流れ星なので、市街地ですとかなり数が少なくってしまうのです。一時間に多いと100個以上もの流れ星が数えられる12月のふたご座流星群なら、その一割が市街地でも見られる明るさの流れ星なら、一時間に10個も流れ星が市街地でも見られるのですが、分母が少ない分、オリオン座流星群は、ぜひとも少しでも暗い場所で見て欲しいのです。市街地であれば、できるだけ街灯が少ない場所を探してみてください。 オリオン座流星群 21日の夜から22日明け方にかけて、オリオン座流星群が極大になります。半月が西の地平線に沈むのが23時32分(東京)なので、月が見えている間は月明かりに邪魔され流れ星も見にくいですが、月が沈む頃より明け方までが流星観察のベストタイムとなるでしょう。 オリオン座流星群は、流星の元となる流星物質が比較的大きく、そのため明るい流れ星が多いのが特徴になっています。クリスマス前に見られる、一時間に60個から100個の流れ星を飛ばすふたご座流星群に比べると流星の数は、多くても一時間に10個から20個程度と少ないのですが、比較的明るい流れ星が多いので、天気が良ければ楽しめると思います。 オススメ観測日 10月21日23:00〜夜明け 当日悪天候の場合 10月20日もしくは、22日の23:00〜夜明け 流れ星の正体とは 流れ星の正体は、太陽系内を漂う直径1mmから数センチ程度のチリ(砂粒や小石のようなもの)です。流星は、そのチリが秒速数十キロの猛スピードで地球の大気に飛び込んできた時に、上空100km程のところで高温になってチリが気化するときに、気化したチリと大気の成分がプラズマとなって光る現象です。 ふたご座流星群は、あの有名なハレーすい星が軌道上にばらまいた帯状のチリの大集団が地球の軌道と交差しているのですが、毎年決まった場所にあるので、地球がそこを横切るころ(12月中旬)にたくさんの流れ星が空の一点から放射状に飛び出してくるように見えるのです。 流れ星の中でチリのサイズの大きいものは、特に明るく輝いて見えます。中でも特に明るいものを火球(かきゅう)と呼んで区別します。火球の中には地面を照らし出す程明るいものもあります。また明るい流れ星の中には痕と呼ばれる飛行機雲のような光跡を残すものもあります。 |
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