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今年太陽の近くに居て、ほとんど目立たなかった金星が、日の入り後の西空で徐々に高度をあげています。晴れて雲の少ない時に西の地平線が開けて見える場所であれば、夕焼け色の残るまだ明るい低空で強い光を放つ金星を肉眼で探すのは比較的簡単です。 望遠鏡で覗くと、太陽の向こう側からまだ顔を覗かせたばかりなので、金星の全面が輝いて見え、9月の初旬はまだその形は満月のように丸く見えます。 下の図は日没後30分の金星の位置と形の変化を9月から来年の3月までプロットしたものです。 11月ごろから、どんどん欠けてきて三日月のような形になり、その上、どんどん大きく見えるようになっているのが分かりますね。望遠鏡で是非定期的に観察してみてください。 金星の位置と満ち欠けのようす
さてみなさんは、アンドロメダ銀河を見たことがありますか?私たち地球が属する太陽系は、銀河系の中にあり、太陽は銀河系に2000億個存在する恒星のひとつ(自分で輝く星)なのですが、アンドロメダ銀河は、一兆個の恒星の大集団です。銀河系よりふたまわりも大きいとても大きな渦巻き銀河です。 アンドロメダ銀河は、私たちの銀河から230万光年も先にある巨大銀河なのです。光のスピード(一秒間に地球を7周半する)で230万年も掛かる大変な遠距離にあるのですが、これでも、銀河系のお隣の銀河という近い存在です。銀河系の直径が10万光年ですから、その23倍もの距離になります。 当然、230万年も掛かって地球に届いた光ですから、今望遠鏡で観察すると、230万年も前のアンドロメダ銀河を観察していることになります! 少し頭がクラクラしてしまうような話ですね! このアンドロメダ銀河は、地球から観察するのは一番簡単な銀河です。星空が美しい海や山であれば、場所さえ把握していれば、双眼鏡や望遠鏡使わないで肉眼でもなんとか見る事ができます。どのように見えるかというと『ぼやけた星』のように見えます。 アンドロメダ銀河を見つけるのに一番良いのは、6倍から8倍で対物レンズの直径が30mm以上の双眼鏡を使うのがオススメです。または手元に望遠鏡があれば、一番低い倍率の接眼レンズをセットしてください。 アンドロメダ座の場所を知らない人は、下の星図を参考に、有名な夏の大三角をまず見つけて頂いて、秋の星座の目印となる、秋の四辺形を見つけてください。 秋の星座の代表格であるアンドロメダ座とペガスス座が形作る大きな秋の四辺形を見つければ、次はアンドロメダ座を見つけてください。 ガイドマップ空全体
アンドロメダ座を見つけたら、次は下の星図を見てください。秋の四辺形の角の星から、ひとつふたつと星をたどり、右折(?)して一つ、二つ目の星のすぐ脇を良くみると、ぼんやりとした光のかたまりがみえませんか?それが1兆個の恒星の大集団アンドロメダ銀河になります。
銀河系の外の世界ですよ! できれば、星空が綺麗な場所で見て頂きたいですが、市街地でも良く目を慣らし、街灯が直接目に入ってこないところであれば、双眼鏡や弊社の一番ちいさな望遠鏡のラプトル50でも、その淡い輝きを見ることができます。 双眼鏡や口径5センチから10センチほどの望遠鏡ですと、楕円形の淡い光の輝きとして見えます。口径が15センチ以上の望遠鏡を天の川の見えるような、美しい星空の下に持っていけば、渦巻き銀河らしい姿が見えてきます。チャンスがあったら是非大きな望遠鏡でも覗いて見てください ガイドマップ詳細 アンドロメダ銀河 撮影 Shigeo Tanakaさんが乙女高原星空観望会で撮影
さて、アンドロメダ銀河の話題から、今度は太陽系に再び戻ります。 太陽から一番近い軌道を公転周期たった88日という、短い時間で太陽の周りを一周してしまいます。地球が365日(すなわち一年)かけて太陽の周りを一周する間に、水星は4周以上していることになります。 ですから先ほど紹介した金星より地球との位置関係がはやく変わるので、下の図版を見て分かるように、わずか24日の間に大きく形と位置を変えます。また太陽にまとわりついたような軌道なので太陽から大きく離れる事がなく、夕焼けや朝焼けのまだ明るいうちに観測しなければならず、金星に比べると見つけるのがとても大変です。金星程には明るくなりませんしね! この水星ですが9月下旬から10月上旬にかけて、明け方の東の空低く観測ができます。空気が澄んで地平線付近に雲がない時があったら是非観測にチャレンジしてみてください!なにしろ天文学者のコペルニクスも生涯見た事がないという逸話が残るほど観測しにくい惑星ですから、チャレンジのしがいがありますよ。 9月20日から2日ごとの水星の位置と満ち欠けのようす(日の出20分前)
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