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⚫おうし座南流星群(11月上旬)
オレンジ色の字でおうし座南と表示しているところから放射状に流れ星が飛びます。数は一時間に5個程度と少ないですが、活動期間は長く、10月終わりごろから11月中頃まで、極大日の11月6日とさほど、変わらない流れ星が飛びます。ながれは比較的ゆっくりで、比較的明るいものが多いようです。今年は、月明かりの邪魔もなく、好条件で観察できます。
⚫大きな満月!スーパームーン(11月14日)
月は地球の周りを公転する衛星ですが、その軌道は真円ではなく楕円軌道です。月が一番地球に近づくと、35万6400キロで、もっとも遠い時で40万6700km(ちなみに地球一周は4万km)と結構距離が変化します。当然地球に近い時の満月と遠い時の満月の見える大きさは結構違います。
10円玉と500円玉を机の上に出してみてください。地球から遠い時の満月を10円玉の大きさとすると、地球から近い時の満月は500円玉の大きさになります。
11月14日の月と地球の距離は、35万6509kmですから、地球と月の距離がぐっと近づいた時の満月ということで、大きな満月、スーパームーンという事になります。
⚫アルデバラン食(11月16日午前2時過ぎ)
(観測時間間違えないようにしてください!11月16日午前2時過ぎとは、11月15日の深夜0時の2時間後です。翌日17日の午前2時と勘違いしないようにご注意ください)
11月16日午前2時過ぎから、ほぼ全国で晴れればアルデバランが満月過ぎの月に隠されます。このような現象を星食といいます。このアルデバラン食ですが午前2時には、月は南西の空高い位置(地平線からの仰角65度)に見えていますが、その月の近くを見ると明るい星が見えます。それがおうし座の1等星アルデバランです。
月の背後に完全に隠れて見えなくなるのが、福岡で午前2時8分ごろ、東京で午前2時23分30秒ごろ、札幌で午前2時18分30秒ごろになります。隠されていたアルデバランが月の反対側から出てくるのが、福岡で午前3時9分ごろ、東京で午前3時27分30秒ごろ、札幌で午前3時28分40秒ごろになります。
午前2時に双眼鏡(視野7度)で見るとこんな感じに見えます。 ラプトル50に接眼レンズはK20mm30倍で天頂プリズムを付けずに観察すると、像が逆さまに見える(倒立像)なので月の右下から潜入します。潜入3分前の午前2時20分頃の様子です。
こちらもやはりラプトル50に接眼レンズはK20mm30倍で天頂プリズムを付けずに観察した場合の出現の様子です。少し欠けている部分から出てきます。午前3時28分ごろの様子です。月の上の方からアルデバランが出現しているのがわかります。
月の位置が高いので、見やすくするために天頂ミラーや天頂プリズム付けて観察する場合は、これらのシミュレーション画像と見え方が違うので、良く月の模様を見比べてどこにアルデバランが潜入し出現するのか考えてみてください。天頂プリズムや天頂ミラーで観察すると見える月の像は、上下は肉眼で見たままで左右が反転した正立鏡像になります。
このアルデバラン食ですが、いくらアルデバランが1等星の明るさがあるとはいっても、満月過ぎのまばゆいばかりに明るい月に近づくため、その光芒にじゃまされるので潜入時間ぎりぎりに見ても特に肉眼では見えにくくなります。少なくとも潜入時間の1時間前くらい前に位置を確認しておいた方が良いと思います。1時間前であれば肉眼でも月とアルデバランが並んでいるようすが確認できることでしょう。
あと注目頂きたいのが、月が移動する速度です。満ち欠けを繰り返しながら星空を移動していく月のスピードを感じる事ができると思います。アルデバラン食の前日や翌日に空を見上げ、月とアルデバランの位置関係を確認してみましょう。 |
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