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みなさんこんばんは。12月の星空情報をお届けします。
11月の星空案内メールでご紹介したミラ型変光星はくちょう座χ(明るさが2万倍も変化する星)はご覧になりましたでしょうか。一番明るくなるのが11月3日でしたが、私は2週間後の11月17日と18日に観測と撮影をしてみました。星空が綺麗な場所(山梨市牧丘町の乙女高原)で観察しましたが、ガイドマップに従い双眼鏡で星の並びを見ながらすぐに見つけることができました。双眼鏡では周りの星に比べて少し黄色味を帯びて見えました。望遠鏡で覗く色はさらにはっきり見えてちょうど火星の色にとても良くにたオレンジ色に見えました。極大(一番明るくなる時)より2週間ほど経っていたので、明るさは、5等星より少し明るい感じでした。この変光星は408日の周期で明るくなるので次回は2019年年末になります。 写真1 円内の中心の星が、ミラ型変光星 はくちょう座χ さてまずは、星空情報の前に、弊社の12月の営業日のお知らせです。 弊社ウェブサイトの http://scopetown.jp/ 右下営業日カレンダーを御覧ください。 各日営業時間: 13〜18時となっております。 電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。 成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので ご注意ください。 ※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やプラネタリウムソフトのスーパースターfor SCOPETECHを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。 星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、将来の天文現象を調べたい時や、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。 http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml 〈目次〉 ★はじめに ★イベント情報 ★12月の天文現象カレンダー ★12月の星空情報 ★オススメの製品 ★望遠鏡基本的な使い方の確認 ★おわりに ★はじめに 12月は、4日が満月です。10日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、18日が新月 26日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。新月前後数日が月明かりに邪魔されず星が良く見える時期になります。 ★イベント情報 ●乙女高原星空観望会 今月は乙女高原星空観望会はありません。2018年の開催日程は新年に発表いたします。 ●田奈星空観望会 12月は田奈星空観望会はありません。次回は1月になります。くわしくは下のリンク先をごらんください。2018年の開催日は、近日中に発表いたします。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ★12月の天文現象カレンダー 12月4日(月)満月 満月の時の月は、望遠鏡で覗くと地形にほとんど影ができずのっぺりと見えます。クレーターなどの地形はあまり目立ちませんが、月のクレーターから放射状に見える光条(レイ)や海(月の暗い部分)の部分の濃淡が良くみえます。 12月10日(日)下弦の月 夜半過ぎに昇ってくる半月です。月の観察の好機です。太陽の光が横からあたり欠けぎわにクレーターがとても良く見えます! 12月14日(水)ふたご座流星群が15時に極大 今夜から明日の明け方にかけてたくさんの流れ星を観察できるでしょう。今年は月明かりに邪魔されず条件はとても良いです。月が午前4時前に昇ってきますが、すぐそばの明るい星が木星です。ついでに望遠鏡で覗いてみましょう。(一時間あたりの流星数 30から80個) 12月18日(月)新月、前後数日は、月明かりの影響を受けずに特に美しい星空を観察できます。 12月22日(金)冬至 12月23日(土)天皇誕生日 こぐま座流星群が極大 月明かりに邪魔されることなく条件や良いです。(一時間あたりの流星数2から5個程度) 12月26日(火)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます! ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ リンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 ★12月の星空情報 ●13日水曜日と14日木曜日 ふたご座流星群の流れ星が沢山ながれます。 12月上旬から中旬にかけて、この冬のダイアモンドを構成するふたご座の2等星のカストル付近から放射状にたくさんの流れ星が飛び出すように見られるふたご座流星群が見られます。特にたくさんの流れ星がみられるのは、12月13日の夜9時過ぎから14日の明け方にかけてと、12月14日の夜9時過ぎから15日明け方にかけて、天気が悪くその2日間で見られないようであれば、11日ごろから15日まではかなり多くの流れ星が見えるはずです。特に極大日の12月14日の夜9時過ぎから15日明け方にかけては、星空が綺麗で視界が開けた場所であれば一時間に60個から時には100個以上の流れ星を見ることができます。その日が悪天候でも、10日から17日にかけては、一時間に20個以上の流れ星を見られる可能性が高いので、諦めないで星空を見上げて見ましょう。 市街地でも、明るい街灯が直接眼に入らないようにすれば、一時間に数個から十数個の流れ星を見ることができるでしょう。 暮れも迫る忙しい時期ですが、しばしの間、冬の星空とともに流れ星をさがしてみてはいかがでしょうか。 ・流れ星の正体は? 流れ星の正体は、太陽系内を漂う直径1mmから数センチ程度のチリ(砂粒や小石のようなもの)です。流星は、そのチリが秒速数十キロの猛スピードで地球の大気に飛び込んできた時に、上空100km程のところで高温になってチリが気化するときに、気化したチリと大気の成分がプラズマとなって光る現象です。 ハレーすい星のような、ほうき星がばらまいた帯状のチリの大集団がところどころで地球の軌道と交差しているのですが、毎年決まった場所にあるので、地球がそこを横切る日にたくさんの流れ星が空の一点から放射状に飛び出してくるように見えるのです。 流れ星の中でチリのサイズの大きいものは、特に明るく輝いて見えます。中でも特に明るいものを火球(かきゅう)と呼んで区別します。火球の中には地面を照らし出す程明るいものもあります。また明るい流れ星の中には痕と呼ばれる飛行機雲のような光跡を残すものもあります。さらに大きいものは、燃え尽きず地上に直接落ちてきます。それを隕石といいます。 ・流れ星や星空の見方 星空が美しい場所へ見に行くのが一番ですが、街灯が直接眼に入らない場所で、そしてできるだけ視界が開けた場所で見ましょう。暗闇に眼を慣らすのはとても重要です。光が直接眼に入らないところで10分は待ちましょう。そうするとたくさんの星が見えてきます。流れ星もよりはっきり沢山の数を見ることができるでしょう。 各星図は、クリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 ふたご座流星群は21時ごろから見頃になります。この時間帯は、東の空に昇って間もないころですから打ち上げ花火のように天頂に向かって打ち上がるように見える流星が多いでしょう。。赤い丸印がふたご座流星群の輻射点です。ここを中心に放射状に流れ星が飛び出すように見えます。 午前1時半には、輻射点が天頂に一番近づきます。空全体に流れ星が飛びます。流れ星の経路を逆にたどってみて、それが赤い丸印の方向からであれば、ふたご座流星群の流れ星です。 この時間になると、ふたご座は、西空に直立して見えます。薄明で空が明るくなるまで楽しみましょう! ●冬の大六角形(別名:冬のダイヤモンド)の星たち クリスマスが間近に控える12月、街はクリスマスイルミネーションできらびやかに彩られます。それと時を同じくして、冬の星空は、それぞれの冬の星座たちが灯すカラフルな一等星が夜空にとても大きな6角形を作り、そのきらめきはクリスマスに花を添えるようです。その『冬の大六角形』は、別名『冬のダイアモンド』と呼ばれ一年で最も星空の美しい季節である冬の夜空をいろどります。冬のダイアモンドは、冬の代表的な星座を見つける良い目印になります。 冬の星座全景.jpg この星たち、よくよく見るとそれぞれ明るさも、そして星自体の色も違うことに気づくでしょう。オリオン座のベテルギウスとおうし座のアルデバランは赤っぽく、オリオン座のリゲルと、こいぬ座のプロキオンは白っぽく見えます。リゲルとプロキオンをよーく見比べると、リゲルは少し青みがかった白で、プロキオンはすこし黄色味を帯びた白であることがわかります。ぎょしゃ座のカペラとふたご座のポルックスに目を転ずると、これはプロキオンよりさらに色が濃い黄色であることがわかりますね。そしてシリウスも白い輝きです。 さて、これら恒星(自身の中心部での核融合反応で光や熱を放つ星)の色は、なんで違うのでしょうか?、それら恒星の仲間である私たちの太陽は、星座の星たちとおなじような明るさに見える位置まで僕らから離して置いたら、何色に見えるのでしょうか?ちょっと知りたいと思いませんか? 実は星座を形作る星の色は、星の表面温度に関係します。 赤い星の表面温度は低く、青い星の温度はとても高いのです。下の分類を見てください。恒星は全て色(スペクトル)により分類されます。 ・星の一生〜生まれてから死ぬまで。 宇宙空間に漂うガスは、水素ガス大部分で、その次にヘリウムガスが多いのですが、漂っているうちにガスに濃いところ薄いところが出来てきます。濃い部分には弱い重力が発生し、周りのガスを引き寄せ、さらに濃い部分にガスが集まってきます。密度が高くなってくると中心部が熱くなり、赤外線を周囲に出し始めます。そしてさらに周りのガスを集め、ますます中心部の温度が高くなり、中心部の温度が100万度を超えてくると、私たちの目に見える光、すなわち可視光をだしはじめます。これが恒星の前段階の原始星という状態です。さらに収縮が続き、中心部分はぎゅうぎゅうに圧縮され、ついに温度が1000万度に達した時、水素原子と水素原子が融合する核融合反応が起こり、それまでとは比較にならない莫大な熱と光を宇宙空間に放ち始めます。これが恒星の誕生です。水素による核融合は安定していて、長期にわたり安定してほぼ一定の明るさで輝きます。水素の核融合により輝いている状態の星を、主系列星の星といいます。私たちの太陽も50億年まえに誕生し、今も水素の核融合で輝いているので主系列星に分類されます。そして私たちの太陽は、あと数十億年は主系列星にとどまると言われています。 星の一生の長さは、生まれた時にどれだけの量のガスを集めたかで違います。ガスを沢山集めた大きな質量の星は、中心部の圧力も温度も高くなるので、核融合反応が促進され、ものすごい勢いで核融合反応が進みます。その分表面の温度も、10,000度から数万度の高温となります。そして寿命も1億年はおろか、質量が極限的に大きな星になると数百万年で燃え尽きてしまうものもあるほどです。太陽のようにほどほどのガスを集めた恒星は、表面の温度は6000度ほど、一生の長さは100億年もあります。小さく生まれた星は、核融合反応も緩やかで、表面の温度は3000度程、寿命は1000億年を優に上回るほどです。 、星の中心部では、水素原子が融合し(核融合反応)、ヘリウムという元素がどんどんできていきます。大きく生まれた星も、ちいさく生まれた星も、遅かれ早かれいつか水素を使い果たすことになります。 大部分の恒星は、燃料となる中心部の水素をほぼ使い果たすと、外層が膨張し巨大な赤い恒星に変化していきます。これは赤色巨星と呼ばれる状態です。(約50億年後、太陽が赤色巨星になった時には、金星を呑み込むほどに膨張すると言われています。)そして恒星の中心部の温度と圧力は上昇し、ついにはヘリウムが炭素に変わる核融合が始まる。恒星が十分な質量を持っている場合は、外層はさらに膨張して温度が下がる一方、中心核はどんどん核融合が進み、窒素、酸素、場合によってはもっと重い元素ができ、それを燃料に新たに核融合反応が起こるのですが、ヘリウム以降の元素による核融合は短時間で、そしてとても不安定なのです。水素を使い果たすと、恒星は主系列星の分類をはずれ、ぶくぶくと膨れ出しどんどんと大きくなっていきます。 ヘルツシュプルング・ラッセル図(H.R.図)を紹介します。この図は、恒星の進化を理解するには必須の図です。 X軸(横)にスペクトル型(星の表面温度に関係)、Y軸(縦)に明るさをプロットしたのがヘルツシュプルング・ラッセル図です。この図で恒星が図の左上(明るく高温)から図の右下(暗く低温)に延びる緑色のベルト線上に位置しているのが主系列星となります。主系列星にはこのように、質量の大きな恒星ほど明るいという質量光度関係があります。恒星は、一生のほとんどを、この線上で過ごしますが。主系列星は水素の核融合反応が安定に進行している星です。太陽もこの主系列星に属しています。 主系列の緑のベルト上から外れた、HR図の上の方に位置する星は、星の中心部で水素を使い果たし、ヘリウムやそれより重い元素の核融合で輝いている星たちです。太陽と比べるととても大きく、巨星に分類されています。主系列の同じ表面温度の星に比べるとかなり明るいのが特徴です。とても年老いている星です。 この図の左下に位置する星は、白色矮星とよばれる小さな星たちです。中心部での核融合反応は終え、一生を終えつつある星です。巨星の外層がなくなり、恒星の芯だけが残った状態です。大変高密度で重い星です。角砂糖一つの大きさの立方体を白色矮星から切り出したとすると、重さは1トンを優に超えます。もう核融合反応はしていないので、そのうち冷えて輝くこともなくなります。太陽も数十億年後には、水素の核融合反応を終え、ヘリウムなどの核融合反応が始まると、ぶくぶくと大きくなりやがて外層ははがれ、白色矮星となり恒星としての一生を終えるのです。 また、太陽より生まれつき大きな星の最期は全く異なります。巨星となるのは同じですが、最期は星全体を吹き飛ばすような大爆発を起こします。これを超新星爆発と言います。そして爆発の後には、中性子星やブラックホールといったとてつもなく重力が強く高密度の天体が残ります。 すべての恒星は、スペクトル型とその性状により分類されます。 恒星の分類 スペクトル型 表面温度による分類 O型 29,000-60,000 青 B型 10,000-29,000 青〜青白 A型 7,500-10,000 白 F型 6,000-7,500 黄白 G型 5,300-6,000 黄 K型 3,900-5,300 橙 M型 2,500-3,900 赤 各型はさらに等分され、高温な方から0〜9と番号が振られます。すなわち、A型で最も高温の星はA0,最も低温の星はA9となります。 そしてそのうしろに、ローマ数字が付きます。ローマ数字のI~Vが割り振られるのです。 例としては、こんな感じに、B8IやG2Vなど、ローマ数字が付きますが、それは下記を意味します。 I型:最も直径が大きい恒星(超巨星) II型:次に直径が大きい恒星(輝巨星) III型:直径が大きい恒星(巨星) IV型:巨星と矮星の間に当たる恒星(準巨星) V型:主系列星(矮星) B8Iなら、B型星の8(B型の中では温度は低め)で超巨星 G2Vなら、G型星の2(G型のなかでは上から3番目、すなわち温度はたかめ)主系列星 ということになります。 HR図で見てみましょう。太陽は緑のベルトの中ほど、G2Vに分類される恒星ですが、寿命は100億年という事が分かります。おおいぬ座のシリウスはスペクトル分類 A1Vですが、H.R.図の主系列の緑のベルトの左上に位置しますが、寿命は10億年に満たない事が分かります。 このようにスペクトル分類を見て、HR図に当てはめていくと、星の一生の大体の位置付けがわかるというわけです。 ヘルツシュプルング・ラッセル図(H.R.図)や星の一生に関してもっと深く知りたい方は、下記リンク先をごらんください。 H.R.図 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB%E5%9B%B3 主系列星 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E7%B3%BB%E5%88%97%E6%98%9F 恒星進化論 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%92%E6%98%9F%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96 冬の夜空の1等星以上の明るさの星たちのスペックです。 オリオン座ベテルギウス 明るさ0.42等 赤色超巨星 距離 約642光年 直径太陽の約1000倍 表面温度約約3400度 スペクトル分類 M2I オリオン座リゲル 明るさ0.13等 青色超巨星 距離 約860光年 直径太陽の約80倍 約表面温度約12000度 スペクトル分類 B8I こいぬ座 プロキオン 明るさ0.37等 距離約11.4光年 直径太陽の約2倍 表面温度約6300度 スペクトル分類 K0III おおいぬ座 シリウス 明るさ-1.46等 主系列星 距離約8.6光年 直径太陽の約1.7倍 表面の温度約10000度 スペクトル分類 A1V ふたご座 ポルックス 明るさ1.14等 橙色巨星 距離約34光年 直径太陽の約9倍 表面温度約4700度 スペクトル分類 K0III ぎゃしゃ座 カペラ 明るさ0.08等 黄色巨星 距離約43光年 直径太陽の約12倍 表面温度約4800度 スペクトル分類 F5IV おうし座 アルデバラン 明るさ0.86等 橙色巨星 距離約67光年 直径太陽の約44倍 表面温度約3800度 スペクトル分類 K5III 太陽 明るさ-26.75等 主系列星 距離約8光分 直径約140万キロ(地球の109倍!)表面温度約5500度 スペクトル分類 G2V いかがでしたでしょうか。こんな知識を持って、冬の星座を構成する星たちを見るとさらに興味深いものになりませんか? ●冬の星座をみよう。 冬天球星図新.jpg 各星図は、クリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 冬の星空は夏とは逆に、天の川銀河の中心と反対方向を見ていることになります。そのため冬の天の川は、夏の天の川ほど濃くは見えません。しかし多くの1等星が散りばめられた冬の星座の中を横断しているので、星空のきれいな場所であれば淡いながら見つけるのはかんたんでしょう。 冬の星座のさがし方 冬の星空は一年中でもっとも1等星が多くきらびやかで、太平洋側では空気も澄んで星座観察にはとても適した季節です。冬の星座さがしは、まず「オリオン座」を見つけます。オリオン座の左上に輝く赤い1等星ベテルギウス、全天で一番明るい恒星の「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」の黄色みがかった1等星プロキオンを結ぶと、大きな逆正三角形ができます。これが「冬の大三角」です。冬の大三角を目印にさらに大きな「冬の大六角形(別名:冬のダイヤモンド)」を見つけ、それぞれの1等星を含む星座をひとつひとつたどってみましょう視界の開けた場所で夜空に輝く大きな六角形を是非見てください。冬のダイアモンドを見つければ、冬の代表的な星座を見つけるのは簡単です。またこの周辺は、沢山の星雲や星団があり、双眼鏡や低倍率にした望遠鏡で覗くととても興味深いものです。 下のリンクは案内星図、開いた星図をもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=55775096&no=1 ●星座望遠鏡や、双眼鏡、そして望遠鏡を使っての冬の星座の星雲星団をみよう。 各星図は、クリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 冬の星ガイドマップ.jpg ぎょしゃ座 散開星団三つ (星座望遠鏡 双眼鏡 望遠鏡) M36 M37 M38の三つの星団です。本当に綺麗な星空であれば、その存在は肉眼でギリギリ確認できます。望遠鏡で見るのが最高ですが、星座望遠鏡や双眼鏡で望遠鏡で見る前にしっかり位置を確認しておくと良いでしょう。この三つの星団の星の並びは、個性的で、望遠鏡で見比べてみると、とても楽しいものです。 おうし座 ヒアデス星団(Mel.25)(肉眼、星座望遠鏡) おうし座の一等星アルデバランを含む V字形の星の並びがヒアデス星団です。アルデバランは同じ方向に見えていますが、ヒアデス星団(150光年)の星よりずっと手前の65光年先にあり、この星団とは関係はないが、やや地味な星団に花を添えている。 この星団の特徴的な星の並びから、日本では古来から「釣鐘星」と呼ばれていた。双眼鏡で覗くと、ところどころにペアーになった星、重星が観察できます。 プレアデス星団(M45)(肉眼、星座望遠鏡、双眼鏡、望遠鏡) おうし座の散開星団。和名は「すばる」、和名である「すばる」は、自動車や航空機を作るメーカーの会社名になっている(株式会社SUBARU) 肉眼でも5−7個ほどの星が集まっている様子が観察できる。暗い夜空で、星座望遠鏡で観察すると十数個の星がきらきらと輝いてみえる。6千万年から1億年前に同じ散光星雲の中から生まれた若い年齢の青い星の集まりで、太陽よりずっと大きな巨星が多いのも特徴です。 狭い範囲に小さな星が密集したその姿は、古来から人の目を引き、世界中さまざまな場所で人々の興味を引き、聖書、伝説、童話、民話、伝承などで記述されている。 プレアデスの名前はギリシア神話に由来しています。。中国の星宿(中国独自の星座)の一つでもあります。日本では「すばる」や六連星(むつらぼし)羽子板星などとよばれ、清少納言の枕草子にも記述があります。。ニュージーランドのマオリはちいさな目「マタリキ」と呼んでいたそうです。 オリオン座 散光星雲(HII領域と反射星雲の混合) M42とM43 (星座望遠鏡 双眼鏡 望遠鏡) 肉眼でも、なんとなく薄ぼんやりと星がにじんでるように見えます。双眼鏡を使えばその姿はよりくっきりとしてきます。 ここはまさに星が次々に生まれている場所です。望遠鏡を使えば鳥が羽を広げているように見えるようになります。ラプトル50のような小口径の望遠鏡でも良く見えます。口径20センチを超える望遠鏡で見ると星雲の一部に色が付いているのが分かります。 うさぎ座 球状星団 M79 小口径の望遠鏡で観察すると、丸い球状に見えます。おおきな望遠鏡、口径20センチ以上でみると周辺部にぷつぷつと星が見えてきます。 ふたご座 (星座望遠鏡 双眼鏡 望遠鏡) 散開星団M35 全体は月よりも大きく広がっている比較的大きな散開星団です。ラプトル50やラプトル60など小口径の望遠鏡でみると、散開星団の星のつぶつぶの一部が星雲状に見えることがあります。アトラス80やそれより大きな口径の望遠鏡になると、星雲状に見えていた部分はすべてちいさな星であることがわかります。 超新星残骸 M1(望遠鏡) 太陽よりずっと質量の大きな星が、一生の最期に大爆発を起こし吹き飛んだ残骸です。望遠鏡で覗くと、散光星雲とおなじように、光る雲のように見えますが、成因は全く違います。小口径で見ると佐渡島のような形に見えます。 おおいぬ座M41(双眼鏡 望遠鏡) 散開星団 M41 おおいぬ座のシリウスのすぐ下にある散開星団です。双眼鏡で探すとすぐに見つかります。卍のように並んだ星列が印象的な星雲です。 星雲星団の観察に関しては、弊社、スコープテックのコラムもご覧ください。 http://scopetown.jp/col13.html ●用語解説 ・散開星団 数十から数百個の星が集まった天体です。同じ星雲の中で連続的に誕生した星達でいわば兄弟星達です。時間が経つにつれ、ばらばらになっていきます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%A3%E9%96%8B%E6%98%9F%E5%9B%A3 ・散光星雲 散光星雲には三種類あります。 ・HII領域 生まれたばかりのあかちゃん星の元になった周囲の星間ガスが、星からの強い紫外線で発光しているのが散光星雲の一種、HII領域ともいいます。とても高温です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/HII%E9%A0%98%E5%9F%9F ・反射星雲 星の背後にある星間ガスがあり、星の光を反射して光っているものを反射星雲といいます。プレアデス星団のまわりに見えているものは反射星雲です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%B0%84%E6%98%9F%E9%9B%B2 ・超新星残骸 太陽の質量の7倍を超える大型の恒星は、ぶくぶくと膨れ赤色超巨星となります。最期は星全体を吹き飛ばすような大爆発(超新星爆発)を起こしますが、飛び散ったガスが超新星残骸です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E6%96%B0%E6%98%9F%E6%AE%8B%E9%AA%B8 ・惑星状星雲 太陽の7倍以下の比較的小さな恒星は、ぶくぶくと膨れ、赤色巨星になります。外層は星の重力をのがれ周囲に溶け出すようにガスを放出します。放出されたガスは、まわりに丸く広がり、望遠鏡で覗くと惑星のように見えるものもあるため、これらを惑星状星雲と呼びます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%91%E6%98%9F%E7%8A%B6%E6%98%9F%E9%9B%B2 ・球状星団 球状星団は、銀河系全体をまるっと包み込むように分布しています。数十万個から数百万個の星が狭い範囲に球状にぎっしり集まっています。球状星団を構成している星達は、そのほとんどがとても年老いた星達で、お互いに重力で結びつきあってひとかたまりになっているのです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%83%E7%8A%B6%E6%98%9F%E5%9B%A3 ・暗黒星雲 暗黒星雲は、宇宙空間で漂うガスやチリの雲です。それ自体は輝くことはありません。背景に散光星雲や星の集団があるとシルエットとして観察できます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E9%BB%92%E6%98%9F%E9%9B%B2 ・銀河 私たちの太陽が属する銀河系は、2000億もの恒星の大集団です。その外側には、広大な宇宙が広がっているのですが、そこには私たちの銀河系のような、数百億から一兆個もの星の大集団である「銀河」がたくさん存在しています。その数は膨大で宇宙全体で少なくとも一千億ほどあると言われています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3 ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ メールのリンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 ★今月のおすすめの製品 星空撮影のオススメポータブル赤道儀 『ケンコースカイメモRS 60周年記念モデル』 スカイメモRSには、カメラ二台、自由雲台二個は含まれません。 天体の撮影をこれから始めたい方にとてもオススメのポータブル赤道儀のセット。 私もこのスカイメモをもう20年以上も使っていますが、とても精度が高く、極軸望遠鏡の視野もフラットで品質が高く、使いやすい赤道儀です。望遠鏡を載せるのには不向きですが、カメラを二台セットしても十分な強度と200mm程度の望遠レンズなら、ノータッチで追いかけられる程の精度があり海外遠征しての撮影でもとても重宝しています。そして20年間一度も故障した事がないのです。まわりでもスカイメモRやスカイメモRSが故障したという話はほとんど聞きませんね。それほどの信頼性の高さは、少し過剰なまでの堅牢な作りと、日本製である事が理由だと理解しています。 その長年のベストセラー、スカイメモRSがついに生産終了となります。ケンコー創業60周年記念モデルとして、最期の生産。それも100台限定とのこと。 私も仕事がら幾つかポータブル赤道儀は持っていますが、その中でも撮影時の失敗がほとんどなく、能率が上がるのがスカイメモRです。今後は、中国で生産されるスカイメモSやスカイメモTに引き継がれるのですが(そちらも使ってみましたが悪くはないです。)これほどの信頼性と頑丈さはありません。 また極軸望遠鏡も、北斗七星とカシオペア座を使う方式なのですが、同じスケールでもこちらは光学系が日本製ということもあり、視野周辺までぴっちりシャープです。その分セッティングも正確かつ素早くできるという事です。 という訳で、今月一押しにオススメの製品は、限定100台の『ケンコースカイメモRS 60周年記念モデル』です。 ケンコースカイメモRS 60周年記念モデルの特徴 ■小型・軽量・日本製 総重量約3kgですが搭載重量は5キロまでオッケーです。 ■追尾モード 通常の天体撮影で使用する「恒星時モード」以外に、地上の景色と星空を同時に撮る「星景モード」や太陽の動きに合わせて追尾する「太陽追尾モード」、月の動きに合わせて追尾する「月追尾モード」の4つのモードを搭載。 ■とても省電力 単二4本で忘れるほど持ちます。 ■高い精度 ウォームホイルに特殊アルミ合金を採用し、ウォームネジを直径16mmと大幅に太くして、焼き入れ、研削後にラッピングをほどこした贅沢な仕様。また、モーター駆動周波数を従来の2倍に設定し、外部に減速ギアを用い、精度及びトルクアップを実現。 ■高い操作性と信頼性 ご使用には工具不要です。また、駆動回路を本体内蔵としているため、コントロールボックスなし使用可能、暗い場所でのトラブルを防ぎます。南北逆転スイッチも本体内蔵。私の持っている前モデルのスカイメモRは基本構造は同じものですが、20年以上故障もありません。 ■カメラ取付部 赤緯方向に粗動ができる便利なカメラ取付台採用。 ■極軸望遠鏡はスケールも星も見やすい暗視野照明 電源を本体から供給、さらに明るさの調整ももちろん可能。 三脚までのセットで ¥128,390(税込〕 弊社でお買い上げの方は、特別サービス付加します。 スコープテックまでメールや電話でご注文ください。営業時間内で電話でご注文頂くか、メールのご注文はwebmaster@scopetown.jpまでお願いします。 商品の詳細は下記リンク先まで! http://www.kenko-tokina.co.jp/o…/sky_memo/4961607455319.html ★望遠鏡基本的な使い方の確認 最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ・天体望遠鏡の視野に星を導く http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html ・ピント合わせの極意 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html ・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1 おわりに メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。 webmaster@scopetown.jp よろしくお願い申し上げます! 2017年12月1日午後23時 (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇 ############################################################ 株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント https://www.facebook.com/takashi.onuma.7 天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。 ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。 ・星空と天体観測のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています! ・乙女高原星空観望会 http://otome.sblo.jp/ 山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています!来年の日程は新年には上記サイト上でご案内の予定です。 また弊社の近くの田奈でも毎月一回観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。 毎回30人以上の方が参加されています。来年の日程は間も無く下記リンク先で発表予定です。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ############################################################ |
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みなさんこんばんは。11月の星空情報をお届けします。10月も天候不順が続きました。10月22日には超大型の台風が東海沿岸に上陸、各地で大雨が観測され、特に強い雨雲の襲来した関西の一部地域では水害となりました。心よりお見舞いを申し上げます。またメールマガジン執筆中の今も月末の週末に再び台風が日本列島を伺う天気図となっています。各地の気温は、週ごとに記録的高温と記録的低温が繰り返し、まさに異常気象の様相です。
またインフルエンザも各地で早めの散発的流行を繰り返しているようです。ワクチンも少し不足気味のようなので、必要な方は少し早めに対処した方が良いかもしれません。 さてまずは、星空情報の前に、弊社の11月の営業日のお知らせです。 弊社ウェブサイトの http://scopetown.jp/ 右下営業日カレンダーを御覧ください。 各日営業時間: 13〜18時となっております。 電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。 成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので ご注意ください。 ※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やプラネタリウムソフトのスーパースターfor SCOPETECHを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。 星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。 http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml 〈目次〉 ★はじめに ★イベント情報 ★11月の天文現象カレンダー ★11月の星空情報 ★今月おすすめ ★望遠鏡基本的な使い方の確認 ★おわりに ★はじめに 11月は、4日が満月です。11日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、18日が新月 27日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。今年は11月1日が13夜の名月、芋名月 になります。 ★イベント情報 ●『きたやつがたけ こうみ・星と自然のフェスタ2017』出展のお知らせです。 日時 10月28日10時から10月29日15:00 会場 小海リエックスホテル 特設会場にて 来たる平成29年10月28日(土)から29日(日)北八ヶ岳の小海リエックスにて、新しい星まつり開催されます!今年は記念すべき第一回! その名も、「北八ヶ岳小海(きたやつがたけ こうみ)・星と自然のフェスタ2017」 です。初回ですが、たくさんのメーカーがブース出展します。 特筆すべきは、『各メーカーや講師』が行うワークショップや講演が行われることです。 参加企業は、弊社『スコープテック』のほか、ミザールテックさん、ニコンさん、オリンパスさん、ケンコー・トキナーさん、ビクセンさん、ユーハン工業さん、スカイバードさん、ベルボンさん、日の出光学さん、スタークラウドさん、skypix japanさん、seedsboxさん、トミーテックさん、興和さん、サイトロンさん、天文ガイドさん、星ナビさん、リコーイメージングさん、富士フィルムイメージングシズテムズさんなど、他の星まつりでは見られない光学機器メーカーさんも出展されるようです。 もちろん夜は素晴らしい星空も楽しめます。新しい形の星まつり、参加は基本的に無料です。(一部有料講座あり)是非是非みなさんご参加くださいね。 初心者もベテランもファミリーも楽しめる楽しい星フェスになりそうです! 会場 特設会場 http://www.reex.co.jp/KOUMI/ こちらにイベント詳細がPDF書類で見られます。ぜひご覧ください。 http://www.koumi-town.jp/office/archives/tourism/2017-1.html ※※『きたやつがたけ こうみ・星と自然のフェスタ2017』フェイスブックイベントページもあります。 実は主催者に変わりまして大沼が今年は作成代行しました。こちらも合わせてごらんください。参加ボタンおしてください。いいね!ボタンもよろしくおねがいします!! https://www.facebook.com/events/124910628172976/?acontext=%7B%22ref%22%3A%22106%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D ●乙女高原星空観望会 ・第79回 11/17-19 乙女高原星空観望会 山梨市牧丘町で年10回行なわれている天体観測会です。天の川が見える美しい星空が 観察できます。望遠鏡をお持ちでない初心者の方も気軽に参加できます。 詳細か下記リンク先を御覧ください。 http://otome.sblo.jp/ ●田奈星空観望会 今月は11月25日(土)に田奈観望会が行われます。。どなたでも参加できます。初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。 毎回30人以上の方が参加されています。 くわしくは下のリンク先をごらんください。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ★11月の天文現象カレンダー 11月1日(水)十三夜の名月(芋名月あるいは栗名月) 11月3日(金)はくちょう座χが極大光度 11月4日(土)満月 11月11日(土)レグルス食 下弦の月 11月13日(月)木星と金星が明け方の東空で接近してみえる。 11月17日(金)から11月19日(日)山梨市牧丘町で行われる乙女高原星空観望会です。どなたでも参加できます。 11月18日(土)しし座流星群 11月24日(金)水星が東方最大離角 日の出で明け方の東空低空に 11月25日(土)田奈星空観望会 11月27日(月)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます! ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ リンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 11月の星空情報 ●11月1日(水)は先月10月4日の中秋の名月に続き、二回目の名月である十三夜の名月です。 今年は先月の10月4日(旧暦8月15日)が中秋の名月でした。中秋の名月 (十五夜) に並ぶ名月として、古くから日本では太陰太陽暦9月13日には十三夜のお月見が行われてきました。十五夜の月を鑑賞する慣習は中国に由来するのに対し、実はこの十三夜の名月の月見の祭事は、日本独自の風習と言われています。栗名月とか豆名月とも言われる十三夜は、今年は11月1日(水)です。豆や栗もお団子と合わせてお供えしてみましょう。 望遠鏡で十五夜の月と十三夜の月を観察してみましょう。十三夜の方が十五夜の月に比べるとクレーターが良く見えることに気づくはずです。 お供えする団子の数も、十五夜の時は15個が一般的ですが、十三夜の時は13個になりますのでご注意を(笑) お月見団子のお供えの仕方に関して面白いページを発見しました。興味のある方は下記も御覧ください。 https://allabout.co.jp/gm/gc/398217/ さて十三夜の月の出の時刻をお知らせしておきます。 (注)地方によってかなり月の出の時間がかなり違いますので、詳しくはインターネットや当日の新聞などをご参照ください。下の主要都市での月の出時刻を見ると分かりますが、東京を基準に見てみると南北方向(緯度)の位置の違いより東西方向(経度方向)の位置の違いに月の出る時間の違いが大きく出ます。 各地の月の出時刻 十三夜 11月1日 月出 東京15時13分 札幌15時9分 名古屋15時24分 福岡15時50分 今年の11月1日の十三夜の月、十五夜と比べるとかなりかけています。望遠鏡で除けばクレーターも良く見えるでしょう。栗名月と言われるだけに、なんとなく栗の形に似てますかね? ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ 星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 ●11月3日(金)ミラ型変光星はくちょう座χが極大光度 はくちょう座χ(カイ) はくちょう座にある明るさが変わる不思議な星です。明るさが変わる星を変光星と言いますが、変光星にはいろいろな種類(理由)があります。 はくちょう座χ(カイ)は、星自体が大きく膨らんだり、縮んだりして明るさが変わる脈動変光星に分類される変光星です。約408日の周期で変光し、もっとも暗くなると(極小)14.2等級、もっとも明るくなると(極大)3.3等級で、最も暗い時と最も明るい時の明るさの差は約2万倍にもなります。 そのはくちょう座χが、11月3日頃に極大光度となり、双眼鏡でも余裕で見付けられる明るさになります。星空が綺麗な場所であれば、肉眼でも見える明るさです。ちなみにもっとも暗くなる極小光度の頃には、天体望遠鏡のレンズの直径が20センチ以上ないと観測できないほど暗くなります。11月一杯は、そこそこ明るい状態が続くので、一度で見つからなくても、ぜひ諦めずに観察してみてください。その時周りに見えている星との明るさと比較し、記録スケッチで残しておけば、このあとどんどんと暗くなる様子が分かると思います。 はくちょう座χの見つけ方ガイドマップ 普段は、かなり大口径の望遠鏡を使わないと見えません。 ●11月11日(土)から12日(日)レグルス食 下弦の月 しし座の一等星レグルスが月に隠され、そして出てくる星食が観察できますが、全経過が観察できるのは北海道のみで、月の出直後で観測条件があまり良くありません。双眼鏡で観察してみましょう。 北海道以南では、月の背後から出てくる『出現』のみ観察が可能ですが、出現する時の地平線からの高度がとても低く観察は難しいかもしれません。 時間は札幌で月の背後に隠れるのが23時45分、出現が0時43分になります。 月の背後に隠れる時は地平線の下でみられません。東京は出現が0時43分で月の出間もなくです。 ●11月13日(月)木星と金星が明け方の東空で大接近してみえる 明けの明星が夜明け前の東の地平線近くに見えていますが、11月13日の明け方に、金星と木星がくっついてしまうほど近づきます。100倍ほどの倍率の望遠鏡の狭い視界にすっぽり収まるほどまで近づきます。0.25度まで近づきますから、肉眼でも見事な眺めになります。 注意 正立プリズム使用の場合です。天頂プリズム使用した場合は左右が逆に、天体望遠鏡を直視した場合は逆さになります。 ●11月の流星群 『おうし座北流星群 北群・おうし座南流星群』 おうし座南流星群が11月5日ごろ、おうし座北流星群が11月12日ごろ極大(流星がもっとも数が多くなる)になります。南流星群は月明かりに一晩中邪魔されてしまいますが、北流星群は夜半前の月がのぼる前であれば、条件は良いと言えます。しかしながら、一時間に数個の流星を飛ばすだけの流星群なので、なかなかこの流星群だけをを見にいくというプランは立てずらいと思います。活動期間がながく、極大日だけでなく10月15日から11月30日の長い期間活動する流星群なので、この後紹介するしし座流星群の観察の時に一緒に見るというのがオススメです。しし座流星群の流星はスピードが速いのが特徴ですが、おうし座流星群は、流れるスピードが遅く、そして火球とよばれる明るい流星や途中で爆発的に明るくなる流星が多いのが特徴です。経路を逆にたどり、おうし座方向から流れてきたのであれば、おうし座流星群の流星である可能性があります。 『しし座流星群』 近年では2001年に大出現したことにより、とても有名になりましたが、その時は、私も観測しましたが夜半から明け方までの数時間で2262個の流星を数えるほどですした。それは見事なながめでしたが、大出現は数十年に一度しかなく、普段は一時間に10個前後の流星を数えるだけです。 今年は月明かりの影響もなく、条件は良いのですが、あまり大きな期待をしないようにしてください。11月17日夜半ごろ、しし座の位置が地平線に近い時間帯は、東の低い位置から、頭上に向かって長経路で空を横切る高速の打ち上げ花火のような見事な流星を見ることが出来るかもしれません。深夜を過ぎて18日になる夜半過ぎ午前1時ごろが今年の極大時刻で(一番流星が流れる)しし座の見える高さが上がる明け方に向かって流星を観察できるでしょう。 ●11月20日と21日 夕空の西空で細い月と土星と水星が見える。 数日後に東方最大離角を控えた水星とリングが大きく開いた土星、そして細い月が接近して見えます。日没後の地平線に近い低い位置なので、西空の地平線近くが見通せる場所で、双眼鏡で観察するのをオススメします。 まずは月を見つけて、それを頼りに探してみましょう。水星と土星を比べると、水星の方が少し明るく見えるでしょう。 写真に写すのは難しいかもしれませんが、望遠レンズで地上の景色と一緒に撮ってみるのも良いかもしれません。 11月20日 月齢2.7の地球照の美しい細い月が水星と土星の隣に並びます。 11月21日 月齢3.7の細い月がの下に土星、さらにその下に水星が縦並びになります。 ●11月24日 水星東方最大離角 太陽系で一番内側の軌道を回る水星が、日没後すぐの11月の西空低く見えています。今回の観測条件は、あまり良くありません。地平線からの高度が低く、日没後できるだけ早く見つけないと、すぐに沈んでしまいます。双眼鏡で探すのが良いでしょう。11月20日と21日は、月の近くに居るので、月を目印に見つけるチャンスになります。チャレンジしてみてください。 ●秋の星座をみよう。(秋のメールマガジンの共通記事) 秋の星座は、1等星がみなみのうお座のフォーマルハウトだけと、すこし寂しい星空です。私たちの太陽系が属する星が2000億個も集まった星の大集団が視界を遮らない方向を見る事になるので、春の星空と同様、双眼鏡と望遠鏡を使うと、宇宙全体に散らばっている銀河がたくさん見えてきます。これらの銀河は、私たちの銀河系と区別して、銀河系の外に散らばる銀河ということで「系外銀河」と呼んでいます。 有名なすばる星団(410光年)のような散開星団や、星がどんどん生まれている場所である干潟星雲やオリオン星雲(1500光年)に代表される散光星雲、ボール状に星がぎゅっと固まった球状星団(数万光年)は、私たちの属する銀河系の内部や周辺に存在するもので、系外銀河(銀河系のまわりの小ぶりなお伴の銀河を除き、数百万光年から百数十億光年の距離に散らばっている)に比べるとずっと我々太陽系に近い場所にあります。 秋の星座は、まず「秋の大四角形」とも「ペガススの大四辺形」とも呼ばれる夜空に掛かる大きな四角形を見つけることから始めましょう。 この四角形をめじるしに各辺を延長すれば、淡くて見つけづらい秋の星座の場所の検討をつけるのに便利です。この四角形を形作る4つの星は、一つがアンドロメダ座に属し、残りの三つがペガスス座に属する星達です。 ペガスス座のα星とβ星の辺を南にずっと伸ばしていくと、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトが見つかります。同じ辺を逆方向に伸ばしていくと、北極星にぶつかります。 アンドロメダ座αとペガスス座αの延長線上には、みずがめ座、さらに先にはやぎ座を見つけることができるでしょう。アンドロメダ座αとペガスス座γの延長線上にはくじら座の尾にあるくじら座βが見つかるでしょう。くじら座には、有名な変光星であるミラがあります。 そして、ペガスス座γとアンドロメダ座αの延長線上には、W字形の星の並びのカシオペア座のβ、さらにその先にはケフェウス座γを見つける事ができるでしょう。 ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ 星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 解説用ガイドマップです。 星座望遠鏡や、双眼鏡、そして望遠鏡を使っての秋の星座のみどころ ① 夏の大三角付近のちいさな星座三つ(肉眼や星座望遠鏡で) や座、いるか座、こうま座は、とても小ぶりな星座です。やや暗い星で構成されているので、街灯の少ない海や山で見れば肉眼でも見えますが、市街地での観察は難しいです。ただ星座望遠鏡を使えば、街灯の少ない場所であれば、星座望遠鏡で観察できます。とても小ぶりな星座ですが、形が可愛らしく、特にいるか座は人気があります。 ② アンドロメダ銀河 (双眼鏡や望遠鏡) 銀河系の外にある銀河系よりずっと大きな銀河です。1兆もの恒星の大集団です。210万光年も離れた場所にあります。星空が綺麗な場所であれば、肉眼でもぼんやりとした光の染みのように見えます。星座望遠鏡があれば容易に確認できるでしょう。 双眼鏡や低倍率の天体望遠鏡でで見ると楕円状の雲が見えます。少し大きめの望遠鏡で見ると、渦を巻いているような構造が見えてきます。 ③ 二重星団 (星座望遠鏡、双眼鏡や望遠鏡) 星空が綺麗な場所であれば、肉眼でも天の川が濃くなったように見えます。やや口径の大きい天体望遠鏡で見るととても綺麗です。特に口径20センチを超えるような大きな望遠鏡でみると、さまざまな色の星が集まって出来ているのが分かります。 ④ Mel.20星団 (星座望遠鏡、双眼鏡) 広がりが大きく天体望遠鏡では、美しく見えません。星座望遠鏡や双眼鏡で見ると美しい姿が分かります 。ペルセウス座で一番明るい星であるミルファク(二等星)を含みその周辺に大きく広がる美しい散開星団です。実はこの『ミルファク』ですが、最近まで私は『アルゲニブ』と呼んでいました。実は秋の四辺形を構成する星の一つのペガスス座γが『アルゲニブ』と同じ名前で、とても紛らわしいということで、2016年6月30に国際天文連合で、ペルセウス座αは、アルゲニブではなくミルファクと呼びましょう。ペガスス座γは今までと同様『アルゲニブ』という名前にしようと決まったのです。これからは混乱はないですね! よかったよかった!! ⑤ ぎょしゃ座の散開星団三つ (星座望遠鏡 双眼鏡 望遠鏡) M36 M37 M38の三つの星団です。本当に綺麗な星空であれば、その存在は肉眼でギリギリ見えます。望遠鏡で見るのが最高ですが、星座望遠鏡や双眼鏡で望遠鏡で見る前にしっかり位置を確認しておくと良いでしょう。この三つの星団の星の並びは、個性的で、望遠鏡で見ているととても楽しいものです。 ⑥ ヒアデス星団(Mel.25) おうし座の一等星アルデバランを含む V字形の星の並びがヒアデス星団です。アルデバランは同じ方向に見えていますが、ヒアデス星団(150光年)の星よりずっと手前の65光年先にあり、この星団とは関係はないが、やや地味な星団に花を添えている。 この星団の特徴的な星の並びから、日本では古来から「釣鐘星」と呼ばれていた。双眼鏡で覗くと、ところどころにペアーになった星、重星が観察できます。 ⑦プレアデス星団(M45)肉眼、星座望遠鏡、双眼鏡 おうし座の散開星団。和名は「すばる」、和名である「すばる」は、自動車や航空機を作るメーカーの会社名になっている(株式会社SUBARU) 肉眼でも5−7個ほどの星が集まっている様子が観察できる。暗い夜空で、星座望遠鏡で観察すると十数個の星がきらきらと輝いてみえる。6千万年から1億年前に同じ散光星雲の中から生まれた若い年齢の青い星の集まりで、太陽よりずっと大きな巨星が多いのも特徴です。 狭い範囲に小さな星が密集したその姿は、古来から人の目を引き、世界中さまざまな場所で人々の興味を引き、聖書、伝説、童話、民話、伝承などで記述されている。 プレアデスの名前はギリシア神話に由来している。中国の星宿の一つである。日本では「すばる」や六連星(むつらぼし)羽子板星などとよばれ、清少納言の枕草子にも記述がある。ニュージーランドのマオリはちいさな目「マタリキ」と呼んでいたそうです。 ⑧二重星 アンドロメダ座γ星 天体望遠鏡 肉眼では一つの星にしか見えませんが、天体望遠鏡で観察すると、二重星(二つペアになった星)であることがわかります。イギリス人の海軍士官だったウィリアム・ヘンリー・スミスは、この二重星をオレンジ色とエメラルドグリーンと記録していて、実際天体望遠鏡で観察するとオレンジ色と青い星のペアーであることが分かります。私には青く見えますが、彼はエメラルドグリーンと評していて少し不思議なのですが、詳しい人に聞くと恐らく隣合う星の一つがオレンジ色なので、それの影響を受けやや青い星が緑がかって見えてエメラルドグリーンと表現したのではないかとの事でした。 実際それを意識してみると、倍率によってはエメラルドグリーンに見えることがありました。重星は、夜空のいろいろな場所にありますが、同じ色のペアのもの、明るさが違うもの、同じような明るさの二つの星が隣り合っているもの、三つ以上の星が寄り添っているものなどいろいろあります。また月や惑星と同じように都会でも観察できますので是非みなさんも他の重星や連星も観察してみてくださいね。 ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ 星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 秋の星座マップ ★今月のおすすめ本 今月のおすすめ本は、『藤井 旭の天文年鑑 2018年版: スターウォッチング完全ガイド』です。12/4発売予定 毎月の天文現象が図版豊富にわかりやすく、そして詳しく解説されています。遠出して条件の良い場所に旅行する場合は、前もって計画を立てますが、そうした時にもとても重宝する本ですね。 やさしく書かれているので、初心者の方に特におすすめです。 アマゾンは下記リンク先から購入が可能ですが、できれば近くの書店が買ってあげてください。大きな書店なら大抵在庫があります。 ⚫︎『藤井 旭の天文年鑑 2018年版: スターウォッチング完全ガイド』 単行本: 120ページ 出版社: 誠文堂新光社 (2017/12/4) 言語: 日本語 ISBN-10: 4416717091 ISBN-13: 978-4416717097 発売日: 2017/12/4 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4416717091/ref=ox_sc_sfl_title_1?ie=UTF8&psc=1&smid=AN1VRQENFRJN5 ★望遠鏡基本的な使い方の確認 最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ・天体望遠鏡の視野に星を導く http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html ・ピント合わせの極意 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html ・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1 おわりに メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。 webmaster@scopetown.jp よろしくお願い申し上げます! 2017年10月26日午後8時 (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇 ############################################################ 株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント https://www.facebook.com/takashi.onuma.7 天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。 ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。 ・星空と天体観測のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています! ・第79回乙女高原星空観望会 http://otome.sblo.jp/ 山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています! 次回は11月17日(金)から11月19日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!望遠鏡をもっていない初心者の方も大歓迎です。夏休み中ですからぜひご家族で参加してみてはいかがでしょうか? また弊社の近くの田奈でも毎月一回観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。 毎回30人以上の方が参加されています。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ############################################################ |
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みなさんこんばんは。10月の星空情報をお届けします。9月になり、少しは星空が見える晴天に恵まれた方が多いのではないでしょうか。10月は中秋の名月からはじまり、ヒアデス星団の星食、オリオン座流星群も好条件と盛りだくさんです。晴天祈願!!
さてまずは、星空情報の前に、弊社の10月の営業日のお知らせです。 弊社ウェブサイトの http://scopetown.jp/ 右下営業日カレンダーを御覧ください。 各日営業時間: 13〜18時となっております。 電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。 成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので ご注意ください。 ※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やプラネタリウムソフトのスーパースターfor SCOPETECHを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。 星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。 http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml 〈目次〉 ★はじめに ★10月の天文現象カレンダー ★10月の星空情報 ★新製品紹介 ★秋の星座案内(メールマガジン秋共通記事) ★今月おすすめ ★望遠鏡基本的な使い方の確認 ★おわりに はじめに 10月は、6日が満月です。12日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、20日が新月 28日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。今年は10月4日が中秋の名月になります。 土星は10月初旬であれば、引き続きなんとか観測できますが、今季の観測シーズンはほぼ終わりです。日が沈んで少し暗くなった時間帯に、はやめに観測しないと西の地平線に沈んでしまいます。地平線からの高度が低すぎるので、大気の揺らぎの影響を受けてリングや本体の模様はよく見えないかもしれません。 10月9日は、月がおうし座のヒアデス星団の中を通り抜けます。その際、ヒアデス星団の星々を月が隠す星食(せいしょく)が多数起こります。双眼鏡や低倍率にした天体望遠鏡で観察してみましょう。 10月21日(土)はオリオン座流星群が極大となります。今年は20日が新月なので絶好の条件になります。 10月の天文現象カレンダー 10月4日(水)中秋の名月 10月6日(金)満月 10月9日(月)体育の日 月がおうし座のヒアデス星団を通過し、星食が多数起こる。 10月10日(火)午前3時30分 月がおうし座の一等星アルデバランの北約0.5度まで近づいて見える。北海道と東北では、月の背後にアルデバランに隠される星食となります。 10月12日(木)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、上弦の月とは、見える地形がことなります。上弦の半月と比べると、クレーターが少なくつるっとした感じでみえます。望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の地平線から昇ってきます。 10月20日(金)から10月22日(日)山梨市牧丘町で行われる乙女高原星空観望会です。どなたでも参加できます。 10月20日(金)新月です。前後数日は、月明かりの影響を受けずに特に美しい星空を観察できます。また天王星が「衝」(地球から見て太陽と正反対の位置関係になり、午前0時ごろに南中。地球との距離も最接近し観測の好機 明るさは5.7等) 10月21日(土)オリオン座流星群が極大(条件最良) 10月28日(土)田奈星空観望会。上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます! ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ リンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 10月の星空情報 ●10月4日(水)中秋の名月 自分のこどもの頃は、お月見団子を作り、その脇にすすきや秋の草花を添えてお月見をした覚えがありますが、最近は、そうした風習も少し縁遠くなってしまっているのではないでしょうか。 今年はお月見団子を作り、改めてお月見をしてみるのも良いかもしれません。レシピはインターネットに譲るとして、今回はこのお月見団子から、月という天体を考えてみましょう。実はお月見の団子の大きさというのは、だいたい大きさが決まっています。十五夜の15という数字にちなみ、一寸五分(約⒋5センチ)の大きさの団子を15個お供えをします。 普段、夜空にぽっかり浮かぶ満月を見て、その大きさが実際どれほどのものであるか知っている方は少数だと思います。月の大きさは直径3,474kmあります。(地球の大きさは直径12,742km) 地球から月までの距離は、楕円軌道であるために、約35万7000kmから40万6000km(注2)で変化します。といっても数字が大きすぎて感覚的にさっぱり分からないと思います。 月見団子を食べてしまう前に直径4.5センチの団子を実際の月に見立ててお話ししたいと思います。月の大きさをこの月見団子の大きさとすると、一体全体地球はどのくらいの大きさがあるのでしょうか?普通の方は考えた事もないかもしれませんね。 地球は月の4倍弱の大きさで、答えは16.5センチ メロンや小さめのハンドボールの球程の大きさになります。中秋の名月は、この「メロン」から約5メートル離れた場所に月見団子があるイメージですね。 ちなみに月と地球の重さを比べると、地球は月見団子約80個分の重さになります。地球は月の80個分の体積があるかというと、50個分の体積しかありません。地球は月と比べると密度が高いのでずっしりと重く、その大きさの差以上に重さがあるのです。地球は月の約50倍の体積ですから、月見団子80個をぎゅうっ〜と圧縮してつぶして50個分の体積まで押しつぶした感じでしょうか。 そんな事を考えながら、お月見するのもたまには良いかもしれません(笑) さてさて、団子を食べながら煌々と輝く月を眺めていると、月の表面は一様に白く輝いているのではなく、なにやら模様が見えてきます。昔から世界各地で、この明暗模様を地上のいろいろな生き物などに見立ててきました。 『餅をつくうさぎ』(日本や中国)「カニ」(ヨーロッパ)「女性の横顔」(ヨーロッパ)「本を読むおばあさん」(ヨーロッパ)「吠えるライオン」「ろば」(南米)ワニ()ヒキガエル(中国)バケツを運ぶ少女(カナダ)薪をかつぐ男(ドイツ)二宮金次郎(日本)などとてもユニークなのもあります。 また中秋の名月 (十五夜) に並ぶ名月として、古くから太陰太陽暦9月13日には十三夜のお月見が行われてきました。栗名月、豆名月などとも呼ばれます。日本では、栗名月や豆名月とも言われる十三夜は、今年は11月1日(水)です。十五夜か十三夜の両方観るのがとても縁起が良いとされています。十五夜の中秋の名月だけでなく十三夜もぜひお供えをして見ましょう。 望遠鏡で十五夜の月と十三夜の月を観察してみましょう。十三夜の方が十五夜の月に比べるとクレーターが良く見えることに気づくはずです。 十五夜と十三夜の月の出の時刻をお知らせしておきます。 (注)地方によってかなり月の出の時間がかなり違いますので、詳しくはインターネットや当日の新聞などをご参照ください。下の主要都市での月の出時刻を見ると分かりますが、東京を基準に見てみると南北方向(緯度)の位置の違いより東西方向(経度方向)の位置の違いに月の出る時間の違いが大きく出ます。 各地の月の出時刻 十五夜 10月4日 月出 東京16時42分 札幌16時41分 名古屋16時53分 福岡17時19分 十三夜 11月1日 月出 東京15時13分 札幌15時9分 名古屋15時24分 福岡15時50分 (注1)ここであれっと思われた方もいるかもしれません。「中秋の名月が満月でないの?」と。陰暦では月の満ち欠け周期の約半分にあたる15日が満月であると考えられていました。天文学的な満月と陰暦上での満月がずれているのです。そのため中秋の名月と天文学で意味する満月は暦上でずれることがあるのです。 (注2)ジェット旅客機のスピードで20日掛かる距離です。 今年の10月4日の中秋の名月 十五夜の月 完全な満月ではなく少し欠けているのが分かります。 今年の11月1日の十三夜の月 こちらはかなり欠けています。クレーターも良く見えるでしょう。 ●10月9日(月)から10月10(火) ヒアデス星団の星食(せいしょく) 9日の深夜から日をまたぎ10日明け方にかけて、おうし座の大型の散開星団ヒアデスの前を、月が横切って行きます。それに伴い、ヒアデス星団のたくさんの星が月に隠され、月の背後からまた現れる「星食」が多数おこります。特に東北地方や北海道では、おうし座の一等星のアルデバランが月の背後に隠される圧巻な光景が目撃できます。見える地域にお住まいの方は、ぜひ見逃さないようにしてください。 月から離れているうちは、肉眼でも観察できますが、近づいてくると肉眼では見えにくくなります。双眼鏡や望遠鏡で観察してみましょう。 アルデバランが隠される時間は札幌で午前3時9分、出てくる時間が午前4時9分になります。 各地でのヒアデス星団食の様子 東京 札幌 北海道や東北では、おうし座のオレンジ色の一等星アルデバランが月に隠されます。隠される時間は 札幌で午前3時9分、出てくる時間が午前4時9分になります。 福岡 北海道や東北以外では、アルデバランは月に隠されませんが、ぎりぎりに近づいて見えます。 下の図版は、東京での接近の様子です。 食(しょく)には様々な種類があります。主だったものを紹介します。 日食 月が太陽を隠します。 月食 地球の影が月に落ちます。 星食 月が星を隠します。 恒星食 惑星や衛星、小惑星が恒星を隠します。 衛星同士の相互食 木星のようにたくさんの衛星を持つ場合、地球からみて衛星同士が起こす食があります。衛星同士が直接食を起こすものと、衛星の影が他の衛星におちる二種類の現象があります。 惑星が恒星を隠す食もあります。珍しいものとして、惑星が他の惑星を隠す惑星同士の食 太陽によっておこる食 太陽が明るすぎるため観測できない。 惑星によって起こる食 衛星によって起こる食 ●10月21日(土)オリオン座流星群が極大(条件最良) オリオン座流星群は、毎年10月2日くらいから11月7日の間に見られる流星群です。流星の速度は秒速60km程度と比較的早いスピードで地球に突っ込んでくるので明るい流星が多いのも特徴です。流星の数は依然は少なかったのですが、2006年に突発的に活発な流星群になり、一時間に数十個の流星が流れる活発な流星群となりました。上記期間の中でも特に10月19日ごろから23日にかけて多くの流星が流れ、なかでも21日は極大日(ピーク)となり最も多くの流星が見られるでしょう。今年は、20日が新月で、ピークの頃には月明かりがなく、とても良い条件で観察ができるでしょう。 そもそも流星とはなんなのか。流星の元となる物質は流星物質とよばれ太陽系内を漂うチリのうち、センチメートルサイズのちいさな小石や0.1mm程度の砂つぶのようなサイズのものを言います。小さいとは言っても、ちゃんと太陽のまわりを地球や他の惑星とおなじように公転しています。ですかられっきとした天体です。こうした小さな天体が地球の大気に、秒速数キロから秒速数十キロというスピードで突入し、地球の上空の大気の分子と衝突し、プラズマ化したガスが地上から100キロくらい上空で発光して起こる現象です。よく勘違いされるのですが、大気との摩擦熱で燃えて光っているわけではありません。 流星群に関係なく、暗い夜空で流星は一時間に数個は流れます。流星群とは空のある一点を中心に放射状に広がるように出現する流星です。流星群に属する流星を群流星といい、属さないものを散在流星といいます。流星群は、毎年同じ時期に出現するものがほとんどです。代表的なものとしては、ふたご座流星群、ペルセウス座流星群などがあります。その名前は、放射点がある星座から名付けられます。ふたご座流星群は、ふたご座から放射状に、オリオン座流星群から放射状に流星が飛びます。 オリオン座流星群の放射点(輻射点)の場所は下の図版の緑のターゲット表示あたりです。ちょうどオリオンが振り上げた棍棒のあたりですね。 流星群の流星の元となる流星物質は、さまざまな彗星がばらまいたチリが元になっています。 有名なペルセウス座流星群は、8月13日ごろに極大を迎え、母天体はスイフト・タットル彗星です。 ちなみにオリオン座流星群の母天体は、ハレー彗星です。 それでは、オリオン座流星群を見るにはどうすれば良いのでしょうか。できるだけ、市街地の光の影響の受けない海や山の空の澄んだ街灯の少ない場所で見るのが理想ですが、市街地で見る方は、直接街灯の光が目に入らない場所で見ましょう。天の川の見えるような場所と市街地で比べると、市街地での流星の数は数分の一から十分の一くらいまで数が減ってしまいますが、明るい流星は市街地でも見ることができます。 そして、できるだけ視界が開けた空が広く見える場所で見ましょう。理想的には、立ってみるのではなく、サマーベッドのようなものや、リクライニング出来るキャンプ用折りたたみ椅子を利用したり、安全が確保できる場所にシートを広げて寝転がって見ると良いでしょう。 プラズマとは〜四つある物質の状態の一つです。四つとは、固体、液体、気体、プラズマですが、気体の分が電離し陽イオンと電子に分かれて運動しています。 よく見られるプラズマ現象としては、雷やオーロラ、また火もプラズマの一種です。また蛍光灯もプラズマで発生した紫外線を、蛍光灯のガラス管の内側に塗られた蛍光物質で可視光に変えて灯りとして利用しています。我々の吸っている空気もエネルギーを加えるとプラズマ化し、光を放ちます。雷の稲光りがそうですね。流星の光はプラズマ発光現象なのですね。 それと観察して欲しいのは、流星の色です。同じ群流星に属す流星は似通った色が多いです。それは、流星物質の起源が同じで成分が似通っているためです。それでも個々に個性があります。途中で色が変わったりするものもあります。さまざまな群流星や散在流星を観察していると、緑色や白色、黄色っぽいものなどとてもカラフルで、明るさもさまざま、スピードもゆったりしたものから、ハイスピードなもの。途中で爆発するものなど、一つとして同じ流星がないことに気づくとおもいます。 時間帯別オリオン座の位置です。オリオン座を見つける時の参考にしてください。 ●秋の星座をみよう。(秋のメールマガジンの共通記事) 秋の星座は、1等星がみなみのうお座のフォーマルハウトだけと、すこし寂しい星空です。私たちの太陽系が属する星が2000億個も集まった星の大集団が視界を遮らない方向を見る事になるので、春の星空と同様、双眼鏡と望遠鏡を使うと、宇宙全体に散らばっている銀河がたくさん見えてきます。これらの銀河は、私たちの銀河系と区別して、銀河系の外に散らばる銀河ということで「系外銀河」と呼んでいます。 有名なすばる星団(410光年)のような散開星団や、星がどんどん生まれている場所である干潟星雲やオリオン星雲(1500光年)に代表される散光星雲、ボール状に星がぎゅっと固まった球状星団(数万光年)は、私たちの属する銀河系の内部や周辺に存在するもので、系外銀河(銀河系のまわりの小ぶりなお伴の銀河を除き、数百万光年から百数十億光年の距離に散らばっている)に比べるとずっと我々太陽系に近い場所にあります。 秋の星座は、まず「秋の大四角形」とも「ペガススの大四辺形」とも呼ばれる夜空に掛かる大きな四角形を見つけることから始めましょう。 この四角形をめじるしに各辺を延長すれば、淡くて見つけづらい秋の星座の場所の検討をつけるのに便利です。この四角形を形作る4つの星は、一つがアンドロメダ座に属し、残りの三つがペガスス座に属する星達です。 ペガスス座のα星とβ星の辺を南にずっと伸ばしていくと、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトが見つかります。同じ辺を逆方向に伸ばしていくと、北極星にぶつかります。 アンドロメダ座αとペガスス座αの延長線上には、みずがめ座、さらに先にはやぎ座を見つけることができるでしょう。アンドロメダ座αとペガスス座γの延長線上にはくじら座の尾にあるくじら座βが見つかるでしょう。くじら座には、有名な変光星であるミラがあります。 そして、ペガスス座γとアンドロメダ座αの延長線上には、W字形の星の並びのカシオペア座のβ、さらにその先にはケフェウス座γを見つける事ができるでしょう。 ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ メールのリンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 解説用ガイドマップです。 星座望遠鏡や、双眼鏡、そして望遠鏡を使っての秋の星座のみどころ ① 夏の大三角付近のちいさな星座三つ(肉眼や星座望遠鏡で) や座、いるか座、こうま座は、とても小ぶりな星座です。やや暗い星で構成されているので、街灯の少ない海や山で見れば肉眼でも見えますが、市街地での観察は難しいです。ただ星座望遠鏡を使えば、街灯の少ない場所であれば、星座望遠鏡で観察できます。とても小ぶりな星座ですが、形が可愛らしく、特にいるか座は人気があります。 ② アンドロメダ銀河 (双眼鏡や望遠鏡) 銀河系の外にある銀河系よりずっと大きな銀河です。1兆もの恒星の大集団です。210万光年も離れた場所にあります。星空が綺麗な場所であれば、肉眼でもぼんやりとした光の染みのように見えます。星座望遠鏡があれば容易に確認できるでしょう。 双眼鏡や低倍率の天体望遠鏡でで見ると楕円状の雲が見えます。少し大きめの望遠鏡で見ると、渦を巻いているような構造が見えてきます。 ③ 二重星団 (星座望遠鏡、双眼鏡や望遠鏡) 星空が綺麗な場所であれば、肉眼でも天の川が濃くなったように見えます。やや口径の大きい天体望遠鏡で見るととても綺麗です。特に口径20センチを超えるような大きな望遠鏡でみると、さまざまな色の星が集まって出来ているのが分かります。 ④ Mel.20星団 (星座望遠鏡、双眼鏡) 広がりが大きく天体望遠鏡では、美しく見えません。星座望遠鏡や双眼鏡で見ると美しい姿が分かります 。ペルセウス座で一番明るい星であるミルファク(二等星)を含みその周辺に大きく広がる美しい散開星団です。実はこの『ミルファク』ですが、最近まで私は『アルゲニブ』と呼んでいました。実は秋の四辺形を構成する星の一つのペガスス座γが『アルゲニブ』と同じ名前で、とても紛らわしいということで、2016年6月30に国際天文連合で、ペルセウス座αは、アルゲニブではなくミルファクと呼びましょう。ペガスス座γは今までと同様『アルゲニブ』という名前にしようと決まったのです。これからは混乱はないですね! よかったよかった!! ⑤ ぎょしゃ座の散開星団三つ (星座望遠鏡 双眼鏡 望遠鏡) M36 M37 M38の三つの星団です。本当に綺麗な星空であれば、その存在は肉眼でギリギリ見えます。望遠鏡で見るのが最高ですが、星座望遠鏡や双眼鏡で望遠鏡で見る前にしっかり位置を確認しておくと良いでしょう。この三つの星団の星の並びは、個性的で、望遠鏡で見ているととても楽しいものです。 ⑥ ヒアデス星団(Mel.25) おうし座の一等星アルデバランを含む V字形の星の並びがヒアデス星団です。アルデバランは同じ方向に見えていますが、ヒアデス星団(150光年)の星よりずっと手前の65光年先にあり、この星団とは関係はないが、やや地味な星団に花を添えている。 この星団の特徴的な星の並びから、日本では古来から「釣鐘星」と呼ばれていた。双眼鏡で覗くと、ところどころにペアーになった星、重星が観察できます。 ⑦プレアデス星団(M45)肉眼、星座望遠鏡、双眼鏡 おうし座の散開星団。和名は「すばる」、和名である「すばる」は、自動車や航空機を作るメーカーの会社名になっている(株式会社SUBARU) 肉眼でも5−7個ほどの星が集まっている様子が観察できる。暗い夜空で、星座望遠鏡で観察すると十数個の星がきらきらと輝いてみえる。6千万年から1億年前に同じ散光星雲の中から生まれた若い年齢の青い星の集まりで、太陽よりずっと大きな巨星が多いのも特徴です。 狭い範囲に小さな星が密集したその姿は、古来から人の目を引き、世界中さまざまな場所で人々の興味を引き、聖書、伝説、童話、民話、伝承などで記述されている。 プレアデスの名前はギリシア神話に由来している。中国の星宿の一つである。日本では「すばる」や六連星(むつらぼし)羽子板星などとよばれ、清少納言の枕草子にも記述がある。ニュージーランドのマオリはちいさな目「マタリキ」と呼んでいたそうです。 ⑧二重星 アンドロメダ座γ星 天体望遠鏡 肉眼では一つの星にしか見えませんが、天体望遠鏡で観察すると、二重星(二つペアになった星)であることがわかります。イギリス人の海軍士官だったウィリアム・ヘンリー・スミスは、この二重星をオレンジ色とエメラルドグリーンと記録していて、実際天体望遠鏡で観察するとオレンジ色と青い星のペアーであることが分かります。私には青く見えますが、彼はエメラルドグリーンと評していて少し不思議なのですが、詳しい人に聞くと恐らく隣合う星の一つがオレンジ色なので、それの影響を受けやや青い星が緑がかって見えてエメラルドグリーンと表現したのではないかとの事でした。 実際それを意識してみると、倍率によってはエメラルドグリーンに見えることがありました。重星は、夜空のいろいろな場所にありますが、同じ色のペアのもの、明るさが違うもの、同じような明るさの二つの星が隣り合っているもの、三つ以上の星が寄り添っているものなどいろいろあります。また月や惑星と同じように都会でも観察できますので是非みなさんも他の重星や連星も観察してみてくださいね。 ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ メールのリンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 秋の星座マップ https://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=56054771&no=3 ★星座観察に便利な「星座望遠鏡」 「星座望遠鏡」は、星座がすっぽり収まるほど視界が広く、さらに肉眼でみるより、暗い星まで楽に見えるようになる優れものです。ちょうど肉眼の能力を増強したような感じで星空を広く、より鮮明に観察することができるようになります。 星座望遠鏡があると、市街地で星座観察がとても便利になります。 『星座望遠鏡』は、下記リンク先で購入できます。商品の詳細な説明も下記リンク先よりご覧ください。 スコープテック 「星座望遠鏡」は下記各サイトにて税込送料無料で6800円で販売中です。 *アマゾン https://www.amazon.co.jp/スコープテック-ヒノデ-星座望遠鏡/dp/B0744DHTVZ/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1501496666&sr=8-2&keywords=星座望遠鏡 *スコープタウン http://scopetown.jp/prod_st_seiza.html *スコープタウンパーツショップ http://scopetown.co.jp/SHOP/STSB1.html 今月のおすすめ本 『日めくりカレンダー 星空ごよみ365日 2018 (星の手帖社 星空ごよみ) 星を見上げる事を趣味としてなくても楽しめるカレンダーです。それも日めくりカレンダーです。毎日の星空の様子がカレンダー下半分に表示されています。毎日の月の満ち欠けの様子や、日の出、日没、月の出、月の入りの時間。天文現象も盛り込まれています。これまでなぜこんなカレンダーが無かったのか。この製品も発売されて数年が経ちますが、ライバルは現れません。それは作るのがとても大変だからです。普通の日めくりカレンダーでもとても大変ですが、天文カレンダーで日めくりカレンダーを作るのはとてもとても大変です。下半分にある星図も365枚、毎日分を作らなければならないのです。まさに星の手帖社しかできないし、やらない事ですね。それでこの価格はとても安いと感じてしまいます。 日めくりタイプのカレンダーで、1面のサイズは縦165mm、横115mmです。 毎日20時(午後8時)の南の星空を描いた半円星図(星座を形作る恒星、惑星、月の形状と傾きを描画)の他、 旧暦の日付、友引や仏滅などの六曜、二十四節気、七十二候、太陽の出入と月の出入のデータ(東京・大阪)、月齢、日食・月食・流星群の極大日などのおもな天文現象、さらに全国のおもな祭りや行事の予定を記載してあります。 半円星図は、2017年版から南を中心に東西よりもやや北側までと天頂をやや越えた範囲に表示を広げたワイド版になっています。。 また、記念日や1900年からの主な自然災害、原子力関連事故、戦後70年の出来事なども記載してあります。 天文現象や過去の出来事、祭りや行事にちなんだ豆知識、さらに季節の花や行事などのイラスト・写真も豊富に入っています。 卓上用の紙製スタンドが付属、カレンダー背面には吊り下げ穴も用意しました。 1~6月、7~12月の2分冊でお届けします。 https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E3%82%81%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-%E6%98%9F%E7%A9%BA%E3%81%94%E3%82%88%E3%81%BF365%E6%97%A5-2018-%E6%98%9F%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%B8%96%E7%A4%BE-%E6%98%9F%E7%A9%BA%E3%81%94%E3%82%88%E3%81%BF/dp/4902450437/ref=pd_lpo_sbs_14_t_0?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=0NTEF1B1ZWVY59S0683P 望遠鏡基本的な使い方の確認 最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ・天体望遠鏡の視野に星を導く http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html ・ピント合わせの極意 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html ・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1 おわりに メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。 webmaster@scopetown.jp よろしくお願い申し上げます! 2017年9月30日 (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇 ############################################################ 株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント https://www.facebook.com/takashi.onuma.7 天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。 ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。 ・星空と天体観測のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています! ・第78回乙女高原星空観望会 http://otome.sblo.jp/ 山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています! 次回は10月20日(金)から10月22日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!望遠鏡をもっていない初心者の方も大歓迎です。夏休み中ですからぜひご家族で参加してみてはいかがでしょうか? また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。 毎回30人以上の方が参加されています。 くわしくは下のリンク先をごらんください。次回は本日9月30日になります。時々回は10月28日(土) 9月2日は、悪天候のため今のところの天気予報ですと中止の可能性もあります。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ############################################################ |
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金沢在住の天文家である長兼弘氏の発明品である、ユニバーサル・クリップ・アダプターを製品として世に出すことになりました。
近年スマートフォンのカメラの性能の向上は目覚しく、月などの天体を撮影するととても良く映る事が分かっていました。しかしながら、手でスマートフォンを保持して、スマートフォンの小さなレンズと、望遠鏡の覗く側のレンズ(アイピース/接眼レンズ)を一致させるのはとても難しく、スマートフォンの液晶画面に月がなかなか映らず、映っても直ぐにブラックアウトしてしまい、月を撮影するのはとても難しかったのです。
スマートフォンが発売された2008年ごろから、スマートフォン用のアダプターを色々と試作していましたが、なかなか販売できるようなものを考案することができませんでした。スマートフォンのレンズの位置は、機種によって異なり、さまざまな機種に対応するようにすると構造が複雑になり、価格が上がってしまいますし、取り付けも大変になってしまうからです。
その間にも、各社からスマートフォンのアダプターは発売されましたが、まともに使えるものは価格も高く、スコープテックが目指している、安くて簡単に出来るものとは、かけ離れていたのです。
そんな時に、金沢の天文家の長さんが、とても良いものを考案したのです。スマートフォンに取り付けた凸部のあるガイドと、天体望遠鏡の覗く側のアイピースに取り付けたガイドアダプターをかちっと合わせると一瞬で望遠鏡側のレンズと、接眼部側のレンズの軸が一致し、簡単に天体の撮影ができるというアイディアでした。
とても素晴らしいアイディアで、私が長年考えていても思いつかなかった事を、いとも簡単に実現してしまう素晴らしい策でした。「コロンブスの卵」とはこういうアイディアを言うのだと思います。
さっそく長さんの住む金沢に二年前に飛んで行ったというわけです。それから製品化までに3回金沢にお邪魔し、その度に色々なアイディアを頂きました。そしてようやく製品として完成したのが、このクリップアダプターという訳なのです。
写真は、左が長さんです。長さんは、大変精力的なアマチュア天文家で、自宅のガレージはたくさんの工作機械があり、ご自分のアイディアを次々に形にしている方です。自宅ガレージ工場で製作したパーツは、仲間や自分の天体望遠鏡に取り付けられ実践的に使用されています。また現在は氷の単結晶で作った対物レンズで星を見たいと、氷点下でしか使えないのですが、そんな楽しい望遠鏡の製作にチャレンジしています。その様子はNHKの番組でも紹介されるほどです。そしてその深い知識は、天文のみならずとても多岐に渡り、湯水のごとく湧いてくる楽しい話に魅了されてしまいます!そして弊社の製品開発に置いても、とても有益なアイディアをいつもくださり、本当に頼りにしています。
製品説明
ユニバーサルクリップアダプターは、下の写真で手に持っているガイドホルダー部と、その後ろに映っているクリップ部からなります。ガイドホルダーをアイピース(接眼レンズ)に取り付け、クリップをスマートフォンをはさむように取り付けるだけでセットは完了です!
スマートフォンのレンズと、クリップの穴を正面からみて同心円となるようにはさんで取り付けるだけです。
ガイドアダプターは、アイピース(接眼レンズ)の直径(外径)が15mmから36mmのものであれば取り付けが可能です。
あとは、クリップ部分の凸と、ガイドアダプターのガイドホールをかっちっとはめれば光軸がワンタッチで合うので簡単に撮影が可能なのです!
また、このユニバーサルクリップアダプターですが、外径さえ15mmから36mmの間であれば顕微鏡や双眼鏡の接眼部に取り付けての撮影が出来ます。
ひとつあるととても便利です。
今後の予定 現在、アダプターとクリップはセットで販売されていますが、数ヶ月後にはクリップは単体で買えるようにするつもりです。観望会などでご使用の際は、接眼部にガイドアダプターをセットしておいて、あらかじめいくつかクリップを渡しておけば、観望者のみなさんはスムーズに撮影ができると思います。
販売は、弊社パーツショップになります。
スコープテックパーツショップ <クリック
お買い上げ5000円以上で送料無料となります。
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みなさんこんばんは。9月の星空情報をお届けします。8月は天候不順で東日本や北陸、北日本を中心になかなか星空を眺める事が出来ない日が続きました。それでも8月の下旬になると、ここ関東地方でも少しは星空が見える日がありました。本当に9月は本来雨の多い月ではありますが、夏の天候が悪かった分、少しは晴れてくれないと困ってしまいます!
さてまずは、星空情報の前に、弊社の9月の営業日のお知らせです。 9月は半ばに弊社の夏休みがありますのでご注意くださいね。 http://scopetown.jp/ 右下営業日カレンダーを御覧ください。 各日営業時間: 13〜18時となっております。 電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。 成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので ご注意ください。 ※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。 星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。 http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml 〈目次〉 はじめに 9月の天文現象カレンダー 9月の星空情報 新製品紹介 ★今月おすすめ ★望遠鏡基本的な使い方の確認 おわりに はじめに 9月は、6日が満月です。13日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、20日が新月 28日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。 土星は、引き続き観測できますが、今季の観測シーズンは最終盤です。早い時間帯に観測しないと西空に低くなってしまいますので、宵の口に観測しましょう。子どもたちの起きている時間帯に観測には良いですね。木星は太陽が西の地平線に沈むとそれを追いかけるように沈んでしまいます。観測はもう厳しいですね。地平線からの高度が低すぎるので、大気の揺らぎの影響を受け縞模様を見るのが厳しい条件になっています。それでも望遠鏡を木星に向ければ、その周囲をまわる四つの衛星の姿を捉えることはできます。 東日本と北陸、北日本では悪天候が続いた8月でしたが、秋のはじまり、秋雨前線にまけず晴れ間があることを期待しましょう。 9月の天文現象カレンダー 9月1日(金)から3日(日)までかに座の散開星団 プレセペ星団に明けの明星の金星が近づいて見えます。 9月2日(土)田奈星空観望会(19時ごろから、どなたでも無料で参加できます。) 今月は9月30日(土)も田奈星空観望会です!初心者の方も気軽に手ぶらで参加できます。 9月3日(日)明けの明星として、日の出前の東の空低く見えている金星がプレセペ星団に接近 9月5日(火)海王星が衝 地球から見て太陽と180度反対の位置関係となり、地球に最接近する 9月6日(水)満月 9月12日(火)彗星が西方最大離角となり、日の出前の東の空で見頃です。 9月13日(水)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、上弦の月とは、見える地形がことなります。上弦の半月と比べると、クレーターが少なくつるっとした感じでみえます。望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の地平線から昇ってきます。 9月19日(火)から8月20日(水)にかけて明け方の東の空で水星、火星や金星に細い月が接近して見えます。(図版参照ください。) 9月20日(水)新月です。前後数日は、月明かりの影響を受けずに特に美しい星空を観察できます。 9月22日(金)から9月24日(日)山梨市牧丘町で行われる乙女高原星空観望会です。どなたでも参加できます。 9月23日(土)秋分の日 9月28日(木)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます! 9月の星空情報 ●9月1日(金)から3日(日)までかに座の散開星団 プレセペ星団に明けの明星の金星が近づいて見えます。双眼鏡で見ると素晴らしい眺めになります。時間は日の出前、朝の3時半から4時くらいまでになります。お見逃しなく。 東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻に星図とほぼ同じ位置に来ます。 ⚫︎秋の星座をみよう。 秋の星座は、1等星がみなみのうお座のフォーマルハウトだけと、すこし寂しい星空です。私たちの太陽系が属する星が2000億個も集まった星の大集団が視界を遮らない方向を見る事になるので、春の星空と同様、双眼鏡と望遠鏡を使うと、宇宙全体に散らばっている銀河がたくさん見えてきます。これらの銀河は、私たちの銀河系と区別して、銀河系の外に散らばる銀河ということで「系外銀河」と呼んでいます。 有名なすばる星団(410光年)のような散開星団や、星がどんどん生まれている場所である干潟星雲やオリオン星雲(1500光年)に代表される散光星雲、ボール状に星がぎゅっと固まった球状星団(数万光年)は、私たちの属する銀河系の内部や周辺に存在するもので、系外銀河(銀河系のまわりの小ぶりなお伴の銀河を除き、数百万光年から百数十億光年の距離に散らばっている)に比べるとずっと我々太陽系に近い場所にあります。 秋の星座は、まず「秋の大四角形」とも「ペガススの大四辺形」とも呼ばれる夜空に掛かる大きな四角形を見つけることから始めましょう。 この四角形をめじるしに各辺を延長すれば、淡くて見つけづらい秋の星座の場所の検討をつけるのに便利です。この四角形を形作る4つの星は、一つがアンドロメダ座に属し、残りの三つがペガスス座に属する星達です。 ペガスス座のα星とβ星の辺を南にずっと伸ばしていくと、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトが見つかります。同じ辺を逆方向に伸ばしていくと、北極星にぶつかります。 アンドロメダ座αとペガスス座αの延長線上には、みずがめ座、さらに先にはやぎ座を見つけることができるでしょう。アンドロメダ座αとペガスス座γの延長線上にはくじら座の尾にあるくじら座βが見つかるでしょう。くじら座には、有名な変光星であるミラがあります。 そして、ペガスス座γとアンドロメダ座αの延長線上には、W字形の星の並びのカシオペア座のβ、さらにその先にはケフェウス座γを見つける事ができるでしょう。 秋の見どころガイドです。星座望遠鏡や、双眼鏡、そして望遠鏡を使っての秋の星座の見どころを説明します。 ① 夏の大三角付近のちいさな星座三つ(肉眼や星座望遠鏡で) や座、いるか座、こうま座は、とても小ぶりな星座です。やや暗い星で構成されているので、街灯の少ない海や山で見れば肉眼でも見えますが、市街地での観察は難しいです。ただ星座望遠鏡を使えば、街灯の少ない場所であれば、星座望遠鏡で観察できます。とても小ぶりな星座ですが、形が可愛らしく、特にいるか座は人気があります。 ② アンドロメダ銀河 (双眼鏡や望遠鏡) 銀河系の外にある銀河系よりずっと大きな銀河です。1兆もの恒星の大集団です。210万光年も離れた場所にあります。星空が綺麗な場所であれば、肉眼でもぼんやりとした光の染みのように見えます。星座望遠鏡があれば容易に確認できるでしょう。 双眼鏡や低倍率の天体望遠鏡でで見ると楕円状の雲が見えます。少し大きめの望遠鏡で見ると、渦を巻いているような構造が見えてきます。 ③ 二重星団 (星座望遠鏡、双眼鏡や望遠鏡) 星空が綺麗な場所であれば、肉眼でも天の川が濃くなったように見えます。やや口径の大きい天体望遠鏡で見るととても綺麗です。特に口径20センチを超えるような大きな望遠鏡でみると、さまざまな色の星が集まって出来ているのが分かります。 ④ Mel.20星団 (星座望遠鏡、双眼鏡) 広がりが大きく天体望遠鏡では、美しく見えません。星座望遠鏡や双眼鏡で見ると美しい姿が分かります 。ペルセウス座で一番明るい星であるミルファク(二等星)を含みその周辺に大きく広がる美しい散開星団です。実はこの『ミルファク』ですが、最近まで私は『アルゲニブ』と呼んでいました。実は秋の四辺形を構成する星の一つのペガスス座γが『アルゲニブ』と同じ名前で、とても紛らわしいということで、2016年6月30に国際天文連合で、ペルセウス座αは、アルゲニブではなくミルファクと呼びましょう。ペガスス座γは今までと同様『アルゲニブ』という名前にしようと決まったのです。これからは混乱はないですね! よかったよかった!! ⑤ ぎょしゃ座の散開星団三つ (星座望遠鏡 双眼鏡 望遠鏡) M36 M37 M38の三つの星団です。本当に綺麗な星空であれば、その存在は肉眼でギリギリ見えます。望遠鏡で見るのが最高ですが、星座望遠鏡や双眼鏡で望遠鏡で見る前にしっかり位置を確認しておくと良いでしょう。この三つの星団の星の並びは、個性的で、望遠鏡で見ているととても楽しいものです。 ⑥ ヒアデス星団(Mel.25) おうし座の一等星アルデバランを含む V字形の星の並びがヒアデス星団です。アルデバランは同じ方向に見えていますが、ヒアデス星団(150光年)の星よりずっと手前の65光年先にあり、この星団とは関係はないが、やや地味な星団に花を添えている。 この星団の特徴的な星の並びから、日本では古来から「釣鐘星」と呼ばれていた。双眼鏡で覗くと、ところどころにペアーになった星、重星が観察できます。 ⑦プレアデス星団(M45)肉眼、星座望遠鏡、双眼鏡 おうし座の散開星団。和名は「すばる」、和名である「すばる」は、自動車や航空機を作るメーカーの会社名になっている(株式会社SUBARU) 肉眼でも5−7個ほどの星が集まっている様子が観察できる。暗い夜空で、星座望遠鏡で観察すると十数個の星がきらきらと輝いてみえる。6千万年から1億年前に同じ散光星雲の中から生まれた若い年齢の青い星の集まりで、太陽よりずっと大きな巨星が多いのも特徴です。 狭い範囲に小さな星が密集したその姿は、古来から人の目を引き、世界中さまざまな場所で人々の興味を引き、聖書、伝説、童話、民話、伝承などで記述されている。 プレアデスの名前はギリシア神話に由来している。中国の星宿の一つである。日本では「すばる」や六連星(むつらぼし)羽子板星などとよばれ、清少納言の枕草子にも記述がある。ニュージーランドのマオリはちいさな目「マタリキ」と呼んでいたそうです。 ⑧二重星 アンドロメダ座γ星 天体望遠鏡 肉眼では一つの星にしか見えませんが、天体望遠鏡で観察すると、二重星(二つペアになった星)であることがわかります。イギリス人の海軍士官だったウィリアム・ヘンリー・スミスは、この二重星をオレンジ色とエメラルドグリーンと記録していて、実際天体望遠鏡で観察するとオレンジ色と青い星のペアーであることが分かります。私には青く見えますが、彼はエメラルドグリーンと評していて少し不思議なのですが、詳しい人に聞くと恐らく隣合う星の一つがオレンジ色なので、それの影響を受けやや青い星が緑がかって見えてエメラルドグリーンと表現したのではないかとの事でした。 実際それを意識してみると、倍率によってはエメラルドグリーンに見えることがありました。重星は、夜空のいろいろな場所にありますが、同じ色のペアのもの、明るさが違うもの、同じような明るさの二つの星が隣り合っているもの、三つ以上の星が寄り添っているものなどいろいろあります。また月や惑星と同じように都会でも観察できますので是非みなさんも他の重星や連星も観察してみてくださいね。 ★星座観察に便利な「星座望遠鏡」 「星座望遠鏡」は、星座がすっぽり収まるほど視界が広く、さらに肉眼でみるより、暗い星まで楽に見えるようになる優れものです。ちょうど肉眼の能力を増強したような感じで星空を広く、より鮮明に観察することができるようになります。 星座望遠鏡があると、市街地で星座観察がとても便利になります。 『星座望遠鏡』は、下記リンク先で購入できます。商品の詳細な説明も下記リンク先よりご覧ください。 スコープテック 「星座望遠鏡」は下記各サイトにて税込送料無料で6800円で販売中です。 *アマゾン https://www.amazon.co.jp/スコープテック-ヒノデ-星座望遠鏡/dp/B0744DHTVZ/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1501496666&sr=8-2&keywords=星座望遠鏡 *スコープタウン http://scopetown.jp/prod_st_seiza.html *スコープタウンパーツショップ http://scopetown.co.jp/SHOP/STSB1.html ⚫︎9月土星が観測シーズン終盤です。 土星の見つけ方 観測シーズン終盤となりました。来月になると、今より太陽に近づき、条件が悪くなってしまいます。今のうちに望遠鏡をお持ちの方はリングを見ておくと良いと思います。今シーズンは、地球から見てリングが開きとても迫力がある姿で見えています。 東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻に星図とほぼ同じ位置に来ます。 土星で当初の予定の4年を大幅に上回る13年間もさまざまな調査を続けてきたNASA/ESAの土星探査機カッシーニが、日本時間9月14日に土星の大気圏に突入します。カメラも観測機器もほぼ完全に動いている状態なのですが、もう軌道を制御するための燃料がほとんど残っておらず、今後そのままにしておくと、土星の周回軌道上で漂流をはじめてしまうのです。土星の衛星を横切るような軌道を取っていたカッシーニ探査機ですから、衛星のどれかに墜落してしまう危険があり、原始的な生命がいるかもしれない土星の衛星に、地球で作られたカッシーニ探査機が、そうした衛星に落っこちてしまうと、一応消毒はされているとは言え、地球上のバクテリアなどを持ち込んでしまう恐れがあるという事で、土星の大気圏に突入させて大気との摩擦熱で焼却してしまおうという事なのですね。 カッシーニ探査機は、大気圏突入後も本体が燃え尽きるまでは、探査機の各種センサーでデーターを収集、 大きなパラボラアンテナを最後に残った僅かな燃料を使って地球に向け続け、データーを送信してくるとのことです。最後のデーター送信は、日本時間の9月16日朝9時ごろ(現地時間9月15日夜8時)になる予想です。 カッシーニ探査機の検討が始まったのは1982年ですから、今から35年も前の事になります。打ち上げが1997年10月、7年の長い旅路を経て土星に到着したのが2004年7月、そして2017年9月にミッション終了ですから、宇宙探査というのは本当に息が長いですね。計画に当初から関わっていた人たちの多くは、退職された方も多いのではと思います。 世代を超えて長期にわたり頑張った土星探査機のカッシーニ。9月15日の夜までは土星の周りを回っています。土星を天体望遠鏡で覗く時は、ちょっと想像してみてください!あの周りをぐるぐるまわって探査をしているんだなと。 ●9月18日から19日にかけて、明け方の細い月と火星、金星、水星が接近 9月18日から19日の二日間、明け方の東の空に見えている細い月と、水星、金星と来年夏に大接近する火星が接近して見えます。日の出まえの現象で、空が白み始めているので双眼鏡があると探しやすいと思います。特に低空の水星と火星は見えにくいかもしれませんが、とても細い月と明るい金星はすぐに見つかると思います。ぜひ見てくださいね。 東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻に星図とほぼ同じ位置に来ます。 東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻に星図とほぼ同じ位置に来ます。 ●今月のおすすめ本 改訂新版 全天星座百科 この本はとても良い本です。全天星座百科という名前から想像すると、星座と神話主体に紹介されている本だと思いますが、星座の成り立ちや神話はもちろん、天体観測の際にとても役立つ、各星座にある星雲星団や特徴的な星の解説まできちんとされている。星座神話から天体観測のガイドまで網羅したとても欲張った豪華な内容の本と言えます。中に使われている図版や写真も、古星図から、天体写真までとても充実していて、一通り読んだ後も、天体観測する際の観測ガイドとして、また子供達に星座の話をする際に前もって読んでおくと、話のネタには困らないと思います。 とにかくとても秀逸な本です。そりゃそうですね。天体写真家として、そして数々の天文書籍の著作がある藤井先生の本ですから!初版から版を重ね、改訂をかさねています。とても良く売れているのには理由があるのですね。税別2500円と少し高価な本ですが、図書館から借りてきて済む本じゃありません。本棚に置いて本領を発揮する「星座と天体観測のガイドブック」です。 とてもオススメです! 藤井 旭 著(フジイ アキラ) 1941年山口市生まれ。多摩美術大学デザイン科卒。元白河天体観測所所長。日本では天文写真の第一人者である他、『ヴィジュアル版 宇宙への招待』『天文検定』『星になったチロ』など天文に関する著書多数。 全国学校図書館協議会選定図書 河出書房新社 単行本 A5 ● 288ページ ISBN:978-4-309-25296-4 ● Cコード:0044 発売日:2013.12.11 https://www.amazon.co.jp/%E6%94%B9%E8%A8%82%E6%96%B0%E7%89%88-%E5%85%A8%E5%A4%A9%E6%98%9F%E5%BA%A7%E7%99%BE%E7%A7%91-%E8%97%A4%E4%BA%95-%E6%97%AD/dp/4309252966 ●望遠鏡基本的な使い方の確認 最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ・天体望遠鏡の視野に星を導く http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html ・ピント合わせの極意 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html ・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1 ●おわりに 晴天祈願!晴天祈願!!晴天祈願!!! なんとか晴れて欲しいものです!! ほとんど悲鳴ですねw メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。 webmaster@scopetown.jp よろしくお願い申し上げます! 2017年8月31日午後10時 (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇 ############################################################ 株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント https://www.facebook.com/takashi.onuma.7 天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。 ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。 ・星空と天体観測のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています! ・第77回乙女高原星空観望会 http://otome.sblo.jp/ 山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています! 次回は9月22日(金)から9月24日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!望遠鏡をもっていない初心者の方も大歓迎です。夏休み中ですからぜひご家族で参加してみてはいかがでしょうか? また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。 毎回30人以上の方が参加されています。 くわしくは下のリンク先をごらんください。次回は今週末の9月2日土曜日と9月30日になります。 9月2日は、悪天候のため今のところの天気予報ですと中止の可能性もあります。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ############################################################ |


