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★「星座望遠鏡」はすごい!

天の川や夏の星座の観察は、もちろん出来るだけ街明かりの影響を受けない海や山へ行くのが理想です。特に天の川は市街地では見る事が出来ません。

誰もがいつでもそうした所に出かけられる訳ではありませんよね。そこで活躍するのが星座望遠鏡です。
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天体望遠鏡と通常の双眼鏡、そして星座望遠鏡の見える範囲(視界)を比べて見ましょう。
これを見ると、天体望遠鏡や双眼鏡に比べて、星座望遠鏡の視界がいかに広いかがお分かり頂けると思います。

画像をクリックするとが開き、もう一度クリックすると拡大表示します。

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天体望遠鏡の視界は、とても狭いのが分かります。
これは、倍率が高いのが理由ですが、範囲は狭いのですが、ちいさな範囲を大きく拡大し、とても詳細に観察することができるのが特徴です。

双眼鏡は、望遠鏡に比べると、かなり見える範囲が広くなります。星座の一部分を拡大して観察することができます。明るい星雲や星団などを観察するのに向いていますが、星座の一部分しか視界に収まらず、視界からはみ出てしまうので星座観察には不向きです。

「星座望遠鏡」は、主だった星座がすっぽり収まるほど視界が広く、さらに肉眼でみるより、暗い星まで楽に見えるようになる優れものです。ちょうど肉眼の能力を増強したような感じで星空を広く、より鮮明に観察することができるようになります。



●星座望遠鏡を市街地で使う

星座望遠鏡があると、市街地で星座観察がとても便利になります。スコープテックのある、ここ東京都町田市では、どんなに空が澄んでいても、3等星を見るのがやっとだったりします。冬の夜空が澄み切ったときでもなかなか4等星が見えないのです。星座観察においては、4等星が見えるか見えないかというのは、結構切実な問題で、ごく一部の明るい星座を除き、星座は4等星まで見える星空でないと、本や図鑑で、星座線で結ばれている星座の形の全貌を捉える事が出来ないのです。

それでは、都会で星座を観察しようとすると、全体の形を捉えるのは難しいのでしょうか。
やっぱり少なくとも郊外まで足を伸ばさないと無理なのでしょうか?

星座望遠鏡は倍率1.8倍のちいさなガリレオ式望遠鏡です。星座望遠鏡の能力は、計算すると肉眼で見るより、1/3.2の明るさの星まで見えるようになります。概略プラス1.3等暗い星まで見る事が出来るようになるのです。どのような条件の夜空でも、肉眼で観察するのに比べると2倍以上の数の星が星座望遠鏡で見えてくるようになるということになります。

例えば、街灯などの影響で肉眼で3等星までしか見えない市街地の星空でも、4等星が見えるようになり、市街地では少し見にくかった星座全体の形を観察できるようになるのです。


●天の川が見えるような美しい星空の下で使う

もちろん、この星座望遠鏡が威力を発揮するのは、都会だけではありません。
肉眼で6.5等星まで見える、理想的な星空の下で星座望遠鏡を使えば、肉眼では見ることができない、7.8等星の暗い星まで見る事ができるようになります。そんな天の川が見えるような息をのむような美しい星空のもとで使うと、天の川に絡む複雑な暗黒星雲と銀の砂をばら撒いたような、肉眼では見えないたくさんの星たちが見えてくるのです!

それでは、市街地の標準的な空と天の川が見えるような夜空で「星座望遠鏡」を使って実際の星空を観察した時に、どのように見えるかをシミュレーションしてみました。(あくまでシミュレーションなので、実際に星空望遠鏡を覗いたのと異なる印象を受ける場合もありますが、肉眼で見える星+1.3等がどんなものなのか、感じて頂けると思います。実際私が観察したのと、印象的に大きく外れるものではありません。)

※画像をクリックすると星図が開き、もう一度クリックすると拡大表示します。

市街地の星空で3等星の星空
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星座望遠鏡を使った場合 限界等級4.3等
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理想的な観測地で肉眼で6.5等星まで見える星空
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星座望遠鏡を使った場合 限界等級7.8等
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このように、「星座望遠鏡」はどのような条件の下でも、まるで肉眼の能力をもう一押ししたような、視界を実現してくれるすぐれものです。天の川の中を暗黒星雲が入り組んで分布している様子や、雲のように見えている天の川が銀砂を蒔いたような小さな星の集まりで見えるようになります。またオーロラや長い尾を引く彗星の観察でも肉眼で見るのとは一味違ったより迫力ある姿を見る事ができます。流星群の時に放射点付近を見ていると、肉眼では見難い少し暗めの流れ星も沢山捉える事ができます。通常の双眼鏡の実視界は7度ですが、その10倍以上の範囲を一度に観察できる「星座望遠鏡」には、新たな視界があります。

星座望遠鏡は下記リンク先で、税込送料込み6,800円で好評発売中です。

スコープタウン天体望遠鏡販売店 パーツショップ
http://scopetown.co.jp/SHOP/STSB1.html

アマゾン(amazon.co.jp)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%92%E3%83%8E%E3%83%87-%E6%98%9F%E5%BA%A7%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1/dp/B0744DHTVZ

8月の星空情報

みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。7月は、気象庁の梅雨明け発表の後、なぜか曇りや雨の日が続いています。「せっかく夏休みに入ったのに!」という声が聞こえてきそうですが、メルマガ発行を機に夏空が広がってくるのを願うのみです!
 
さてまずは、星空情報の前に、弊社の8月の営業日のお知らせです。
http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13〜18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。
成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので
ご注意ください。

※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html



ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。

http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
★はじめに
★8月の天文現象カレンダー
★8月の星空情報
★今月おすすめの本
★望遠鏡基本的な使い方の確認
★おわりに


はじめに

8月は、8日が満月です。15日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、22日が新月 29日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。
沖縄地方と北海道を除く地方は梅雨入りしていて、7月中旬過ぎまで、晴天日は少なそうです6月に地球に接近した土星は、引き続き観測に最適で、子どもたちの起きている時間帯に観測に最適な条件です。宵空に見える木星は太陽が西の地平線に沈むとそれを追いかけるように西空低い位置にいるので、大気の揺らぎの影響を受け縞模様を見るのが厳しい条件になっています。それでも望遠鏡を木星に向ければ、その周囲をまわる四つの衛星の姿を捉えることはできます。8月8日の満月は午前2時過ぎから部分月食です。毎年夏休み恒例の三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群の極大は、13日の明け方にかけて(12日深夜0時すぎ)が見頃で28日は旧暦の(本来)七夕です。夏休みもおわりに近づいた月末ですが、天の川と織姫星と彦星を見てみましょう。
22日は、日本からは見えませんが、北アメリカで皆既日食です。日本からもたくさんの人が現地で観測をするようです。ニュース番組でも大きく報道されるとおもいます。


★8月の天文現象カレンダー

8月8日(火)満月、部分月食が観察できます。
8月11日(金)山の日
8月13日(日)ペルセウス座流星群が極大日(前後数日は流星が多い)
8月15日(火)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の地平線から昇ってきます。

8月19日(土)田奈星空観望会(19時ごろから、どなたでも無料で参加できます。)
8月22日(火)新月 北米で皆既日食
8月25日(金)から8月27日(日)山梨市牧丘町で行われる乙女高原星空観望会です。どなたでも参加できます。
8月28日(月)旧暦の七夕
8月29日(火)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!
★8月の星空情報

⚫︎夏の星座をみよう。

今月は、夏の星座を解説したいと思います。
夏の星座は、先ずは頭上に見える「夏の大三角」を見つけることから始めましょう。
夏の大三角は、はくちょう座の「デネブ」とわし座のアルタイル、こと座「ベガ」の三つの星で形作られる大きな三角形です。夏の星座さがしは、この夏の大三角から始めるのが便利です。どれも1等星なので、星座を構成する星が見えない都心でも、この夏の大三角は、肉眼で観察することができます。
こと座のベガは織姫星、わし座のアルタイルは彦星の別名でも知られ、七夕の主役でもあります。星が綺麗に見える場所であれば、この二星の間を流れる天の川を見ることができます。

そして、南の空に目を向けると、いて座やさそり座、へびつかい座を見ることができます。天の川が見える場所であれば、天の川の流れにそって南にたどると、さそり座といて座が、北のほうにたどると、カシオペア座やペルセウス座を見つけることができるでしょう。

夏の星座がある方向は、冬の星座が見える方向に比べると、天の川が濃く見える方向です。地球から見て、銀河系の外側方向を見る事になる冬の星座に対して、夏の星座は、銀河系の内側を覗き込む方向になるので、天の川を構成する星の数が圧倒的に多くなるので、夏の天の川は迫力があります。本当に星が綺麗な場所で見ると、ただ白い流れが見えるだけではなく、まるで立体感を持った入道雲のごとく、もくもくと見えるほどです!それは本当にすばらしい眺めです。
また天の川の中や周辺には、望遠鏡や双眼鏡で見える沢山の散開星団や散光星雲、そして球状星団を観察することができます。

下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
8/1 夜11時ごろ
8/15 夜10時ごろ
8/30 夜9時ごろ
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アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。



星座観察に便利な「星座望遠鏡」

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天の川や夏の星座の観察は、もちろん出来るだけ街明かりの影響を受けない海や山へ行くのが理想です。特に天の川は市街地では見る事が出来ません。

誰もがいつでもそうした所に出かけられる訳ではありませんよね。そこで活躍するのが星座望遠鏡です。

望遠鏡と通常の双眼鏡、「星座望遠鏡」の視界の比較の図版です。
下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
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アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。


天体望遠鏡と通常の双眼鏡、そして星座望遠鏡の見える範囲(視界)を比べて見ましょう。
これを見ると、天体望遠鏡や双眼鏡に比べて、星座望遠鏡の視界がいかに広いかがお分かり頂けると思います。
天体望遠鏡の視界は、とても狭いのが分かります。
これは、倍率が高いのが理由ですが、範囲は狭いのですが、ちいさな範囲を大きく拡大し、とても詳細に観察することができるのが特徴です。

双眼鏡は、望遠鏡に比べると、かなり見える範囲が広くなります。星座の一部分を拡大して観察することができます。明るい星雲や星団などを観察するのに向いていますが、星座の一部分しか視界に収まらず、視界からはみ出てしまうので星座観察には不向きです。

「星座望遠鏡」は、星座がすっぽり収まるほど視界が広く、さらに肉眼でみるより、暗い星まで楽に見えるようになる優れものです。ちょうど肉眼の能力を増強したような感じで星空を広く、より鮮明に観察することができるようになります。

星座望遠鏡があると、市街地で星座観察がとても便利になります。スコープテックのある、ここ東京都町田市では、どんなに空が澄んでいても、3等星を見るのがやっとだったりします。冬の夜空が澄み切ったときでもなかなか4等星が見えないのです。星座観察においては、4等星が見えるか見えないかというのは、結構切実な問題で、ごく一部の明るい星座を除き、星座は4等星まで見える星空でないと、本や図鑑で、星座線で結ばれている星座の形の全貌を捉える事が出来ないのです。

それでは、都会で星座を観察しようとすると、全体の形を捉えるのは難しいのでしょうか。
やっぱり少なくとも郊外まで足を伸ばさないと無理なのでしょうか?

星座望遠鏡は倍率1.8倍のちいさなガリレオ式望遠鏡です。星座望遠鏡の能力は、計算すると肉眼で見るより、1/3.2の明るさの星まで見えるようになります。概略プラス1.3等暗い星まで見る事が出来るようになるのです。どのような条件の夜空でも、肉眼で観察するのに比べると2倍以上の星が星座望遠鏡で見えてくるようになるということになります。

例えば、街灯などの影響で肉眼で3等星までしか見えない市街地の星空でも、4等星が見えるようになり、市街地では少し見にくかった星座全体の形を観察できるようになるのです。

もちろん、この星座望遠鏡が威力を発揮するのは、都会だけではありません。
肉眼で6.5等星まで見える、理想的な星空の下で星座望遠鏡を使えば、肉眼では見ることができない、7.8等星の暗い星まで見る事ができるようになります。そんな天の川が見えるような息をのむような美しい星空のもとで使うと、天の川に絡む複雑な暗黒星雲と銀の砂をばら撒いたような、肉眼では見えないたくさんの星たちが見えてくるのです!

それでは、「星座望遠鏡」で実際の星空を観察した時に、どのように見えるかをシミュレーションしてみました。あくまでシミュレーションなので、実際に星空望遠鏡を覗いたのと異なる印象を受ける場合もありますが、肉眼で見える星+1.3等がどんなものなのか、感じて頂けると思います。実際私が観察したのと、印象的に大きく外れるものではありません。

市街地の星空で3等星の星空
下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
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アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。

星座望遠鏡を使った場合 限界等級4.3等
下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
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アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。

理想的な観測地で肉眼で6.5等星まで見える星空
下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
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アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。


星座望遠鏡を使った場合 限界等級7.8等
下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
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アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。

星座望遠鏡は、下記リンク先で購入できます。

スコープテック 「星座望遠鏡」は下記サイトにて税込送料無料で6800円で販売中です。

*アマゾン
https://www.amazon.co.jp/スコープテック-ヒノデ-星座望遠鏡/dp/B0744DHTVZ/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1501496666&sr=8-2&keywords=星座望遠鏡

*スコープタウン
http://scopetown.jp/prod_st_seiza.html

*スコープタウンパーツショップ
http://scopetown.co.jp/SHOP/STSB1.html

ペンションスターパーティのオーナーである木村さんの「星座望遠鏡」のテストリポートはこちら
1〜4まであります。
http://star-party.jp/wp/?p=19089
http://star-party.jp/wp/?p=19100
http://star-party.jp/wp/?p=19105
http://star-party.jp/wp/?p=19109


⚫︎8月土星が子どもたちが起きている時間に見やすい!

先月に衝(地球に近づいた位置関係)だった土星ですが、引き続き観測に最適な状態です。南中(真南に来て地平線からの高度が一番高くなる)する時間も7月中旬には9時半となり、お子さんも起きている時間に条件良く観察できますから、ぜひお子さんにも見せてあげてください。
衝の前後は、土星のリングが本体より明るくなる「衝効果」もラプトル60ではっきり分かりましたが、7月中頃には、土星のリングの明るさは、土星の本体の明るさに比べると、すこしだけ暗くなっているようです。こうして、注意深く何回も観察していると色々なものが見えてくるので、継続して一つのものを観察するのは重要なことなんですね。
一回見えたから、終わりでなく、何回も観察して初めて見えてくることが結構あるものなのです。

さて、NASAの土星探査機カッシーニは、ちょうど今、7月29日から8月5まで土星のリングと土星本体の隙間を通り抜けながら、ぎりぎりまで迫る探査をしています。あと残り土星の周りを5周し、9月15日には土星に突入し、燃え尽きて最後を迎えます。

土星ギリギリまで迫って撮影した画像が↓です。© NASA/JPL
左側にうっすら土星のリングがストライプ状に写っていますね!
下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
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また土星の不思議な形をしたちいさな衛星「アトラス」の姿はまるでUFOのようです。© NASA/JPL
下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
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カッシーニは、土星に突入して燃え尽きる、その最後の瞬間まで地球に貴重なデーターを送ってくることでしょう。思えば地球を飛び立って20年、土星の周りを周回する軌道に入り探査をはじめて13年。大きな故障もなく、数々の驚くべき発見をした、このカッシーニ探査機と運営チームの奮闘は、まだ続きます。最後の瞬間まで注目したいものです。
プロジェクトサイトは英語ですが、写真も豊富にあるので、時々チェックしてみてくださいね!

https://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/main/index.html

土星探査機カッシーニのサイト © NASA/JPL
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リングの見え方
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土星の見つけ方

今年の土星は、夏の星座であるさそり座といて座の間にいます。(領域的にはいて座の範囲)明るさも1等星の約1.5倍の明るさがあるので、木星ほどではないですが市街地でも簡単に見つけられるはずです。
8月3日には、半月よりすこし太った月と南の空に並んで見えます。月を目標に探すととても見つけやすいですね。

下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。
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アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。

今回は、東京で真南に来る時間を計算しました。
この星図を下記の表示 時間前後10分ほどでみれば、ほぼガイドマップの通りに見えます。コンパスを用意し、真南の方角を把握してから見てください。
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https://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=55966346&no=0

8月1日 午後8時30分ごろ
8月15日 午後7時30分ごろ
8月30日 午後6時30分ごろ

東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻に土星は真南の方角に見える事になります。

★今月のおすすめ本
絵本 眠れなくなる宇宙の話
インフレーション理論で世界的に有名な、理論天文学者の佐藤勝彦先生のベストセラー「眠れなくなる宇宙の話」の子ども向け絵本です。自分にとっても、小さな子ども達に天体や宇宙の話をして、理解してもらうのはとても難しい長年の課題ですが、この絵本の内容と話の展開方法は、とても参考になるものでした。
はじめて宇宙に興味を持ったこどもたちに読んでもらいたいのはもちろんですが、普段、こどもたちに宇宙の話をする機会がある大人の人にも読んでもらいたい良書です。

単行本: 36ページ
出版社: 講談社 (2016/7/28)
言語: 日本語
ISBN-10: 4062201267
ISBN-13: 978-4062201261
発売日: 2016/7/28




●望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


★おわりに
夏休みです!やや天候不順なスタートとなりましたが、しばらくすれば安定した晴れ間が広がることを期待したいですね。

メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2017年8月31日午後11時   (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇


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株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント
https://www.facebook.com/takashi.onuma.7
天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。
ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。

・星空と天体観測のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo
さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています!

・乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています!
次回は7月21日(金)から7月23日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!望遠鏡をもっていない初心者の方も大歓迎です。夏休み中ですからぜひご家族で参加してみてはいかがでしょうか?

また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。
毎回30人以上の方が参加されています。
くわしくは下のリンク先をごらんください。次回は今週末の7月1日土曜日と7月29日土曜日になります。
http://scopetown.jp/kanbokai.html
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7月の星空情報です

みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。6月は、気象庁の梅雨入り宣言後、ほぼ全国的に中旬過ぎまで、記録的な少雨が続いていました。そのおかげで天体観測が出来る日が多かったのではないでしょうか。私も接近中の土星をじっくり楽しむ事が出来ました。
 
さてまずは、星空情報の前に、弊社の7月の営業日のお知らせです。
http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13〜18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。
成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので
ご注意ください。

※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

※各図版は、クリックすると別窓が開き、さらにクリックすると拡大してご覧になれます。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html



ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。

http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
★はじめに
★7月の天文現象カレンダー
★ 7月の星空情報
★ 今月おすすめ
★ 望遠鏡基本的な使い方の確認
★おわりに


★はじめに

7月は、1日が上弦の月(半月)です。9日が満月、17日が下弦の月 23日が新月になります。
沖縄地方と北海道を除く地方は梅雨入りしていて、7月中旬過ぎまで、晴天日は少なそうです。先月地球に接近した土星は、引き続き観測に最適です。また観測シーズン終盤となり、宵空に見える木星もまだまだ見逃せませんね。そして7月末から8月初旬にかけて、太陽系で一番太陽に近い軌道をまわる水星が見頃を迎えます。今回は水星が三日月に隠される水星食も見られますから要注目です。



★7月の天文現象カレンダー


7月1日(土)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!横浜市青葉区田奈で星空観望会(19時ごろから)
7月2日(日)半夏生〜夏至から11日目 関西地方ではタコを食べる風習があるとか。
7月4日(日)月と木星が近づいて見えます。月を目標にすれば、すぐに木星を見つけられるでしょう。 
7月7日(金)七夕(旧暦七夕は8月28日)
7月9日(日)満月です。

7月17日(月)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の空から昇ってきます。

7月21日(金)乙女高原星空観望会(21から23日まで) だれでも参加できます!
7月23日(日)新月
7月25日(火)水星食 水星が月齢2の細い月に隠されます。全国で月からの出現が日没後に見られます。
関東と沖縄では月への潜入も日没後の好条件で観察できます。
7月30日(日)水星が東方最大離角

★7月の星空情報

7月は、6月に引き続き、土星や木星の観察をお勧めしたい。木星は観測シーズン終盤ですが、逆にこどもの起きている時間帯に西空の見やすい位置にあるため、まだ木星を見ていない子どもたちにはぜひ見せてあげたいものです。時間帯としては、日没後に空が暗くなりはじめたらすぐに観察した方が良いです。あまり遅くなると、西空に低くなってしまうので、よく見えなくなってしまいます。

また先月、衝(地球に接近)となった土星も引き続き観測にベストなシーズンが続いています。


●7月下旬から8月頭にかけて水星が見頃です。

水星は、太陽に最も近い公転軌道を回る惑星です。直径は太陽系の惑星で最小で、地球の4割弱、木星の衛星であるガニメデや土星の衛星であるタイタンよりも小さな惑星です。太陽と地球の平均距離は1億5000万キロありますが、水星は5800万キロしか離れていませんから、太陽の光が当たっているところは摂氏350度、太陽の光が当たらない夜の部分はマイナス-170度と極端な温度差がありとても過酷な環境です。

水星には、小さな惑星とは思えないほど強力な磁場があり、未だにその成因はなぞとされています。地球からの距離は比較的近いのですが、水星の探査はとても困難です。その理由は、太陽に近く、探査機が地球近傍に比べ10倍以上の灼熱にさらされる事がひとつ、そしてもう一つが太陽の巨大な引力の影響です。水星に探査機を飛ばしても、水星の軌道を周回させるためには、太陽の巨大な引力に引かれないように、そして太陽よりずっと弱い水星の重力に探査機を捉えてもらうために、水星の近くにアプローチした際に水星の公転スピードまで、探査機自体のロケットエンジンでしっかり減速しないといけないからです。

水星に最初に探査機を飛ばしたのは、アメリカのNASAですが、探査は1975年におこなわれました。探査機のマリナー10号は、強力なロケットエンジンを持たない探査機は、水星を周回する軌道には乗せず、水星の脇を通り過ぎながら水星の表面の一部を写真に撮ることができただけでした。そしてあまりの高熱で、探査機の表面のアルミニウム合金が溶けてしまい、姿勢制御に使う装置が壊れてしまったとの事です。3回ほどの水星への接近で撮影できた範囲は、水星の表面の45%に過ぎませんでしたが、

その次の探査は、最初の探査から30年以上経過した、2007年の事でした。メッセンジャーと名付けられた水星探査機はやはりNASAの探査機になります。メッセンジャーは、人類初めての水星を周回する探査機になりました。探査機メッセンジャーは、水星の表面の95%を撮影する事ができました。

メッセンジャーが最初に地球に送ってきた写真がこれです。
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copyright NASA/JPL


よく見ると望遠鏡で見る月面と似ているようで似ていませんね。
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copyright NASA/JPL

そして、今新たな水星探査機の打ち上げが来年2018年10月に行われることになっています。日本のJAXAとヨーロッパ宇宙機関の共同ミッションでベピ・コロンボ (BepiColombo)計画と呼ばれています。日本とヨーロッパの二機の探査機がドッキングした状態で打ち上げられ、地球を飛び立ち地球や金星で8回も減速スイングバイを行い、7年もかけて水星に到着。2025年12月に水星を周回する軌道に投入され、水星の軌道上で二つの探査機に分離される予定になっています。ヨーロッパの探査機は主に表面の光学観測を、日本の探査機は、水星周辺の磁場や磁気圏の様子を継続して観測する役目を担っているとの事、最長で2年にわたって観測を行う予定で、水星の謎を解き明かしてくれるのではないかと、今から期待が膨らみますね。

水星に到着し、分離するヨーロッパの探査機と日本の探査機(右)
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copyright ESA/JAXA


BepiColombo水星探査計画に関しては、こちらも合わせてご覧ください。
http://news.mynavi.jp/articles/2015/04/20/mmo/

https://ja.wikipedia.org/wiki/ベピ・コロンボ

http://www.stp.isas.jaxa.jp/mercury/index-j.html

http://sci.esa.int/bepicolombo/

水星は望遠鏡で見ても、本当に小さくしか見えません。地球の衛星である月の直径の約1.5倍しかないちいさなちいさな惑星で、水星食が起こる当日は、6750万キロの彼方にあります。地球から月の距離の約180倍も遠くにあることになります。時速800キロの飛行機で月までは20日間ですが、水星までは10年もかかる計算になります。ですから、望遠鏡で見ても、ちいさなゴマ粒のように見え、よーく目をこらすと、この日は半月のような形をしているか分かる程度です。見えている位置が地平線に近いので、大気の揺らぎの影響で川の底の石を見ているように揺らめいて、半月状の形も分からないかもしれません。普段は見つけるのも大変な惑星です。

 しかし、7月下旬から8月初旬ころまで、水星が比較的観測しやすくなります。金星は地球から見ると、太陽にまとわりついた状態で、なかなか観測しづらい天体なのですが、今回は地球から見た離角が比較的大きく、また地平線からの高さも通常の最大離角の時より大きいので、観測のチャンスとなります。特に7月25日(火)の夕方には、三日月に隠され再びでてくる水星食が起こるので、月を目印にして水星を見つけるのは容易でしょう。水星は空がまだ暗くならないうちに探し出さなければならない事も多く、最大離角の時でも見つけるのはとても難しい場合が多く、有名な天文学者のコペルニクスも生涯観測したことはなかったという逸話があるほど、今回は双眼鏡や望遠鏡を使えば容易に月の近くに見つける事ができますから皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

いずれにしても、見える位置がとても低いため、西空が地平線近くまで開けた場所で観察してみてくださいね。

※各図版は、クリックすると別窓が開き、さらにクリックすると拡大してご覧になれます。


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●7月も土星がオススメ

先月に衝(地球に近づいた位置関係)だった土星ですが、引き続き観測に最適な状態です。南中(真南に来て地平線からの高度が一番高くなる)する時間も7月中旬には9時半となり、お子さんも起きている時間に条件良く観察できますから、ぜひお子さんにも見せてあげてください。
衝の前後は、土星のリングが本体より明るくなる「衝効果」もラプトル60ではっきり分かりました。つい先日も観察しましたが、まだ土星本体と同じくらいリングが明るい状態が続いています。リングと本体の明るさの違いに注目して継続して観察してみてください。
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リングの見え方
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土星の見つけ方

今年の土星は、夏の星座であるさそり座といて座の間にいます。(領域的にはいて座の範囲)明るさも一等星の約2.5倍の明るさがあるので、木星ほどではないですが市街地でも簡単に見つけられるはずです。


今回は、東京で真南に来る時間を計算しました。
この星図を下記の表示 時間前後10分ほどでみれば、ほぼガイドマップの通りに見えます。コンパスを用意し、真南の方角を把握してから見てください。

※各図版は、クリックすると別窓が開き、さらにクリックすると拡大してご覧になれます。

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7月1日 午後10時30分ごろ
7月15日 午後9時30分ごろ
8月1日 午後8時30分ごろ
8月15日 午後7時30分ごろ
8月30日 午後6時30分ごろ

東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻に土星は真南の方角に見える事になります。例えば7月1日 九州で真南に来るのは午後10時10分ごろになります。

●木星はそろそろ観測シーズン終盤です。
木星は宵のうちに西空に来ています。少し夜も更けてくると西の地平線に沈んでしまいますので、暗くなったらすぐに観察をはじめてください。衝の頃と比べると望遠鏡で見える大きさもかなり小ぶりになってきています。



★今月おすすめ
『新訂 初歩の天体観測』平沢 康男 著

この本は、少々文字が多く、とても読み応えのある本です。初版が1994年 現在第6刷となっている超ロングセラーです。1979年に出版された『図解 初歩の天体観測』の改定版なので、それから考えると40年近く読み継がれている本です。

著者の平沢康男先生は、やや記憶が不確かですが、名古屋市科学館の先生で、変光星の観測家と記憶しています。

天体観測を始めるにあたり、また既にはじめられている方にもとてもお勧めの本です。天体望遠鏡の歴史、仕組み、構造、使い方を見やすい手書きの図版で丁寧に説明してあります。また、日周運動などの基礎知識からはじまり、太陽、惑星、月、変光星、星雲星団や星食の観測方法まで、望遠鏡でいかに星空を楽しむかを分かりやすく、実践的に解説してあります。また星座ごとの見て面白い重星や変光星、星雲星団などをガイド星図とともに詳しく解説がなされており、現在入手できる天体観測の入門書の内容はやや物足りない、ちゃんと体系的に学び、星空を望遠鏡で楽しみ尽くしたいと考えている人にとっては、これほど良い本は他にないと言えるほどの内容です。

実はこの本、一旦絶版する予定だっとのですが、2012年に私が出版社である地人書館に掛け合い、再販してもらった経緯があります。出版社の在庫が尽きたら2度と出版される事はないと思います。というのも、内容的にはデジタルカメラでの撮影方法が書かれていないなど内容的にすこしだけ古いのですが、もう著者により内容を改定する事は望めないからです。

星を見るという趣味を続けている限り、一生参考図書として手元に置いておきたいそんな本です。

ぜひ、メールマガジンの読者の皆様には、アマゾンや一般書店で手に入る今のうちに手に入れて頂きたいと思います。

https://www.amazon.co.jp/%E5%88%9D%E6%AD%A9%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BD%93%E8%A6%B3%E6%B8%AC-%E5%B9%B3%E6%B2%A2-%E5%BA%B7%E7%94%B7/dp/4805204729/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1498806579&sr=1-1&keywords=%E5%88%9D%E6%AD%A9%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BD%93%E8%A6%B3%E6%B8%AC

単行本: 215ページ
出版社: 地人書館; 〔新訂版〕版 (1994/9/1)
言語: 日本語
ISBN-10: 4805204729
ISBN-13: 978-4805204726
発売日: 1994/9/1
梱包サイズ: 25.6 x 18.4 x 1.2 cm



★望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


★おわりに
梅雨空が続く毎日ですが、時折雲間に夏の星座が見え隠れしています。来月も土星、木星、水星と見どころはたくさんあります。特に水星はお見逃しなく。月のすぐ近くでこんなに見つけやすいことはなかなかありません!

メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2017年6月30日午後7時   (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇


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株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント
https://www.facebook.com/takashi.onuma.7
天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。
ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。

・星空と天体観測のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo
さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています!

・乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています!
次回は7月21日(金)から7月23日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!

また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。
毎回30人以上の方が参加されています。
くわしくは下のリンク先をごらんください。次回は今週末の7月1日土曜日と7月29日土曜日になります。
http://scopetown.jp/kanbokai.html

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6月の星空情報です

みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。6月から7月中旬に掛けては梅雨になり、天体観測できない日が多いと思います。しかしながら少ない晴れ間を見逃さずに星空観察を続けてくださいね。6月半ばには、土星が地球に近づき、夏にかけて本格的な観測シーズンに入りました。

 
さてまずは、星空情報の前に、弊社の6月の営業日のお知らせです。
http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13〜18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。

※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10を使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html



ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。

http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
 はじめに
 6月の天文現象カレンダー
★ 6月の星空情報
★ 今月おすすめ
★ 望遠鏡基本的な使い方の確認
 


はじめに

6月は、1日が上弦の月(半月)です。9日が満月、17日が下弦の月 24日が新月になります。
全国的に梅雨入りして、晴天日は少ない6月ですが、金星は3日に明け方の空高く燦然と輝いています。観測シーズンのピークを迎える土星や、宵空に見える木星も見逃せません。



 6月の天文現象カレンダー


6月1日(木)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!
6月3日(土)横浜市青葉区田奈で星空観望会(19時ごろから) 金星が明け方の空で西方最大離角 
6月4日(日)月と木星が近づいて見えます。月を目標にすれば、すぐに木星を見つけられるでしょう。 
6月9日(金)満月です。マイクロムーン スーパームーンの時とは逆に小さく見える満月です。
6月10日(土)月と土星が近づいて見えます。木星に比べると少し暗いですが、月を目標に土星を見つけて覗いてみましょう。今年の土星はリングが特別に綺麗に見えます。
6月11日(日)入梅
6月15日(木)土星が衝 太陽と180度反対方向に位置し、このころ地球に一番近づいて見える。夏休みまで見頃です。

6月17日(土)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の空から昇ってきます。


6月21日(水)から6月23日(日)乙女高原星空観望会 だれでも参加できます!
6月23日(金)新月

6月の星空情報

⚫︎6月は土星がオススメ

美しく大きなリングを持つ惑星として知られる土星。そのリングの大きさは、リング上に地球を並べると20個も並ぶ程巨大なものです。そんな巨大なリングは、なにから出来ているのでしょうか。地球から見ると一枚の板のように見えますが、実はその正体は、無数の直径1mm以下から数十センチの氷を主成分とする小天体が同一平面上に並んでいるのです。先ほどその幅は地球が20個も並ぶほど巨大だと書きましたが、厚みはとても薄く数メートルから数十メートルしかありません。そのため、地球から見て土星のリングを真横から見る位置にくると、どんなに大きな天体望遠鏡を使ってもリングは見えなくなってしまいます。土星環の消失現象といい、次回は2024年に土星環の消失現象が観察できます。

土星は、とても大きな惑星なのですが、月の約4000倍も離れていて、地球からとても遠くにあるのです。ちなみに飛行機のスピード(時速800km)で地球を飛び立つと月までは20日で到達しますが、土星までは200年以上かかる計算になります。ですからそのリングは肉眼では見ることができません。リングの大きさは地球が20個以上並ぶ程巨大なものですが、とても遠いので、天体望遠鏡を使わないと見ることができないのです。

 人類が土星がいびつな形をしていることを発見したのは、天体望遠鏡が発明された400年程前の事になります。当初の望遠鏡は土星のリングを見るには性能が不十分で、人類で初めて望遠鏡で天体観測を行ったイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイは、いびつな形をした不思議な星と認識していたようです。そして、ガリレオの天体観測から50年後の17世紀後半になり、望遠鏡の性能向上でようやく土星のリングが見えるようになったのです。

 21世紀の今日では、その土星にも探査機が周回し、素晴らしい土星の姿を間近で撮影できるようになりました。1997年に地球を旅立ち、7年近くも飛び続け2004年6月30日に土星に到着、それ以来現在に至るまで13年も土星の周りを周回し調査を続けています。その探査も今年9月15日には、カッシーニ探査機自体が、土星に突入しその使命を終えますが、今は最後のミッションである土星本体とリングの間をくぐり抜けるというもっとも冒険的なミッションに挑戦しています。どんな素晴らしい写真が送られてくるのかとても楽しみです。

これまでにカッシーニ探査機が送ってきた土星の写真を二枚紹介します。地球からはどんなに大きな望遠鏡使ってもここまでは見えませんし、こんな角度から見るのも無理です。本当に美しいですね!

↓画像を一度クリックすると別窓でひらき、それをクリックすると拡大できます。

C)NASA/JPL
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↓画像を一度クリックすると別窓でひらき、それをクリックすると拡大できます。
C)NASA/JPL
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土星本体とリングをくぐり抜けるカッシーニ探査機最後のミッションの軌道図
https://saturn.jpl.nasa.gov/resources/7580/

 その土星ですが、地球から観察すると、毎年リングの見え方が変わります。地球と土星の位置関係によってリングがほとんど見えなくなったり、また逆に土星本体をはみ出し、本体を取り巻くように見えたりと、約29.5年の周期で見え方が変化していきます。そして今年は十数年に1度、最も美しくリングが見えるシーズンとなっています。地球から見て、もっともリングが大きく開いて見える年なのです。初夏から秋にかけて土星の観測シーズンですし、ぜひ夏休みにその美しいリングを見て頂きたいと思っています。もちろん土星は、とても遠くにあるので、私たちが天体望遠鏡で土星を見ても、その姿はとても小さくしか見えませんが、今日では、ちゃんとした望遠鏡さえ手に入れれば、土星のリングは比較的小さな口径の天体望遠鏡でもはっきりと見る事ができます。宇宙にぽっかりと浮かぶ美しいリングをまとう土星の姿はとても感動的です。日本人の宇宙飛行士の多くが、幼少の頃、ちいさな望遠鏡で見た「土星のリング」をきっかけに宇宙飛行士を目指すようになった程、望遠鏡で見る土星の姿はとても小さく見えますが衝撃的なものなのです。


↓画像を一度クリックすると別窓でひらき、それをクリックすると拡大できます。
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土星の見つけ方

今年の土星は、夏の星座であるさそり座といて座の間にいます。(領域的にはいて座の範囲)明るさも一等星の約2.5倍の明るさがあるので、木星ほどではないですが市街地でも簡単に見つけられるはずです。


今回は、東京で真南に来る時間を計算しました。
この星図を下記の表示 時間前後10分ほどでみれば、ほぼガイドマップの通りに見えます。コンパスを用意し、真南の方角を把握してから見てください。

↓画像を一度クリックすると別窓でひらき、それをクリックすると拡大できます。
土星図版2
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6月1日 午前0時45分ごろ
6月15日 午後11時30分ごろ
7月1日 午後10時30分ごろ
7月15日 午後9時30分ごろ
8月1日 午後8時30分ごろ
8月15日 午後7時30分ごろ
8月30日 午後6時30分ごろ

東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻に土星は真南の方角に見える事になります。例えば7月1日 九州で真南に来るのは午後10時10分ごろになります。

木星はそろそろ観測シーズン終盤です。

こどもたちもまだ起きている夜8時から9時に南西の空に木星が見えています。来月になってしまうと、同じ時間にかなり西空低い位置に来てしまうので、まだ見ていない方は是非木星を見てください。土星のように、望遠鏡で観察できるリングはありませんが、土星ではあまり見えない表面の縞模様がちいさな望遠鏡でも観察できます。また木星の周りを回る四つの衛星も毎日見ていると位置が変わっているのが観察できるでしょう。

木星は南西の空に見えています。この時間帯に見えている星の中でもっとも明るく見えているので簡単に見つかります。夜空に見えている一番明るい星に望遠鏡を向ければ良いのです。

一応ガイド用の星図をつけておきます。
コンパスを用意していただき、真南から、右方向に30度、地平線から45度ほどの角度にいます。星図の1マスは、いつもどおり10度です。6月15日20時30分の星図ですが、6月初旬では21時30分、6月下旬では19時30分ごろ。
東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻になります。

握りこぶしで角度を測り、見つけてください。方法は下記リンク先をごらんください。
・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

↓画像を一度クリックすると別窓でひらき、それをクリックすると拡大できます。
木星ガイド星図
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今月おすすめ
小さなネズミが宇宙へ飛んだ!夜ごと天体望遠鏡をのぞく小ネズミは、月は地球をまわる衛星だと発見。しかし、月はでっかいチーズと信じるネズミたちはとりあいません。そこへスミソニアン博物館から手紙がとどいて・・・。


アームストロング: 宙飛ぶネズミの大冒険 大型本 – 2017/4/15
トーベン クールマン (著), Torben Kuhlmann (原著), 金原 瑞人 (翻訳)

今回は、絵本を紹介したいと思います。とてもワクワクする絵本です。子供達のみならず、大人にも読んで貰いたいですね。

夜な夜な天体望遠鏡で天体観測をする子ねずみくん。その中でも彼が特に興味を持ったのは夜空に浮かぶお月さま。克明な観察記録を残し、仲間のネズミを集めて月の話をするが誰も興味を持つものはいない。彼は一人で宇宙を学び、勉強をし、遂には宇宙へ飛び立つ。一匹のネズミの大冒険を描いた絵本。
大人の本棚にも、お子さんにプレゼントしても良いと思います。本屋の店頭で見かけ思わず買ってしまった絵本です。絵本を自分に買うの何年ぶりでしょうか。

作者は、1982年ドイツ生まれのトーベン・クルーマン 経歴が異色の絵本作家です。ハンブルク応用科学大学で、イラストレーションとコミュニケーションデザインを学び、卒業制作として描いた処女作『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』が大ヒット27言語に翻訳され一躍有名絵本作家となったそうです。

本作『アームストロング: 宙飛ぶネズミの大冒険』は、彼の三作目。今後がとても楽しみな作家さんです。

彼の絵本の処女作が日本で出版された際のインタビューはこちら。
https://www.1101.com/lindbergh/2015-09-09.html


大型本: 117ページ
出版社: ブロンズ新社 (2017/4/15)
言語: 日本語
ISBN-10: 4893096281
ISBN-13: 978-4893096289
発売日: 2017/4/15
商品パッケージの寸法: 28.5 x 22 x 1.8 cm

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0-%E5%AE%99%E9%A3%9B%E3%81%B6%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%86%92%E9%99%BA-%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%B3/dp/4893096281/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1496209752&sr=8-1&keywords=%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0



望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


★ おわりに
梅雨ですが、晴れ間を見つけて頑張って観測してみましょう!
メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2017年5月31日午後3時   (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇


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株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント
https://www.facebook.com/takashi.onuma.7
天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。
ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。

・星空と天体観測のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo
さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています!

・乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?
次回は4月21日(金)から4月23日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!

また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。
毎回30人以上の方が参加されています。
くわしくは下のリンク先をごらんください。
http://scopetown.jp/kanbokai.html
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5月の星空情報

5月の星空情報


みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。毎月のメールマガジンのご愛読ありがとうございます。風も温み、訪れの遅かった春が一気に来た感じです。今年は桜の開花が、ここ関東は例年より一週間近くも遅く、普段はソメイヨシノが散った後にしばらく間を置いて咲き始める八重桜の開花がソメイヨシノの散り始めに重なるほどで、一気に花ごよみも圧縮した印象でした。

 
さてまずは、星空情報の前に、弊社の5月の営業日のお知らせです。ゴールデンウィーク中は店舗は休みになるのでご注意ください。

http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13〜18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。

※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10を使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html



ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白いシミュレーションソフトでオススメです!
http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
 はじめに
 5月の天文現象カレンダー
★ 5月の星空情報
★ 今月おすすめ (おやすみです)
★ 望遠鏡基本的な使い方の確認
 おわりに


はじめに

いよいよゴールデンウィークに入りました。今年のゴールデンウィークは、3日が上弦の月(半月)が宵の空にかかります。半月の時期は特に月のクレーターや山脈の起伏が良く見えます。また木星もこどもたちが夜更かししないでも観察できる時間帯に南の空高く上がっているので、木星の観察もオススメしたいです。夜半過ぎになると、月も沈み、月明かりの影響もなくなりますから、夜更かしをすれば、ひとあし先に夏の星座が観察できますし、海や山の夜空の暗い場所へ行けば、天の川を観察することもできます。
夜更かしのできる連休中に、夏の星空を先取りしてみるもの良いかもしれませんね。今月は取り立てて大きな天文現象はありませんが、5月は透明度があがり、晴れの日も多く絶好の星空観測シーズンですから、みなさんが星空観察を楽しまれることを期待しています。



 5月の天文現象カレンダー


5月3日(水)憲法記念日 上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!
5月6日(土)横浜市青葉区田奈で星空観望会(19時ごろから)誰でも参加できます(無料です)

場所や詳細は下記をごらんください。
http://scopetown.jp/kanbokai.html

 みずがめ座流星群が極大、月が明るいためあまり見えないかもしれません。

5月8日(月)月と木星が近づいて見えます。月を目標にすれば、すぐに木星を見つけられるでしょう。 
5月11日(木)満月です。
5月14日(日)月と土星が近づいて見えます。木星に比べると少し暗いですが、月を目標に土星を見つけて覗いてみましょう。今年の土星はリングが特別に綺麗に見えます。(来月のメールマガジンで記事にします。)

5月18日(木)水星が西方最大離角 明け方の西空で6月初旬まで比較的条件良く観察できます。
5月19日(金)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の空から昇ってきます。


5月26日(金)から5月28日(日)乙女高原星空観望会 だれでも参加できます!

イベントの詳細は下記をごらんください。年10回ほどやっています。
http://otome.sblo.jp


5月の星空情報

⚫︎ゴールデンウィークは、まず月を見よう!
ゴールデンウィークは、夕方に月が見えます。5月3日には上弦の半月になります。初めて望遠鏡を使う方は、満月に月を見ようとしますが、月の迫力のあるクレーターや山脈を見るには、実は満月は向いていません。
満月の時は、月のほぼ正面から太陽光が当たり、地形の影ができず立体感が出ないのです。
ですから、欠けている月が見えるゴールデンウィーク中は月のクレーターや山脈などの地形を観察するのに最適なのです。
月の欠けぎわは、毎日どんどん変わっていきますから、5月1日からゴールデンウィーク中の7日まで観察していると、毎日次々と新しいクレーターが見えてきます。

下記は、KAGAYAさんから図版提供を受け、私が作成した簡易月面図です。
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/starlight.net/observation/solarsystem/mapofthemoon.html



実は、望遠鏡が発明されて、翌年人類で初めて天体望遠鏡を作ったガリレオ・ガリレイが月を自作の転売望遠鏡で覗くまで、月は神の創造物で完全な球体で表面もツルツルであると考えられていました。ガリレオは、地球のように山や谷や窪みがあるその様子を驚きをもって報告しています。月を望遠鏡で覗くと、海と名付けられた灰色の部分とクレーターが沢山ある白い部分に分かれているのが分かります。
肉眼で見てもマダラ模様に見えるのはそのためです。海と名付けたのは、その部分が海と考えられたからです。これは実は窪地に溶岩が流れ込んで出来た地形なのですが、白い部分には沢山クレーターがあるのに対して、比較的のっぺりしているので、ガリレオをはじめ初期の天文学者は、月にも地球と同じように海があると考えたようです。

月は地球から、飛行機のスピード(時速800km)で行ったとしても20日ほどで到着します。太陽まではそのスピードですと約20年、土星までは200年以上かかるので、それと比較すると、とても近いところにあるのです。近いと言っても飛行機のスピードで約20日、そのスピードで地球一周すると2日ですから、それなりに遠いですが。地球に1番近い天体であり、地球の海の満ち引きは、主に月の重力の影響ですし、僕らが立っているこの地面も、月の引力で20センチも上下している程ですから、月の地球に与えている影響は、とても大きいのです。最近の一部の研究では、地球上で起こる地震の発生にも影響を与えていると主張する一部の学者さんもいるようです。

また、私たちの地球上の生物の進化にも、とても大きな影響を与えてきたと言われています。具体的に海の潮の満ち引きがなければ、ここまで進化できなかったとも言われています。

月の直径3476キロ(地球12756キロ)地球の1/4強の大きさですが、惑星のまわりをまわる衛星という観点からみると非常に大きい衛星です。太陽系最大の惑星は木星(地球の直径の11倍)ですが、その第三衛星のカリストは、太陽系内の衛星で最大の大きさを誇りますが月の1.5倍の直径に過ぎずちいさな惑星である地球の衛星であることを考えると、衛星としては月が異例な大きさで有ることがわかります。

 月は、多少の首振り運動をするものの、地球にいつも同じ面を向けています。地球上から月面を観測する限り月の裏側を見ることは出来ません。月の裏側の地形は、望遠鏡が作られてからも長い間謎でした。旧ソ連が打ち上げた月探査機ルナ3号が1959年10月7日遂に月の裏側の写真を電送し、月の裏側は地球から見える表と比べると大きく異なった様子で有ることがわかりました。月を地球から見ると、うさぎの餅つきとか女性の横顔やカニに例えられる模様が見えます。これは海(実際の海ではありません)と呼ばれる暗い部分が有るためですが、月の裏側には、この様な海の部分がなく、ほとんど全面が一様に白く輝いているのです。

 月はいつも同じ面だけを地球に向けているのでしょうか?よくある説明に「月が公転周期と自転周期が一致しているから」という説明があります。たしかに現象だけを見て説明すればそういう事になります。しかしながらこの説明は少し問題があると思います。たまたま自転周期と公転周期が一致したのでは無いと考えられるからです。

自転周期と公転周期が一致した理由は、なんでしょうか?

月は、回転楕円体ではなく。三軸不当楕円という歪んだ形をしている事が分かりました。三軸とはXYZの各軸の長さが異なっている楕円体です。このうち一番長い半径を持つ軸を地球に向けているのです。

 さらに色々と調べてみると、先程、月は表側と裏側とで表面の状態が大きく違うという事をいいましたが、月の内部構造も表側と裏側では大きく異なるのです。月の表側は、地殻が薄く裏側は地殻が厚いのです。地殻を構成する岩石は比重がかる斜長岩質です。月の裏側にあまりなく、月の表側に多く分布する海と呼ばれる暗い部分は、比重の重い玄武岩質で出来ています。月の重心は、本来の中心より2キロも地球よりにずれているのです。
 つまり月は三軸の内一番長い半径を地球にむけ、同時に重い面を地球に向けていると言うことになります。すなわち力学的に一番安定している訳で(起き上がり小法師のような感じ)その結果として、自転周期と公転周期が一致していると考える事ができます。

 月がどうして出来たか、様々な説があります。月の誕生は46億年前にさかのぼりますが、月の成因につい分裂説や捕獲説のほかにもいくつもの説があります。どの説も問題があり学者は激論をしてきました。近年は分裂説の一種で,火星程度の大きな天体が地球に衝突しその破片が集まり月が出来たとするジャイアントインパクトが有力な様です。先程の自転周期や公転周期のところで説明した様々な点を考慮し色々考えて見るのも楽しいでしょう。

◯望遠鏡で見える月の地形

クレーター 例 コペルニクスクレーター
峡谷  例 アルプス峡谷
谷  例 アルフォンスス谷
海  例 静かの海
湖  例 善良の湖
沼  例 眠りの沼
入江 虹の入江
岬  例 フレネル岬
山脈  例 アペニン山脈
山  例 マラルディ山
尾根  例 バーネット尾根
断崖  例 アルタイ断崖

などがあります。

◯クレーター
クレーターは、円形や円形に近い大きな窪みで、天体衝突などによって作られる地形です。主に隕石・彗星・小惑星・微惑星などが月面に衝突して生成されます。18世紀から19世紀に欠けては、火山の火口であるとする意見が主流でしたが、人類が初めて月面に降り立ったアポロ計画で、宇宙飛行士が月面で集めてきた石を分析したところ、衝突の際に高圧で変成された岩石が見つかったり、採取した石の表面から直径1ミリ程の小さなクレーターが見つかった事などが決定的な証拠となり、クレーターの大部分は、天体衝突によるものとされています。

◯海、湖、沼
海や湖や沼は月の表面で薄暗い暗い部分に名付けられています。この海の部分を、月全体が入る倍率で天体望遠鏡で観察してみてください。(リンク先の月面図をご覧になっても構いません。)丸い形状の連なりから成っている事が分かると思います。実は海の部分は、月面に無数にあるクレーターを作った天体よりも、ずっと大きな天体が衝突してできた巨大なクレーターなのです。あまりに巨大な天体が衝突したため、月の内部から溶岩があふれ出してきて、巨大クレーターの内部や、低い場所に溶岩が貯まって固まったところが、海とか湖とか沼とか名付けられている地形なのです。

◯山脈
山脈 半月すぎから満月前に、望遠鏡で「海」を観察してみましょう。すると山脈が見えます。アペニン山脈やコーカサス山脈、アルプス山脈といった地形です。よーく見ると海を取り囲むように位置していますが、この山脈と呼ばれる地形は、海と名付けられた巨大クレーターの縁の部分になるのです。

主だった地形を観察してみましたが、月の表面の観察をもっとしてみたいという方は、月面図や月面のガイドブックを参照すると良いでしょう。

月の観察をよーくしておくと、地球から遠くて望遠鏡では、表面の様子が細かく見えない火星や水星、木星や土星や天王星や海王星の衛星の表面を捉えた探査機の写真を見比べると、月との表面の様子の違いなどからより興味深く、それらの写真を見ることができるようになります。そういう比較対象という意味でも、月の観察というのはとても面白いものなのです。


さて再び月面図を見てください。クレーターには、様々な地形に名前がついています。クレーターには、名高い天文学者や哲学者、数学者などの名前が付けられています。命名の大部分は、17世紀から19世紀に行われたため、天文学で国際舞台に登場していなかった日本人の名前は、月の表側の地形にはほとんどありません。

唯一、地球から見える側に名前がついているのは、グリマルディという月の東縁のクレーターの北端のクレーターに「サへキ」と名付けられたのが唯一です。この名誉ある日本人は、なんとアマチュアの天体観測家である「佐伯恒夫」(1916〜96)氏です。氏は50年以上にも渡り、惑星の観測を継続して行い、特に火星の観測で世界的に名が知られた観測家です。独学で天文学を学び、大シルチスの西に小さな明るい領域を発見や、火星表面の閃光(せんこう)現象の観測で火星に探査機が飛ぶ前の時代に大きな功績を挙げたのです。
ちなみに、2006年には、火星のクレーターのひとつにもサヘキの名前が付けられました。

また1970年には、地球から見えない月の裏側にも探査が進んだことから、月の裏側のクレーターにも日本人の名前が付いています。

畑中(武夫)日本の電波天文学の開拓者、平山(清次、信)、天体力学及び古暦の研究、太陽の理論的な研究、小惑星の観測や発見及び軌道決定、日食観測、天体物理学・恒星天文学及び測地学に多大な業績を残した。木村(栄)緯度変化のZ項を発見した。長岡(半太郎)日本の物理学者。土星型原子モデル提唱などの学問的業績を残した。、仁科(芳雄)日本に量子力学の拠点を作ることに尽くし、宇宙線関係、加速器関係の研究で業績をあげた。日本の現代物理学の父である。、山本(一清)天文学専攻としては国内8人目の理学博士で、アマチュアとプロの天文学研究の橋渡しに貢献した。これら7名の名字が月のクレーターに名付けられています。

⚫︎夜更けまでがんばれば、夏の星座や天の川、そして今年リングが特に美しい土星が見られます。
土星のリングに関しては、来月のメールマガジンでご案内する予定です。
今年の土星のリングは、大きく開きとても美しい眺めになっています。深夜1時から2時ごろには、南の空に
見えます。一足先に観察したい方はぜひ夜更かしして望遠鏡で覗いて見てください。

また、夜更かしの特典として、一足先に夏の星座と、夜空の澄んだ街灯の少ない海や山へ行けば、夏の天の川が観察できます。5月は晴れれば夜空も澄んでいますから、かえって夏になってから夏の星座を見るより、綺麗に見える事もしばしばあります。

下の星図は、5月初旬の午前2時半ごろの南から天頂(頭の真上)にかけての星空の様子です。この時間になると夜空は一足さきにすっかり夏の星座が主役になっています。6月初旬になれば、同じ空が午前0時半には見えるようになります。

↓画像を一度クリックすると別窓でひらき、それをクリックすると拡大できます。
イメージ 1



⚫︎木星見ましょうね。

木星が先月衝になり、木星が地球に接近しています。
今回はゴールデンウィーク前に天体望遠鏡を買われた方も多いので、先月のメールマガジンの記事の一部を再掲載します。

◯木星とはどんな天体か。望遠鏡で観察すると何が見えるのか。
木星は地球の10倍以上の直径の太陽系一大きなガス惑星です。まず小型の望遠鏡で観察してよくみえるのは、2本の筋目模様です。口径6センチの望遠鏡であれば、条件さえ揃えば数本の筋目模様を見ることができます。また大赤斑とよばれる木星大気の渦も見えることがあります。その動きを詳しく観測すると、木星の自転周期は僅か9時間50分ほどである事が分かりますが、地球の10倍以上の直径の大きな惑星がこのスピードで自転しているので、望遠鏡で観察すると南北が潰れた楕円形に見えます。細かい模様を見るには、ある程度の慣れが必要です。今期良く継続的に観察することがとても重要です。
下記の模式図ほど、細かい模様を見るには、少なくと10センチの口径と大気の落ち着いた好条件が必要となります。

口径5センチのラプトル50では、2から3本の縞模様と、目を凝らせば衛星が木星の手前を横切った時に本体に落ちる衛星の影がぎりぎり見えます。

口径6センチのラプトル60やアトラス60で見えるのは、縞模様数本と縞模様の濃淡、四つの衛星と、衛星が木星の手前を横切った時に本体に落ちる影です。
口径8センチのアトラス80になると、4本の縞模様の濃淡やウネリ、衛星の影がくっきり見えるようになります。

10センチになれば、ここに表示している模様がほぼ見えるようになります。

ここに記した見える程度は、大気の揺らぎが少ない良好な条件と、日本製の高精度なレンズを使用している望遠鏡での見え方になります。またこれらの模様を見るには、ある程度観測になれる必要があります。何度も観察することによって、こうした模様を見る事ができる「観測眼」が鍛えられるのです。

下のリンクは木星の図版です。、開いた図版をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。

https://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=55901188&no=4

https://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=55901188&no=5

より木星に関して詳しく知りたい方で、先月のメールマガジンを読んでいない方は、下記リンク先の木星の項目をごらんくださいね。

https://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55901188.html

木星の見つけ方星図
↓画像を一度クリックすると別窓でひらき、それをクリックすると拡大できます。
イメージ 2





⚫︎春の星座が宵の空に見えています。

冬の星座で黄道十二星座のひとつであるふたご座の東側には、同じく十二星座かに座がいます。かに座を含めかに座の東側が春の星座ということになります。春の星座を見つけるには、まずおおぐま座の尾っぽの部分にあたる北斗七星を見つけましょう。北斗七星のひしゃくの柄(え)の部分の曲がり具合そのままに、ずーっと伸ばしていくと、うしかい座のオレンジ色の0等星アークトゥルスが見つかります。さらにその曲線を伸ばしていくと、おとめ座の白い1等星、スピカが見つかります。。おとめ座のスピカが近くに輝いており、アークトゥルスのオレンジ色とスピカの青白い色の対比から、アークトゥルスとスピカは夫婦星としても知られ、アークトゥルスが男性、スピカが女性とされています。

またアークトゥルスは、固有運動が大きい高速度星として知られています。18世紀の天文学者エドモンド ハーレーは、自身が観察したアークトゥルスの位置が、古代ギリシャで観測された位置と比較すると約1度(地上から見える月の直径で2個分)ずれていることを発見した。それはそれまで星座を構成する星は、動かないと思われていたので当時としては驚くべき発見でした。アークトゥルスは、今もおとめ座のスピカの方向に移動していて、数万年後には、アークトゥルスとスピカが非常に接近して輝くと言われています。
アークトゥルスとスピカにしし座の尾にある2等星のデネボラ(β星)を加えると大きなほぼ正三角形ができる。この3星を結んだ三角形を春の大三角といい。春の大三角の3つの星、アークトゥルス・スピカ・デネボラに、さらにりょうけん座のα星(りょうけん座で1番明るい星)3等星のコル・カロリを加えて結んだひし形を乙女座のダイヤモンドといいます。このコル・カロリは肉眼で見ると一つの星にしか見えませんが、望遠鏡で覗くと連星で二つの星が連なって見えます。やや暗めの星で市街地でなんとか見える明るさですが、春の大三角を見つければ、すぐに見つかります。


下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。

5月1日 21時00分ごろ
5月15日 20時00分ごろ
5月30日 19時00分ごろ(まだ夕焼けで明るい)
の星空になります。

イメージ 3




●今月おすすめ

おやすみです。

●望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


★ おわりに
今月は晴れの日が多いと良いですね!

メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

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大沼 崇
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