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4月の星空情報です

みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。毎月のメールマガジンのご愛読ありがとうございます。
 4月になりました。3月末からの低温もあって関東では桜の開花が遅くなっています。3月24日から行われた今年初回の乙女高原星空観望会も、初日の朝は星空に恵まれましたが、早朝の最低気温はマイナス9度、2日目土曜日の夕方から雪が降り始め、現地は月曜日の朝には27センチもの積雪があったそうです。関東地方も低温が続き、朝の最低気温は真冬並みの気温が続いています。
一方星空はというと、日が沈んで星が見え始めると、冬の星座たちは西空に傾き、南東の空は春の星座が主役を張っています。


さてまずは、弊社の4月の営業日のお知らせです。
http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13〜18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。

※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10を使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html



ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白いシミュレーションソフトでオススメです!
http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
 はじめに
 4月の天文現象カレンダー
★ 4月の星空情報
★ 今月おすすめの本
★ 望遠鏡基本的な使い方の確認
 おわりに


はじめに

春の星座のおとめ座の一等星スピカの近くにいる『木星』が観測のベストシーズンです。一ヶ月前に比べると約2時間早く見やすい位置に来るので、観測するのに夜更かしする必要もなく、お子さんに木星を見せたい方には都合が良いですね。

さて夕方に西空に明るく輝いていた金星が、もう西空には見えません。太陽との位置関係が逆になり、これからは明け方の日の出前の東の空で素晴らしい輝きを放ちはじめます。それにしても3月中旬以降の金星は見事でした。ラプトル50で見ると針金のように細く、三日月状に欠けた姿を観察する事ができました。

今月は3月に比べると、天文現象が賑やかな状態です。晴れれば見逃さないようにしてくださいね。



 4月の天文現象カレンダー

3月28日が新月だったので、4月2日くらいまでは、一晩中ほとんど月明かりの影響が無く星空が良く見える時期です。また4月26日が新月なので前後数日も一晩中ほとんど月明かりの影響が無く星空が良く見えます。

4月1日(土)アルデバラン食
      水星が東方最大離角(今回条件はかなり良いです。)
4月4日(火)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!
4月8日(土)木星が衝 
4月11日(火)満月です。

4月19日(水)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の空から昇ってきます。


4月21日(金)から4月23日(日)乙女高原星空観望会
4月26日(水)新月 前後数日は、一晩中月明かりの影響が無く星空が良く見える時期です。

4月29日(土)横浜市青葉区田奈で星空観望会(19時ごろから)


4月の星空情報

⚫︎エイプリルフールの4/1(土)アルデバラン食
4月1日18時半過ぎから、おうし座の一等星アルデバランが月に隠されます。月がアルデバランを飲みこむ天文現象です。双眼鏡や望遠鏡で観察するのがオススメです。このアルデバラン食を見逃すと、東北以南で、次回条件良く見られるのは、17年後の2034年です。晴れたら絶対に見逃さないようにしましょう。(実は10月10日にもアルデバラン食があるのですが、概ね仙台市より北側でないと月に隠されないのです。その時東京では月に隠されずすれすれをかすめて行く様子が観察できます。)仙台より北側に住んでいる方は、まだチャンスがあるのですが、仙台以南の方は、4/1を見逃すと、本当に2034年までアルデバラン食を見る事はできません。

前回1月9日に観察した時は、月の暗縁に隠れる様子がラプトル50クラスの5センチの小望遠鏡でも良く見えました。遠くの星なので、消えるのは本当に瞬間的で、それまで月の近くで輝いていた赤色の一等星のアルデバランが、まるで電灯のスイッチをオフにしたかのように、パチっと瞬間的に消えます!

各地の潜入時刻(左)と出現時刻(右) かっこ内は、地平線からの高度です。
出展(自然科学研究機構 国立天文台)

那覇 4月1日18時42.8分(56.9度) 4月1日19時35.0分(45.3度)
福岡 4月1日18時33.2分(54.7度) 4月1日19時44.6分(40.2度)
京都 4月1日18時40.1分(48.7度) 4月1日19時50.1分(34.6度)
東京 4月1日18時45.0分(44.4度) 4月1日19時53.2分(30.6度)
仙台 4月1日18時44.4分(43.1度) 4月1日19時51.5分(30.0度)
札幌 4月1日18時42.9分(41.7度) 4月1日19時44.9分(30.6度)


下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります


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⚫︎エイプリルフールの4/1(土)水星が東方最大離角
11月上旬から中旬にかけ、太陽に一番近い軌道を公転する水星が夕方の西空で見やすくなります。水星は太陽に近い軌道を回るため、太陽からあまり離れてくれません。夕方の西空に見える東方最大離角でも太陽が沈むと、後を追いかけるようにすぐに地平線に沈んでしまうのです。そのため太陽が沈みまだ夕焼けの明るさが残るうちに見つけ出さないといけません。同じく夕方の西空で素晴らしい輝きを見せている金星と比べる1/35ほどしかないので探すのは少し大変です。しかしながら1等星の約2.5倍の0等星の明るさで輝いていると聞くと見つけやすそうに感じますが、日没後のまだ空が明るいうちに見つけないと西の地平線に沈んでしまうので、探し出すのには双眼鏡があると便利だと思います。

またこの時期は、太平洋側では大気中の水蒸気が多くなるので、かすみが少なく透明度が上がった日は、観測のチャンスです。ぜひ頑張って探して頂きたいと思います。
日没30分後の位置の案内星図です。どんどん太陽に近づいていって高度が低くなるので、4月10日位までに観察してください。

少し倍率を高めにした望遠鏡で覗くと、欠けている様子が見えるかもしれません。しかしながら望遠鏡で観察しても、同じ倍率で覗いた木星の数分の1しかないちいさな姿で、さらに地平線に近い低空なので、揺らぎの影響でぼやけてしまう事も多いです。
下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。
イメージ 2

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⚫︎木星が衝 木星が地球に接近しています。
衝とは、地球と地球の外側を回る外惑星の位置関係で、木星が太陽と180度反対方向に位置する事です。この位置関係の時は、地球と外惑星の距離が近づきます。近くという事は一番大きく明るく見えるという事になります。

ただ衝の時はいつも同じように地球に近づくかというと、そうでは無く、衝でも条件の良い時と、条件の悪い時では、結構見える大きさが違います。理由は木星の軌道はかなり楕円軌道であるからです。木星は、太陽のまわりを約12年かけて公転していますが、太陽と木星の距離は、近い時で、7億4000万kmから8億1600万kmまで大きく変化します。一方地球の軌道は真円に近く、太陽に近い時で1億4710万キロ、太陽から遠い時で1億5210万キロとその変化は僅かです。

こうして考えてみると、木星が遠日点(太陽からの距離が遠い時)の時に衝の位置関係になる(条件が悪い)のと、木星が近日点の時に衝(条件が良い)になるのでは、地球から観察すると約13パーセントも大きさ(視直径)が違う計算になります。これは“面積”ですと30%も大きくなるので当然表面の模様の見え方はかなり違ってきます。

それでは、衝以外では、木星の見える大きさはどれほど変化するのでしょうか。計算すると、地球から最も遠ざかった時で29.8秒、最も大きい時で50.1秒と約1.7倍も見える大きさが変わります。これは望遠鏡で覗いた際の見える“面積”ですと約2.9倍も違う事になりますから、これは口径5センチ(ラプトル50)と8センチ(アトラス80)の望遠鏡の能力差に近い変化で、一番近づいてくる衝の頃に天体望遠鏡で観察すれば、ラプトル50でも結構良く木星の模様が見える事を意味しています。


今回は、木星の遠日点に近いところでの衝なので、衝としては少し条件が悪いのですが、視直径30秒そこそこの時よりは、ずっと地球に近づいているので、4月8日衝を迎える木星は、条件の良いこれから1ヶ月から2ヶ月の間に木星を観察するにはもっと適している時期といえます。


木星とはどんな天体か。望遠鏡で観察すると何が見えるのか。
木星は地球の10倍以上の直径の太陽系一大きなガス惑星です。まず小型の望遠鏡で観察してよくみえるのは、2本の筋目模様です。口径6センチの望遠鏡であれば、条件さえ揃えば数本の筋目模様を見ることができます。また大赤斑とよばれる木星大気の渦も見えることがあります。その動きを詳しく観測すると、木星の自転周期は僅か9時間50分ほどである事が分かりますが、地球の10倍以上の直径の大きな惑星がこのスピードで自転しているので、望遠鏡で観察すると南北が潰れた楕円形に見えます。細かい模様を見るには、ある程度の慣れが必要です。今期良く継続的に観察することがとても重要です。
下記の模式図ほど、細かい模様を見るには、少なくと10センチの口径と大気の落ち着いた好条件が必要となります。

口径5センチのラプトル50では、2から3本の縞模様と、目を凝らせば衛星が木星の手前を横切った時に本体に落ちる衛星の影がぎりぎり見えます。

口径6センチのラプトル60やアトラス60で見えるのは、縞模様数本と縞模様の濃淡、四つの衛星と、衛星が木星の手前を横切った時に本体に落ちる影です。
口径8センチのアトラス80になると、4本の縞模様の濃淡やウネリ、衛星の影がくっきり見えるようになります。

10センチになれば、ここに表示している模様がほぼ見えるようになります。

ここに記した見える程度は、大気の揺らぎが少ない良好な条件と、日本製の高精度なレンズを使用している望遠鏡での見え方になります。またこれらの模様を見るには、ある程度観測になれる必要があります。何度も観察することによって、こうした模様を見る事ができる「観測眼」が鍛えられるのです。

下のリンクは木星の図版です。、開いた図版をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。

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木星には、63個もの衛星が回っています。地球の衛星はたったの1つですから、その数の多さには驚きますね。そのうち4つのおおきな衛星を天体望遠鏡で観察する事ができます。木星を覗くと近くにいくつか小さな星が見えますが、それが4つの衛星です。400年前のイタリアの天文学者ガリレオが見つけた事からまとめてその四つの衛星をガリレオ衛星といいます。内側の軌道からイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストという名前が付いています。それぞれ特徴的な衛星で、イオは、地球以外で初めて活火山が見つかりました。激しい火山活動は、探査機により初めて撮影されましたが、驚くべき事にその表面は全面が硫黄に覆われ衛星全体が黄色く染まっています。

エウロパは、その表面の厚い氷のしたに海が広がっていて、海洋生命が存在する可能性が指摘されています。。ガニメデは、太陽系に存在する衛星の中では最も大きく、惑星である水星よりも大きいのです。厚さ150kmのガニメデの表層の下に深さ100kmの海があり、その水の量は地球の海よりも多いという。

カリストは太陽系に存在する衛星の中ではガニメデ、タイタンに次いで3番目に大きく、太陽系の全天体の中でも水星に次いで12番目の大きさになります。エウロパ、ガニメデ、カリストの三つの衛星に関しては、衛星表層の氷の層の下に閉ざされた海が存在する事が分かり、地球外生命の存在の可能性という観点で以前よりも、探査の重要性が増しつつあるのです。

探査機が撮影した木星の衛星の姿や各種データーは下記リンク先をご覧ください。

https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9C%A8%E6%98%9F%E3%81%AE%E8%A1%9B%E6%98%9F&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox-b&gfe_rd=cr&ei=8gndWJGLDOWQ8Qez3LSgCg

木星の4月8日 夜22時30分の位置です。
南の空高くに見えます。観察に適した時間は、概ね21時以降です。空で一番明るくほとんど瞬かないのが特徴なのですぐに見つかると思います

下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。
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⚫︎春の星座が夜半に東の空に昇ってきます。

冬の星座で黄道十二星座のひとつであるふたご座の東側には、同じく十二星座かに座がいます。かに座を含めかに座の東側が春の星座ということになります。春の星座を見つけるには、まずおおぐま座の尾っぽの部分にあたる北斗七星を見つけましょう。北斗七星のひしゃくの柄(え)の部分の曲がり具合そのままに、ずーっと伸ばしていくと、うしかい座のオレンジ色の0等星アークトゥルスが見つかります。さらにその曲線を伸ばしていくと、おとめ座の白い1等星、スピカが見つかります。。おとめ座のスピカが近くに輝いており、アークトゥルスのオレンジ色とスピカの青白い色の対比から、アークトゥルスとスピカは夫婦星としても知られ、アークトゥルスが男性、スピカが女性とされています。

またアークトゥルスはアークトゥルスは、固有運動が大きい高速度星として知られる。18世紀の天文学者エドモンド ハーレーは、自身が観察したアークトゥルスの位置が、古代ギリシャで観測された位置と比較すると約1度(地上から見える月の直径で2個分)ずれていることを発見した。それはそれまで星座を構成する星は、動かないと思われていたので当時としては驚くべき発見でした。アークトゥルスは、今もおとめ座のスピカの方向に移動していて、数万年後には、アークトゥルスとスピカが非常に接近して輝くと言われています。
アークトゥルスとスピカにしし座の尾にある2等星のデネボラ(β星)を加えると大きなほぼ正三角形ができる。この3星を結んだ三角形を春の大三角といい。春の大三角の3つの星、アークトゥルス・スピカ・デネボラに、さらにりょうけん座のα星(りょうけん座で1番明るい星)3等星のコル・カロリを加えて結んだひし形を乙女座のダイヤモンドといいます。このコル・カロリは肉眼で見ると一つの星にしか見えませんが、望遠鏡で覗くと連星で二つの星が連なって見えます。やや暗めの星で市街地でなんとか見える明るさですが、春の大三角を見つければ、すぐに見つかります。


下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。緑色の曲線が春の大曲線です。

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http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=55866950&no=4


今月おすすめ
今月のオススメは、輝く星座早見キット〜

GIGASTAR-SKY(ギガスター・スカイ)

 世界初!天の川を背景に「点」で光り輝く6等星からの4500個の星々!!

今月は本ではなく、星座早見盤のペーパークラフトです。組み立てに掛かる時間は、2時間から3時間ほどとちょっと組み立てに根気が必要なペーパークラフトなのですが、とてもオススメです。
自分は、組み立てて、部屋の明かりを消して星座早見のスイッチをオンにした途端に、あまりの美しさに「あっーー!!」と声を上げてしまった程です。出来上がりの美しさは衝撃的です。今まで私が見た星座早見盤で最も美しです。星の色も再現されています。天の川もぼんやり輝きます。まさに手の上のプラネタリウム。ここで何十行、何百行と「輝く星座早見キット〜GIGASTAR-SKY」を語っても、その美しさと凄さは10,000分1も伝わらないのが、虚しいところです。このギガスター・スカイですが、弊社では販売しておりません。ご購入は下記のリンク先のギガスター直営ヤフーショップまで!一般販売の開始は、1ヶ月後の5月1日を予定しているそうです。

ギガスター・スカイ ヤフーショップ 5月1日発売開始
http://store.shopping.yahoo.co.jp/gigastar/z1z4tsr3uw.html

私のインスタグラムに暗闇で輝くギガスター・スカイの写真が掲載されています。
http://gram-search.com/user.php?id=1994109680




望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


★ おわりに
そろそろ、杉の花粉が飛び始める時期です。また春になると大気中の水蒸気も増えやや星空が霞がちの日も増えてきます。

メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2017年3月31日午後6時   (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇


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株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント
https://www.facebook.com/takashi.onuma.7
天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。
ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。

・星空と天体観測のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo
さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています!

・乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?
次回は4月21日(金)から4月23日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!

また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。
毎回30人以上の方が参加されています。
くわしくは下のリンク先をごらんください。
http://scopetown.jp/kanbokai.html


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3月の星空情報です。

みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。
もう3月ですね。この前お正月だったのに時間が経つのがとても早く感じています。あとひと月もしないうちに桜が咲き始めるということで、寒い毎日、春を待ちわびてしまっています。
そうそう最近は、iPhoneにSpaceStationARというアプリを入れて、人工衛星や国際宇宙ステーション、ハッブル望遠鏡など地球のまわりを飛んでいる人工衛星を見たり撮影したりしています。このアプリやアイフォーンなどのスマートフォンで星を撮影したり、楽しむ方法も近々ご紹介したいなと考えています。

さてまずは、弊社の3月の営業日のお知らせです。
http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13〜18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。

※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10を使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html



ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白いシミュレーションソフトでオススメです!
http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
★はじめに
★3月の天文現象カレンダー
★ 3月の星空情報
★ 今月おすすめの本
★ 望遠鏡基本的な使い方の確認
 おわりに


はじめに

いよいよ春の星座のおとめ座の一等星スピカの近くにいる『木星』が観測シーズンに入りました。すこしだけ夜更かしすれば、木星が東の地平線から上がってきます。また昨年から、なんどもご案内している「金星」ですが、これから夕方の西空で急激に太陽に近づき、今まで高い位置に見えていましたが、どんどんと低くなっていきます。それとともに、地球に接近してくるので低倍率の双眼鏡でも楽に見えるくらい大きくみえます。そんなみどころいっぱいの3月です。


 3月の天文現象カレンダー

2月26日が新月だったので、3月3日くらいまでは、一晩中ほとんど月明かりの影響が無く星空が良く見える時期です。

3月3日(金)ひな祭り
3月5日(日)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!
3月6日(月)水星が外合 地球から見ると、太陽の反対側(向こう側)で太陽に近づき、観察がしばらくできません。
3月10日(金)エンケ彗星がその軌道を周回する中で太陽に1番近きます。

3月12日(日)満月です!
3月21日(火)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の空から昇ってきます。

3月24日(金)から3月26日(日)乙女高原星空観望会
3月28日(火)新月 前後数日は、一晩中月明かりの影響が無く星空が良く見える時期です。

))

3月の星空情報

⚫︎金星が急降下!そして3月半ば過ぎには針金のように細くなる!
先月も案内をした夕方の西空ですばらしい明るさで輝いている金星。3月中もすこしだけ暗くなるとはいえ、1等星の100倍以上の明るさ(ピークの時は1等星の約170倍)でさんぜんと輝いています。今月は、先月には三日月のように欠けて見えるとお話ししましたが、今月中旬には針金のように細くなり見ものです!金星は今月どんどん見える高さが下がっていき、4月には夜明け前の朝焼けの空に見える「明けの明星」となります。

そして、前にも触れましたが、現在金星を回る軌道に入った日本の金星探査機「あかつき」が探査を続けています。地球からは肉眼では表面の模様を見ることは至難ですが、探査機から送られてくる画像をぜひご覧くださいね!
http://akatsuki.isas.jaxa.jp/

またこちらには動画や、ペーパークラフト(むずかしいのから簡単なのまで)あります。ぜひ楽しんで見てくださいね。

下の案内星図はもう一度クリックすると拡大できます。
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⚫︎3月 木星が観測シーズン入り!
2月中旬でラプトル60で木星を観察してみました。今年の木星は、昨年と比べて大分模様の様相が変わってきています。とく小型望遠鏡で見ると非常に目立つ二本の縞模様が見えますが、望遠鏡で天頂プリズムをつけずに見ると、下側の縞模様(北赤道縞)の北側から北極にかけての色がとても濃い状態のようです。また大赤斑は濃いのですが昨年より小さくなっているので、小型望遠鏡で大赤斑を見ようとしても、ちょっと見にくい状態です。
こうした変化を小型望遠鏡で追うのは楽しいものですね。来月には地球に近く『衝』という位置関係になります。来月のメールマガジンは木星やその衛星を特集する予定です。お楽しみに!

そして、木星には現在、アメリカ合衆国のNASAの木星探査機『ジュノー』が木星の周回軌道をまわりながら、信じられないような沢山の模様が映った木星の写真を送ってきています。

英語のページですが写真だけでも楽しめます!ぜひごらんください。
https://www.nasa.gov/mission_pages/juno/main/

3月15日には、月が木星の近くに来るのでとても見つけやすくなります。

 
下の案内星図はもう一度クリックすると拡大できます。

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⚫︎春の星座が夜半に東の空に昇ってきます。

冬の星座で黄道十二星座のひとつであるふたご座の東側には、同じく十二星座かに座がいます。かに座を含めかに座の東側が春の星座ということになります。春の星座を見つけるには、まずおおぐま座の尾っぽの部分にあたる北斗七星を見つけましょう。北斗七星のひしゃくの柄(え)の部分の曲がり具合そのままに、ずーっと伸ばしていくと、うしかい座のオレンジ色の0等星アークトゥルスが見つかります。さらにその曲線を伸ばしていくと、おとめ座の白い1等星、スピカが見つかります。。おとめ座のスピカが近くに輝いており、アークトゥルスのオレンジ色とスピカの青白い色の対比から、アークトゥルスとスピカは夫婦星としても知られ、アークトゥルスが男性、スピカが女性とされています。

またアークトゥルスはアークトゥルスは、固有運動が大きい高速度星として知られる。18世紀の天文学者エドモンド ハーレーは、自身が観察したアークトゥルスの位置が、古代ギリシャで観測された位置と比較すると約1度(地上から見える月の直径で2個分)ずれていることを発見した。それはそれまで星座を構成する星は、動かないと思われていたので当時としては驚くべき発見でした。アークトゥルスは、今もおとめ座のスピカの方向に移動していて、数万年後には、アークトゥルスとスピカが非常に接近して輝くと言われています。
アークトゥルスとスピカにしし座の尾にある2等星のデネボラ(β星)を加えると大きなほぼ正三角形ができる。この3星を結んだ三角形を春の大三角といい。春の大三角の3つの星、アークトゥルス・スピカ・デネボラに、さらにりょうけん座のα星(りょうけん座で1番明るい星)3等星のコル・カロリを加えて結んだひし形を乙女座のダイヤモンドといいます。このコル・カロリは肉眼で見ると一つの星にしか見えませんが、望遠鏡で覗くと連星で二つの星が連なって見えます。やや暗めの星で市街地でなんとか見える明るさですが、春の大三角を見つければ、すぐに見つかります。


下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。
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今月おすすめの本
今月のオススメは、『ガリレオ-望遠鏡が発見した宇宙』伊藤和行著 中公新書
昨年の9月に、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが400年以上前に、ガリレオ自身で作った、天体望遠鏡で成し遂げた発見を綴り出版した「星界の報告」を「今月おすすめの本」として紹介させて頂きましたが、この本は、ガリレオの生い立ちや彼の人生に焦点を当て、没落した名門貴族の末裔であったガリレオが、途中は父親の意向で大学で医学を勉強していたにも関わらず、自らの意思で退学し、数学者の道を歩んだのか。そして持ち前の器用さを生かし、当時まだ2−3倍に過ぎなかった望遠鏡を、自らの工房でのレンズ研磨を行い、ついに倍率が20倍を超える世界初の小さな「天体望遠鏡」を作りあげ、そしてその望遠鏡をもって、人類初の望遠鏡を使った「天体観測」を行い、持ち前のその素晴らしい洞察力と粘り強い観測から得られた全く新しい知見を、「星界の報告」で世に発表したのです。しかし当時のカソリックをベースとする神学界からは激しく反発があり裁判にかけられてしまうのです。また、彼の宇宙観に賛同しない研究者の提示する従来の宇宙観(地球が宇宙の中心である天動説)に沿った観測結果に対する解釈も、それはそれで大変面白いものでした。それらの話を詳しくまとめ、ガリレオ自身が観測から推論した宇宙の姿がどんなであったか、そしてなぜ彼の望遠鏡での詳細な天体観測から導かれた地動説が、当時の人々になかなか受け入れられないものであったのか。とても興味深い内容の本です。『星界の報告』とともにお読み頂くことをおすすめします。
この本は、あまりに面白く一気に読んでしまいました!
新書: 212ページ
出版社: 中央公論新社 (2013/10/22)
言語: 日本語
ISBN-10: 4121022394
ISBN-13: 978-4121022394

https://www.amazon.co.jp/ガリレオ――望遠鏡が発見した宇宙-中公新書-伊藤-和行/dp/4121022394

昨年メールマガジンで紹介したのですが、ガリレオ・ガリレイの「星界の報告」も再掲載しておきますね。

『星界の報告』は、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが、400年以上前に記した本です!
1610年3月12日に出版されました。

オランダで発明された望遠鏡、数倍程度の性能の低いものでしたが、ガリレオ・ガリレイは、翌年には独自の工夫と知恵で世界で初めての天体望遠鏡(30倍)を作り上げ、人類ではじめて肉眼を大幅に超える視界で宇宙を観測したのです。
それまで人類が見たことも想像したこともない驚くべき宇宙の真の姿を目撃したガリレオ・ガリレイが世の中にその素晴らしい宇宙の姿を彼自身の言葉で綴っている書籍なのです。
それまで、ツルツルだと思われていたつきの表面が、山脈のような起伏や谷、クレーターで覆われた世界であること。木星の周りに回る四つの衛星を発見。天の川が雲ではなく小さな星の集まりであること。金星が満ち欠けすること。太陽の表面には黒い点が点在し、形を変え増減していることなど数々の大発見をしたばかりでなく、それらの観測結果から、地動説の有力な証拠として世に提示したのです。
その科学的な考察力の素晴らしさはもちろんですが、文章力、表現力には舌を巻いてしまいます。
原書はラテン語で書かれていますが、岩波文庫から日本語訳が出ています。
人類がはじめて天体望遠鏡を使って宇宙を観察した興奮と驚きを現代に伝える本なのです。ぜひご一読をお勧めします。

岩波文庫 税込713円

https://www.amazon.co.jp/星界の報告-他一編-岩波文庫-ガリレオ-ガリレイ/dp/4003390652/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1488263552&sr=1-1&keywords=星界の報告

また子供向けですが、ガリレオ・ガリレイの伝記が出ています。これも読んでみましたが天動説や地動説に関してもわかりやすく書かれており、お子様むけに特にオススメです。

https://www.amazon.co.jp/ガリレオ-ガリレイ-それでも地球は動く-といった物理学の父-学習漫画-世界の伝記-堀ノ内-雅一/dp/4082400265/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1488263587&sr=1-3&keywords=ガリレオ



望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


★ おわりに
そろそろ、杉の花粉が飛び始める時期です。また春になると大気中の水蒸気も増えやや星空が霞がちの日も増えてきます。

メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2017年2月28日午後6時   (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇


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株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント
https://www.facebook.com/takashi.onuma.7
天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。
ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。

・星空と天体観測のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo
さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています!

・乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?
次回は3月24(金)から3月26日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!

また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。
毎回30人以上の方が参加されています。
くわしくは下のリンク先をごらんください。
http://scopetown.jp/kanbokai.html


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2017年2月の星空案内

みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。毎月のメールマガジンのご愛読ありがとうございます。
1月半ば過ぎから全国的にぐっと冷え込んできましたね。スコープテックのあるここ東京の町田でも、ここ数日は朝の最低気温が氷点下となっています。星の輝きも寒さに呼応するようにきらびやかですね。

さてまずは、弊社の2月の営業日のお知らせです。
http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13〜18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。



ここからリンクを張っている星図は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10を使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html



ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白いシミュレーションソフトでオススメです!
http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
★はじめに
★2月の天文現象カレンダー
★ 2月の星空情報
★ 今月おすすめの本
★ 望遠鏡基本的な使い方の確認
おわりに


はじめに
2月も引き続き夕方の西空で金星が観測の好機です。先月12日に東方最大離角となり、日没時の金星の位置も地平線から大きく離れて見えるようになりました。形と大きさの変化は面白く、是非継続して観察してみてください。

また2月上旬は、夕方の空で月が見頃です。お子さんたちの起きている時間に観察できる時間帯に月が見えますが、この時期は一年で一番寒い時期なので、ちゃんと防寒して風邪をひかないようにしてくださいね。



 2月の天文現象カレンダー

1月28日が新月だったので、2月4日くらいまでは、一晩中ほとんど月明かりの影響が無く星空が良く見える時期です。

2月3日(金)節分 豆まきしましょう。
2月4日(土)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!

2月7日(火)木星が留

2月11日(土)半影月食 建国記念日 田奈星空観望会の開催日です。

2月17日(金)金星が最大光度(マイナス4.6等の明るさ)
2月19日(日)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の空から昇ってきます。
2月25日(土)くじら座の偏向性ミラが極大光度
2月26日(日)新月 前後数日は、一晩中月明かりの影響が無く星空が良く見える時期です。


2月の星空情報

⚫︎金星の形の変化と見える位置の変化に注目
金星は、2月地球にぐぐっと近づいてきます。地球の一つ内側の軌道を回っている金星。カーレースで言うと、コーナーで地球のインを差し、追い抜いていきます。ですから、2月から3月の上旬にかけて、急激に地球に接近し、どんどん見える大きさが大きくなります。最大光度になる2月17日ごろには、双眼鏡でも大きく欠けている姿が分かる程大きく見えるようになるのです。そして、2月頭には、半月状から少し欠けていたのが、もっと大きく欠けて三日月のような形になってきます。それとともに地球から見ると太陽に近づいてきますから、日没後に見える位置もどんどんと低くなっていきます。

クリックすると画像が開きます。もう一度クリックすると拡大します。
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⚫︎2月7日(火)木星が留 

夜半過ぎに、東の空に昇ってくる木星。今年は乙女座の近辺をうろうろしています。とても明るくて目立つので早速望遠鏡で覗いた方もいらっしゃるかもしれません。その木星が今月はちょっと不思議な動きをします。

惑星の動きは、星空の中で特異です。黄道12星座を背景に、西から東に動いている時を順行といいます。東から西に動く時を逆行といいます。順行から逆行になるときと、逆行から順行になる時、地球から見た惑星の動きが星座を背景に一旦停止して見える時があります。それを『留』と言います。
留とは、天球上の惑星の運動で順行から逆行、逆行から順行に移る時に、東西方向への運動が一時停止する事を言います。地球から見える他の星座は、1年後の同じ時間に再び観察すれば、同じ位置に見えますが、太陽の周りを回る惑星は、毎年、地球との相対位置の変化から、夜空で見える位置が変わっていきます。そしてその動きは、西から東に動いていたかと思えば(順行)、一旦歩みを止め(留)その後、東から西に動き出し(逆行)、そして再び歩みを止め(留)その後西から東に動きだすという、不思議なものです。昔の人は理由が分からず、不思議な惑うような動きをする星という事で、それらの星を惑う星ということで『惑星(惑星)』と呼んだ訳です。留と留の間の4月4日には、衝となり、その頃地球に一番近づきますので、望遠鏡での観測の好機となり、普段より大きな木星が望遠鏡で観察できます。

下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります

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2月25日(土)くじら座の変光星「ミラ」が極大光度
夜空で輝く星には、明るさを変化させるものがあります。くじら座の変光星「ミラ」は、一番明るくなると2等星、暗くなった時は10等星まで暗くなり、約1700倍も明るさが変化します。周期は332日。そのミラが極大光度、すなわち一番明るく見えている状態になります。

変光星には色々な種類がありますが、くじら座のミラは、星が年老いて、中心部で生み出されるエネルギーが不安定となり、それに伴い、星の大きさが膨らんだり縮んだりして明るさが変化する不思議な星です。このような変光星を脈動変光星と呼びます。
変光星には他にも種類があって、食変光星というのもあります。簡単に言うと、暗い星と明るい星がまわりあっていて、地球から見て、暗い星に明るい星が隠されると明るさが暗くなる変光星です。

ミラは脈動変光星の代表格で、望遠鏡のない時代から知られていました。北極星と同じ2等星程度の明るさで見えていたかと思うとどんどんと暗くなり、肉眼では見えなくなってしまい、またしばらくすると明るく見え始める不思議な星という事で、ラテン語で「不思議な」を意味するミラ(Mira)という名前で呼ばれるようになったのです。

極大時の明るさはさまざまで、2等星になるときもあれば、3等星程度の時もあります。今回はどうなのか、みなさんも確かめて見てください。

下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります

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⚫︎先月もご案内しましたが、冬の星座たちが見頃です。
冬の星空は夏とは逆に、天の川銀河の中心と反対方向を見ていることになります。そのため冬の天の川は、夏の天の川ほど濃くは見えません。しかし多くの1等星が散りばめられた冬の星座の中を横断しているので、星空のきれいな場所であれば淡いながら見つけるのはかんたんでしょう。

今月は1月に天体望遠鏡をお年玉で買った事も多いと思うので先月の記事を再掲します。

冬の星空は一年中でもっとも1等星が多くきらびやかで、太平洋側では空気も澄んで星座観察にはとても適した季節です。冬の星座さがしは、まず「オリオン座」を見つけます。オリオン座の左上に輝く赤い1等星ベテルギウス、全天で一番明るい恒星の「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」の黄色みがかった1等星プロキオンを結ぶと、大きな逆正三角形ができます。これが「冬の大三角」です。冬の大三角を目印にさらに大きな「冬の大六角形(別名:冬のダイヤモンド)」を見つけ、それぞれの1等星を含む星座をひとつひとつたどってみましょう視界の開けた場所で夜空に輝く大きな六角形を是非見てください。冬のダイアモンドを見つければ、冬の代表的な星座を見つけるのは簡単です。またこの周辺は、沢山の星雲や星団があり、双眼鏡や低倍率にした望遠鏡で覗くととても興味深いものです。

下のリンクは案内星図、開いた星図をクリック、そしてもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=55804500&no=5


今月おすすめの本
今月のオススメは、『星空の教科書』早水勉著 技術評論社
本書の著書は、九州の鹿児島県にあるせんだい宇宙館の館長さんです。本書は同じ技術評論社から出ている天体観測手帳の副読本として出版されているものなのですが、単独で「天体観測の入門書」として、とても分かりやすく、また肉眼から双眼鏡、天体望遠鏡での星空観察の入門書としてとても分かりやすい図版と解説がなされていて大変オススメです。星空の動き、星図(星空の地図)の見方。四季の星座の解説。さまざまな天文現象が本当に分かりやすく解説されています。弊社が出荷する天体望遠鏡に同梱されている私が執筆した『星空観察ガイド』を更に詳しくしたような内容になっているので、もう一歩二歩知識を深めさらに天体観測を楽しみたい人には、うってつけの本だと思います。


https://www.amazon.co.jp/星空の教科書-早水-勉/dp/4774186171/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1485840942&sr=1-1&keywords=星空の教科書



望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


★ おわりに
1月中旬から、寒い日と暖かい日が交互に訪れています。インフルエンザやノロウィルスが猛威をふるい、自分のまわりでも体調を崩される方が増えています。みなさんも体調管理に気をつけて2月の天体観測をしてくださいね。



2017年1月の星空情報

みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。毎月のご愛読ありがとうございます。
ります。弊社は26日から冬期休暇に入りました。年明け1月10日までの少し長い冬休みになります。その間は電話サポートがありませんが、メールでの問い合わせも基本的には年明け1月11日からとなります。悪しからずご了承ください。

1月の営業日は、
http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13〜18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。



ここからリンクを張っている星図は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10を使用して画像を生成しAdobeイラストレーターで文字入れ、矢印入れなど行っています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html



ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。
http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
はじめに
★1月の天文現象カレンダー
★ 1月の星空情報
★ 今月おすすめの本
★ 望遠鏡基本的な使い方の確認
★おわりに


★はじめに
1月も引き続き金星が夕方の西空で観測の好機です。少しずつ大きく見えるようになり、それとともに今は半月状のかけ方もだんだんと深くなっていきます。形と大きさの変化は面白く、是非継続して観察してみてください。

また冬休み(正月休み)は、夕方の南西の空で月が見頃です。お子さんたちの起きている時間に観察できる時間帯に月が見えますから、これも毎日形を変えてゆく月を観察してみましょう。

さて、今年は新年早々から、金星と月の接近、三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」が見頃です。最高の条件で見えますのでお見逃しなく。


 ★1月の天文現象カレンダー

12月28日が新月だったので、1月4日くらいまでは、一晩中月明かりの影響が無く星空が良く見える時期です。

1月1日(日)元旦 夕方の西空で火星と海王星が大接近。1等星の明るさのある火星に8等星の明るさの海王星が大接近して見える。200倍を超える倍率でも同一の視野に入るほど近くので、普段海王星を探すのは大変だがこの日だけは簡単に見る事ができる。
1月2日(月)夕方の西空で月齢4.2の細い月と金星が2度弱まで近づいて見えます。正月早々の素晴らしい星景色。
1月3日(火)三大流星群のひとつ、しぶんぎ座流星群が極大(もっとも流れる)極大時間は23時ごろと予想されている。月明かりもなく最高の条件だ。お見逃しなく

1月6日(金)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!

1月7日(土)田奈星空観望会
1月9日(日)ヒアデス星団の星々が月に隠される。(星食)
1月10日(火)午前0時1分 おうし座の赤い1等星アルデバランが月に隠される。(星食)
1月12日(木)満月 金星が東方最大離角(地上から見て、太陽の左側に最も大きく離れる)
1月18日(水)小惑星ベスタが衝(太陽と反対方向に位置し地球にもっとも近いた状態)将来的に準惑星に分類される可能性がある小惑星の一つ。
))
1月19日(木)太陽系で一番太陽に近い軌道を約88日で公転する惑星である水星が西方最大離角。明るさはマイナス0.1等星。太陽の西側に大きく離れ明け方の東の低空で観測のチャンス、1月10日から20日の期間が観測しやすい。

1月20日(金)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の空から昇ってきます。

1月25日(水)45P/本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星)が明るくなっています。観察には口径5センチ以上の双眼鏡や望遠鏡が必要。写真には写りやすい天体なので、一眼レフに50mm位のレンズをつけて撮影してみるのも良いでしょう。3月初旬までの新月期が観察しやすい。

1月28日(土)新月 前後数日は、一晩中月明かりの影響が無く星空が良く見える時期です。

★1月の星空情報

⚫︎1月1日元旦の夕方の西空で、月と金星と火星が並んでいるのが見えます。そして肉眼では見えませんが、望遠鏡で覗くと火星の直ぐ近くに海王星が大接近して見えます。普段海王星を探すのはなかなか大変ですが、1等星の明るさで輝く火星を望遠鏡の視野に入れれば、同じ視野の中に海王星がいるので見つけるのは簡単だ。海王星は、太陽の周りを公転する惑星の中で、最も外側を回る惑星です。今まで海王星を見た事がない方は、ぜひ見て欲しい。弊社の望遠鏡で一番小さなラプトル50でも見る事ができるでしょう。


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それでは、月と金星と火星と海王星とそれらを照らしている太陽の事を説明しておきましょう。
まずは大きさ(直径)から、月は地球の1/4の大きさ、金星は地球とほぼ同じ大きさ、火星は地球の1/2の大きさになります。海王星は、地球の4倍の直径になります。そして太陽の直径は、地球の109倍の大きさ。太陽は並はずれておおきい。
次は夜空で見えているそれぞれの明るさです。金星は1等星の128倍の明るさ。火星はその金星の1/117の明るさ、ほぼ1等星の明るさですね。海王星は、その火星の約1/250の明るさ。夜空の綺麗な場所でぎりぎり肉眼で見えるのが6等星ですが、それは1等星の1/100の明るさですから、海王星の明るさは、その1/5.7の明るさしかないのです。
海王星は、火星や金星に比べるとかなり大きいのに、なぜそんなに暗いのか、それは太陽から遠く離れている上にとても遠いからです。

それでは、どのくらい離れているか、月は飛行機のスピード、時速800kmで約20日間の距離、金星は、飛行機のスピードで16年、火星は34年、海王星は640年!!ちなみに太陽は飛行機のスピードで21年ほどですから、海王星はめちゃめちゃ遠い…とは言っても太陽系の中ですから、星座を構成している夜空に輝いている星たちは、一番近いものでも飛行機のスピードで行くと600万年位かかりますから、まあ太陽系の惑星なんて宇宙スケールで考えると庭先のようなものですね。



見る前に海王星や火星の事をちょっと調べておくと、実際見た時により感慨深いでしょう。

海王星(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E7%8E%8B%E6%98%9F

火星(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%98%9F

1月1日に海王星を見るための観測案内マップ

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⚫︎年明け早々の1月2日夕方の西空で月と金星が近づいて見えます。晴れればとても美しい星景色になりそう。夕焼けの茜色が残るうちに見ましょう。望遠鏡なしで、コンパクトデジカメやスマートフォンでも綺麗に写ります。ズームできるカメラであれば少しズームして写して見ましょう。
こんな感じに近づいて見えます。

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⚫︎1月3日 月と火星の大接近

昨日の月と金星の接近に続き、1月3日は、月と火星が昨日の月と金星の接近以上に近くまで、近づいて見えます!
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⚫︎1月3日しぶんぎ座流星群
三大流星群のひとつのしぶんぎ座流星群ですが、今年は月明かりにじゃまされることなく、沢山の流れ星を見ることができるでしょう。星が良く見える山や海なら1時間あたり数十個以上の流れ星を見ることができるでしょう。今年は月明かりに邪魔されないだけでなく、1月3日23時ごろがピークになり、前後2から3時間はかなりの流れ星がみられます。ふたご座流星群やペルセウス座流星群は、ピークの前後2から3日はかなりの流れ星が見られますが、しぶんぎ座流星群は、ピークが鋭く、6時間ずれてしまうとかなり数が減ってしまいます。輻射点が低いので、打ち上げ花火のように北の空から、空の天頂に向かって打ち上げ花火のような流れ星も沢山流れます。空を横切るような長経路の見事なものも見られるかもしれません。1月3日21時ごろからピークの23時、夜中の2時くらいが見頃になります。

流星の放射点(そこを中心に四方八方に飛びます)はりゅう座とうしかい座の境界付近です。下のリンク先の図版で放射点の場所を把握しておいてください。リクライニングする椅子を北から北東に向けて座ってみるのがオススメです。
できれば、少し郊外まで移動して市街地で見るのであれば、街灯の光が直接目に入らない場所で観察しましょう。

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⚫︎1月9日から10日にかけて、ヒアデス星団の星々が次々に月に隠されます。夜中の0時ごろには、おうし座の赤い一等星のアルデバランが月に飲み込まれます。アルデバランを含むV字型の星の並びが散開星団のヒアデス星団。ヒアデス星団の前を横切る月が最後にアルデバランを飲みこむ天文現象です。双眼鏡や望遠鏡で観察するのがオススメです。

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⚫︎1月12日 金星が東方最大離角。地球の一つ内側をまわる金星が、地球から東側にもっとも離れて見えます。夕暮れ後、南西の空高く輝いて見えます。この後、金星は太陽と地球の間に割って入るように動いていき、3月にかけて地球にぐぐっと近づいてきます。それに従い、天体望遠鏡で観察するとどんどん大きく見えるようになり、三日月のように細く欠けた姿を観察できます。形の変化を毎週追ってみましょう。


⚫︎1月19日 水星が明け方の東の空で見頃!西方最大離角
11月上旬から中旬にかけ、太陽に一番近い軌道を公転する水星が日の出前の東の空で見やすくなります。水星は太陽に近い軌道を回るため、太陽からあまり離れてくれません。日の出前の東の空に見える西方最大離角でも少しするとすぐに日の出になってしまい見えなくなってしまいます。そのため日の出まえの短い時間で見つけ出さないといけません。夕方の西空で素晴らしい輝きを見せている金星と比べると数十分の1ほどの明るさしかないので探すのは少し大変です。
またこの時期は、太平洋側では大気中の水蒸気が少なくなるので、透明度が上がり他の季節より一段と水星を見つけやすいというのも事実です。ぜひ頑張って探して頂きたいと思います。水星の近くに土星もいます。地平線からの高度が低すぎて望遠鏡で見てもリングが綺麗には見えませんが、合わせて観察してみましょう。あと3ヶ月ほどすると、もっと夜半の見易い時間に好条件で見えるようになります。

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⚫︎1月20日地球に最も近づいてくる小惑星ベスタ。明るさは6等星の明るさで見えています。観察は少し難しいですが、望遠鏡より視野の広い双眼鏡なら見つかる明るさです。ふたご座とかに座の間をいったりきたりするので、普段とくらべると見つけやすい筈です。少し星空観察に慣れてきた人ならチャレンジしがいのある対象です。


⚫︎冬の星座たちが見頃です。
冬の星空は夏とは逆に、天の川銀河の中心と反対方向を見ていることになります。そのため冬の天の川は、夏の天の川ほど濃くは見えません。しかし多くの1等星が散りばめられた冬の星座の中を横断しているので、星空のきれいな場所であれば淡いながら見つけるのはかんたんでしょう。

今月は12月に天体望遠鏡をクリスマスプレゼントで貰った方も多いと思うので先月の記事を再掲します。『番外編』冬の星座のさがし方
冬の星空は一年中でもっとも1等星が多くきらびやかで、太平洋側では空気も澄んで星座観察にはとても適した季節です。冬の星座さがしは、まず「オリオン座」を見つけます。オリオン座の左上に輝く赤い1等星ベテルギウス、全天で一番明るい恒星の「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」の黄色みがかった1等星プロキオンを結ぶと、大きな逆正三角形ができます。これが「冬の大三角」です。冬の大三角を目印にさらに大きな「冬の大六角形(別名:冬のダイヤモンド)」を見つけ、それぞれの1等星を含む星座をひとつひとつたどってみましょう視界の開けた場所で夜空に輝く大きな六角形を是非見てください。冬のダイアモンドを見つければ、冬の代表的な星座を見つけるのは簡単です。またこの周辺は、沢山の星雲や星団があり、双眼鏡や低倍率にした望遠鏡で覗くととても興味深いものです。

下のリンクは案内星図、開いた星図をもう一度クリックすると拡大して見やすくなります。

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★今月おすすめの本

今月のオススメは、月刊天文雑誌『星ナビ』と『天文ガイド』です。

長年にわたり天文雑誌の天文普及へ果たして役割はとても大きいと思っています。。ネットから情報を取る今の時代になってもそれは変わりません。さまざまな天文現象を毎月紹介するだけでなく、雑誌には星空を趣味として楽しむ人たちが紹介されていたり、天文学者の連載があったり、また私たちのように天体望遠鏡に関わる人たちや科学館の先生の記事があったり、プラネタリウムの映像や音楽を作る業界を構成する内情が垣間見えたり。編集者のセンスで毎月バランス良く様々な記事で構成されています。ネットで情報を拾い読みするのと雑誌で丁寧に整えられた情報を読むのはまったく違う行為です。自分で情報拾っているとやっぱり偏りますからね。二つの雑誌には、それぞれ個性があり、どちらが好みか、また二誌とも読むかは、人それぞれですが、この優秀な二つの天文雑誌の競争のおかげで星空の楽しみ方の多様性が広がったのは紛れもない事実であると僕は思うのです。
人の野次馬根性と覗き趣味を満たすだけの週刊誌を読んでも、普段の生活や趣味や余暇の充実になんの役にも立たないものですが、つくづく趣味の雑誌というものは良いものだと思うのです!心が豊かになる!そして知的好奇心も満たされる!特にこの二誌「天文ガイド」と「星ナビ」があったから、読み続けてきたから僕の人生は、天体望遠鏡人生になったのだから、感謝しても感謝しきれません。

月刊星ナビも天文ガイドも12月5日に発売された、2017年1月号は、これから見られる2017年の天文現象を総まとめしてあってとても便利。最初に手にする一冊としてとてもオススメであります。この二誌は、普通の本屋さんでも普通に売って手に入り易いのでアマゾンでなくても買えますが、月末で売り切れているみたいなので、一応アマゾンもリンクを貼っておきます。

両誌とも毎月5日発売です。


月刊星ナビ
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E6%98%9F%E3%83%8A%E3%83%93&rh=n%3A465392%2Ck%3A%E6%98%9F%E3%83%8A%E3%83%93
月刊天文ガイド
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E5%A4%A9%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89&rh=n%3A465392%2Ck%3A%E5%A4%A9%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89




望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


★ おわりに
今年最後の星空情報メールマガジン発行します!ここ最近は、毎月100人から200人読者が増えています。総読者数は、2万2000人を間もなく超えそうな勢いです。ここで紹介するとアマゾンで売り切れる本もあったり。うちは儲かりませんが(^^;)
今年も私の長文情報メールに最後までお付合い頂き本当にありがとうございます。どうか来年もよろしくお願い申し上げます。良いお年を!
この星空メールで一人でも多くの人が、肉眼や双眼鏡や望遠鏡で星空を眺めますように!それが僕の情熱の源です!

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webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2016年12月31日   (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇



12月の星空案内

ここからリンクを張っている星図は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10を使用して画像を生成しています。画像がマス目になっているものは、マス目一つの角度は10度になります。
2度クリックすると拡大し見やすくなります。


イメージ 1


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大沼 崇
大沼 崇
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