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My First Vixen 人間工学(Ergonomic) エルゴノミクス・デザインが脚光を浴びはじめたのは、コンピューターが普及しはじめたころのため、比較的新しい概念と考えられがちであるが、色々としらべて見たところ、どうも1970年前後からはじまった学問のようです。 現在、バリアフリーとかユニバーサルといった言葉で、あらゆる人々がより人間的な生活のための道具や環境を享受できるような工夫が叫ばれています。そのための研究および活動がさまざまな分野で行われています。 およそ人間が使用する道具全てに関係する工学で、私たちが日常的に使う筆記用具や台所用品などでもこのエルゴノミクス・デザインのものは沢山目にすることができます。エルゴノミクスという言葉がはやりはじめた頃は、なにを間違ったのか、非常に奇抜なデザインで使用者のことなどなにも考えていない変なものが沢山ありましたが(これがまた使いにくいのです)こうした形だけのエルゴノミクスデザインは最近は影を潜め、最近は筆記用具などでも「おっ!」というものが沢山出てきています。 つい先日ですが、ペンで手紙を書いていて、「なんか今日は字が上手にかけるな。」と感じてさりげなく握ったペンを見てみると、絶妙な重量バランスをもち、軸の部分は手にフィットする絶妙なカーブをもった外国製のボールペンでした。 前置きが長くなりましたが、写真の虫眼鏡は、私が小学校低学年の頃(いまから30年以上前)昆虫採集に夢中だったころ、母親に買い与えられた虫眼鏡です。ご注目頂きたいのは、絶妙な裏ぞり状態の柄の部分と柄の断面形状です。この頃の虫眼鏡(今でもそうですが)虫眼鏡の軸の断面は円ですが、この虫眼鏡の柄の断面は、簡単にいえば楕円形状でレンズ枠の面から水平に出ているのではなく、裏ぞり状態となっています。握ると手のひらにぴたりとフィットし、まるで自分の手の一部のように使えて大変使いやすい形状なのです。まだエルゴノミクス・デザインの考えが普及する前の大変先進的なデザインの虫眼鏡です。 この虫眼鏡ですが、数年前に実家で荷物の整理をしていた際に、おもちゃ箱から出てきたのです。何十年ぶりかの再会でしたが、特徴的なデザインにぴたりと目にとまり、自宅に持ち帰ってきてしばし昔の思い出にひたりながら眺めていると、なんとVのロゴが柄の付け根にあるのを発見してしまいました。なんとこの虫眼鏡「ビクセン」の商品だったのです。 小学校高学年になってから、誕生日プレゼントで両親から貰った顕微鏡がMy First SonyならずMy First Vixenだとばかり思っていたので、これはちょっとした驚きでした。その後ビクセンにこの虫眼鏡を持ち込みお話をお聞きしたところ、型から出てきた状態では、柄はレンズ枠に対し水平に出ているものを、なんと職人さんがひとつひとつ使いやすい角度に曲げて作っていたそうです。 この曲線美の虫眼鏡、今は弊社のショーケースに大切に展示されています。ご来店の折には是非ご覧下さいね。 弊社運営サイト
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2007年07月16日
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