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みなさんこんばんは! スコープテック代表の大沼です。7月は、気象庁の梅雨明け発表の後、なぜか曇りや雨の日が続いています。「せっかく夏休みに入ったのに!」という声が聞こえてきそうですが、メルマガ発行を機に夏空が広がってくるのを願うのみです!
さてまずは、星空情報の前に、弊社の8月の営業日のお知らせです。 http://scopetown.jp/ 右下営業日カレンダーを御覧ください。 各日営業時間: 13〜18時となっております。 電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。 成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので ご注意ください。 ※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やスーパースターを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。 星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。 http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml 〈目次〉 ★はじめに ★8月の天文現象カレンダー ★8月の星空情報 ★今月おすすめの本 ★望遠鏡基本的な使い方の確認 ★おわりに はじめに 8月は、8日が満月です。15日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、22日が新月 29日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。 沖縄地方と北海道を除く地方は梅雨入りしていて、7月中旬過ぎまで、晴天日は少なそうです6月に地球に接近した土星は、引き続き観測に最適で、子どもたちの起きている時間帯に観測に最適な条件です。宵空に見える木星は太陽が西の地平線に沈むとそれを追いかけるように西空低い位置にいるので、大気の揺らぎの影響を受け縞模様を見るのが厳しい条件になっています。それでも望遠鏡を木星に向ければ、その周囲をまわる四つの衛星の姿を捉えることはできます。8月8日の満月は午前2時過ぎから部分月食です。毎年夏休み恒例の三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群の極大は、13日の明け方にかけて(12日深夜0時すぎ)が見頃で28日は旧暦の(本来)七夕です。夏休みもおわりに近づいた月末ですが、天の川と織姫星と彦星を見てみましょう。 22日は、日本からは見えませんが、北アメリカで皆既日食です。日本からもたくさんの人が現地で観測をするようです。ニュース番組でも大きく報道されるとおもいます。 ★8月の天文現象カレンダー 8月8日(火)満月、部分月食が観察できます。 8月11日(金)山の日 8月13日(日)ペルセウス座流星群が極大日(前後数日は流星が多い) 8月15日(火)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の地平線から昇ってきます。 8月19日(土)田奈星空観望会(19時ごろから、どなたでも無料で参加できます。) 8月22日(火)新月 北米で皆既日食 8月25日(金)から8月27日(日)山梨市牧丘町で行われる乙女高原星空観望会です。どなたでも参加できます。 8月28日(月)旧暦の七夕 8月29日(火)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます! ★8月の星空情報 ⚫︎夏の星座をみよう。 今月は、夏の星座を解説したいと思います。 夏の星座は、先ずは頭上に見える「夏の大三角」を見つけることから始めましょう。 夏の大三角は、はくちょう座の「デネブ」とわし座のアルタイル、こと座「ベガ」の三つの星で形作られる大きな三角形です。夏の星座さがしは、この夏の大三角から始めるのが便利です。どれも1等星なので、星座を構成する星が見えない都心でも、この夏の大三角は、肉眼で観察することができます。 こと座のベガは織姫星、わし座のアルタイルは彦星の別名でも知られ、七夕の主役でもあります。星が綺麗に見える場所であれば、この二星の間を流れる天の川を見ることができます。 そして、南の空に目を向けると、いて座やさそり座、へびつかい座を見ることができます。天の川が見える場所であれば、天の川の流れにそって南にたどると、さそり座といて座が、北のほうにたどると、カシオペア座やペルセウス座を見つけることができるでしょう。 夏の星座がある方向は、冬の星座が見える方向に比べると、天の川が濃く見える方向です。地球から見て、銀河系の外側方向を見る事になる冬の星座に対して、夏の星座は、銀河系の内側を覗き込む方向になるので、天の川を構成する星の数が圧倒的に多くなるので、夏の天の川は迫力があります。本当に星が綺麗な場所で見ると、ただ白い流れが見えるだけではなく、まるで立体感を持った入道雲のごとく、もくもくと見えるほどです!それは本当にすばらしい眺めです。 また天の川の中や周辺には、望遠鏡や双眼鏡で見える沢山の散開星団や散光星雲、そして球状星団を観察することができます。 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 8/1 夜11時ごろ 8/15 夜10時ごろ 8/30 夜9時ごろ 星座観察に便利な「星座望遠鏡」 天の川や夏の星座の観察は、もちろん出来るだけ街明かりの影響を受けない海や山へ行くのが理想です。特に天の川は市街地では見る事が出来ません。 誰もがいつでもそうした所に出かけられる訳ではありませんよね。そこで活躍するのが星座望遠鏡です。 望遠鏡と通常の双眼鏡、「星座望遠鏡」の視界の比較の図版です。 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 天体望遠鏡と通常の双眼鏡、そして星座望遠鏡の見える範囲(視界)を比べて見ましょう。 これを見ると、天体望遠鏡や双眼鏡に比べて、星座望遠鏡の視界がいかに広いかがお分かり頂けると思います。 天体望遠鏡の視界は、とても狭いのが分かります。 これは、倍率が高いのが理由ですが、範囲は狭いのですが、ちいさな範囲を大きく拡大し、とても詳細に観察することができるのが特徴です。 双眼鏡は、望遠鏡に比べると、かなり見える範囲が広くなります。星座の一部分を拡大して観察することができます。明るい星雲や星団などを観察するのに向いていますが、星座の一部分しか視界に収まらず、視界からはみ出てしまうので星座観察には不向きです。 「星座望遠鏡」は、星座がすっぽり収まるほど視界が広く、さらに肉眼でみるより、暗い星まで楽に見えるようになる優れものです。ちょうど肉眼の能力を増強したような感じで星空を広く、より鮮明に観察することができるようになります。 星座望遠鏡があると、市街地で星座観察がとても便利になります。スコープテックのある、ここ東京都町田市では、どんなに空が澄んでいても、3等星を見るのがやっとだったりします。冬の夜空が澄み切ったときでもなかなか4等星が見えないのです。星座観察においては、4等星が見えるか見えないかというのは、結構切実な問題で、ごく一部の明るい星座を除き、星座は4等星まで見える星空でないと、本や図鑑で、星座線で結ばれている星座の形の全貌を捉える事が出来ないのです。 それでは、都会で星座を観察しようとすると、全体の形を捉えるのは難しいのでしょうか。 やっぱり少なくとも郊外まで足を伸ばさないと無理なのでしょうか? 星座望遠鏡は倍率1.8倍のちいさなガリレオ式望遠鏡です。星座望遠鏡の能力は、計算すると肉眼で見るより、1/3.2の明るさの星まで見えるようになります。概略プラス1.3等暗い星まで見る事が出来るようになるのです。どのような条件の夜空でも、肉眼で観察するのに比べると2倍以上の星が星座望遠鏡で見えてくるようになるということになります。 例えば、街灯などの影響で肉眼で3等星までしか見えない市街地の星空でも、4等星が見えるようになり、市街地では少し見にくかった星座全体の形を観察できるようになるのです。 もちろん、この星座望遠鏡が威力を発揮するのは、都会だけではありません。 肉眼で6.5等星まで見える、理想的な星空の下で星座望遠鏡を使えば、肉眼では見ることができない、7.8等星の暗い星まで見る事ができるようになります。そんな天の川が見えるような息をのむような美しい星空のもとで使うと、天の川に絡む複雑な暗黒星雲と銀の砂をばら撒いたような、肉眼では見えないたくさんの星たちが見えてくるのです! それでは、「星座望遠鏡」で実際の星空を観察した時に、どのように見えるかをシミュレーションしてみました。あくまでシミュレーションなので、実際に星空望遠鏡を覗いたのと異なる印象を受ける場合もありますが、肉眼で見える星+1.3等がどんなものなのか、感じて頂けると思います。実際私が観察したのと、印象的に大きく外れるものではありません。 市街地の星空で3等星の星空 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 星座望遠鏡を使った場合 限界等級4.3等 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 理想的な観測地で肉眼で6.5等星まで見える星空 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 星座望遠鏡を使った場合 限界等級7.8等 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 星座望遠鏡は、下記リンク先で購入できます。 スコープテック 「星座望遠鏡」は下記サイトにて税込送料無料で6800円で販売中です。 *アマゾン https://www.amazon.co.jp/スコープテック-ヒノデ-星座望遠鏡/dp/B0744DHTVZ/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1501496666&sr=8-2&keywords=星座望遠鏡 *スコープタウン http://scopetown.jp/prod_st_seiza.html *スコープタウンパーツショップ http://scopetown.co.jp/SHOP/STSB1.html ペンションスターパーティのオーナーである木村さんの「星座望遠鏡」のテストリポートはこちら 1〜4まであります。 http://star-party.jp/wp/?p=19089 http://star-party.jp/wp/?p=19100 http://star-party.jp/wp/?p=19105 http://star-party.jp/wp/?p=19109 ⚫︎8月土星が子どもたちが起きている時間に見やすい! 先月に衝(地球に近づいた位置関係)だった土星ですが、引き続き観測に最適な状態です。南中(真南に来て地平線からの高度が一番高くなる)する時間も7月中旬には9時半となり、お子さんも起きている時間に条件良く観察できますから、ぜひお子さんにも見せてあげてください。 衝の前後は、土星のリングが本体より明るくなる「衝効果」もラプトル60ではっきり分かりましたが、7月中頃には、土星のリングの明るさは、土星の本体の明るさに比べると、すこしだけ暗くなっているようです。こうして、注意深く何回も観察していると色々なものが見えてくるので、継続して一つのものを観察するのは重要なことなんですね。 一回見えたから、終わりでなく、何回も観察して初めて見えてくることが結構あるものなのです。 さて、NASAの土星探査機カッシーニは、ちょうど今、7月29日から8月5まで土星のリングと土星本体の隙間を通り抜けながら、ぎりぎりまで迫る探査をしています。あと残り土星の周りを5周し、9月15日には土星に突入し、燃え尽きて最後を迎えます。 土星ギリギリまで迫って撮影した画像が↓です。© NASA/JPL 左側にうっすら土星のリングがストライプ状に写っていますね! 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 また土星の不思議な形をしたちいさな衛星「アトラス」の姿はまるでUFOのようです。© NASA/JPL 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 カッシーニは、土星に突入して燃え尽きる、その最後の瞬間まで地球に貴重なデーターを送ってくることでしょう。思えば地球を飛び立って20年、土星の周りを周回する軌道に入り探査をはじめて13年。大きな故障もなく、数々の驚くべき発見をした、このカッシーニ探査機と運営チームの奮闘は、まだ続きます。最後の瞬間まで注目したいものです。 プロジェクトサイトは英語ですが、写真も豊富にあるので、時々チェックしてみてくださいね! https://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/main/index.html 土星探査機カッシーニのサイト © NASA/JPL リングの見え方 土星の見つけ方 今年の土星は、夏の星座であるさそり座といて座の間にいます。(領域的にはいて座の範囲)明るさも1等星の約1.5倍の明るさがあるので、木星ほどではないですが市街地でも簡単に見つけられるはずです。 8月3日には、半月よりすこし太った月と南の空に並んで見えます。月を目標に探すととても見つけやすいですね。 下記星図はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 今回は、東京で真南に来る時間を計算しました。 この星図を下記の表示 時間前後10分ほどでみれば、ほぼガイドマップの通りに見えます。コンパスを用意し、真南の方角を把握してから見てください。 8月1日 午後8時30分ごろ 8月15日 午後7時30分ごろ 8月30日 午後6時30分ごろ 東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州 プラス40分の時刻に土星は真南の方角に見える事になります。 ★今月のおすすめ本 絵本 眠れなくなる宇宙の話 インフレーション理論で世界的に有名な、理論天文学者の佐藤勝彦先生のベストセラー「眠れなくなる宇宙の話」の子ども向け絵本です。自分にとっても、小さな子ども達に天体や宇宙の話をして、理解してもらうのはとても難しい長年の課題ですが、この絵本の内容と話の展開方法は、とても参考になるものでした。 はじめて宇宙に興味を持ったこどもたちに読んでもらいたいのはもちろんですが、普段、こどもたちに宇宙の話をする機会がある大人の人にも読んでもらいたい良書です。 単行本: 36ページ 出版社: 講談社 (2016/7/28) 言語: 日本語 ISBN-10: 4062201267 ISBN-13: 978-4062201261 発売日: 2016/7/28 ●望遠鏡基本的な使い方の確認 最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ・天体望遠鏡の視野に星を導く http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html ・ピント合わせの極意 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html ・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1 ★おわりに 夏休みです!やや天候不順なスタートとなりましたが、しばらくすれば安定した晴れ間が広がることを期待したいですね。 メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。 webmaster@scopetown.jp よろしくお願い申し上げます! 2017年8月31日午後11時 (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇 ############################################################ 株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント https://www.facebook.com/takashi.onuma.7 天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。 ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。 ・星空と天体観測のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています! ・乙女高原星空観望会 http://otome.sblo.jp/ 山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています! 次回は7月21日(金)から7月23日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!望遠鏡をもっていない初心者の方も大歓迎です。夏休み中ですからぜひご家族で参加してみてはいかがでしょうか? また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。 毎回30人以上の方が参加されています。 くわしくは下のリンク先をごらんください。次回は今週末の7月1日土曜日と7月29日土曜日になります。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ############################################################ |
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