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みなさん明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。昨年後半から、スコープテックは新製品の発売が続き、おかげさまで新製品の売れ行きも大変好調が続いています。今年は年初から大きな天文現象があります(後述)。宇宙開発関連では、日本人宇宙飛行士の金井宣茂氏が、12月にバイコヌール宇宙基地を飛び立ち、現在国際宇宙ステーションに6ヶ月の長期滞在中で、新年には宇宙からメッセージを届けてくれることでしょう。また6月下旬から7月上旬には、2014年12月3日に種子島宇宙センターから打ち上げられた小惑星探査機の「はやぶさ2」が、小惑星「りゅうぐう」に到着し、秋から始まる小惑星の表面での岩石の採取に向けての探査が始まります。はやぶさ2は、小惑星りゅうぐうで約一年間周りを周回しながら、何度か表面に着陸し、2020年の秋頃に地球に帰還する予定です。
宇宙や天文の話題に尽きない年になりそうです。 また先月はふたご座流星群が新聞やラジオ、テレビなどで大きく報道され、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。ふたご座流星群の写真をリンク先に貼りましたのでご覧ください。 ふたご座流星群写真 赤い点線の円内に流星 さてまずは、星空情報の前に、弊社の1月の営業日のお知らせです。 弊社ウェブサイトの http://scopetown.jp/ 右下営業日カレンダーを御覧ください。 各日営業時間: 13〜18時となっております。 電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。 成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので ご注意ください。 ※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やプラネタリウムソフトのスーパースターfor SCOPETECHを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。 星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、将来の天文現象を調べたい時や、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。 http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml 〈目次〉 ★はじめに ★イベント情報 ★1月の天文現象カレンダー ★1月の星空情報 ★今月おすすめ製品 ★望遠鏡基本的な使い方の確認 ★おわりに ★はじめに 1月は、2日と31日が満月です。9日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、17日が新月 25日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。新月前後数日が月明かりに邪魔されず星が良く見える時期になります。 ★イベント情報 ●乙女高原星空観望会 2018年の乙女高原日程表(暫定)が決まりましたのでお知らせいたします。 第80回 3月16日(金)〜3月18日(日) 春の銀河 銀河団 第81回 4月13日(金)〜4月15日(日) 春の銀河 銀河団 土星や木星や火星 第82回 5月18日(金)〜5月20日(日) 初夏の星座 深夜に天の川 土星や木星 第83回 6月8日(金)〜6月10日(日) 初夏の星座 深夜に天の川 土星や木星や火星 第84回 7月13日(金)〜7月15日(日)夏の星座 夏の天の川 土星や木星や火星 第85回 8月10日(金)〜8月12日(日)ペルセウス座流星群 夏の天の川 土星、木星や火星 第86回 9月7日(金)〜9月9日(日) 夏の星座 秋の星座 早めの時間夏の天の川、土星、木星や火星 第87回 10月5日(金)〜10月7日(日) 秋の星座 土星、木星や火星 第88回 11月9日(金)〜11月11日(日)冬の星座と天の川 第89回 12月14日(金)〜12月16日(日) ウィルタネン ふたご座流星群 天の川 日程は天候やその他の要因により、変更中止となる場合があります。 詳しい情報は下記リンク先をご覧ください。 http://otome.sblo.jp/ よろしくお願いします。 ●田奈星空観望会 << 2018年田奈観望会スケジュール >> 1月20日(土) 月齢 3.4 月 冬の星座 星雲 星団 2月24日(土) 月齢 8.6 月 早春の星座 星雲 星団 3月24日(土) 月齢 7.0 オリオン座64番星星食5.1等 月 4月21日(土) 月齢 5.4 月 春の星座 5月26日(土) 月齢 11.0 月 木星 初夏の星座 6月23日(土) 月齢 9.7 月 木星 土星 夏の星座 7月21日(土) 月齢 8.4 月 木星 土星 火星 夏の星座 8月18日(土) 月齢 7.1 月 木星 土星 火星 夏から秋の星座 9月15日(土) 月齢 5.7 月 木星 土星 火星 秋の星座 10月20日(土) 月齢 11.3 月 木星 土星 火星 秋から初冬の星座 11月17日(土) 月齢 9.8 月 木星 土星 火星 冬の星座 星雲星団 日程は天候やその他の要因により、変更中止となる場合があります。 くわしくは下のリンク先をごらんください。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ★1月の天文現象カレンダー 1月1日(月)元旦 初日の出時刻 札幌午前7時05分ごろ 仙台 午前6時53分ごろ 東京都内 午前6時49分ごろ 東京都小笠原村午前6時20分ごろ 富士山山頂 午前6時42分ごろ 名古屋市 午前7時00分ごろ 金沢市 午前7時6分ごろ 大阪府 午前7時6分ごろ 岡山市午前7時12分ごろ 広島市午前7時17分ごろ 福岡市午前7時23分ごろ 鹿児島市 午前7時18分ごろ 那覇市 午前7時17分ごろ 与那国町 午前7時32分ごろ 1月2日(火)新年早々、2018年初めての満月はスーパームーンです。 水星が西方最大離角(太陽の西側にもっとも離れ、日の出前の空で観測しやすくなる) 1月4日(木)しぶんぎ座流星群が朝5時に極大(一番多く流れ星が流れる)ですが、今年は満月過ぎの月明かりが邪魔をしてしまい条件は悪い。 1月7日(日)火星と木星が明け方の東の空で非常に近づいて見える。 1月8日(月)成人の日 1月9日(火)下弦の月 朝方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます! 1月13日(土)明け方の日の出前の空で水星と土星がとても近づいて見えます。 1月17日(水)新月、前後数日は、月明かりの影響を受けずに特に美しい星空を観察できます。 1月20日(土)田奈星空観望会 くじら座の有名な変光星『ミラ』が極大光度。11月に紹介したはくちょう座のミラ型変光星の仲間で、星自体が大きくなったり小さくなったりして明るさが変わるタイプの変光星で周期は332日。明るくなった時で2等星(北極星と同程度)、もっとも暗くなった時で10.1等星(ラプトル50でやっと見える明るさ) 1月25日(木)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます! 1月27日(土)おうし座のオレンジ色の一等星アルデバランの星食が北海道から北東北で見られる。星食とは、月の背後に星が隠される天文現象。 12月26日(火)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます! 1月30日(火)月が最近 1月31日(水)1月2回目の満月で皆既月食。久しぶりに全経過を観察できる皆既月食となる。 ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ リンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 ★1月の星空情報 ●初日の出で日の出前の星空 元旦 初日の出時刻は、場所によって違います。日本国内で一番初日の出が早いのは、南鳥島午前5時27分ごろになります。反対にもっとも初日の出が最も遅いのは、日本の最西端 与那国島の午前7時32分ごろになります。 各地の初日の出時刻は、札幌午前7時05分ごろ 仙台 午前6時53分ごろ 東京都内 午前6時49分ごろ 東京都小笠原村午前6時20分ごろ 富士山山頂 午前6時42分ごろ 名古屋市 午前7時00分ごろ 金沢市 午前7時6分ごろ 大阪府 午前7時6分ごろ 岡山市午前7時12分ごろ 広島市午前7時17分ごろ 福岡市午前7時23分ごろ 鹿児島市 午前7時18分ごろ 那覇市 午前7時17分ごろ 与那国町 午前7時32分ごろ となっています。 初日の出を見るために、どこかに出かけるのであれば、日の出1時間前の東の空にご注目ください。水星と火星と木星が日の出前の東の空に見えています。水星は明るさがマイナス0.3等星 見える位置がとても低いので双眼鏡があると良いかもしれません。木星はマイナス1.8等、どの星よりも明るく輝いて見えます。火星は木星の右上に1.5等星の明るさです。北極星よりすこし明るいくらいですね。この火星ですが、2018年の7月末ごろには、今見えているより50倍以上明るくなり、今マイナス1.8等で見えている木星よりも2.5倍も明るくなるのです。 正月三が日の日の出1時間前の東の空の様子 惑星たちが賑やかに見えます。 ●1月2日(火)スーパームーンの満月 スーパームーンは、地球の周りを楕円軌道で公転する月が、地球にもっとも近づいた時の満月や新月の状態を言います。スーパームーンの満月もっとも遠ざかった時の満月や新月(マイクロムーン)より、地上から見た時の月の視直径(月の見える大きさ)は約15%大きく見えます。 (楕円軌道の月は、地球に最も近づいた時で約35万7000km、最も遠ざかった時で40万6000km) 15%と言うと10円玉と500円玉の大きさの違いに近い。スーパームーンとマイクロムーンの満月を比べると、約30%も明るくなります。 マイクロムーンの満月とスーパームーンの満月を、実際の夜空で横に並べて比べて見る事ができれば、はっきり違いが分かると思いますが、1月2日の満月を単独で見て普段より大きく明るいとは思わないかもしれませんね。 明るさや大きさ以外にも、大きく変化するのが、潮汐力です。これは距離の3乗に反比例するので、スーパームーンでは、マイクロムーンの時と比べて約40%も大きくなります。 この潮汐力で普段見られるのが、海面の干満ですが、実は僕らが立ってる地面も、30センチも上下しているそうです。 巨大地震の発生に関して、スーパームーンと関連すると主張する人もいますが、多くの地震学者は否定な見解なようです。実際にスマトラ沖地震や東北の大震災は、スーパームーンとは1週間以上時期がずれているのです。 しかしながら、一部の大学の研究論文では、潮汐力の強い時期に巨大地震が発生確率が上昇するという研究結果を発表しているようです。 マイクロムーンとスーパームーンの月の大きさの違い画像 2017年1月1日から2019年1月1日まで地上から見える月の大きさの変化のグラフ アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲーターで作成。 ●1月2日(火)水星が西方最大離角 水星は、太陽系の惑星の中で一番太陽に近い軌道を公転するとても小さな惑星です。水星の直径は地球の1/3程しかありません。地球の周りを公転する月は、地球の1/4程ですから、地球の衛星である月より一回り大きいだけの小さな惑星です。太陽の直ぐ近くを回っているので、普段はとても見にくいのですが、太陽の西側に最も離れて見えるこの時期は、比較的見やすくなります。離れると言っても、そう大きくは離れないので、太陽が地平線から昇る前の、赤く染まった東の空低い位置で見つけないといけません。是非チャレンジしてみてください。1月1日の初日の出を見るついでに観察するのも良いでしょう。 ●1月7日(日)火星と木星が明け方の東の空で接近して見える 明け方の南東の空で、木星と火星が肉眼で見るとくっつく程に近づいて見えます。望遠鏡で100倍の倍率で覗いても同一視野に見える程近づいて見えます。 1月7日(日)午前4時45分 火星 視直径4.9秒 1.4等 木星 視直径33.5秒 -1.8秒 火星と木星図版 肉眼星図 火星と木星図版 望遠鏡での見え方(天頂プリズムは使わないで見た場合の倒立像) ●1月13日(土)明け方の日の出前の空で水星と土星が接近して見える 日の出前の南東の空超低空で水星と土星が近づいてみえます。双眼鏡を用意すると良いでしょう。 ●1月20日(土)くじら座の有名な変光星『ミラ』が極大光度 変光星とは、明るさが変化する星のことです。様々な種類の変光星がありますが、周期的に変化するもの、不規則な変光星もあります。 暗い星と明るい星が互いを回り合い、地球から見て周期的に明るい星が暗い星の背後に隠されたり、暗い星の背後に明るい星に隠されたりする事により明るさが変化する、食変光星のアルゴルの明るさの変化は周期も明るさの変化も毎回とても一定していますが、今回紹介するくじら座のミラのように、年老いた星がぶくぶくと膨らんだり、やせたりして星自体の明るさが変わる脈動変光星は、周期によってとても明るくなる時と、そうでもない時があり、明るさの変化の様子が毎回違う事もあります。 くじら座のミラは、2.0等と10.1等の間を約332日の周期で変光しますが、最も明るくなった時は、最も暗くなった時の1700倍も明るくなります。 ●1月31日(水)とてもカラフルでドラマッチクな天文現象、皆既月食を見よう。 月食はなぜ起こるのか。 月食は、月に地球の影が落ちる事によって起こる現象です。すなわち、太陽→地球→月がほぼ一直線上に並んだ時にしか起こらない現象ですから、月が地球のまわりを回る軌道が、地球が太陽を回る軌道に対して5.2度傾いているので、満月の度に毎回月食にはならないのです。仮に地球の軌道と月の公転軌道が同一平面上にあったなら、新月の度に日食が起こり、満月の度に月食が起こる事になります。 1月31日は、日本全国で久しぶりに皆既月食が観察できます。太陽が沈むとほぼ同時に東の地平線から満月が昇ってきますが、月が本影と呼ばれる影の一番濃い部分に飲み込まれ始める(部分月食のはじまり)のが、午後8時48分です。皆既食(月が地球の影に完全に入ってしまう状態)は21時51分から23時8分です。今回は1時間17分もの長い間、月が地球の影にすっぽり隠れた場外が続きます。部分食の終わりは24時12分(2月1日0時12分) 皆既中の月は、完全に見えなくなるのではなく、月が赤黒く染まる様子が観察できます。 地球に大気が無ければ影で太陽光が完全に遮られ、完全に見えなくなってしまうはずなのですが、そうはなりません。皆既中の月は、見たこともない赤い色に染まります。なぜ赤く染まるか、下の図を見て下さい。地球には我々が吸っている大気があります。太陽の光は、大気によって屈折し、また分厚い大気を通ってくる間に太陽の光のうち青い光の成分がちらされます。(空が青く見えるのはそういう理由です。)そして残りの赤い光が月面を照らし出すことにより、美しい赤銅色に月が輝きます。ここ地上で見ていても太陽は日没前になると赤くなり、空は夕焼けに染まりますが、あの夕焼けの光が月面にあたってあの様な色に月が染まるのです。 月食の観察は、市街地や都会でも場所を選ばず観察できます。でもオススメは、星空の美しい場所での皆既月食の観察です。満月はとても明るいのですが、皆既月食中の赤い満月の明るさは、満月の明るさの1/4,000から暗いときは1/6,000,000になります。 今回は、半影月食も含め、皆既月食の全過程を観察できる月食としては久しぶりの月食です。これを逃すと2028年1月1日まで全経過を好条件下で見られる皆既月食はありません。 皆既月食の観測方法 皆既月食は、肉眼で観察できます。しかしながら、双眼鏡や望遠鏡といった光学機器を通して観察すると、より美しい姿を堪能することができます。半影月食は影が薄く始まってもなかなか分かりませんが、月が地球の本影に入る部分月食になると地球の影に入ったのがすぐに分かると思います。 皆既月食経過図版 日食や月食の起こり方と月の満ち欠けの仕組み ●今年の注目は7月31日に接近する『火星』 年が明けて2018年の夏、15年ぶりに地球に大接近する火星が話題になります。『大接近』というセンセーショナルな言葉が一人歩きし、2003年の『大接近』の際は、満月のように大きく見えると感違いする人も続出し、各地で望遠鏡が売り切れる程の話題になりました。 火星は約2年2ヶ月ごとに地球に接近するのですが、火星の太陽を回る軌道が円軌道というよりは、楕円軌道と言って良いほど歪んでいるので、地球と接近する際に、毎回接近する距離大きく違うのです。ですから、接近の度にその距離に応じて『小接近』『中接近』『大接近』天体観測を趣味とする人の間で言い分けるようになったのです。 とは言っても、同じ接近でも『大接近』は13年から15年に一度しかなく、地球に接近する距離が『小接近』の時の1/2になり、明るさも約4倍も明るくなる『火星大接近』は、望遠鏡をつかわず肉眼で見てもとても見ごたえのある天文現象に違いはありません。 ●火星はどんな惑星なのか。 火星は、地球の直径の1/2程の小さな惑星です。地球の衛星の月に比べると約2倍の直径がありますが、『大接近』の時でも月の約150倍も遠方にあるのです。計算すると約75倍の望遠鏡で覗くと肉眼で見える月と同じ大きさに見えることになります。 表面は、赤茶色の砂や小石に覆われた、荒涼とした世界です。太陽系で一番高い標高を誇るオリンポス山は、高さ27kmもある巨大な火山があったり、グランドキャニオン峡谷の数十倍の規模を誇るマリネス峡谷などダイナミックな地形が特徴です。 近年は多くの国が探査機を送り込んでいます。水の存在が探査機によって発見されたり、地中には微生物などが存在するかもしれないと言われています。中でもアメリカは6輪駆動の装甲車のような大きな無人探査機を着陸させて今も探査を継続しています。日本も遅ればせながら、アメリカ、ロシア(旧ソ連)、欧州やインドに次いで、ようやく2020年代に探査機を送り込む計画を進めているようです。 観察 火星は暗い時でも北極星(2等星)よりも明るいので、都会の空でも肉眼で見る事ができます。2017年12月から2018年10月までの火星の位置をプロットしたのが、下記のスターマップです。 2017年12月から大接近を迎える2018年7月31日までの間に、山羊座で大きなループを描きながらなんと50倍も明るくなります。2018年の春から秋にかけては、夏の代表的な星座であるさそり座の近くで素晴らしい赤い輝きを放つでしょう。地球に近づくに連れどんどん明るさが増していく様子をガイドマップを参考に是非2018年年始から観察してみてはいかがでしょうか。 天体望遠鏡があればもっと楽しめます。7月から9月の大接近の前後は、口径50mm程度の小さめでもしっかりした性能の望遠鏡があれば、小さな姿ですが、その表面の模様を観察する事が可能です。望遠鏡で観察すると、オレンジ色の小さな円盤状天体として見えます。慎重にピントを合わせて何度かチャレンジしていると、その表面に薄黒い部分(岩石が多い場所)が見えたり、また極の部分がなんとなく少し白っぽい模様が見える事があります。それは地球でも南極や北極が氷で覆われているのと同じで、極冠と呼ばれているものです。 火星位置のプロット.jpg 2018年年初は明け方、ゴールデンウィーク頃は夜半過ぎ、火星が大接近する夏には深夜、秋は夜半前に、ガイドマップを参考に火星を観察してみてください。まずは、さそり座を見つけると良いでしょう。 火星探査機撮影.jpg 火星探査機が、火星周回軌道から撮影した火星です。中央の峡谷は太陽系最大のマリネリス峡谷、地球最大の峡谷であるグランドキャニオンの数十倍以上の面積があります。 NASA無人火星探査車セルフィー.jpg 米国のNASAが火星表面に着陸させた無人の火星探査車『キュリオシティ』。ルーカスフィルムスタジオと共同開発したステレオカメラを装備する他、岩石を削り取る様々なドリルや精密な分析装置を持つ。原子力電池で発生した電力で動くため以前の太陽電池で動く探査車に比べ非常に機動力が高い。この写真はロボットアーム先端に取り付けた超広角カメラで撮影したセルフィー写真。 ※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※ メールのリンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。 ●おすすめの写真集 悠久の宙(そら) 加賀谷 穣(かがや ゆたか)KAGAYA 天空の入口、フローズンナイト、アメージングスカイ、畏敬の詩と四つのパートに分かれた星空と景色(星景写真)の写真集。めくる度に息を飲むような星空の写真が広がる。世界的に有名なCGアーティストでもある加賀谷氏ですが、その透明感ある世界観が天体写真の世界に新たな地平を切り開いている。その一枚一枚が、奇跡の一枚と言える出来栄えなのです。素晴らしい瞬間に出会い、その瞬間をカメラに収めるために何度でもその場所に通いやっと写した一枚が連続する。ただの星景写真ではない。この一枚一枚を撮るための努力や忍耐はどれほどのものなのか想像すらできない。 余談ですが実は、加賀谷氏とは大学進学への浪人時代に代々木の予備校(代ゼミ)で一緒でした。お互いあまり勉強はせずに、代々木にあった天文雑誌の編集部に入り浸り、遊んでいた訳です。その後自分が大学を中退し、初めて就職した時の会社の同僚となりました。加賀谷氏は、最初期は、エアーブラシを駆使し、私の隣で様々な星座絵や宇宙のポスターを描いていました。その後、マッキントッシュ(Mac)で天体画を描くようになり、その後CGアーティストとして独立、クリスチャン・リース・ラッセンと並ぶ世界的なアーティストになりました。数々のプラネタリウム用全天映像なども制作しています。加賀谷氏も私も幼い頃より星好き、天文好きでそれぞれ道は違いますが、天文に関わる世界に仕事で関わるにも色々な道があるものですね! ちなみにアマゾンの写真家の本 の 売れ筋ランキングで8位です! 単行本 B5 ● 80ページ ISBN:978-4-309-27894-0 ● Cコード:0072 発売日:2017.11.07 https://www.amazon.co.jp/%E6%82%A0%E4%B9%85%E3%81%AE%E5%AE%99-%E3%81%9D%E3%82%89-KAGAYA/dp/4309278949/ref=pd_bxgy_14_img_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=Q9XEH52XQS37Y2CF86G1 ★望遠鏡基本的な使い方の確認 最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。 ・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html ・天体望遠鏡の視野に星を導く http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html ・ピント合わせの極意 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html ・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1 おわりに メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。 webmaster@scopetown.jp よろしくお願い申し上げます! 2018年1月1日午前2時 (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇 ############################################################ 株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント https://www.facebook.com/takashi.onuma.7 天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。 ぜひお友達申請もしくはフォローしてみてください。 ・星空と天体観測のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています! ・乙女高原星空観望会 http://otome.sblo.jp/ 山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています!2018年の日程は新年には上記サイト上でご案内の予定です。 また弊社の近くの田奈でも毎月一回観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。 毎回30人以上の方が参加されています。2018の日程は間も無く下記リンク先で発表予定です。 http://scopetown.jp/kanbokai.html ############################################################ |
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2018年01月01日
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