|
●乙女高原星空観望会
乙女高原星空観望会のあらまし
『乙女高原星空観望会』は冬季を除く、年9回から10回、月明かりがなく、星が良くみえる新月に近い週末に山梨県で行われています。初心者からベテランまでが参加できるオープンな観望会です。今月も4月5日から4月8日にかけて行われた『乙女高原星空観望会』ですが開催回数は、実に90回を数えます。
次回観望会は、
第91回 5月3日(金)から5月5日(日) となります。只今参加者受け付け中です。
第1回の『乙女高原星空観望会』が開かれたのが2007年11月10日ですから、足掛け12年に渡り行われている事になります。実はこの『乙女高原星空観望会』が行われる2年ほど前から、富士山のふもとの西臼塚などで散発的に、スコープテックのお客様やネット上での繋がりが中心に星空観察会が行われていたのです。しかし、初心者や女性が参加するには敷居が高い観望会でした。トイレも不便な場所でしたし、夕方から出かけて夜に車で現地で集合し、朝方に解散するというスタイルですから数人が集うのがせいぜいでした。そんな時にスタークラウドの宮野さんが、山梨市の牧丘町の標高1500メートルの場所に、金峰山荘という民宿ロッジがあり、民宿が隣地でキャンプサイトも所有していてとても快適に滞在しながら星空の観察や撮影が出来る場所を見つけてきてくれました。東京から交通渋滞がなければ、2時間ほどでアクセスできる抜群の利便性も、この観測地の魅力のひとつと言えます。
乙女高原のグリーンロッジ脇の駐車場で、既に何度か観望会を開催していた宮野さんの天体望遠鏡通販会社『スタークラウド』と『スコープテック』の共催で、観望会をやろうということになり、その観望会は『乙女高原星空観望会』と名付けられました。それが乙女高原星空観望会のスタートでした。最初は数名、多くても10名集まるかどうかの小さな観望会でした。(現在は多いと40人以上が参加する大きな観望会になりました。)
現在『乙女高原星空観望会』が行われている『金峰山荘』は、金峰山の登山口のひとつである大弛峠へ続く道の途中の山の中腹にある山梨市牧丘町柳平の小さな集落にあります。天気予報はあまり当てにはならなず、天気予報が曇りや雨でも現地は晴れていたり、その逆もあります。ここから見える星空は素晴らしく、南方向がやや明るいですが、天頂から北側は特に暗く、天の川がくっきりと見える環境です。そんな素晴らしい星空に、都心からわずか2時間でアクセスできる事はとても驚きです。金峰山荘から僅か30分ほどのドライブで、車が超えられる峠としては、日本最高所である大弛峠に行く事ができ、標高2500メートルから見る星空はさらに輝きを増し圧巻という他ありません。
★乙女高原星空観望会はどんな人が参加しているのか。
『乙女高原星空観望会』の参加者は、どんな望遠鏡や機材で星を撮ったり、星を見たりしているのでしょうか?参加者は皆、さぞかし立派な望遠鏡や機材を持ち込んでいるのだろうと想像しがちですが、これも人それぞれです。望遠鏡を持っていない手ぶらでの参加者もいます。ちいさな望遠鏡を持ってくる人、簡単なコンパクトデジタルカメラで星空の撮影をする人もいます。もちろんとても大きくて立派な望遠鏡を持ち込む人もいます。小型双眼鏡で星を眺める人もいます。参加者の年齢も様々で、20代の大学生から、70代の大ベテランまで、またお子さんと一緒に家族で参加する人もいらっしゃいます。一晩中天体写真を撮る人もいますし、サマーベットに寝てただ流れ星の数を数えている参加者もいます。
参加者の天文や星空に対するスタンスは様々です。普段から真剣に惑星観測に打ち込み、観測結果を然るべき機関に報告している方。次々と素晴らしい星雲星団の写真を撮られる方。森林浴のように、乙女高原の星空を眺めリラックスされて帰る方、色々な方がいらっしゃいます。星空や宇宙に対する楽しみ方や関わり方に優劣はないですし、とても自由な雰囲気が大切にされているのが、『乙女高原星空観望会』の特徴であり長所でもあると考えています。
乙女高原の金峰山荘キャンプ場。宿併設のキャンプ場で、キャンプをしながら星空を楽しむこともできます。
天文関係の観望会というと、割と同じ趣向の人達(たとえば天体写真を撮る人たちばかりが集まる)が集まる場合が多いのですが、『乙女高原星空観望会』の特徴は、参加者の多様性ですね。ですから他の参加者がやっている事を見て、こういう楽しみ方もあるのかと、趣味に広がりが出てきます。これはどちらに進むのか、まだ右も左も分からない初心者にとっても、とても今後の趣味の方向性に参考になることだと思います。初心者の参加者の方には、夕食後に星空入門教室と称して、星や望遠鏡の様々なお話しをする機会も設けております。私や参加者の有志が行なっているものです。
★星だけでなく色々な楽しみ方がある
ある日の夕食。山で採れた山菜や山梨の名産品がとても美味しいです。
春には山菜採りが出来ることもあります。年により不作の時もありいつも出来るわけではありませんが、さまざまな体験が出来るのも乙女高原星空観望会の魅力です。
これは敷地内の柳の木に生える『やなぎたけ』美味しいキノコで、収穫後は宿のご主人に託し夕食の一品にしてもらうこともあります。
反射望遠鏡のレンズ(主鏡)を研磨する、研磨教室が開かれることもあります。タイミングがよければ、子供達に体験してもらうこともあります。
宿の水を取水している清流です。宿の周辺はこんな素敵な場所をハイキングしたり、写真を撮って歩いたり、昼間も退屈とは無縁です。
元々は、牧草地であった山の斜面をジムニーで、地面を傷めないようにそっと走ってみたり、皆さんそれぞれの時間を楽しみます。
『乙女高原星空観望会』最初の2から3年は、夜空を眺めたり、星空や天体の写真を撮ったりという事が中心でしたが、宿の金峰山荘や山梨市や参加メンバーの協力もあり、今では反射望遠鏡の鏡面研磨教室や、山菜の体験収穫、キノコ狩り、沢歩き、山歩き、高山植物や、川遊びや釣り、木工、ハイキング、日本百名山の金峰山への登山、山を降りてイチゴ狩り、レーシング・カートなどの様々なアクティビティが行われています。参加者の天文以外の趣味の世界を、その他のメンバーにシェアーする場ともなりつつあります。雨の日のアクティビティーは、参加者皆さんが自主的に提供していますので、これから参加する皆さんもぜひ私たちになにかシェアーして頂ければと思います。
乙女高原星空観望会の詳細情報は、下記をご覧ください!
<< 2019年 乙女高原観望会スケジュール >>
第90回 4月5日(金)から4月7日(日)
第91回 5月3日(金)から5月5日(日)
第92回 5月31日(金)から6月2日(日)
第93回 7月5日(金)から7月7日(日)
第94回 8月9日(金)から8月11日(日)
第95回 8月30日(金)から9月1日(日)
第96回 9月27日(金)から9月29日(日)
第97回 10月25日(金)から10月27日(日)
第98回 11月22日(金)から11月24日(日)
●田奈星空観望会
田奈星空観望会は、乙女高原星空観望会の翌週に行われている観望会です。横浜市北部の青葉区の水田の農道でやっています。こちらも10年以上、12月を除く毎月行われている観望会です。参加者は多い時では50名を超え、横浜市内で毎月定期的に行われている観望会としてはもっとも参加者が多く、また長期にわたり行われている星空観望会になります。テレビの取材で紹介されたこともあります!地元のみならず、遠くは千葉や埼玉、茨城県からの参加者もいらっしゃいます。観望会が行われている場所は、横浜市緑区から青葉区の恩田川沿いに広がる、水田や農地、梨畑が広がる場所で横浜市内ではもっとも視界が開けています。夜空は周りが住宅地のために、やや明るいですが、星座の観察や月や惑星の観察には支障がない程度の暗さは保たれていて、観望会が行われていない普段の週末や、流星群がニュースやラジオなどで話題に上ると、近所の住民が星を見に来る場所としても知られています。
最初にこの観望会に参加した人が、それがきっかけで前述した『乙女高原星空』を知り、『乙女高原星空観望会』に参加するようになる人もいらっしゃいます。長津田や田奈、恩田町内など地元の参加者いますし、犬の散歩の途中に立ち寄る参加者もいらっしゃいます。
新月の週末の翌週に行なっているのは、初心者の方でも簡単に見え楽しめる月が夜空にある時を狙って行なっているからです。望遠鏡の使い方にまだ慣れていない人や、望遠鏡を覗いたことのない人にも、もっと参加いただけたらと思っていますので、興味がある方は是非お気軽にお立ち寄りください。
田奈星空観望会の場所や日程は、こちらをご覧ください。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2019年04月23日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





