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2006年7月5日からはじめた当ブログですが、FC2ブログに引越すことになりました。Yahoo!ブログの廃止に伴う措置です。すでに全ブログコンテンツをFC2ブログに引っ越しましたので、今までの全コンテンツを引越し先でご覧いただけます。13年に渡り、少しずつ記事をアップ仕手きたわけで当時38歳だった私も51歳になりました。同じ以上の年数を新ブログを維持していくのを目標に頑張ります。次の13年が経過すると自分は64歳となりますが、ばりばり元気に働いている姿が目に浮かびます!(笑)



ブログのアドレスは下記となります。


新ブログはこちらです。((クリックするとそちらに飛びます))




田奈星空観望会は、横浜市青葉区田奈の水田地帯の行き止まりの農道で、2005年ごろから年12回、ほぼ毎月行われている星空観望会です。定期的に横浜市内で行われている観望会としては、最も規模が大きく参加人数が多い星空観望会になります。
多い時には50名を超える参加者が集まります。19時半ごろからはじまり、自由解散形式の観望会です。
市街地に囲まれた水田なので、乙女高原星空観望会のように天の川が見られる訳ではありませんが、視界もとても開けた場所で、月や惑星、重星の観察を中心にさまざまな天体を参加者が持ち寄る望遠鏡で観察ができます。
犬の散歩やランニング中の近所の方が飛び入りで参加されたり、パトロール中のお巡りさんが立ち寄られたりすることもあり、望遠鏡を覗いた事のない手ぶらの初心者が気軽に参加できる観測会です。

スコープテックの天体望遠鏡もずらりと並びますから、実際に製品をお試し頂くこともできます。

イメージ 1
すらりと並んだスコープテックの天体望遠鏡、誰でも自由に使えて操作の説明も受けられます。

天体写真のスペシャリストが乙女高原星空観望会で撮影した素晴らしい写真を見せてもらえたり、惑星観測のスペシャリストに見えている惑星の見所を説明してもらったり、初心者やはじめての参加者が楽しめる観望会です。様々な分野のスペシャリストが参加しているので、ベテランでも初心者でも楽しめます。


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参加者の9センチマクストフ望遠鏡と私の車です。

先日ここのブログで紹介した、乙女高原星空観望会に参加したけど、最初から泊まりの観望会は敷居が高いなあ!という方は、まず田奈の星空観望会に参加されても良いと思います。

場所や開催日時は、下記のリンク先をごらんくださいね。


ご注意 6月の日程が変わる場合がありますので、最新情報はリンク先でご確認ください!


イメージ 3
参加者が持ち込んだ大きな反射望遠鏡を覗く事もできますよ。


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星空ガイドのスペシャリストの川井慶一氏の巨大な双眼望遠鏡。楽しい星空解説が聞けます。(川井さんが参加した時)

イメージ 5
とてもユニークな天体望遠鏡を持ち込まれる方もいます!

イメージ 1

先日、5500万光年先のM87楕円銀河の中心にある巨大ブラックホール(超大質量ブラックホール)が初めて撮影(正確にはブラックホールシャドウ)されたということで、とても大きなニュースになったのは記憶に新しいと思います。実は、私たちの太陽系が属する「天の川銀河」の中心にも、巨大ブラックホールがあります。距離は2万6千光年と、先に撮影されたブラックホールに比べると、距離は約2000分の1と、とても近い場所にあります。そのブラックホールの名前は、いて座A*(いてざエースター)です。現在、M87銀河の中心のブラックホールを撮影した同じチームが観測と映像化に鋭意取り組んでいるようですから、遅かれ早かれ画像が大々的に発表されていると思います。距離が1/2000と近いですからさぞかし鮮明な画像が得られるだろうと期待してしまいますが、巨大ブラックホールいて座A*の質量は、M87のブラックホールに比べると1/2000しかないそうです。比較すると随分小さな巨大ブラックホールなのです。
(2000倍近いけど、1/2000の大きさという事は、近いけど同じような解像度でしか撮影出来ない…)

ちなみに、いて座A*の質量は太陽の数百万倍、M87の巨大ブラックホールは、太陽の数十億倍の質量があると言われています。

それでは、下の図版をごらんください。まずはfig.1をごらんください。いて座A*と太陽系の位置関係です。いて座A*は、銀河系の中心部、私たちの太陽系は、螺旋状に渦巻く銀河系の腕の中にあります。私たち太陽系から見ると、銀河系の中心方向にいて座A*はあるということになります。fig.2は、銀河系を真横から見た姿です。中央が膨らんでいて、両翼に広がった、お皿を二枚伏せたような形をしているのがわかります。さて肉眼で見える星座を辿り、巨大ブラックホール、いて座A*がどのあたりにあるか見てみましょう。一番上の写真は、乙女高原星空観望会で、広角レンズで撮影したものです。太陽系からみると、銀河系の中心方向は、いて座の方向です。夏の大三角から流れ下る天の川が、いて座付近で一段と太く濃くなっているのが分かります。赤いばつ印で示した所に、巨大ブラックホールいて座A*があります。もちろん肉眼では見えませんが.....。

fig.Aをご覧ください。これは、地球から見える天の川を、一枚の写真に合成したものです。先ほどのfig.2で見た姿とそっくりですね!天の川というのは、まさに銀河系の内部から銀河系を真横から見たものに他ならないのです!

fig.B>fig.Cとどんどん拡大して見ていきます。両方とも私が撮影したものですが、巨大ブラックホールいて座A*は見えません。天の川に漂う黒い雲みたいなものが分かりますね?これは暗黒星雲と呼ばれる、星の元になるガスです。こうしたガスが徐々に集まり、ついには星が生まれてきます。fig.Cの左端にピンク色に輝いている部分がありますが、ガスの中で星が生まれている場所です。中で星が生まれると、暗黒星雲ではなくなり、周りのガスが輝きだします。散光星雲といいます。fig.CのアルファベットのAの文字の下に、星が沢山集まって見えています。散光星雲の中で生まれた星が沢山育ってくると、周りのガスを吹き飛ばします。それが散開星団と呼ばれる若い星の集団です。しばらくすると、一つ一つの星は、散り散りばらばらに、巣立って行くわけです。

fig.Dは、いて座A*をNASAのX線宇宙望遠鏡で撮影したものです。ブラックホールの姿はまだ見えません。
さて超大質量ブラックホールいて座A*は、どんな姿を私たちに見せてくれるでしょうか?先に撮影されたM87のブラックホールとの違いも楽しみですね!

2019年5月の星空情報

2019年5月の星空情報です。

とても長いゴールデンウィークが始まっています。平成の時代も間も無く終わり、令和の時代はすぐそこです。昭和生まれの大沼としては、これで時代を三つもまたいでしまい、なんだか複雑な心境です。このメルマガも今回が平成最後の発行となりますが、時代が変わってもよろしくお願い申し上げます。

今年のゴールデンウィークは、5日が新月ということもあり、月の明かりに邪魔されないので、天の川や美しい星空の観察には最高の条件です。日本国内だけでなく海外にも行かれる方も多いと思いますが、その土地の星空をその土地の風景とともに是非楽しんできてください。


●今月のハイライト
5月の注目すべき天文現象をリストアップします。

1. 5/6 みずがめ座エータ流星群  月明かりの影響も無く絶好の条件
2. 木星と土星が観測シーズン入り
3. 5月29日 準惑星ケレスが衝

〈目次〉
★5月の惑星たち
★5月の天文現象カレンダー
★5月の星空情報
★おすすめアポログッズを見つけました
★イベント情報


★5月の惑星たち
水星 × 5月21日に外合。
金星 △ 夜明け前の東の超低空、地球から遠ざかり望遠鏡で見るとやや欠けた小さな姿。
火星 × かなり遠ざかりました。夕方の西空超低空。
木星 ◎ 夜半過ぎに南東の空で明るく見えています。観測シーズン!!
土星 ◯ 明け方の東空で高度も上がってきました。観測シーズン!!
天王星 × 4月23日に合となり、太陽方向で観測できない。
海王星 △ 日の出前低空で観測しにくい。 

★5月の天文現象カレンダー
5月3日(金)から5月5日(日) 第91回乙女高原星空観望会です。
5月5日(日)新月 前後数日は一晩中月明かりの影響がなく、星空の観測に絶好。

5月6日(月)みずがめ座エータ流星群。
5月11日(土)田奈星空観望会開催日です。
5月12日(日)上弦の月 夕方から夜半前に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとてもよく見えます!

5月19日(日)満月 クレーターはあまり見えませんが、海の部分の色や、クレーターから四方八方に広がる光条が良く見えます。

5月21日(火) 水星が外合(地球から見て太陽の方向に見える)。

5月27日(月)下弦の月 深夜過ぎから明け方に見える半月です。月のクレーター観察の好機です。

5月29日(水) 準惑星ケレスが衝(明るさ7等級)

★5月の星空情報
全ての図版は、クリックやタップをするとさらに大きく表示できます。

☆5月6日(月)深夜から翌7日明け方にかけて、みずがめ座エータ流星群が新月の絶好条件で極大。
三大流星群に比べ、流星数はそんなに多くないみずがめ座流星群ですが、今年のみずがめ座流星群は、月明かりに邪魔されない新月期に極大日を迎えます。5月6日の23時ごろから、日をまたぎ、5月7日夜更け、明け方にかけて東から南東の空に注目してください。
地平線から上空に向けて打ち上げ花火のように流れます。日の出2時間半前から1時間半前がピークで、東京ですと午前2時頃から3時頃までが良いでしょう。
天の川が見えるような美しい星空が見える場所なら、1時間あたり十数個の流れ星を見ることができるでしょう。
イメージ 1
みずがめ座流星群は、放射点を中心に四方八方に飛び出すように流れ星が飛びますが、この時期は、未明にならないと地平線から上がってこない。放射点が低いため、打ち上げ花火のように下から上に流れる流れ星が多くなる。

☆ゴールデンウィークは、少し夜更かしをして縞模様が綺麗な木星とリングが素敵な土星を観察してみましょう。
木星は、深夜0時を、土星は深夜1時半を過ぎると、地平線からの高さが20度を超えて望遠鏡で観察できるようになります。

今シーズンは木星も土星も、地平線からの高さが30度を超えるのは、南中する前後の約1時間ほどしかありません。5月5日の木星の南中時刻は午前2時20分ごろ、土星は午前3時15分ごろですから、南中時刻の前後1時間に観察するのがベストです。地平線からの高さが低いと大気の揺らぎの影響が大きく、木星の縞模様や土星のリングの見え方がぼやけてしまいますので、出来るだけ地平線からの高さがある時に観察するのが良いでしょう。反面、南半球では、さそり座やいて座に惑星がいる時は、地平線から高く上がるので観測条件が良いことになります。

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木星と土星は、夜半過ぎが観測に良い時刻となります。小型望遠鏡でどんな感じに見えるかを図版左下に表示しました。

☆5月は準惑星ケレスを見るチャンスです。

準惑星とは、太陽系の周囲を公転する惑星以外の天体の中で、自身の重力だけで球体になれる質量を有する天体を言います。
現在、はやぶさ2が探査をしている小惑星『りゅうぐう』直径1キロや初代はやぶさが探査を行った小惑星『いとかわ』のような小さな小惑星は、重力が弱く球体にはならず、小惑星に分類されていますが、以前は小惑星に分類されていた『ケレス』(セレスとも呼ばれる)はNASAの探査機ドーンによる直接観測で「球体」であることが分かり、準惑星に分類しなおされました。ケレスは直径945kmもあるかなり大きな天体です。

現在のところ、太陽系内では5個の天体が準惑星に分類されています。冥王星、エリス、ケレス、マケマケ、ハウメアです。その他、今後の観測により、火星と木星の間を公転する小惑星に分類されている、ベスタ、パラス、ヒギエアの三つの小惑星が今後、準惑星に分類される可能性があります。
また、今後の観測で新たに準惑星が見つかる可能性がありますが、おそらくそれらは冥王星より外側の軌道の天体になります。

準惑星の中で現在唯一私たちが比較的簡単に観察できるのが、『ケレス』です。他の四つ、冥王星、エリス、マケマケ、ハウメアは、あまりに遠く小型望遠鏡で観察することは出来ません。『ケレス』であれば、双眼鏡や望遠鏡で観察ができます。
地球から見て、太陽と反対方向に見える『衝』の位置にくるのが5月29日ですが、前後1ヶ月ほどは、比較的明るく見やすいのです。もちろん肉眼では見えないので、双眼鏡や望遠鏡を使って探してみましょう。

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さそり座の北側を動いていく準惑星セレス。今年2月から9月末までの経路をプロットすると大きなS字を描いていることが分かる。

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双眼鏡か低倍率にした望遠鏡でさそり座のアンタレスから、星の配列を辿りながら探してみよう。


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Image Credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA
準惑星ケレスの姿。直径は945km。NASAの小惑星探査機『ドーン』が撮影した。ドーンは、準惑星候補の小惑星ベスタと準惑星ケレスの二つの天体の探査を行いミッション予定を2年も超えて活躍したが、2018年に燃料が枯渇し役割を終えた。


★おすすめアポログッズを見つけました。
今年は、アポロ宇宙船が月に着陸してから50周年に当る年になります。そして日本を含めた国際協力で、再び月をゲートウェイとし、小惑星や火星といった深宇宙への人類の進出が再び始まる年になりそうです。日本は平成から令和と時代が変わりますが、500年前に地球上を帆船という当時最新の船でヨーロッパ人が世界に進出をはじめたように、今度は人類が本格的に月以遠の資源や、宇宙空間に本格的に乗り出す宇宙大航海時代の元年になりそうです。

おしゃれで安価なインテリア雑貨店を全国でチェーン展開するサリュ(Salut!)で、4月23日からNASAやアポログッズが店頭展開されています。旧ロゴNASAのプラスチックマグや、コースター、トートバッグ、タペストリーなど、傘など色々あってとても楽しいです。私的なおすすめは、アポロミッションエンブレムのタペストリーです。

近くにお店がない方は、通販サイトでも購入できるようです。


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★イベント情報

●2019年 乙女高原星空観望会暫定日程

第91回 5月3日(金)から5月5日(日)
第92回 5月31日(金)から6月2日(日)
第93回 7月5日(金)から7月7日(日)
第94回 8月9日(金)から8月11日(日)
第95回 8月30日(金)から9月1日(日)
第96回 9月27日(金)から9月29日(日)
第97回 10月25日(金)から10月27日(日)
第98回 11月22日(金)から11月24日(日)

最新の日程は下記リンク先をご覧ください。
http://otome.sblo.jp/

●2019年 田奈星空観望会暫定日程

5月11日(土) 月齢6.6  初夏の星座
6月15日(土) 月齢12.1 水星と木星
7月13日(土) 月齢10.7 土星と木星
8月17日(土) 月齢16.4 土星と木星
9月7日(土)  月齢8.1 土星と木星
10月5日(土) 月齢6.7 金星と土星と木星
11月2日(土) 月齢5.3 金星と土星


おわりに
メールマガジンに対するご意見・ご感想などございましたら、下記のメールアドレス宛に頂けると幸いです。

webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2019年4月30日   
スコープテック 大沼 崇


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株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント
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・乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています!2019年の日程は上記サイトでご案内しています。
・田奈星空観望会
また弊社の近くの田奈でも毎月一回観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。
毎回30人以上の方が参加されています。2019年の日程は下記リンク先でご確認ください。
http://scopetown.jp/kanbokai.html
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