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さて前回の続きです。
昨年の原村星祭りの会場で、自分のブースは手伝いの人間に任せ、かなりの長時間にわたり、この望遠鏡に惹きつけられてしまった私は望遠鏡の近くから離れることができませんでした。 すると、原村星祭りの顔とも言える、本部のK氏より、声が掛かったのです。「この望遠鏡にご興味がおありですか。」と。 この外観と、迫力に圧倒されたこと。自分はフォーク式の反射望遠鏡が大好きで、21センチを筆頭に、家に3台を動態保存しているというようなことをお答えしたと思います。 そして、この望遠鏡がどのようなものであるか、お聞きしました。 諏訪の天文家である、林伸光氏により戦後の混乱期に建造されたものであること。 諏訪で操業した、北澤製作所(現 東洋バルヴ/株式会社キッツ)が無ければ作る事は出来なかったという事。 反射望遠鏡の鏡筒は、第二次世界大戦の戦闘機や爆撃機などの生産に使われ、戦後余剰物資となった航空機用ジュラルミンを、丸い円筒形の丸太のような円筒形の木に巻きつけて筒形に整形したこと。鏡筒は、ジュラルミンの板二枚からなり、それぞれを円筒形に丸めた上でハゼ継ぎするのではなく、リベットで留めてあります。二本できた円筒パイプ二つをリベットで結合することにより、一本の鏡筒としています。(これは個人レベルでできる工作ではないと推察しています。まだ現時点では、詳しくはお伺いしていませんが、この望遠鏡の鏡筒を作ったのが北澤製作所ではないかと推察しています。) 余談として.......色々と調べてみると、当時ジュラルミンは物資不足の戦後に置いても、余剰物資として比較的潤沢であったようです。。鉄道の客車の製造に再利用されるなど、比較的安価に入る素材であったようです。しかしながらジュラルミンは耐食性に問題があり、水、とくに海水には弱い素材でした。 当時作られた鉄道の客車は、電装品の絶縁も不十分であったこと。さらには塗料不足で塗装されなかったことから、電食により腐食してしまい。製造後10年でボロボロになってしまったようです。 話がそれてしまいましたね.......話を元に戻しましょう。 そして、なによりとてもうれしいニュースとして、この望遠鏡を作った、林伸光氏はご健在であることが分かりました。 また問題としては、 反射鏡のメッキの劣化が激しく現状のままではよく見えないこと。水平軸の微動や水平軸自体にガタが発生していて、八ヶ岳自然文化園で観望会用として使おうとしたが、使えていないということ。 動態保存にはかなり手を入れなけらればならず、林伸光氏から望遠鏡を寄贈頂いたのに、色々な面で自然文化園側で、手が届かず林氏に対してとても心苦しい状態にあるという事。 林氏が納得するので有れば、私にこの望遠鏡を預けたいとの事。林氏と連絡を取ってみるとの事。 昨年の原村星祭り会場にて、前述K氏にお伺いした事は以上のような事でした。 それから1年考えていた事は、このような、貴重な望遠鏡を使える状態まで整備し、再び沢山の人にこの望遠鏡を通して星を見せる状態まで復活させ、そして僕が次世代にこの望遠鏡を引き継ぐという重責を担えるのか。 自分の手元に置きたい気持ちは山々でしたが、大げさに言えば、文化遺産であり、当時のアマチュア天文学の活動のマイルストーンとしての価値を考えると、この望遠鏡を預かるという事は、とても責任が重いのです。 また、レストアの方向性なども、クラッシックカーを動態保存するのと同じように、機能的な部分の完全性を求めるのか、現状のオリジナルな外観を維持しながら(塗装などをやり直さない)各部のサビを進まないようにするにはどうするのが良いのかなど。検討事項は極めて多岐に渡るのです。 今年の原村星祭りに先立つこと、一ヶ月ほどまえにK氏から連絡があり、原村星祭り会場に、林伸光氏と、奥様、ご息女が私に会いに来るという電話連絡がありました。 ご高齢ということもあり、私からご自宅かご自宅近くにお伺いしても良いことも、お伝えしました。 ところで、この林伸光氏の反射望遠鏡は、昭和33年初版発行の恒星社の中学天文教室シリーズの「望遠鏡の作り方」の107ページに掲載されている事も分かりました。鏡面研磨で木辺成磨氏とともに、名高い星野次郎氏の著書です。 「望遠鏡の作り方 初版 第三刷」助野徹氏 所蔵
さて、今年の原村星祭り2日目の夜、林伸光氏とご家族にいよいよ対面が叶う事になりました。これはまさに感激と緊張の夜でした。お会いする前から胸は高鳴りぱなしでした。戦後の混乱期といえる、昭和23年11月にこの世に星を見るためにとてつもない精度で、手で研磨された反射望遠鏡の主鏡として誕生し、昭和28年に反射望遠鏡として林伸光氏により建造されたのです。ご本人と会う事が叶うのです。 これは何かの奇跡なんだと思いました。それと同時に自分が次世代へ引き継ぐべき重責を追っている事をはっきりと自覚しました。 林伸光氏との記念撮影
最初に記念撮影をさせて頂きました。林氏に会っての最初の印象は、とても表情の柔らかい優しい方だという事です。色々質問をしたい事も沢山あり、とりあえず今回お聞きできた事をここに記して置きたいと思います。 ご自身の反射望遠鏡で熱弁を振るう林氏 当時は、手頃な望遠鏡は無く、メーカーが限られていたのと、とても高価であった事。天文愛好家は、自作に頼ったという肝心の主鏡(放物面)の研磨は素人にとってとても困難であったため、専門家に依頼したという。そして望遠鏡を支える架台部分は専門家の手厚いご指導の元で完成まで漕ぎ着けたという。 どこまでが、自作で、どこを工場に依頼したのか、今回時間が限られ詳しくお聞きする事は出来なかったが、これはまたの機会にお伺いする事にしたいと思っています。 当時、高校で教鞭を取りながら、給与の大部分をつぎ込んで製作した、この反射望遠鏡。大変な経済的負担をして作り上げた林氏にとっての、若い頃の思い出とともにある、宇宙への憧憬と情熱の産物であることをひしひしと感じました。 望遠鏡をやっとこさ完成にこぎつけて、観測を始めてみると、望遠鏡の本体・架台・三脚とともにかなりの重量になり、観測用ドームの建造も考えたそうです。当時の生活状況から断念せざるを得なかったそうです。 望遠鏡完成から3年後の1956年(昭和31年)には、仕事の関係で住居を東京小金井に移したそうです。その際、この反射望遠鏡も東京に持って行ったそうです。当初住んでいた諏訪に比べると、復興著しい東京の空の条件は悪かったそうです。 この望遠鏡を通して、様々な天体を観測。彗星や星雲星団、惑星などのスケッチもされたそうです。 またご息女は、この望遠鏡で見た土星や月がとても印象に残っているそうです。 インタビュー中に、奥様が少し離れた場所でニコニコされているのもとても印象的でした。 写真左から 林氏のご息女、奥様、林伸光氏、由女さん、私 林氏が1971年1月に撮影した月や金星の写真 その後、林氏は星雲星団の直焦点撮影をするようになり、それに連れてこの望遠鏡を使う頻度は徐々に減っていったそうです。 今は、故郷の諏訪湖のほとりの小高い丘の上に居を構え、二階の大窓から星を眺めるのがとても楽しい毎日であるとのこと、書籍を通して星を楽しんでいるとのことです。 おかえりになる際、林氏と握手をしましたが、私の手をしっかりと握られました。この望遠鏡を僕が居なくなるその日まできちんとした形で良好な状態で維持し、次世代へ継ぐのが私の役目。望遠鏡とじっくり対話しながら、丁寧にメンテして、遠くない将来に皆さんにお見せできるように頑張りたいと思います。 この望遠鏡のお話は、これからも少しずつブログでご報告する予定です。また林氏とも連絡を取り合いながら、新しいお話が聞けたら、またここで記事にしていきますので、楽しみにしてください。 先日、フェイスブックでアップしましたが、接眼部の真鍮部品を極細コンパウンドで磨きました。 磨いた真鍮部分は輝きを放ちとても印象的です。 まだまだ続きます! BEFORE 磨く前の状態 AFTER 磨き輝きを放つ真鍮製接眼部 |
星空を楽しむ
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ここの解説画像は、アストロアーツ星空シミュレーションソフト「ステラナビゲーターver.10で作成しています。
画像をクリックすると表示が切り替わります。もう一度クリックすると拡大できます。今夜12日金曜日深夜から明け方にかけてペルセウス座流星群が一番沢山流れる日(極大日)です。今年月が夜12時ごろに西の地平線に沈んだら月明かりに邪魔される事なく、満天の星空をバックに沢山の流れ星が観察出来ます。時間帯別に流れ星を数えてみるのも夏休みの自由研究のネタには良いと思います。あと図書館やインターネットで流れ星の正体を調べてみるのも良いと思います。 8月13日午前0時15分ごろのペルセウス座がどこに見えているか下の図をごらんください。ペルセウス座の放射点を中心に空全体に飛び出すように、流れ星が飛びます。天の川の見られるような夜空の美しい場所なら、1時間に数十個の流れ星を見ることが出来るでしょう。市街地でも都会でも街灯が直接目に入らないようにすれば、1時間に数個の流れ星が見ることができます。 よりたくさんの流れ星を見るこつは、出来るだけ開けた場所で見ることです。そして、より街灯の少ない空の綺麗な場所で見ることが、より沢山の流れ星を見るコツです。ペルセウス座を正面に見る必要はなく、空の上の方を出来るだけ広い範囲を見ることが重要です。安全な場所であれば、芝生に寝っ転がってみるのがオススメです。 また流星群の流星は、暗い流星から眠気が覚めるような明るい流星まで色々な流星を見ることができますが、明るい流星の時に注意して見ていると、流星が流れた跡にそって光る雲が出現することがあります。なかには、上空の大気の流れで徐々に形を変えながら数分間に渡り光る雲が見えることがあります。 これを流星痕といいます。 流星痕は、明るく、高速な流星で出現しやすいのですが、ペルセウス座流星群の流星の元になる粒は、秒速59kmという、東京から大阪間を10秒かからない程の猛スピードで地球に飛び込んで来ます。 秒速59kmを時速に直すと時速21万2400km!にもなります。これは時速80kmで高速道路を走る自動車の2,655倍という、とてつもないスピードになります。 もしペルセウス座流星群の飛ぶ、8月12日深夜から8月13日明け方にかけて晴れそうになければ、翌日の深夜に夜空を見上げてみましょう。数は減りますが、それでも普段よりずっとたくさんの流星が見える事でしょう!諦めないでくださいね! |
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この望遠鏡に出会ったのは、昨夏、2015年の原村星まつり開催中の八ヶ岳自然文化園前の広場だった。口径20センチ、いや、それを超えると思われる巨体を晒していた。鉄を溶接した無骨な黒いフォーク式経緯台。赤錆が吹いている鉄の三脚。大柄な鏡筒からすると、やや華奢でアンバランスにも見える三脚と架台部であるが、近ずいて触ってみると、三脚部も含めとても頑丈である。一見してメーカー製ではない、その無骨な造形。しかし優秀な設計であることは触ってみれば分かる。
鏡筒は、金属を丸めた上でリベット留めされている。そして長い鏡筒は、三つのパイプをリベットでつなぎ一本の鏡筒としている。アマチュア用望遠鏡では初めて見る作り方だ。このような継ぎパイプリベット結合の鏡筒は、古い天文台の望遠鏡で以前見たことがあるが、このリベットが望遠鏡の古さを物語っている。 ファインダーはこの大きさの望遠鏡についているものとしては、とても小さな口径だ。3センチほどしかない。ファインダーの対物レンズの枠は、グッタペルカが貼られていて、一見して双眼鏡の対物の流用であることが分かる。 接眼部は真鍮製、抜き差し式ではあるがとてもスムーズな動き。真鍮色に鈍く輝き趣がある。 そして、水平クランプを緩めて、鏡筒全体を左右に振ってみて気づいた。三脚架台の重量に対し、望遠鏡の鏡筒はとても軽いのだ。鏡筒の素材は鉄ではなさそうだ。アルミ合金か… しばらく、この望遠鏡が放つ存在感とオーラに圧倒され、その場から離れる事が出来なくなってしまった。手持ちのカメラのシャッターを夢中で切りながら、色々と疑問が湧いてきた。 一体全体、だれがこのような物を作り、いつの時代に出来たものなのか… この見かけから想像するに相当昔のものだ。 しばし見とれていると、望遠鏡の三脚の足元にクリアファイルに入った説明書きらしきものが落ちているのに気づいた。 主鏡の口径22センチ、焦点距離180センチ 製作年1953年(昭和28年)とある。昭和28年、太平洋戦争の終戦からわずか8年後。ようやく戦後の混乱期から抜け出しかけた頃に作られた天体望遠鏡。それもこの大口径である。一体どのような人物が、宇宙に憧憬を抱き63年前にこのような大それたものを作ったのか。俄然興味が湧いてきた。 自分は、望遠鏡をたびたび宇宙に漕ぎ出す小舟に例える。望遠鏡という小舟があれば、宇宙に直接行けない今の時代でも、宇宙の景色を楽しみ、想像力を巡らせ、宇宙の旅ができるのだ。 一体全体どのような人物がこの望遠鏡で宇宙を旅したのだろうか。使いこなされたこの小舟を巧みに操ったオールドソルト(老練な水夫)に直接会いたくなった。63年前に作られたというから、ご存命なら相当のご高齢のはずである。そして、ぜひ、その宇宙大航海の話を詳しく聞きたくなったのである。 (続く) 主鏡セルを取り外したところ。主鏡の上からかぶせるタイプの主鏡の抑え。裏側から五本のネジで止められている。
主鏡裏面の刻印。FL=176センチ Nov.12 1948 No.6 と鏡面研磨をした人の名前の刻印がなされている。
水平回転軸とウォームホイル
人が並ぶとこの望遠鏡の巨体ぶりが分かると思います。
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2016年8月5日(金)から7日(日)まで、長野県の原村の八ヶ岳自然文化園で毎年恒例行事となっている「原村星まつり」にブース出店をしてきました。『原村星まつり』への弊社の参加は2006年を皮切りに、今年で10回目となりました。毎年原村で再会する参加者との交流は、自分自身としても、特に楽しみにしています。
またこのような楽しいイベントを1994年以来毎年開催しているスタッフの皆さんの情熱には頭が下がる思いです。
原村星まつりには、弊社をはじめ、沢山の望遠鏡メーカーや望遠鏡販売店、天文系出版社、地元から出店している下の写真のような、フード関連業者さんまで、多種多様なブースが訪れる人を楽しませてくれます。私のような出店側も、毎年屋台で食べる焼きそばやたこ焼きやカレーが楽しみだったりします。
今年は、弊社ブースの入り口には、特注した赤提灯を用意しました。 赤提灯とは言っても、お酒を出す訳ではありませんが....... 弊社ブースは、向かって左がビクセンブース、向かって右が日の出光学ブース。広場外周から駐車場へのアクセス道路のほぼ中央に位置しています。 今年は例年以上に気合を入れ、様々なポップを前もって準備。当日に備えました。 下は、特価販売した笠井トレーディングさんの新型ワイドビノのポップ。 量販店勤務時代以来、ひさびさのポップ作成。勢いは未だに衰えず(笑) 自分のポップは、社内ではとても有名でした。当時から物議なポップを連発して、本社から発禁喰らったことも数え切れず。 お蔭様で売れ行き好調でした!! これはテスト販売した携帯バッテリーのポップです。完売御礼となりました! ただ機能と価格書いてるだけのポップほど役に立たないポップは無いというのが、自分の考えでしたからね。目立たなきゃいけないし、お客様を楽しませなけりゃいけないってのが私の考えだったりします。 下記、これは、今回販売させて頂いた笠井トレーディングの新型ワイドビノとビクセンのSG双眼鏡の比較ポップ。両製品の優劣を公平に書いてあります!
実際の星空で色々とテストした結果を詳細に記述しています。 弊社ブースは、金曜日の11時ごろには開店し、ダンボール箱、実に天体望遠鏡関連パーツを中心に65箱も持ち込んだ各種試作品、アウトレット品、中古品 展示処分品を売り始めました。マツダのボンゴ一台分ぎっしりの大量の荷物ですから、まずは大物を中心に早めに売ってしまわないと、ちゃんとお店を開く事も出来ないのです。 下の写真は処分品を売り切りようやく店が落ち着いて、ワイドビノと由女さんの本を陳列できるようになったブースの様子です。 アウトレット品の処分が終わるまでの、17時に開店の日の出光学のブースやビクセンさんのブースの一部をお借りしてアウトレット品の処分を行いました。 ビクセンさん、日の出光学さん、ご迷惑おかけしました。そしてご協力いただきありがとうございました。 今回、ブースを訪ねて下さったり、手伝ってくれたメンツの一部です。左からプラネタリウムソフト『スーパースター』谷藤さん、大沼(私)、づかちゃん(乙女高原星空観望会のメンバー)、イラストレーター『由女さん』、ペンションスターパーティのオーナーの木村さんです。 今回のブースでの販売は、様々な人が入れ替わり立ち替わり、めちゃめちゃ忙しかった弊社ブースのお手伝いをしてくれました。アウトレット品処分中の初日夕方までは、緩急はありましたが、弊社ブースは混雑電車のような状態になり、間違いなく全ブースで最もごった返していました! ポルタ2開封品や展示品5台を9800円、GP2赤道儀一式を12800円、接眼レンズやパーツ各種500円〜、とタダでさえ安い弊社の処分特価を、例年の半値近い値付けで行ったのです。 これには理由がありまして、弊社の増大する望遠鏡の出荷に対し、物流システムを根本から見直を行ったのに伴って、出荷倉庫を一つ整理したのに伴ない、倉庫に眠っていたものを一気に整理する事になったためです。 車に積んできた65箱のアウトレットパーツは、ほとんど売り切りが前提で持ってきた訳です。持ち帰っても置き場に困りますからね! そんなこんなで、片道切符な今年の原村星まつりだったのですね。売り切りが至上命題という訳です。 アストロアーツブース 落ち着いた整頓されたブース羨ましいです! ミザールテックブースは、技術部長の伊藤さんと奥さんが二人で切り盛りされていました。 スカイバードと奥はシーオブスカイさん。毎年この近辺は安定の布陣という感じです。 古書店さん!何冊か買わせて頂きました。興味深い本が多数。明治の天文書までありました。 今回は自分のブースが忙しすぎてゆっくり他のブースを見る事が出来なかったのがとても残念! ギガオプト(主宰山田氏)のあやしい望遠鏡の星空観察会。ギガオプトさんのブースもちゃんと見られずでした.....残念無念! 二日とも星空に恵まれ駐車場上段では天の川も良く見えていた今回の『原村星まつり』例年通り、天文マニアばかりでなく、こどもさんや初心者の方も沢山いらしていました。 弊社ブースを訪れてくれたお客様、原村星まつりへの参加者のみなさん。主催者のみなさん、メーカー、販社、ブース出展者のみなさん、今年もとても楽しかったです。本当にありがとうございます! また来年元気に笑顔で会いたいです! さて次回は、昨年からとても気になっていた口径22センチF8のフォーク式反射望遠鏡。原村で展示されていたものですが、この望遠鏡の後日談です。 お楽しみに! つづく
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ここの解説画像は、アストロアーツ星空シミュレーションソフト「ステラナビゲーターver.10で作成しています。
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みなさん、こんばんは。(株)スコープテックの大沼です!8月の天文現象の案内ですが、こども達が夏休みに入り、旅行の計画を立てている方も多いと考え、7月末から8月一杯の天文情報を早めにお送りすることにしました。 ⚫︎『7月下旬から8月の天文現象カレンダー』⚫︎ 7月27日(水) 下弦の月 明け方に見える半月です。夕方に見える半月とは太陽の当たる方向が逆で望遠鏡で覗くと新鮮です。早起きして見ましょう! 8月3日(水)新月 8月7日(日)立秋 8月9日(火)旧七夕 各地でライトダウンキャンペーンなどが行われます。余分な照明消して星を見よう! 8月11日(木)山の日だそうです。祝日です。 8月12日(金)今夜日付が変わる夜半から明け方にかけてペルセウス座流星群極大(最も沢山の流れ星が見えます。星空が綺麗な海や山で一時間に数十個、都会でも一時間に数個の流れ星が観察出来ます。今日だけでなく前後2~3日は比較的たくさんの流れ星見えます。 8月17日(水)太陽系でもっとも内側の軌道をまわる水星が東方最大離角(太陽の東側に最も離れます)夕方の西空で8月初旬から観察できます。太陽が沈んで15分くらい経ったら探してみましょう。見つけ出すのはまだ夕焼け残っている空なので、ちょっと大変です。天文学者コペルニクスも見ていないという逸話があるほど、なかなか見にくいのですが、双眼鏡で探して見てください。 8月18日(木)満月 満月の時は望遠鏡で月を観察しても月面の凹凸がほとんど見えません。太陽の光が月の正面から当たっているので地形に影が出来ないためです。ですが月のクレーターから放射状に広がるレイ(光条)と呼ばれる、天体が月に激突してクレーターができる時に月の表面やぶつかった天体が飛び散った跡がよく見えたり、海とよばれる溶岩大地の場所による溶岩の色の違いが良く分かったりします。 8月25日(木)下弦の月 朝方に見える半月です。 8月26日(金)下弦すぎの半月がおうし座の赤い1等星アルデバランにぎりぎりまで大接近 夜中の2時過ぎから明け方までが見頃です。近くにすばる星団も見えるでしょう。(ご注意!)日にちに注意してください。26日午前2時過ぎということは、25日(木)の深夜すぎですからね。真夜中12時に日付が変わりますから。 また火星と土星が約4度(お月さま8個分)まで接近して見えています。 8月28日(日)夕方の西空超低空で、金星と木星が大接近して見えます。70倍くらいの倍率ですと望遠鏡で覗くと木星と金星を同一視野で観察できるでしょう。空気が澄んでいれば、金星が明るいので肉眼でも見つけられる筈ですが、双眼鏡があると楽に見つけられるでしょう。 それに加えて、下の太陽系を俯瞰した図版では、各惑星が7月20日から8月31日の間にどれだけ動くかを図示しています。この図版を見れば分かりますが、火星や地球が、7月20日から8月31日の間に動く距離は、土星のそれに比べてずっと大きいのです。これが、星座を背景に火星と土星の動きを調べると、火星は大きく見かけの位置を変えるのに、土星はほとんど位置を変えない理由です。
火星と土星の位置の観察して、位置を記録してそれに対する考察をすれば立派な自由研究ができるかもしれません。 すべての図版は、二回クリックすると大きくなるので大きくして見て下さいね
下の図版は、7月20日夜8時、8月1日夜8時、8月11日夜8時、8月21日夜8時、8月31日夜8時の土星と火星を実際の夜空で見つけるための星ガイドマップです。
こちらにゲンコツで角度を測って実際の星空で天体を見つける方法が解説してあるので、この記事を参考に下の星ガイドマップを使って火星と土星を見つけてくださいね。
下の記事で解説に使っているソフトとは表示画面が異なりますが、マス目一辺の幅は同じ10度なので同じようにやれば、実際の星空で土星と火星を見つけられる筈ですよ。
星の見つけ方<CLICK!
すべての図版は、二回クリックすると大きくなるので大きくして見て下さいね
7月20日夜8時
8月1日夜8時
8月11日夜8時
8月21日夜8時
8月31日夜8時
さて夏休みに月を観察するしようと思っている方もいるでしょう。 夜8時ごろに空のどこに月がいるか調べてみました。7月23日以降、8月6日まで表示がありませんが、月が見えない訳ではなく、夜8時の時点で見えていないだけで、例えば7月23日以降であれば、夜遅くなれば東の地平線から月が上がってきます。月の出は毎日1時間弱ずれて行くということを覚えておきましょう。月の観察をする方は参考にしてくださいね。 あと、見逃せないのは、ペルセウス座流星群です。今年は8月12日深夜から13日の明け方までがベストな観測時間です。月が夜12時ごろに西の地平線に沈んだら月明かりに邪魔される事なく、満天の星空をバックに沢山の流れ星が観察出来ます。時間帯別に流れ星を数えてみるのも夏休みの自由研究のネタには良いと思います。あと図書館やインターネットで流れ星の正体を調べてみるのも良いと思います。 8月13日午前0時15分ごろのペルセウス座がどこに見えているか下の図をごらんください。ペルセウス座の放射点を中心に空全体に飛び出すように、流れ星が飛びます。天の川の見られるような夜空の美しい場所なら、1時間に数十個の流れ星を見ることが出来るでしょう。市街地でも都会でも街灯が直接目に入らないようにすれば、1時間に数個の流れ星が見ることができます。 よりたくさんの流れ星を見るこつは、出来るだけ開けた場所で見ることです。ペルセウス座を正面に見る必要はなく、空の上の方を出来るだけ広い範囲を見ることが重要です。安全な場所であれば、芝生に寝っ転がってみるのがオススメです。 また流星群の流星は、暗い流星から眠気が覚めるような明るい流星まで色々な流星を見ることができますが、明るい流星の時に注意して見ていると、流星が流れた跡にそって光る雲が出現することがあります。なかには、上空の大気の流れで徐々に形を変えながら数分間に渡り光る雲が見えることがあります。 これを流星痕といいます。 流星痕は、明るく、高速な流星で出現しやすいのですが、ペルセウス座流星群の流星の元になる粒は、秒速59kmという、東京から大阪間を10秒かからない程の猛スピードで地球に飛び込んで来ます。 秒速59kmを時速に直すと時速21万2400km!にもなります。これは時速80kmで高速道路を走る自動車の2,655倍という、とてつもないスピードになります。 もしペルセウス座流星群の飛ぶ、8月12日深夜から8月13日明け方にかけて晴れそうになければ、前日や翌日の深夜に夜空を見上げてみましょう。数は減りますが、それでも普段よりずっとたくさんの流星が見える事でしょう!諦めないでくださいね! そして最後に望遠鏡で天体を観察する時の基礎のおさらいをしたい方は下記ブログ記事をごらんくださいね! ⚫︎『望遠鏡基本的な使い方の確認』⚫︎ 夏休みに望遠鏡を使うが、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズに出来ると星空観察がもっと楽しくなりますよ。 見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html 天体望遠鏡の視野に星を導く http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html ピント合わせの極意 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html 私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひご覧くださいね。 http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1 ############################################################ 株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント https://www.facebook.com/takashi.onuma.7 天文情報、観望会情報ほか、写真、天気、食べ物、など色々情報を流しています。 ぜひお友達申請してみてください。 星空情報メール 月に一から二回、星空情報や、書籍、グッズ、音楽情報を流します。 こちらから、簡単に登録や解除が出来ます。 ぜひ購読くださいね。 メールマガジン登録解除 ・乙女高原星空観望会 http://otome.sblo.jp/ 山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか? ############################################################ |





