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●乙女高原星空観望会

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乙女高原星空観望会のあらまし
『乙女高原星空観望会』は冬季を除く、年9回から10回、月明かりがなく、星が良くみえる新月に近い週末に山梨県で行われています。初心者からベテランまでが参加できるオープンな観望会です。今月も4月5日から4月8日にかけて行われた『乙女高原星空観望会』ですが開催回数は、実に90回を数えます。

次回観望会は、
第91回 5月3日(金)から5月5日(日)
となります。只今参加者受け付け中です。

第1回の『乙女高原星空観望会』が開かれたのが2007年11月10日ですから、足掛け12年に渡り行われている事になります。実はこの『乙女高原星空観望会』が行われる2年ほど前から、富士山のふもとの西臼塚などで散発的に、スコープテックのお客様やネット上での繋がりが中心に星空観察会が行われていたのです。しかし、初心者や女性が参加するには敷居が高い観望会でした。トイレも不便な場所でしたし、夕方から出かけて夜に車で現地で集合し、朝方に解散するというスタイルですから数人が集うのがせいぜいでした。そんな時にスタークラウドの宮野さんが、山梨市の牧丘町の標高1500メートルの場所に、金峰山荘という民宿ロッジがあり、民宿が隣地でキャンプサイトも所有していてとても快適に滞在しながら星空の観察や撮影が出来る場所を見つけてきてくれました。東京から交通渋滞がなければ、2時間ほどでアクセスできる抜群の利便性も、この観測地の魅力のひとつと言えます。

 乙女高原のグリーンロッジ脇の駐車場で、既に何度か観望会を開催していた宮野さんの天体望遠鏡通販会社『スタークラウド』と『スコープテック』の共催で、観望会をやろうということになり、その観望会は『乙女高原星空観望会』と名付けられました。それが乙女高原星空観望会のスタートでした。最初は数名、多くても10名集まるかどうかの小さな観望会でした。(現在は多いと40人以上が参加する大きな観望会になりました。)

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 現在『乙女高原星空観望会』が行われている『金峰山荘』は、金峰山の登山口のひとつである大弛峠へ続く道の途中の山の中腹にある山梨市牧丘町柳平の小さな集落にあります。天気予報はあまり当てにはならなず、天気予報が曇りや雨でも現地は晴れていたり、その逆もあります。ここから見える星空は素晴らしく、南方向がやや明るいですが、天頂から北側は特に暗く、天の川がくっきりと見える環境です。そんな素晴らしい星空に、都心からわずか2時間でアクセスできる事はとても驚きです。金峰山荘から僅か30分ほどのドライブで、車が超えられる峠としては、日本最高所である大弛峠に行く事ができ、標高2500メートルから見る星空はさらに輝きを増し圧巻という他ありません。

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美しい星空が頭上に広がる、観測地(キャンプ場)の様子。口径5センチのラプトル50から口径40センチの反射式望遠鏡が林立する。正面が南の方向。南の方向は、地平高度20度くらいまで、甲府盆地の街明かりの影響が残る。

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正面が北東方向。北側は街明かりの影響がほとんどない漆黒の星空が楽しめる。写真は口径40センチの反射式望遠鏡。大型の望遠鏡で見る深宇宙は圧巻です。

★乙女高原星空観望会はどんな人が参加しているのか。
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『乙女高原星空観望会』の参加者は、どんな望遠鏡や機材で星を撮ったり、星を見たりしているのでしょうか?参加者は皆、さぞかし立派な望遠鏡や機材を持ち込んでいるのだろうと想像しがちですが、これも人それぞれです。望遠鏡を持っていない手ぶらでの参加者もいます。ちいさな望遠鏡を持ってくる人、簡単なコンパクトデジタルカメラで星空の撮影をする人もいます。もちろんとても大きくて立派な望遠鏡を持ち込む人もいます。小型双眼鏡で星を眺める人もいます。参加者の年齢も様々で、20代の大学生から、70代の大ベテランまで、またお子さんと一緒に家族で参加する人もいらっしゃいます。一晩中天体写真を撮る人もいますし、サマーベットに寝てただ流れ星の数を数えている参加者もいます。
参加者の天文や星空に対するスタンスは様々です。普段から真剣に惑星観測に打ち込み、観測結果を然るべき機関に報告している方。次々と素晴らしい星雲星団の写真を撮られる方。森林浴のように、乙女高原の星空を眺めリラックスされて帰る方、色々な方がいらっしゃいます。星空や宇宙に対する楽しみ方や関わり方に優劣はないですし、とても自由な雰囲気が大切にされているのが、『乙女高原星空観望会』の特徴であり長所でもあると考えています。

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乙女高原の金峰山荘キャンプ場。宿併設のキャンプ場で、キャンプをしながら星空を楽しむこともできます

 天文関係の観望会というと、割と同じ趣向の人達(たとえば天体写真を撮る人たちばかりが集まる)が集まる場合が多いのですが、『乙女高原星空観望会』の特徴は、参加者の多様性ですね。ですから他の参加者がやっている事を見て、こういう楽しみ方もあるのかと、趣味に広がりが出てきます。これはどちらに進むのか、まだ右も左も分からない初心者にとっても、とても今後の趣味の方向性に参考になることだと思います。初心者の参加者の方には、夕食後に星空入門教室と称して、星や望遠鏡の様々なお話しをする機会も設けております。私や参加者の有志が行なっているものです。
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夕食後のひと時、曇っても様々な話で盛り上がります。


★星だけでなく色々な楽しみ方がある

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ある日の夕食。山で採れた山菜や山梨の名産品がとても美味しいです。

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土曜日の夜は焼肉です。鹿肉や猪肉などジビエが加わることもあります。

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春には山菜採りが出来ることもあります。年により不作の時もありいつも出来るわけではありませんが、さまざまな体験が出来るのも乙女高原星空観望会の魅力です。



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これは敷地内の柳の木に生える『やなぎたけ』美味しいキノコで、収穫後は宿のご主人に託し夕食の一品にしてもらうこともあります。


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反射望遠鏡のレンズ(主鏡)を研磨する、研磨教室が開かれることもあります。タイミングがよければ、子供達に体験してもらうこともあります。


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宿の水を取水している清流です。宿の周辺はこんな素敵な場所をハイキングしたり、写真を撮って歩いたり、昼間も退屈とは無縁です。

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元々は、牧草地であった山の斜面をジムニーで、地面を傷めないようにそっと走ってみたり、皆さんそれぞれの時間を楽しみます。

 『乙女高原星空観望会』最初の2から3年は、夜空を眺めたり、星空や天体の写真を撮ったりという事が中心でしたが、宿の金峰山荘や山梨市や参加メンバーの協力もあり、今では反射望遠鏡の鏡面研磨教室や、山菜の体験収穫、キノコ狩り、沢歩き、山歩き、高山植物や、川遊びや釣り、木工、ハイキング、日本百名山の金峰山への登山、山を降りてイチゴ狩り、レーシング・カートなどの様々なアクティビティが行われています。参加者の天文以外の趣味の世界を、その他のメンバーにシェアーする場ともなりつつあります。雨の日のアクティビティーは、参加者皆さんが自主的に提供していますので、これから参加する皆さんもぜひ私たちになにかシェアーして頂ければと思います。
乙女高原星空観望会の詳細情報は、下記をご覧ください!



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第90回 4月5日(金)から4月7日(日)
第91回 5月3日(金)から5月5日(日)
第92回 5月31日(金)から6月2日(日)
第93回 7月5日(金)から7月7日(日)
第94回 8月9日(金)から8月11日(日)
第95回 8月30日(金)から9月1日(日)
第96回 9月27日(金)から9月29日(日)
第97回 10月25日(金)から10月27日(日)
第98回 11月22日(金)から11月24日(日)


●田奈星空観望会

田奈星空観望会は、乙女高原星空観望会の翌週に行われている観望会です。横浜市北部の青葉区の水田の農道でやっています。こちらも10年以上、12月を除く毎月行われている観望会です。参加者は多い時では50名を超え、横浜市内で毎月定期的に行われている観望会としてはもっとも参加者が多く、また長期にわたり行われている星空観望会になります。テレビの取材で紹介されたこともあります!地元のみならず、遠くは千葉や埼玉、茨城県からの参加者もいらっしゃいます。観望会が行われている場所は、横浜市緑区から青葉区の恩田川沿いに広がる、水田や農地、梨畑が広がる場所で横浜市内ではもっとも視界が開けています。夜空は周りが住宅地のために、やや明るいですが、星座の観察や月や惑星の観察には支障がない程度の暗さは保たれていて、観望会が行われていない普段の週末や、流星群がニュースやラジオなどで話題に上ると、近所の住民が星を見に来る場所としても知られています。

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最初にこの観望会に参加した人が、それがきっかけで前述した『乙女高原星空』を知り、『乙女高原星空観望会』に参加するようになる人もいらっしゃいます。長津田や田奈、恩田町内など地元の参加者いますし、犬の散歩の途中に立ち寄る参加者もいらっしゃいます。

新月の週末の翌週に行なっているのは、初心者の方でも簡単に見え楽しめる月が夜空にある時を狙って行なっているからです。望遠鏡の使い方にまだ慣れていない人や、望遠鏡を覗いたことのない人にも、もっと参加いただけたらと思っていますので、興味がある方は是非お気軽にお立ち寄りください。

田奈星空観望会の場所や日程は、こちらをご覧ください。

2019年4月の星空情報

2019年4月の星空情報です。

相変わらず平年より高めの気温が続いていますが、寒暖の差が激しく、桜の便りが届いたと思ったら、今は外でみぞれが降ってます。3月はまずまずの天気で、夕方の西空で小さくなった火星を見たり、重星を楽しんだりしていますよ。

メルマガの内容はブログでも見られます。ご覧くださいね。

●今月のハイライト
4月の注目すべき天文現をリストアップします。

1.4月1日から2日、明け方の空で細い月が金星と接近して見えます。
2.新月を超えて、4月9日夕方の西空にかかる細い月が火星と接近します。
3.4月9日ヒアデス星団食 ヒアデス星団の星が月に隠されます。
〈目次〉
★4月の惑星たち
★4月の天文現象カレンダー
★4月の星空情報
★イベント情報


★4月の惑星たち
水星 △4月12日に西方最大離角ですが、今回は条件が悪く観察が難しい
金星 ○ 夜明け前の東の低空、地球から遠ざかり望遠鏡で見るとやや欠けた小さな姿。
火星 △ かなり遠ざかりました。夕方の西空で1.5等の明るさ。小さな望遠鏡では模様を見るのは難しい。
木星 ◎ 4月11日に留。未明の東空で明るく見えています。観測シーズン!!
土星 ○ 4月14日 西矩 4月30日に留。明け方の東空で高度も上がってきました。観測シーズン入りです。
天王星 × 4月23日に合となり、太陽方向で観測できない。
海王星  ×から△ 日の出前低空で観測しにくい。 

★4月の天文現象カレンダー


4月1日(土)から2日(日) 朝焼けの空で月と金星が近づいて見えます。
4月5日(金)新月 前後数日は一晩中月明かりの影響がなく、星空の観測に絶好
4月5日(金)から4月7日(日)第90回乙女高原星空観望会です。
4月11日(木)木星が留 
4月13日(土)田奈星空観望会開催日です。上弦の月  夕方から夜半前に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!
4月14日(日) 土星が西矩。太陽から西側に90度離れる、明け方に観測しやすい 

4月19日(金)満月 クレーターはあまり見えませんが、海の部分の色や、クレーターから四方八方に広がる光条が良く見えます。
4月23日(火) こと座流星群が極大ですが、月が明るく条件は最悪です。

4月24日(水) 満月過ぎの少し欠けた月に寄り添うように木星が上ってきます。この日月を見て月の近くにいるとても明るい白い星が木星です。望遠鏡で覗いてみましょう。
4月26日(金)下弦に近い半月と土星がとても接近して見える。月のすぐ近くにいる黄色味を帯びた余り瞬かない星が土星です。望遠鏡で覗くと輪っかが見えます。
 
4月27日(土)下弦の月 深夜過ぎから明け方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!

4月30日(火)土星が留


★4月の星空情報
全ての図版は、クリックやタップをするとさらに大きく表示できます。

☆4月1日(土)と2日(日) 朝焼けの空で月と金星が近づいて見えます。
マイナス4等級(1等星の約100倍の明るさ)で輝く金星が明け方の南東低空で並んで見えます。朝焼けの中、肉眼で見る事ができますので、みなさん頑張って早起きして東の空が開けた視界の良い場所で是非ご覧ください。今年の金星は、地球との位置関係が遠く、望遠鏡で覗いて観察する昨年のように三日月のように欠けた姿はみられません。そして8月14日の内合を控えこれから太陽にだんだん近づき観測しづらくなります。
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☆4月9日夕方から宵の口に欠けて西空にかかる細い月と火星が近づいて見えます。昨年夏に大接近した火星、今は地球から遠ざかり約3億キロの距離に遠ざかってしまいました。3億キロというと、月の約800倍も遠く、太陽と比べても2倍も遠くに離れてしまった事になります。大接近した時と比べると5倍以上も遠ざかったわけです。それでも1.5等級(1等星の6割ほど)の明るさで赤く輝いて見えています。この火星が4月9日の日没後に細い月と近づいて見えます。

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☆4月9日(火)ヒアデス星団食
9日の日没後から火星と並んで見えるこの細い月ですが、夜8時ごろから見ているとおうし座のδ1星(3.8等級の明るさ)手前を月が通りかかり、20時23分ごろ月に完全に隠されます(潜入)。そして21時19分反対側から再び現れますが(出現)、この時には月は余りに低い位置なので、観測は難しいでしょう。観測には低倍率にした天体望遠鏡か双眼鏡が良いでしょう。
※注意 表示時間は、東京での潜入と出現時間になります。各地方で潜入時間、出現時間はずれますので前後余裕をもって観察しましょう。恒星はとても遠くにあり、面積の無い点像なので、月のふちに差し掛かった途端、瞬間的にぱっと消えます。瞬きしている間に消えてしまってる事もあるので、一生懸命見てくださいね。

(参考)月が星の手前を横切り隠してしまう現象を星食(せいしょく)といいます。月が惑星の前を横切り惑星を隠してしまう現象を惑星食といいます。ちなみに月が太陽の手前を横切り隠してしまう現象は、皆さんご存知の日食です。

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★イベント情報

●2019年 乙女高原星空観望会暫定日程

第90回 4月5日(金)から4月7日(日)
第91回 5月3日(金)から5月5日(日)
第92回 5月31日(金)から6月2日(日)
第93回 7月5日(金)から7月7日(日)
第94回 8月9日(金)から8月11日(日)
第95回 8月30日(金)から9月1日(日)
第96回 9月27日(金)から9月29日(日)
第97回 10月25日(金)から10月27日(日)
第98回 11月22日(金)から11月24日(日)

最新の日程は下記リンク先をご覧ください。
http://otome.sblo.jp/

●2019年 田奈星空観望会暫定日程

4月13日(土) 月齢8.1  春の星座
5月11日(土) 月齢6.6  初夏の星座
6月15日(土) 月齢12.1 水星と木星
7月13日(土) 月齢10.7 土星と木星
8月17日(土) 月齢16.4 土星と木星
9月7日(土)  月齢8.1 土星と木星
10月5日(土) 月齢6.7 金星と土星と木星
11月2日(土) 月齢5.3 金星と土星


おわりに
メールマガジンやブログにご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2019年3月25日   
スコープテック 大沼 崇


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株式会社スコープテック 代表取締役社長 大沼崇のフェイスブックアカウント
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・星空と天体観測のブログ
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さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています!

・乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています!2018年の日程は上記サイト上でご案内しています。
・田奈星空観望会
また弊社の近くの田奈でも毎月一回観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。
毎回30人以上の方が参加されています。2018の日程は下記リンク先でご確認ください。
http://scopetown.jp/kanbokai.html
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 国際宇宙シンポジウム2019に参加して

 今年は、アポロ計画で人類が初めて月に降り立ってから50年となる記念すべき年です。その2019年に新たな月探査に向けての具体的な動きが活発になってきました。

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シンポジウム冒頭、国際宇宙探査に向けての世界の動向と日本の取り組みを解説する、若田光一JAXA理事(元宇宙飛行士)

 2019年3月12日に東京の虎ノ門ヒルズで開かれた国際宇宙探査シンポジウムに参加しました。このシンポジウムの主催は宇宙航空研究開発機構で、後援は内閣府宇宙開発戦略推進事務局、文部科学省や経済産業省でした。午前10時にはじまり午後5時まで、ヨーロッパ宇宙機関、NASA関係者や、宇宙飛行士、宇宙開発に関わる民間企業関係者、ベンチャー企業関係者が次々と登壇し、とても興味深い話を聞く事ができました。米国を中心としてこれから推進していく、深宇宙探査、資源開発の計画と展望が、ここまで具体的にロードマップが敷かれていることにとても驚きました。
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国際宇宙探査シンポジウムのプログラム、朝から晩まで現在の宇宙探査やこれからの国際協力、今後の宇宙探査の方向性まで、様々な人が登壇し解説を行う。パネルディスカッションの内容も興味深いものでした。


 このシンポジウムに先立ち、文部科学大臣をホストに2018年3月3日に行われた、『第2回国際宇宙探査フォーラム』では40を超える国や機関の代表が、今後の宇宙探査の持続的な国際的な枠組みと推進が話し合われたのですが、この結果を受け、一般向けに発表する場として行われたのが、今回の『国際宇宙シンポジウム2019』でした。事前にトヨタ自動車がJAXAと月面探査用の車両の技術検討を行っていて当日シンポジウムで発表があるとのニュースが流れた事で、テレビや新聞社のほぼ全社が取材陣を送り込み、会場は一般参加者、関係者、報道のテレビカメラの砲列もあり、大変な熱気に包まれていました。

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トヨタ自動車の発表が行われた午後には、この写真よりさらに人数が増え、立ち見が出るほどの状況になりました。

このシンポジウムで発表された、今後の「国際宇宙探査」の国外の最新状況は、あまりに具体的でまさに驚くべき内容でした。日本政府及び、JAXAは参加に向けての準備を進めていますが、具体的にまだ予算がついた訳ではないのが少し気になるところでもあります。
結論から言うと、具体的なロードマップはすでに敷かれ、米国やカナダなどの国は、この国際協力による国際宇宙探査の手始めとして行われる、月を周回する宇宙ステーション(ゲートウェイ)の建設に参加を決めて予算も執行されているのです。

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月周回宇宙ステーション(GATEWAY/ゲートウェイ)の構成図 日本はNASAと協力して、ロジステッィク(貨物輸送/日本は次世代こうのとりHTV-Xを使う)と居住モジュールの建造をESA(ヨーロッパ宇宙機関)と協力して行う青図が示されている。現在地上400kmの地球周回軌道で運用されている国際宇宙ステーション(ISS)に比べると、現段階では『ゲートウェイ』は1/6程度の大きさの小規模な宇宙ステーションです。地上400kmにある国際宇宙ステーションに比べ、地球から38万キロも離れた場所で運用される「GATEWAY」の運用は、国際宇宙ステーションと比べても、物資の補給、人の行き来も含めとても困難になることでしょう。

 今まで宇宙開発の拠点であった国際宇宙ステーションの運営は、2024年までで、それ以降は民間に移行していく事になっています。そして今年から、NASA、カナダ宇宙庁、ヨーロッパ宇宙機関、ロシア宇宙庁と日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)は,月を周回する「ゲートウェイ」と呼ばれる有人の宇宙ステーションを、月の周回軌道上に建設に向けて動き出すというのです。一足先に予算がついているカナダと米国、これから本格的に活動を始めるヨーロッパや日本やロシア、それぞれが得意分野を持ち寄り、まずは月の探査と月面での資源開発競争を始めるというのです。この月探査、深宇宙探査の強力な推進力はもちろん人間の知的好奇心と言いたいところですが、それとは別に、地球に残った数少ない共産国である中国が、月探査に力を注ぎ始めたという事に他なりません。中国の月への進出に遅れを取るわけにはいかないという状況もあります。

数百年前に、ヨーロッパ各国が当時発明された外洋帆船を駆り、競うように世界中に進出を始めた『大航海時代』の宇宙版と私の目には映りました。

 今、宇宙開発は国家予算のみで行うものから、民間企業が人工衛星を打ち上げ、収益を獲る時代になりつつあります。人工衛星ばかりでなく、米国は遂に、宇宙への有人宇宙船の開発と運用を民間に移管しようとしています。イーロン・マスク率いるスペースX社とロッキードの二社とそれぞれ別の有人の宇宙船の開発を行なっています。

 地球周回軌道への打ち上げ費用も、大幅に下がりました。以前は地球周回軌道に衛星を打ち上げる費用は、重量1キログラムあたり、数百万円と言われていました。しかしながら、スペースXのファルコン9ロケットは、ロケットの再利用を遂に実現し、重量1キロ当たり15万円という低価格を実現しました。キューブサットと呼ばれる10センチの立方体で重さ1キロの小さな衛星がありますが、わずか15万円で地球の周回軌道に打ち上げて貰えるのです。こうした民間企業の活躍なくして、今回の月探査、そしてその後の火星探査の進展はないのです。

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ゲートウェイに関する説明を行う、NASA主任科学者のジム・グリーンさん

 膨大な国家予算を使い、ほぼ国家予算だけで成し遂げられた50年前のアポロ計画とは、全く異なる様相です。月の資源は、少なく見積もっても300兆円という巨額な市場となると予想されており、遂にその利権を巡って、中国と米国の争いが始まったと言えそうです。前回の月探査は、資本主義国家の雄である米国と、社会主義国家であるソビエト連邦共和国のある意味メンツをかけた争いでした。そしてその時は、結局ソ連は月に人を送り込む事に失敗し、米国に軍配が上がったわけです。
経済的なメリットがなく、まさに国家の威信を賭けたアポロ計画は、その後、アポロ17号をもって計画の中断を余儀なくされましたが、今回の月探査は、今後の月での資源開発、小惑星での資源探査、火星探査など人類の太陽系大航海時代の幕開けではないかと個人的には感じています。

 今回、注目すべき発表がありました。それは、トヨタ自動車とJAXAによる月探査用探査ローバーの共同研究開発です。まだ始まって一年に満たないプロジェクトですが、国際宇宙シンポジウムに登壇したのは、章男社長より特命を受けた副社長でした。とても意欲的かつ、熱の籠ったスピーチでトヨタ自動車の本気が伝わってきました。この月面探査車は、アポロ計画の時代に作られたものとは比べものにならないほど高度な代物でした。与圧されたキャビンと4.5畳ほどの居住スペースを備えた、いわば月面キャンピングカーとも言うべき代物です。車重は6トンもあり、水素と酸素による燃料電池により電気を生み出し、モーターで走る燃料電池車です。

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概念検討を行っている月面探査車の説明をする、トヨタ自動車株式会社 寺師茂樹副社長




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画像クレジット:JAXA/TOYOTA
与圧されたキャビンと4.5畳ほどの居住スペースを備えた、いわば月面キャンピングカーとも言うべき代物、2台4人で常に行動し、一台が壊れても生還できるように安全策を取る。一台で緊急時には4人の生命を維持できる設計をするそうだ。


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 画像クレジット:NASA/JAXA
探査車の打ち上げは二台同時に外国の大型ロケットにより行い。無人で月面に着陸し探査車を月面に下ろす計画です。打ち上げは2029年を予定。約10年後の近い将来です。


2台を同時に無人ロケットで打ち上げ、月面に届けます。その後、月周回軌道をまわる宇宙ステーションから月着陸船で4人の宇宙飛行士が送り込まれ、二台の探査車に分乗し、42日間(月の昼、月の夜、2回目の月の昼)にわたり、周囲1000キロ程を走り回り、月面の資源などの探査を行います。そして、探査を終えた宇宙飛行士は宇宙ステーションにもどります。月面に残された探査車は、次の探査ポイントまで無人で移動します。この繰り返しを、現在の構想では2029年から2034年の5年間に5回繰り返し行うようです。

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登壇後、月探査と月面探査車に関するパネルディスカッションを行う、若田理事と寺師茂樹副社長


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画像クレジット:JAXA
現在の青写真では、5箇所を数年間に渡り探査する予定。月の南極周辺での探査では、南極付近の
永久影にある水資源(氷)の探査も行うことでしょう。

 5回の探査においては、燃料である水素や酸素は全て地球から持っていくとのことでしたが、この月面探査車の目的は、日本の月探査機『かぐや』など、これまでの無人の月探査機で見つかった月面の極付近のクレーター内の永久影内で見つかっている水資源の場所の特定と将来的な水資源の採取を見据えた探査になるのでしょう。そして更にその先には、水を電気分解して、水素と酸素を得て、ロケット燃料や燃料電池の燃料にしたり、人間の宇宙での活動として必ず必要な水や酸素を得るための月面でのプラント建設を見据えているようです。わざわざ重力の大きい地球から、深宇宙探査のためのロケット燃料や宇宙船で使われる燃料電池で必要な水素や酸素を運ぶのは、大変お金がかかり効率が悪いので、将来的には、重力の弱い月で燃料となる水素や酸素を獲られれば、人類が宇宙に進出していくにあたり、長い目で見るとその経済的メリットは計りしれないことなのです。トヨタ自動車の寺島さんが、水素社会を月面で地上より早く実現させることが出来るかもしれないと、シンポジウムのスピーチではっきりと述べていたのが、とても印象的でした。

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画像クレジット:JAXA/TOYOTA
月面で実現を目指す水素社会

 日本人から見ると、今回のトヨタ自動車の、月面探査車の発表はとても唐突で現実味のないものに見えるかもしれませんが、シンポジウムに参加して登壇する各界の人の話を聞くにつれ、民間企業の宇宙開発への参加がすすんでいる米国や欧州の状況や、国際的な月の探査の今後のロードマップを目の当たりにすると、日本での社会一般の月の探査と開発に対する認識は、少し遅れをとっていると思えます。一般人の月探査とその先の開発に対する理解がまだまだ進んでいない日本ですが、民間の会社の宇宙ビジネスへの関心もまだまだ薄いと思えます。日本にもロケットの打ち上げを目指すベンチャー企業はあるにはありますが、衛星を軌道に載せるどころか、宇宙の入り口に達したロケットは一つもありません。今日本が打ち上げているロケットは、官製、あるいは半官製ロケットばかりで、イーロン・マスクが打ち上げているファルコンロケットのような、民生ロケットは一つもないのが現状です。こんな中でのトヨタ自動車の月探査車(月探査与圧ローバー)への前向きな姿勢は、これまで宇宙開発へ関わりが無かった企業や一般人の宇宙開発への関心を高め、理解していくことを促進していくのではないかと、大いに期待してしまいます。

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パネルディスカッション 宇宙探査と人類 山崎直子元宇宙飛行士と松本理化学研究所理事長 両名とも内閣府宇宙政策委員会委員

 NASAのロードマップによると、日本や欧州、ロシアの宇宙機関も協力しながら数年以内に、月周回軌道の宇宙ステーション(ゲートウェイ)の打ち上げと建設が始まります。50年前のアポロ計画により月探査が始まった時代、人々の宇宙への関心はそれまでに無く高まり、天体望遠鏡で夜空を見上げる人の数は爆発的に増えたのです。今後の宇宙探査は、ライブカメラでの映像配信をはじめ、VR技術を駆使した映像体験など、地球上に住む我々にとっても、これまで以上に臨場感に満ちたものになるに違いありません。これまで以上にたくさんの人が宇宙に関心を持つのではと期待しています。そして宇宙探査をきっかけにある一定の割合で天体望遠鏡で生の天体を見てみたいという人が出てくるでしょう。極めて近い将来に、人類の新たな歴史の1ページになる宇宙大航海時代の到来に向けて、天体望遠鏡メーカーとして貢献できることは何なのか、新たな入門用天体望遠鏡の製品開発を日々行う身として色々考えて行かなければと考えています。今回の国際宇宙シンポジウムに参加した天体望遠鏡メーカー関係者は私一人しかいませんでした。関心の低さを少し危惧しています。天体望遠鏡業界全体で考えていかなければならないことだと思います。

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シンポジウム後のネットワーキングレセプションにも登壇者も含め多数の人が参加していました

シンポジウム会場内やその後のレセプションで、久しぶりに山崎直子さんとお話しできたのも、とても良かったです。先日、自動車雑誌「ナビカーズ」で、星空特集の時に、ぜひ寄稿してくださいとの僕の無理なお願いを快諾頂いたお礼を申し上げたかったのです。短い時間でしたが、弊社の子供用望遠鏡のお話しも山崎さんの方から尋ねられ、とても光栄に思いました。山崎さんありがとうございます!!

というわけで、前日の仕事がとても忙しく、睡眠不足で参加した国際宇宙探査シンポジウム2019、もしかして途中で寝てしまったらどうしようなどと心配でしたが、シンポジウム全体、とても面白く興味深い話ばかりで、最初から最後まで夢中になってメモを取りながら聞いてしまいました。

今回、参加しての感想や、僕の解釈も多数入っておりますので、報道記者さんのような正確さはないかもしれませんが、長文の駄文をお読みいただき誠に恐縮です。

スコープテック 
大沼 崇
2019年3月の星空情報メールです。

暖冬傾向が続いています。南関東では梅も満開で見頃となっています。3月も気温は高めに推移する予報で、桜のたよりも早そうです。とは言っても夜は冷え込みますから風邪を引かないようしっかり防寒して星を楽しみましょう。
注)画像が直接入った同内容の記事をこちらで見る事もできます。ご利用ください。
https://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/56503814.html

●今月のハイライト
3月となりました。今月の注目すべき天文現象をリストアップします。

1. 3月初旬にかけて夕方の西空で、水星が好条件で観察できる。

2 明け方の空に、木星と土星と金星がずらりと並んでいます。土星は、観測シーズン入りというには少し早いですが、早起きをして一足先に楽しんで見るのも良いかもしれません。観測シーズン入りした木星ですが、南側の太い縞模様(南赤道縞)が昨年に比べて薄くなっているという情報が入っています。ラプトル50でぱっと見て、縞模様が一本しかないように見えています。今後の変化にも注目です。

3.. 3月下旬から4月頭にかけて火星がおうし座の散開星団すばる(プレアデス星団)に近づきます。双眼鏡や写真で撮ると赤い火星と青く輝くすばる(プレアデス星団)の対比が楽しめます。

〈目次〉
★3月の惑星たち
★3月の天文現象カレンダー
★3月の星空情報
★要注目!今月のオススメ!
★イベント情報


★3月の惑星たち
水星  ◎3月初旬に夕方の西空で好条件
金星 ○ 夜明け前の東のテ低空、地球から遠ざかり望遠鏡で見ると丸く小さな姿。
火星 △ かなり遠ざかりました。夕方の西空で1.5等の明るさ。小さな望遠鏡では模様を見るのは難しい。
木星 ◯ 3月13日に西矩。夜明け前の東空で観測シーズン入り
土星 △から○ 観測は可能
天王星 △宵に西の低空で観測条件は良く無い
海王星  ×合 太陽方向で観測できない。

★3月の天文現象カレンダー


3月1日(金)から3日(日) 朝焼けの空で月と木星と土星と金星が並んで見える。
3月7日(木)新月 前後数日は一晩中月明かりの影響がなく、星空の観測に絶好
3月13日(水)木星が西矩 太陽の西側90度の位置にくる。観測シーズン入り
3月14日(木)上弦の月  夕方から夜半前に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!
 
3月16日(土)田奈星空観望会 月齢9.5 冬の星座を見送ろう。
3月21日(木)春分の日 満月 
3月28日(木)下弦の月 深夜過ぎから明け方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!

3月29日(金)小惑星パラスが衝で見頃。明るさは7.9等

★3月の星空情報
全ての図版は、クリックやタップをするとさらに大きく表示できます。

☆3月初旬、夕方の西空で水星が好条件で観察できる。
3月27日に東方最大離角になった水星が夕方の西空で引き続き見頃となっています。これからは見える位置が低くなりながら、内合に向かうため、大きく三日月のように欠けていきます。

イメージ 1

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☆3月1日から3日、朝焼けの空で細い月と木星、土星、金星と並び賑やかです。
外合を控えた金星は、望遠鏡で見ると見える大きさは小さいですが、丸く可愛らしい姿を観察できます。木星は観測シーズンに入りました。6月11日に地球に接近する衝となりますが、見える大きさもだんだんと大きくなります。今年の木星は、昨年に比べると、二本の目立つ縞模様 北熱帯縞と南熱帯縞のうち南熱帯縞が薄くなっている様で、今後濃くなるのか、さらに薄くなるのか、目が離せません。弊社の1番小さな天体望遠鏡、ラプトル50でも分かる変化なので是非継続的、定期的に観察してみてください。

イメージ 3


☆3.. 3月下旬から4月頭にかけて火星がおうし座の散開星団『すばる(プレアデス星団)』に近づきます。双眼鏡や写真で撮ると赤い火星と青いすばる星団の対比が楽しめます。
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すばる星団は、星空が綺麗な場所でみると、ぼんやりと光る小さな星が集まった姿を肉眼でも見る事ができます。双眼鏡や低倍率の望遠鏡で見ると、数十ほどの小さな青い星が沢山見えてきてとても賑やかな姿を楽しめます。散開星団とは、同じ星雲から同時多発的に生まれた星で、生まればかりの頃は、すばる星団のようにまとまった星の集団として見えますが、やがて散り散りばらばらになってしまう運命にあります。

おうし座の散開星団すばるは、太陽系から距離443光年先(光のスピードで433年)にある大型の散開星団です。キロメートルで表すと1光年が約10兆kmですから約4330兆キロというとてつもなく遠いところにあります。一方火星の距離は3月下旬で約3億キロ(秒速30万キロの光のスピードで17分)です。

※楽しみ方 すばる(プレアデス星団)と1.5等の明るさの火星は肉眼で見ることができます。
火星の動きはとても速く、3月から4月にかけて、おひつじ座からおうし座を早いスピードで駆け抜けていきます。
日々の火星の位置の変化をデジタルカメラでで撮影するのも面白いと思います。
イメージ 5



※赤道儀をお持ちの方は、火星とすばるが接近する3月終わりから4月頭にかけて、少し長めの焦点距離の望遠レンズ(200mmから300mm)で狙うのも良いかもしれません。すばると火星両方が入る構図で撮影すると、すばるの青色と火星の赤が際立つ美しい写真が撮れると思います。
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4 .  3月29日に小惑星パラスが地球に接近します。明るさは7.9等。星空が綺麗な場所であれば、星図を参考に双眼鏡で見つけられる明るさになります。デジタルカメラを向ければ、赤道儀がなくても撮し取れる明るさですから、だいたいの方向に向けて撮影して、後で星図と見比べて探し出す方法があります。数日置いて撮影すれば移動も確認できます。星座の星は、動きませんが移動している星があればそれが小惑星パラスということになります。

パラスの概略位置を示す広域星図〜うしかい座の頭部を移動していきます。
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部分拡大です。毎日位置が変わっているのが分かります。
イメージ 8

小惑星パラスとはどんな天体か。

最近、日本の小惑星探査機はやぶさ2の活躍により、にわかに注目に上っている小惑星ですが、はやぶさ2が探査している小惑星リュウグウと小惑星パラスとはなりたちも大きさも大きく異なります。

小惑星パラスは、1802年に発見された小惑星で、ギリシャ神話のトリトンの娘、の名前です。大きさは500キロメートルを超え、小惑星りゅうぐう(同1キロメートル)と比べるとずいぶん大きな小惑星です。それもそのはず小惑星で最大の大きさなのです。

パラスは、メインベルト小惑星に分類され、火星と木星の間にある小惑星の一つです。一方リュウグウは、地球近傍小惑星で地球の軌道に近いところを公転しています。



★今月のオススメ!(前回もおすすめしています!)
自動車雑誌 ナビカーズ 『星に会いにいこう』税込880円 1月26日発売開始

自動車雑誌なのですが、今回の特集は『星に会いにいこう。』全体の8割が星に関する事なので、車の雑誌というよりは、ほとんど星の本です。昨年の年末に、ナビカーズの編集部から電話を頂き、全国の星空観測地や公共天文台や宿のリストアップと紹介文、双眼鏡望遠鏡のページのコンテンツ作成と、取材先の紹介。今まで見た中1番美しい星空の話を書いてくださいとのこと。二つ返事でOKし、間接的あるいは、直接的に関わったページは、かなりの部分になりました。編集部の頑張りで星の本としてもとても良いものが出来上がりました。ツイッターやフェイスブックでも話題になっているようで、天体観測が元々趣味な人が読んでも、初心者が読んでも楽しめる内容になっているので、皆さんも是非お手元にどうぞ。
車メーカーの誌面広告に混ざって弊社、スコープテックの広告もでていますよ!

全国書店で発売中ですが、売れ行き好調のようで、既に在庫が僅少、あるいは売り切れてしまった書店もあるようです。お早めにどうぞ。

https://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=56503814&no=11


アマゾン
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07MK45L6V?pf_rd_p=7b903293-68b0-4a33-9b7c-65c76866a371&pf_rd_r=G9N2F5MHX4JSYF8MC4HD


★イベント情報

●2019年 乙女高原星空観望会暫定日程

第90回 4月5日(金)から4月7日(日)
第91回 5月3日(金)から5月5日(日)
第92回 5月31日(金)から6月2日(日)
第93回 7月5日(金)から7月7日(日)
第94回 8月9日(金)から8月11日(日)
第95回 8月30日(金)から9月1日(日)
第96回 9月27日(金)から9月29日(日)
第97回 10月25日(金)から10月27日(日)
第98回 11月22日(金)から11月24日(日)

最新の日程は下記リンク先をご覧ください。
http://otome.sblo.jp/

●2019年 田奈星空観望会暫定日程

3月16日(土) 月齢9.8  春の星座 

4月13日(土) 月齢8.1  春の星座
5月11日(土) 月齢6.6  初夏の星座
6月15日(土) 月齢12.1 水星と木星
7月13日(土) 月齢10.7 土星と木星
8月17日(土) 月齢16.4 土星と木星
9月7日(土) 月齢8.1 土星と木星
10月5日(土) 月齢6.7 金星と土星と木星
11月2日(土) 月齢5.3 金星と土星



おわりに
メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

webmaster@scopetown.jp

よろしくお願い申し上げます!

2019年2月28日   (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇


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さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています!

・乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年9から10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています!2018年の日程は上記サイト上でご案内しています。
・田奈星空観望会
また弊社の近くの田奈でも毎月一回観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。
毎回30人以上の方が参加されています。2018の日程は下記リンク先でご確認ください。
http://scopetown.jp/kanbokai.html
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宇宙探査時代を楽しむ

  様々な探査機が、太陽系内の惑星や衛星、小惑星へと飛び、地上の望遠鏡からは見えない表明の様子を間近に撮影して、私たちに送り届ける時代になりました。約50年前に、アメリカや旧ソビエト連邦が地球以外の天体、『月』へ着陸し表面の物質を持ち帰って地球の実験室に持ち帰ってきました。
日本は、初代「はやぶさ」探査機で、月以外の天体の表面から直接採取した物質を初めて地球に表面の物質を持ち帰った国になりました。そのはやぶさ探査機をさらに発展進化させた「はやぶさ2」が、現在小惑星りゅうぐうの表面の物質を採取し、さらに今度は、地中内部の物質を地球に持ち帰るべく奮闘中です。

イメージ 1
Copyright: JAXA 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研
はやぶさ2が小惑星りゅうぐうへの着陸後、上昇中に高度30メートルで撮影した小惑星の表面写真。今後さらに難易度の高い地中内部からのサンプル採集を目指す。

 太陽系内の天体の直接探査が行われる時代になり、地上から天体を望遠鏡で観察するという行為が、ますます面白くなっていると感じます。
 それは私たちの持っている小さな天体望遠鏡で見える月などの天体の姿と探査機が天体の間近で迫り撮影した驚くべき天体の姿をを見比べることができるようになったこと。私たちが直接歩き、見て触れることもできる地球上の地形や景色と、他の天体に着陸した探査機が撮影する、今まで未知の他天体の光景との対比が、新鮮な驚きと発見が満ちているからに他なりません。

イメージ 2
Copyright: NASA/JPL
ミニバン程の大きさがある6輪駆動の火星探査車キュリオシティーが撮影した、火星の広漠としたパノラマ写真。もちろん木や動物の姿はない。僅かな大気と水の存在が確認されたことから、地中に始原的な生物がいるのではないかと期待する学者も沢山いる。ヨーロッパやアメリカは、近い将来、火星の地中に潜むかもしれない生命体を見つける探査車を火星に送り込む準備に余念がない。2020年代初頭から半ばには実現しそう。


イメージ 3
Copyright: NASA/JPL
火星の地平線に沈む太陽。地球上で見られる夕焼けとは違い、太陽やその近辺の空は美しい青色に染まる。個人的には、この火星の赤い大地の青い夕焼けを、死ぬまでには見てみたいとも思うが.....


イメージ 4
Copyright: ESA/NASA/JPL/University of Arizona
ヨーロッパ宇宙機関のホイヘンス着陸機が着陸へ向けてパラシュートで降下中に撮影した、土星の衛星タイタンの上空からのパノラマ画像。湖か海に面した土地に見える。地面には川がうねり、波打ち際ともみえる地形のようだ。一度行ってみたいとも思うが、マイナス200度近い極寒の世界と聞き行くきが失せてしまった。(笑)

 いくつかの例を、さまざまな天体画像を見ながら考えていきましょう。
まずは、土星の衛星のタイタン。タイタンは太陽系の惑星のまわりを公転する衛星の中で二番目に大きな衛星で、分厚い大気をまとっています。その大気の底は、地球と同じように、山や谷や川や海があることが分かっています。分厚く霞んだ大気に覆われているため、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)が着陸機を送り込むまで、その表面の様子はよく分かっていませんでしたが、着陸機が着陸に向けて降下する最中に上空から撮影した写真には、地球上にあるのとそっくりな地形が写っていたのです。


イメージ 6
Copyright: ESA/NASA/JPL/University of Arizona
ホイヘンス着陸機が撮影した、干上がった河原のようなタイタンの地上写真。丸い石の形は、かつて河川の上流の岩が川に流されて転がるうちに丸くなったことを意味している。地球上の河原の丸石と同じ理屈だ。ちなみに撮影時の天候は曇り。マイナス180度 気圧約1.5気圧 湿度50%(とはいっても水ではない) 北北西の風 0.3m/sec

 着陸後に送って来た画像も驚くべきものでした。川の流れに流されてきた河原の丸い石が沢山うつりこんでいたのです。近所の河原で見かけた景色そのものと言って良いでしょう。ただ地球と違うのは、気温でした。太陽から遠く離れたタイタンの気温は、マイナス190度。丸い石に見えたものは、花崗岩より硬く凍りついた氷。氷が地球上の石の代わりになっていました。そして地上には、その低い温度でも液体として存在できる液体メタンや液体エタンの雨がふり、その液体メタンやエタンが氷でできた地面で川の流れをつくり、山を削り谷を作って、そして液体メタンや液体エタンの海に注いで、そこから蒸発したエタンやメタンが雲を作り、液体メタンや液体エタンの雨を降らしていたのです。地球上で岩盤を形成するのは岩ですが、タイタンでは水が硬く凍った氷がその役目を果たし、地球上では水が担うことを液体エタンや液体メタンが担っている不思議な世界だったのです。



イメージ 5
地上の川の石は、上流付近ではまだ尖った部分もあるが、下流に下るにつれ丸石が多くなる。


 望遠鏡でとても表面が良く見える天体といえば月です。月を観察すると、沢山のクレーターに覆われている部分や、平な部分、山脈などの地形が見えます。地球で見たような地形もありますが、地上には少ししかないクレーターが沢山あったり、また水が流れてできた川のようなものは見えませんし、地球上の地形と比べるととても険しい地形が多いことにも気づきます。なぜでしょうか?そしてなぜこんなに沢山のクレーターがあるのでしょうか?
 
 それには理由があります。地球や月ができた数十億年前は、沢山の小天体が太陽系内を飛び交っていましたから、そうした天体が月にも地球にもぶつかりました。地球上にも沢山のクレーターができました。月は地球の1/4しかない小さな天体だったので、表面に水が流れることも、海ができることもなく、また地球より小さいために、内部が冷えるのもはやく、早々に火山活動が収まってしまいました。そういうわけで、一度できたクレーターは、雨や風に晒されることもなく、侵食もされずそのまま表面に残りました。火山活動も早々に止まり、月の表面は太古よりそのままとなりました。一方地球はというと、大量の小天体が降り注いだ大昔には、一度表面は月とおなじようにクレーターで覆われましたが、雨や川の流れによる侵食や、火山活動や、プレート運動による表面の更新で、その時代のクレーターは全て消えてしまったのです。地球上に残っているクレーターは、いくつかありますが、ほとんどは、侵食や風化や地質活動により数万年から数十万年で消えてしまうのです。



イメージ 7
Copyright: ESA/DLR
雲が掛かっている火星の表面。大気がある証拠でもある。


 さらに他の天体に目を転じてみるとしましょう。たとえばヨーロッパ宇宙機関の火星探査機が撮影した火星の写真を見てみると、月ほど沢山のクレーターは無く、有っても形が崩れています。それは火星には大気があるので風化が進んでいるのです。またある時代には液体の水が存在したこともあり、干上がった川の跡が探査機からの写真に写っていたりします。そして現在は火山活動は止まってしまったようですが、巨大な火山や火山活動の跡が見つかっています。そうした侵食や風化、地質活動があったことにより、ちょうど月と地球の間の特徴を兼ね備えた地形となっているのです。

イメージ 14
弊社の8センチ屈折で撮影した月面。びっしりとクレーターと覆われ、火山活動が数十億年前に停止し、地面が更新されることもないことが推察できる。また大気も無く、雨も降らないのでクレーターは急峻な地形を保っている。

イメージ 8
Copyright: ESA/DLR/FU BERLIN
氷に満たされた火星のクレーター。美味しそうな外観である。シュガークラストのかかった有名パティシエ作のスイーツに見える。やはり月に見られるクレーターと比べると、侵食や風化の影響が見て取れる。


イメージ 12
Copyright: NASA/JPL
火星のクレーター。薄いが大気がある火星は風化による侵食などで、クレーターの縁が崩れ堕ちている。中央に堆積した砂には砂丘が見える。この砂丘は、おそらくは風の産物だと思われる。

イメージ 13
Copyright: GOOGLE/GOOGLEMAP
ウルフクリーククレーター、数万年前に落下した小天体によりできたクレーターです。オーストラリアのノーザンテリトリーの乾燥地帯にある。あと数万年もすれば、侵食や風化で消えてしまう運命だ。


イメージ 9
Copyright: NASA/JPL
木星の衛星のイオは、木星の潮汐力で常に歪められ、その時内部に生じる熱が噴火のエネルギーの元になっている。衛星全体に火山が点在し、太陽系の星の中でも最も噴火活動が激しい。硫黄や硫黄化合物に覆われ溶けたチーズボールのような色合いが....食欲をそそる(笑)
地面は火山活動により常に更新されるため、クレーターは見当たらない。

イメージ 10
Copyright: NASA/JPL
黒い噴煙を吹き上げるトリトンの火山。地球のように溶岩を吹き上げているのでなく、液体窒素を噴出する極寒の火山だ。カビたメロンパンのような外観が印象的だが、イオと同じく地面の更新がはやくクレーターは僅かしかない。


 木星の衛星のイオや天王星の衛星のトリトンの表面には、ほとんどクレーターがありません。ごく薄い大気はありますが、表面を流れる水もないのに、クレーターはほとんど見当たらないのはなぜか?この二つの衛星は、火山活動や地質活動がとてもはげしく、その地表の更新がとても早いのです。クレーターができてもあっという間に、跡形も無くなってしまうほど激しい地質活動があると考えられています。

イメージ 11
Copyright: NASA/JPL
個性的な木星の四つの衛星の姿。右からイオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト。左の二つは、地質活動により地面の更新がはやく、ほとんどクレーターが見当たらない。右の二つの衛星の表面はクレーターだらけだ。火山活動や地質活動がほとんど無いか低調なため。イオを除く右側三つの衛星は表面の氷の下に液体の水の海があるようだ。火星とともに独自の生命体を育んでいる可能性もあり、詳しい探査が待たれている。

 地上から天体望遠鏡で観察して、表明の地形が手に取るように分かる天体は月、おぼろげながら概略の表面の変化が見えるのは火星だけですが、これらの天体を望遠鏡で良く観察し、その地形のできた意味を考え、また地上の景色や地形を普段から良く観察し、色々考えて見ることは、探査機から送られてくる素晴らしい写真の数々を楽しみ、また望遠鏡での天体観測をより興味深く楽しくするためにも、とっても大事なことだったりするのです。

 みなさんも、天体望遠鏡での星空観察をより楽しくするためにも、普段から観察力を発揮して宇宙を楽しんでみてくださいね!それは直接望遠鏡を覗いているときも、各国の宇宙探査機のサイトを覗いているときも、海や山へ出かけているときも、同じようにこれまで以上に好奇心をもって接してみてください。

普段見慣れている地上の景色さえも、今までとは違った視点で新しい発見があるはずです。


下記に世界各国の宇宙探査機のサイトへのリンクを貼っておきます。
さまざまな素晴らしい画像や動画を楽しめます。特にNASAは圧巻です。

●宇宙科学研究所

はやぶさ2


火星衛星探査計画(MMX)

水星探査計画(日本とヨーロッパの共同探査計画)


金星探査機あかつき

●ヨーロッパ宇宙機関

火星探査機 マーズ・エクスプレス

●米国NASA

米国版はやぶさ 小惑星探査機 オサイリス・レックス

土星探査機カッシーニ

火星探査車 キュリオシティ

火星探査機 インサイト

木星探査機 ジュノー

太陽探査機 パーカーソーラープローブ

冥王星&TNO天体探査機 ニュー・ホライズンズ





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大沼 崇
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