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「手に持っているものは、なーに?」
「アッ、これ、? 秘密」 「だってあなたが手になにか持つなんて珍しいもん」 「今にわかるサ」 「今知りたい〜」... 「ダーメ、お楽しみは後で、、、もっとも楽しいのは僕だけかもね」 「ふーん、楽しみ、悲しさはわかち合うってゴジラに約束したのにねー」 「だーかーらー、後でわかるって、、、電話をかけるけれど キミはそばにいて、、、キミはお酒はモスコミュールくらいたった 杏仁豆腐は嫌い?」 「好き、」 「もしもし、今から行くからいつもの席をリザーブしといてくたさい」
「、、、、、、、、、」 「それもそうだ、あんなカウンターの隅っこの席に座る人いませんよね」「、、、」 「今日は二人分リザーブお願いしますね」 「、、、、、、、、、」 「そうですね、初めてですね、じゃあ後で」 電話のやりとりが終わり三階建てのビルにある
「ソウルトレイン」とカラフルな蛍光灯で地味に 飾られたバーの隅っこにリザーブと書かれた席に臥せられたセット コースターには二人分のグラスと桐の四角い箱に入ったグラス マスターが「連れって女性だったんだ」と
「彼はこだわる人なんでねーここに置いているものは全部自分勝手に置いてる 変な人なんですよ」 「わかる〜」と彼女が言う 「カルアミルクに杏仁豆腐のおつまみは変な人らしいもん」。。 「そもそもヘネシーをボトルで置いてないマスターが悪い」
「そうやって人のせいにしてなんでも徐々に自分で持ち込んで 来るんよね」 「アハハハハ、男のロマンですよ」と笑うマスターと彼 マスターは氷を丸く削り初めて桐の四角い箱に入ったグラスに合わせる
「こんなもんですかね?」 「さすががマスター、このジガーの大きなほうで三対一ですね」 「彼女を酔わすつもりはないのでそれで、、、」 「チェイサーも添えましょう」 「アッ!それとこれを、、、」 さっきの包みをマスターに渡し、耳元でなにか囁く 「大きなプロジェクターから黒人のソウルが流れるんだ 熱をもつからレコードと半々なんでねーさっきリクエストした」 「あとニ曲です、、、」ガラスの器に溢れるほどに盛られた真っ赤なドロップ 「赤いドロップをこれだけ集めるの大変だったんだ」
「じゃあさっきの包みは赤いドロップ?」 「そう、」 「わたし杏仁豆腐かと、、、」 「それを少し飲んでごらん」
「杏仁豆腐の味がする」 そんなことをはなしてるあいだにレコードタイム
畳二枚ほどのダンスフロアーに彼女を誘った 「わたしプロのタンサーとなんて踊れないわ」 「せんぱい、なんねんぶりだろう、この言葉忘れたの?」 「わたし達が初めて唇を合わせた日のこと忘れたりするもんですか」 「僕の君への肩に両手をのせて、、、」 彼の唇から彼女の唇に 彼女の唇から彼の唇に何度もいったり来たり、、、 まだ、器まだには真っ赤にきらめくドロップが、、、 |

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