いつまでがんばれるかな? きっといつまでも、いつも心に太陽と月を

運命に逆らえばそれに引きずりまわされる、運命を受け入れるとそれは導いてくれる

ピエール・ド・ロンサール

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  ベルリの泉
  ベルリの泉よ
  ニンフたちの美しい泉よ
  お前の水の中に
  サチュロスから逃れてきた
  ニンフたちをかくまっておやり
  サチュロスはニンフを追って
  お前の流れの渕までやってくる
  我が父祖の地に住む
  永遠の泉のニンフよ
  緑なす牧場に出てごらん
  乳離れしたばかりの
  子山羊がいるだろう
  その額には
  小さな角が生え始めているだろう

  夏ともなればわたしは
  お前の傍らに寝そべって
  お前にふさわしい
  素敵な詩を作ってやろう
  お前の栄光をたたえ
  人々の記憶に末永く
  残るような詩を

  たいまつの炎も お前の
  緑の岸辺を焼くことはない
  お前の周りには 深い
  影がただよっている
  羊飼いは野原を歩み
  牛たちは耕作に疲れ
  獣たちがうろつきまわる
  お前は休みなく沸き出でる
  岩の合間をぬって
  音を立てて流れる水を
  褒め称えてやろう
  泉の底から沸き出でて
  永遠に踊り続ける水を




   二・三十箇月もの間
ヴァンドモアに帰ることなく
取り留めのない思いを回らし
悔恨と不安にさいなまれ
岩や木や洞窟や波に
切ない気持をぶつけるばかり
岩よ お前は三千年の
長い年月を生きたというのに
少しも変らない姿でいる
ところがこのわたしときては
若さは逃れ 老いはせまり
日々姿が衰えていくのだ
木よ お前は毎年の冬に
豊かな葉をすべて落としても
新しい年を迎えると
またもとどおりの姿になる
ところがこのわたしときては
失った髪が戻ることはない
洞窟よ わたしはかつてお前の中で
自分の体を若々しく感じた
手も足も健やかだった
ところがいまのわたしときては
体中が硬直し 膝は曲がり
お前の壁のように固くなった

波よ お前は絶え間なく
ひいてはまた押し寄せて
永遠に同じ動きを繰り返す  
  ところがこのわたしときては
夜も昼も前へと進み
再びもとに戻ることはない
とはいえ岩や木のように
なりたいとは思わない
岩のような肌をもって
たとえ時間を超越できても
そんなに硬い体になっては
あなたを愛することができないから





   ベルリの泉
ベルリの泉よ
ニンフたちの美しい泉よ
お前の水の中に
サチュロスから逃れてきた
ニンフたちをかくまっておやり
サチュロスはニンフを追って
お前の流れの渕までやってくる
我が父祖の地に住む
永遠の泉のニンフよ
緑なす牧場に出てごらん
乳離れしたばかりの
子山羊がいるだろう
その額には
小さな角が生え始めているだろう
夏ともなればわたしは
お前の傍らに寝そべって
お前にふさわしい
素敵な詩を作ってやろう
お前の栄光をたたえ
人々の記憶に末永く
残るような詩を
たいまつの炎も お前の
緑の岸辺を焼くことはない
お前の周りには 深い
影がただよっている
羊飼いは野原を歩み
牛たちは耕作に疲れ
獣たちがうろつきまわる
お前は休みなく沸き出でる
岩の合間をぬって
音を立てて流れる水を
褒め称えてやろう
泉の底から沸き出でて
永遠に踊り続ける水をベルリの泉



キューピッド


   昼に夜が続き
暗い夜はまた
朝へと変る
薄暗がりに光が輝く
秋が夏に続き
ひとしきり嵐が
吹き荒れた後は
もう風が吹くこともない
だがわたしを苦しめる
愛の炎は
燃え盛ったまま
治まる気配がない 
  愛の神よ 撃たれねばならないのは
わたしではありません
愛の矢をわたしに
向けないでください
怠惰なものたちを追いかけて
楽しみの種になさい
わたしを追いかけないでください
ミューズの僕たるわたしを



ミニョン

イメージ 1

   ミニョン 一緒に見に行こう
今朝の日の光でぽっかりと
すみれ色に開いたバラの花が
この夕暮になってもまだ
君のドレスと同じような
鮮やかな色を保っているかを
ミニョン バラが咲いていたのは
ほんのわずかの間でしかなかった
美しい花は萎れてしまった!
自然のなんと無慈悲なことか
この花が与えてもらったのは
朝から夕暮までのはかない命
ミニョン わたしの言うことを聞きなさい
はちきれんばかりの若さに満ちて
花盛りの美しい時期に
その神髄を摘み取りなさい
老いがあなたにも訪れて
台無しにしてしまわないうちに



   ミニョン 一緒に見に行こう
今朝の日の光でぽっかりと
すみれ色に開いたバラの花が
この夕暮になってもまだ
君のドレスと同じような
鮮やかな色を保っているかを
ミニョン バラが咲いていたのは
ほんのわずかの間でしかなかった
美しい花は萎れてしまった!
自然のなんと無慈悲なことか
この花が与えてもらったのは
朝から夕暮までのはかない命
ミニョン わたしの言うことを聞きなさい
はちきれんばかりの若さに満ちて
花盛りの美しい時期に
その神髄を摘み取りなさい
老いがあなたにも訪れて
台無しにしてしまわないうちに


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