いつまでがんばれるかな? きっといつまでも、いつも心に太陽と月を

運命に逆らえばそれに引きずりまわされる、運命を受け入れるとそれは導いてくれる

ジョージ・ゴードン・バイロン

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]


  今やもう心をときめかす年ではない
  人の心をときめかすこともない
  だが愛されることはないにせよ
  人を愛し続けたい

  枯葉に包まれた人生のたそがれ時
  花々も愛の果実も落ちつくし
  寄生虫のような愁いのみが
  我が唯一の伴侶  我が胸を焦がす火は細々として
  海上に浮かぶ火山に似ている
  勢いよく燃え上がることはなく
  葬送の薪のようだ

  希望や恐怖や熱狂的な感情
  苦痛や愛の力などを
  わたしはもう分かちえない
  ただ鎖を身にまとうだけ
  こんな思いをぶちまけるのはよそう
  少なくとも今 この土地においては
  ここはギリシャの栄光が
  息づいているところだから

  わたしのまわりには剣や旗や戦場が
  栄光のギリシャが広がっている
  勇敢なあのスパルタ人でさえ
  これ以上に自由ではなかった
  目覚めよ ギリシャとともに
  我が心よ目覚めよ!おまえの中にも
  同じ血が流れているのだ
  悠久のときに思いを馳せよ!

  壮年など意気地ない年だ
  情動が甦り疼いても捨て置け
  壮年には美しさなどもはや
  似つかわしくもない
  過ぎ去った青春を惜しむよりも
  この名誉の死の土地で
  戦場の露となることを思え
  いざ 潔く戦え

  おまえに相応しい戦士の墓は
  求めずして得られるものだ
  そこにお前の身を横たえ  永遠の安息を手にせよ

  もう さまようのはやめよう
  夜はこんなにも更けてしまった
  心がまだ愛に息づいていても
  月がまだ明るく照らしていても

  剣は鞘がなくなってもある
  魂は胸がはりさけても生きる
  心も時には休らわねばならぬ
  愛もまたそうなのだ

  夜が愛のためにあるといい
  朝の来るのが余りに早いからといって
  月の光をいいことに
  もうこれ以上 さまようのはやめよう
  美の女神の娘たちのなかでも
  お前ほど魅惑的なものはない
  お前のその甘い声は
  水が奏でる音楽のようだ
  その声にうっとりとして
  大海原も静まりかえり
  波はきらりと閃光を発し
  風は気持ちよく夢見るようだ

イメージ 1

  空高くかかった月が
  地上の暗闇を照らし出し
  すべてが眠る子どものように
  穏やかな息遣いに胸打つとき
  妖精もお前に挨拶し
  お前の声を聞こうとする
  そして夏の海のように
  高鳴る情緒にうっとりするのだ


  冷たさが人を包んで粘土のように変えるとき
不滅の魂よ 汝はどこにさまよい出るのだ?
汝は死すことなく とどまることもなく
抜け殻となった体を残して飛び出す
もはや形にとらわれない汝は
惑星の軌道をひとつずつたどっていくのか?
それとも広大な宇宙を一瞬のうちに
内なる目でとらえるのか?
永遠にして無際限 また衰えることなく
外からは見られぬが 自らは
地上また天空のすべてを見る
記憶の中にあるいかなる残渣も
暗い彼方に過ぎ去った年月をも
呼び戻し 見渡すことが出来る
汝は一瞥を以てあらゆるものを見
すべてを一瞬のうちに現前させる
天地創造のはるか以前まで
汝の目は混沌を突き抜けて遡る
宇宙の彼方に天空が生じたその場所へと
汝の魂は遊泳していく
そして未来が生成するさまを
汝の一瞥は見逃さない
太陽が消滅し宇宙が崩壊しても
汝は永遠のうちにとどまり続ける
愛、希望、憎しみそして恐怖を超えて
汝は清浄な命を生き続ける
地上では一年にあたる歩みも
汝にとっては一瞬のことに過ぎない
羽ばたけ 羽ばたけ 翼なしに
あらゆるものを越えて飛んでゆけ
名状しがたき永遠の存在
死などというものは忘れてしまえ
愛、希望、憎しみそして恐怖を超えて
汝は清浄な命を生き続ける
地上では一年にあたる歩みも
汝にとっては一瞬のことに過ぎない
羽ばたけ 羽ばたけ 翼なしに
あらゆるものを越えて飛んでゆけ
名状しがたき永遠の存在
死などというものは忘れてしまえ


 この詩は一読して人間の魂を歌ったものだとわかる。
魂は死んだ肉体を遊離して天空へと飛んでいき、
壮大な宇宙を遊泳する。
しかしその遊泳は普通のイメージには収まらない。
それは永遠の現在を遊泳するのであり、
宇宙創成のドラマを一瞬のうちに把握する。







オーガスタに捧げる

 わたしの幸運の日が過ぎ去り
わたしの運命の星が傾いても
あなたは優しい心をもって
わたしの過ちを見逃してくれた
あなたはわたしの悲しみをみて
それを自分のものとして受け取ってくれた
わたしの魂が思い描く愛とは
あなたなしではありえなかった自然がわたしの周りで微笑んだとき
それはわたしへの最後の微笑みに受け取れた
わたしがそれを偽りだと思わなかったのは
それがあなたを思い起こさせたからだ
吹き荒れる風が海と戦うように
わたしの心は愛する人の面影を追う
逆巻く波がわたしのこころを揺さぶる
まるであなたを連れ去ってしまうかのようにわたしの希望の最後の巌が砕かれ
破片が波間に沈んでしまおうとも
わたしの心が苦痛にさいなまれようとも
わたしは苦痛の奴隷となることはない
あまたの苦しみがわたしを追い詰め
わたしを打ちのめしても わたしは平気だ
わたしを責めさいなんでも わたしは負けない
心を占めるのはあなたのこと 苦痛ではない 自然がわたしの周りで微笑んだとき
それはわたしへの最後の微笑みに受け取れた
わたしがそれを偽りだと思わなかったのは
それがあなたを思い起こさせたからだ
吹き荒れる風が海と戦うように
わたしの心は愛する人の面影を追う
逆巻く波がわたしのこころを揺さぶる
まるであなたを連れ去ってしまうかのように
  わたしの希望の最後の巌が砕かれ
破片が波間に沈んでしまおうとも
わたしの心が苦痛にさいなまれようとも
わたしは苦痛の奴隷となることはない
あまたの苦しみがわたしを追い詰め
わたしを打ちのめしても わたしは平気だ
わたしを責めさいなんでも わたしは負けない
心を占めるのはあなたのこと 苦痛ではない

人間でありながら わたしを欺かなかったあなた
女でありながら わたしを見捨てなかったあなた
愛されながら わたしを苦しませることなく
誹謗されても ゆるぐことなく
強いられても 私のことを否認することなく
別れていても 逃げようとはせず
警戒はしても 私の名誉を傷つけはせず
口はつぐんでも 世をいつわる意図はなかったしかしもう世を責めることも謗ることもやめよう
多数が一人に襲い掛かるのはよくあることだ
自分から世と折り合いをつけられぬなら
もっと早く世を去るべきだった
だがその過ちがわたしに多くの犠牲を強い
それが予想を超えるものだったとしても
わたしの失ったものがどれほど大きかったとしても
あなたをわたしから奪うことだけはできなかったのだ消え去った
  過去の残骸から
少なくともこれだけは思い起こすのだ
わたしの愛した人は
何にもましてかけがいのないもの
砂漠の中に吹き上げる噴水
荒野の中に影を添える樹木
孤独の中で歌う小鳥
それらが私の心の中のあなたに呼びかけるのだ
イメージ 1








全1ページ

[1]


.
そのばが
そのばが
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

標準グループ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事